スノーピーク「アメニティドームM」のサイズや価格・設営方法まとめ
アメニティドームM(アメドM)の魅力を紹介します。アメニティドームMの特徴や人気の秘密、そして気になる点も詳しく説明しています。さらにアメニティドームMの設営や接収方法についても解説!おすすめのシェルターやタープもお伝えしています。
目次
スノーピーク「アメニティドームM」を紹介!
アメニティードームM(通称アメドM)はスノーピークから発売されている、低価格で高品質な前室付きのテントです。サイズはS・M・Lの3種類あり、アメニティドームMは中間のサイズになります。
大人2名、子供2名の計4名ほどがちょうどいいサイズなので、ファミリー向けのテントとしておすすめです。ソロでの使用は少し大きいかもしれません。
アメニティドームMのテントの設営方法や撤収の仕方、さらに長持ちさせるコツについても紹介ていますので、ぜひ最後まで読んでください。
アメニティドームM(アメドM)の魅力
アメニティドームMの商品情報
アメニティドームM(アメドS)は広い前室がついた4〜5人用のテントです。主に小さい子供がいるファミリー層に人気のテントです。
ソロキャンプには少し大きすぎるかもしれませんが、広く快適に使いたい人は、アメドMでも良いでしょう。前室が広いため大人2人くらいなら、リビングとしても十分に使えます。
スノーピーク テント アメニティドーム M



アメニティドームMは誰でも簡単に設営ができます。子連れのキャンプに最適です。軽量で耐久性のよいジュラルミン製のポールを採用。耐水圧も1800mmもあり悪天候にも強い。設営時のサイズ:505×280×150(h) 重さ:約8kg
入門モデルですが長く使える良いテント
評価:慣れればソロでも10分くらいで設営は完了します。嵐のような状況で使いましたが、ポールやロープガ切れることなく無事でした。
夏場はメッシュにしておけば、風が通り抜けて涼しいです。
ファミリー向けサイズ
アメニティドームMは4〜5人のファミリー向けにちょうど良いサイズです。インナーテントの中は大人2名と子供2名が横になっても窮屈ではありません。
小さいお子さんなら、5人家族でも問題ない広さです。ソロキャンプで使用するときは、アメニティドームSのほうが向いています。
優れた耐風・耐水性
アメニティドームMは優れた耐風性と耐水性を持っています。強度が高くてしなやかなフレームと、背の低いフォルムで風を受け流す構造になっています。強風が吹いてもビクともしません。
撥水性が高く耐水圧は1800mmもあるので、強い雨が降ってきてもテントの中に浸水してくることは無いでしょう。
頑丈な素材を使用したポール
アメニティードームMのポールは軽量で強度が強いジュラルミン製のポールを使用しています。耐久性が高いので、強い風が吹いたりしてもポールが折れる心配はありません。
シェルター連結でリビング空間を拡張できる
アメニティドームMに前室はありますが、くつろげるほどのリビングスペースではありません。リビングでゆっくりとくつろぎたい場合は、シェルターを連結するのがおすすめです。
同じスノーピーク社製のメッシュシェルター(新型TP925)はアメニティドームMとキレイに連結できます。隙間がないので、虫や雨が入ってくる心配はありません。
スノーピーク シェルター メッシュシェルター TP-925



メッシュシェルターはエントリーモデルとして人気があります。メッシュパネルが多いので開放的。フレームの数が少ないので、簡単に設営が可能!ゆったりとリビングでくつろぐことができます。
買って大正解!
評価:メッシュが多いので開放感があります。しかもきちんとプライベート感も考えられて設計されています。スカートも全面についているので、冬場でもストーブをつけれて快適ですし、上部のメッシュを開ける事で簡単に換気できます。
タープとの相性もよい
アメニティドームMはタープとの相性も抜群です。ヘキサタープやレクタタープなどと組み合わせることで、さらに開放的な空間を演出できます。
アメニティドームMの前室はリビングとしては居住空間が狭いので、タープと組み合わせるのがおすすめです。
タープと組み合わせることで、日差しや雨対策になるだけでなく、個性的でオシャレなキヤンプを楽しめます。
オークション・フリマサイトで値崩れしにくい
アメニティードームMは人気のシリーズなので、オークションやフリマサイトで値崩れを起こしにくいです。
10回以内の使用であれば、2万円前後で取引されています。高いものだと25,000円位のものまであります。新品で購入しても数年後に高額で販売できるので、低コストで買い替えが可能です。
安心のアフターサービス
スノーピーク製の商品には保証書がついていません。なぜなら、スノーピークは商品を大事に長く使って欲しいと思っているからです。
そのため、アフターサービスが充実しています。ポールやテントが破損した場合に、オンラインで修理を随時受けつけています。店頭にいかなくても修理を受け付けてくれるのは、うれしいサービスですね。
アメニティドームM(アメドM)の気になる点
テント内の高さ
アメニティドームMはテントの高さが低く抑えられています。それば耐風性を高めるための仕様だからです。
インナーテントの中は全高が150cmほどなので、大人が立つことはできません。中腰で移動することになります。
冬キャンプ向きではない
アメニティドームは真冬のキャンプには向いていません。テントの前室があるとはいえ、さほど広くはないので大きめのストープを設置することができません。
さらに、スカートもついていないので、外気の冷たい空気が中に侵入しやすい構造になっているからです。
とはいえ、スカートを自作するなど真冬でも工夫してキャンプを楽しんでいる人はたくさんいるので、まったく使えないというわけではありません。
人気だからこそ他の人と被りやすい
アメニティードームシリーズは人気が高いため、キャンプ場では他の人とかぶりやすいデメリットがあります。
たくさんの人が持っているということは、完成度が高く誰にでも好かれる製品である証拠です。
しかし、シェルターやタープなどと組み合わせで自由にアレンジができるので、他の人とかぶってもあまり気にしなくても良いでしょう。
アメニティドームM(アメドM)の設営・撤収手順
設営手順①設営場所・スペースの確認
アメニティドームMを設営するときは、あまりデコボコしておらず、平らな地面を探しましょう。傾いているとテントに無理な負荷がかかってしまう可能性があります。就寝時も平でまっすぐのほうが快適に眠れます。
スペースは本体の505x280cmの他に、前後左右でロープを固定する幅(1〜2m)を確保しましょう。
設営手順②インナーテントを立てる
まずはグランドシートを敷き、その上にインナーテントを広げます。インナーテントにポールを2本差し込みXフレームを立ち上げます。
ポールとスリーブが同じ黄色なので迷うことはありません。スリーブにポールを通したら、先端をピンに固定すればOKです。
前室部分のポールは緑色です。これも同じように緑色のスリーブにとおして固定しまよう。ソロで設営すると少し大変なので、2人でやったほうが早くて確実です。
設営手順③フライシートをかぶせる
インナーテントが完成したら、フライシートをかぶせます。フライシートの内側をマジックテープで止めるだけで簡単に固定ができるので、風に飛ばされる心配はありません。テント全体の張り具合は、ペグやロープの位置で微調整しましょう。
撤収手順①フライシートを外す・畳む
撤収するときは、フライシートを外して畳みます。ポールをスリーブから抜きとるときは、ポールは引っ張らずに押し出すようにして抜きましょう。
ポールを外したら、長方形に折りたたんでいきます。畳むときは空気が残らないように、天井側から巻いていくのがポイントです。
撤収手順②インナーテントの解体・収納
インナーテントのポールやペグを抜きます。インナーテントを折りたたむときは、出入り口のファスナーを少し開けておきましょう。そうすると畳んだ時に空気が残らず、コンパクトに収納出来ます。
アメニティドームM(アメドM)使用のポイント
試し張りとシームシーリング剤の塗布
アメニティドームMを新品で購入したときは、まず試し張りをしましょう。いきなり本番で使って、雨漏りなど予期せぬトラブルなどがあると大変です。
説明書にも記載されていますが、フライシートのベンチレーター部、ファスナー部、ボトムシートの一部などシームテープが施されていない部分があります。そのため、シームシーリング剤を塗っておけば雨漏りなどの心配はなくなります。
設営・使用環境に気をつける
テントを設営するときは、無理に力をかけたりしないように注意しましょう。ポールやテントを固定する時に、強く引っ張ったりすると破損する可能性があります。
とくにソロで設営するときは、無理に力をかけすぎないように注意しましょう。また強風時に設営も注意。強風に煽られてフライシートが裂けたり、ポールが折れてしまう可能性もあります。アメニティドームMを設営するときは、設営方法や使用環境などに注意しましょう。
こまめな補修・清潔に保管
アメニティドームMを長く使用するためには、こまめな補修や収納時のメンテナンスが必要です。雨に濡れた場合はしっかりと乾燥させてから収納しましょう。濡れたまま閉まってしまうと、カビが生えたりして生地をいためてしまいます。
ファスナーについた砂や小さなホコリなどもキレイに落としておきましょう。そのまま使用していると破損の原因になってしまいます。
スノーピーク「アメニティドームM」の情報まとめ
アメニティドームMはソロでは少し大きめですが、ファミリーや大人が2〜3人であればちょうどよい大きさです。耐久性もよく高品質なので、長く使えます。
価格もお手頃なため、まだスノーピーク製のテントを試したことがない人にはおすすめです。前室はリビングとして使えますが、開放的に使いたければシェルターやタープと組み合わせるとよいでしょう。
スノーピークはデザインや色合いもオシャレなので、キャンプが楽しくなることは間違いないですね。
この記事のライター
urataka
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