DDタープ「ビークフライ」の張り方まとめ!4×4・3×3の設営方法は?
DDタープのビークフライの張り方について説明します。DDタープのビークフライに必要なアイテムとアレンジの仕方についても紹介!DDタープ3x3と4x4サイズの設営に必要なロープの本数や長さ、そしてペグの本数についてもまとめています。
目次
DDタープ「ビークフライ」の張り方を解説!
DDタープはDDハンモック社から発売されているタープです。DDタープは3x3や4x4などのサイズがあり、張り方にさまざまなアレンジができるのが特徴です。
軽量かつコンパクトでソロはもちろん、複数人のキャンプでも活躍します。DDタープは「ビークフライ」がオーソドックスで便利な張り方です。
ビークフライは雨や風対策のほか冬キャンの使用にも大活躍!アレンジの方法は無限にあるので、あなたのオリジナルのアレンジ方法をみつけてみましょう。
大人気のDDタープの長さや大きさによって、3x3や4x4など複数の種類があります。ビークフライで設営時に必要なペグの本数と、ポールやロープの長さなどを紹介!ぜひ参考にしてみてください。
DDタープはどんなアイテム?
使い方自在の便利なタープ
DDタープはどんなシチュエーションにも合うアレンジが自由自在なタープです。DDタープは3x3や4x4のサイズがコンパクトで使いやすいため、人気があります。
日除けや雨よけとしてのタープの使い方はもちろんですが、フルクローズしてテントのように中で寝ることも可能です。フルクローズすれば冬の寒さ対策としても使えるので、冬キャンでも大活躍。
ビークフライという張り方で前面部を開口すれば、前面に大きなリビングルームが完成します。DDタープから少し離せば、焚き火も楽しむことができます。
このようにDDタープはアレンジが多彩なので、とても人気があり注目されているアイテムです。
軽量で耐水性が高い
DDタープは軽量でコンパクト、しかも耐水性が高いのでソロキャンプには大活躍のアイテムです。DDタープの3x3は重量は1kg以下と超軽量です。耐水性はなんと3000mmもあります。
一般的なテントの耐水圧は1000〜2000mmが多いのですが、DDタープは非常に高い耐水圧であることがわかります。一時的な大雨が降ってきても、雨が染みてくる心配はありません。
バリエーション豊富
DDタープは17種類ものラインナップがあり、バリエーションが豊富です。それぞれの長さが3x3m、4x4mのほか、3.5x3.5m、5x5m、Sサイズ(2.8x1.5m)、Mサイズ(3.5x2.5m) 、XLサイズ(4.5x3m)の7種類存在します。
その中に迷彩柄のMCシリーズ、軽量モデルのSuperLight、ハイエンドモデルのPROの3つがあります。キャンプでの使い方やデザインなど、お好みにあわせて購入しましょう。
DDタープは長さ(大きさ)も色々あるで、アレンジがしやすく使い勝手が良いです。
4×4と3×3のサイズ
DDタープの中でも特に人気なサイズは4x4と3x3です。3x3サイズは非常にコンパクトでソロキャンプには最適です。3x3サイズでも大人一人がギリギリ横になれるくらい長さです。
4x4はビークフライの張り方をしたときに2mほどの高さがあるので、居住空間は快適です。タープ泊をするなら4x4サイズの方が余裕があっておすすめです。
DDタープのビークフライの特徴
DDタープのビークフライのメリット
DDタープのビークフライのメリットは5つあります。
- 設営がとても簡単
- タープ泊ができる
- 全面を開くと開放的
- ポールが邪魔にならない
- おしゃれでカッコいい
ビークフライは上記のようなメリットがあるので、とても人気です。前面をオープンにしてテーブルやチェアを置き、焚き火をセットすればプライベートな最高の空間を演出することができます。
フルクローズにしてタープ泊もできるので、ビークフライの張り方をするだけで普通にキャンプを楽しめてしまうのです。
寒い冬でもDDハンモックとDDタープを利用すれば、十分にタープ泊をすることもできてしまいます。(防寒具や湯たんぽ、カイロ等は必須です)
DDタープのビークフライのデメリット
DDタープのビークフライのデメリットは3つです。
- 居住空間は少し狭い
- 強風や大雨には弱い
- 極寒の冬キャンプには向いていない
3x3サイズでビークフライの張り方をした場合、大人1人寝ることはできますが、中に荷物を置くと狭く感じます。タープ泊するときは4x4サイズのほうがおすすめです。中に荷物をおいても余裕があります。
ビークフライは隙間があるので風や雨が強いときには不向きです。悪天候のときはステルス張りなど他の張り方にしたほうが良いでしょう。
DDタープで冬キャンプを楽しめます、マイナスの気温となるような極寒の冬キャンには向いていません。
DDタープビークフライの商品情報
DDタープ 3×3




DDタープ3x3は3m四方の正方形のタープです。タープの重量は790gと超軽量(付属品抜き)。ソロキャンプに最適のタープです。
キャンプやツーリングに持っていくなら
評価:3x3は大きすぎず小さすぎずこれくらいのサイズのタープが1番勝手が良いことがキャンプしていて思いました。バイクでキャンプするので収納サイズ、重さも重要ですが、このタープは良い感じです
DDタープ 4x4 DD Tarp 4x4 FOREST GREEN フォレストグリーン




DDタープの4x4サイズは4m四方の正方形のタープです。4mサイズのため居住空間を広く確保することができます。タープ泊をするときは荷物をおいても邪魔になりません。
多彩なアレンジが可能で便利!
評価:初めてのタープですが動画や画像などネットで様々な張り方などが紹介してあり、自分のアレンジ次第で色々な形が出来て楽しいです。タープ泊や雨宿りとしても最適な大きさです。
DDタープ4×4・3×3のビークフライを張る時に用意するもの
DDタープ
まずはDDタープ本体が必要です。サイズはお好みでOKですが、3x3や4x4が人気です。ソロキャンプやツーリングなら3x3、ビークフライでタープ泊をするなら4x4サイズがおすすめです。
ポール
DDタープでビークフライの張り方をする場合は、ポールは最低1本必要です。そのほかに開口部をオープンにする場合にもう1本、さらに背部に短めのポールを1本追加することで室内の空間を広げる事ができます。
ポールの長さは3x3の場合は150mm、4x4の場合は180m〜200mm前後のポールを用意しましょう。
ペグ
ビークフライの設営時はペグが最低4本必要になります。DDタープを三角形状に3箇所ペグで固定し、ポールを固定するためのロープ部分で1本ペグを使います。
DDタープの付属品にペグが4本入っていますが、曲がりやすく固い地面には刺さりにくいのであまりおすすめできません。できれば違うペグを用意しておきましょう。
少し重くなってしまいますが、snowpeakのソリッドステークが定評がありおすすめです。ソリッドステークは300mmの長さがあれば十分です。
ロープ
DDタープにはロープも4本付属しています。付属品のロープもあまり耐久性が良くないため、別の商品に交換したほうが良いでしょう。
4mmくらいの太さのものを選んでおけば間違いありません。長さは4mのあれば十分です。4mの長さのロープを4〜5本あれば安心して設営できます。
カラビナ
カラビナは出入り口のタープの隙間を留めたり、物を吊るしたりするのに重宝します。100円ショップのものでも十分なので、2つくらい用意しておきましょう。
雨や冬の寒さ対策でフルクローズする時にカラビナを使えば、出入り口を簡単に閉じることができます。
必要な個数・長さ
DDタープ (ビークフライ設営時) | 3x3 クローズ時 | 3x3 オープン時 | 4x4 クローズ時 | 4x4 オープン時 |
---|---|---|---|---|
ペグの最低本数 | 4本 | 5本 | 4本 | 5本 |
ポールの長さ | 1本 150mm前後 | 2本 150mm前後 | 1本 180〜200mm前後 | 2本 180〜200mm前後 |
ロープの本数 | 1本 | 2本 | 1本 | 2本 |
ロープの長さ | 3m1本 | 3m2本 | 4m1本 | 4m2本 |
居住空間を広げたい場合は、ポールとロープがさらに1本ずつ必要になります。強風時などはペグやロープの本数を増やして固定したほうが安心です。
DDタープビークフライを張る際におすすめの商品
スノーピーク ソリッドステーク30 snow peak




snow peak(スノーピーク)のソリッドステークは燕三条に伝わる鍛造製法なのでとても頑丈です。どんなに固い地面でも確実にタープを固定できます。キャンパーなら揃えておきたいアイテムのひとつ。
無敵で最強のペグです。
評価:夏場のキャンプ時にテントをたてる際、地盤が固くてもガンガン刺さり風にもびくともしません。
色がはがれたり錆たりしても、やすりで削りカラースプレーで塗装して使っています。打ち込みする機能はもちろん、がっつり刺さったペグを抜く時に重宝します。
ロゴス(LOGOS)システム ロック ポール 230cm 【28段階調整】



高さを調節しやすいロックピン式。90cm〜230cm(28段階)に長さを調整が可能。ポールエンドロック付き。
コンパクトで便利!いろんなアレンジに使えそう。
評価:テントシートの軒高さ調整で購入しました。強風下最大伸長では弱いと思いますが、2段目ノッチの範囲内での使用なら十分活躍してくれます!(^^ゞ 3x3、4x4など色々なサイズで使えて便利です。
GEERTOP テント ロープ 反射材入りパラコード ガイライン ガイドロープ アルミニウム自在金具付き




反射材のワイヤーが2本編み込まれているため視認性が高い。夜のキャンプも安心できます。コードは4mの太さで高級ナイロンを使用しており耐久性や耐荷重強度も問題ありません。
視認性は抜群です。
評価:DDタープ・カモの装備品を赤で揃えようと色々探してましたが、この濃いめの赤色でリフレクター機能付きが大変気に入りました!自在金具も金色でアクセントが効いてて、後は使ってみての耐久性ですかね!!
DDタープ4×4・3×3のビークフライの張り方手順
ビークフライの手順①タープを裏返して広げる
ビークフライ設営時はDDタープを裏返してから広げましょう。間違えて表面にならないように注意してください。
3x3も4x4もやり方はまったく同じです。
ビークフライの手順②3ヶ所ペグダウンする
DDタープを裏返して広げたら3ヶ所ペグダウンします。1辺の両サイドに2ヶ所と、サイド部分の1/2の地点に1ヶ所ペグで固定し直角三角形の床面を作ります。
YouTube動画での解説では、A、B、Cの位置になります。
ビークフライの手順③ガイラインを結ぶ
ペグダウンが終わったら、次にポールを立てて壁面を作ります。その前にポールを指す位置にガイドライン(ロープ)を結んでおきましょう。YouTube動画内ではDの位置にガイドラインを結びます。
そうしないと一人で設営する時に、ポールを支えることができません。ポールを立てる前にガイドラインを結んで置くのがポイントです。
ビークフライの手順④ポールを立てる
ガイドラインを結び終わったら、ポールを立てて固定します。ポールの先端部分を指す位置は出入り口の辺と反対側にある辺の中央部分です。
YouTube動画ではDの位置になります。ガイドラインを結んだ位置と同じですね。ポールの設置場所は出入り口の辺とサイドの1/2のペグした側の角の位置(B)となります。
そこにポールを固定して差して立ち上げます。すると三角形上の床面ができプライベート空間が確保できます。全面を開いてオープンスタイル、フルクローズにしてタープ泊仕様にできます。
DDタープのビークフライの設営アレンジ
オープンスタイル
ビークフライの設営といえば、オープンスタイルがもっともおしゃれで機能的です。前面部分をフルオープンにすることで、開放的なリビング空間を作ることができます。
焚き火スタイルも可能なので、ぜひおすすめしたい設営方法です。焚き火を見ながらゆっくりとソロキャンプを楽しめます。
居住スペース広々スタイル
ビークフライでは居住スペースを広くすることができます。
ビークフライはを雨対策や冬などフルクローズにした場合、居住スペースが少し窮屈に感じてしまいます。そこで居住スペースをすこし広げるために、ポールとロープを1本追加します。
背面部分に1ヶ所ロープをつなぎ、後ろに引っ張ることで中の居住スペースを確保できます。キャンプ道具を置いても狭く感じないスタイルなのでおすすめです。
DDタープのビークフライQ&A
- ビークフライの設営時はインナーテントは必要ですか?
ビークフライでタープ泊をする場合は、虫が気になるようならインナーテントを使用するか蚊帳を用意しましょう。コンパクトなタイプの蚊帳もあるのでDDタープ内で使用することは可能です。
- 冬のキャンプに向いていますか?
冬の寒さ対策にビークフライの張り方はとても適しています。フルクローズをすれば、風や冷気から身を守ることができます。しかし隙間はできてしまうので、完全には風をシャットアウトすることはできません。
- DDタープの設営にはそのようなアレンジ方法がありますか?
DDタープはたくさんのアレンジ方法があります。「ビークフライ」をはじめ、「ステルス張り」、「ダイヤモンド張り」「A張りスタイル」などの他、普通のタープとしても使えます。更にハンモックと組み合わせてをするアレンジ方法などもあり便利です。
DDタープのビークフライでタープ泊をしてみよう!
DDタープのビークフライについて紹介しました。3x3はソロキャンプにおすすめで、4x4はタープ泊にちょうど良い長さです。
張り方もたくさんのバリエーションがあるので、あなたのキャンプスタイルに合わせてアレンジしてみましょう。
冬にオープンスタイルで焚き火をしながら、ゆっくりコーヒーを飲みながら過ごすのもいいですね。DDタープを一度使ってみてはいかがでしょうか?
きっとDDタープの魅力にハマってしまうでしょう。
この記事のライター
urataka
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