フィンランド発のスポーツ「モルック」を紹介!キャンプで楽しめる遊び方やルールを解説
フィンランド発祥のスポーツ「モルック」について紹介します。公園や広場などの屋外やキャンプでも家族や友人達と気軽に楽しめる事で、いま人気を博しているゲームです。今回はそんなモルックのルールや遊び方を解説していきます。参考になれば幸いです。

目次
キャンプで子供も大人も楽しめる「モルック」の遊び方を紹介!
モルックは年齢や場所も問わず、道具があれば手軽に遊ぶことができます。個人戦でもチーム戦でも臨機応変に楽しめるスポーツです。
特に家族や友人とキャンプに行った際、モルックは非常に盛り上がるゲームです。適度な運動の後のキャンプ飯は、格別に美味しいですよ!
この記事では、モルックの遊び方やルールを説明しますので、ぜひ参考にしてください。
モルックって何?
老若男女が楽しめるフィンランド発のスポーツ

モルックは老若男女問わず楽しめるフィンランド発のスポーツです。
フィンランドのカレリア地方で行われていたゲーム「キイッカ」という伝統的なゲームを元にして1996年にフィンランドの会社が開発し広まりました。
本場フィンランドではサウナやビールを楽しみながら行う気軽なスポーツです。
世界大会や日本大会がある
モルックには日本大会や世界大会があります。
2019年にお笑い芸人のさらば青春の光の森田さんが、日本代表のメンバーになったことで認知度が急上昇しましたね。
モルックの世界大会は2001年から毎年行われています。
日本にも「日本モルック協会」が設立されモルックを通して国際交流やモルックの普及活動を精力的に行っており、日本大会も今年で9回目になるようです。
キャンプで盛り上がること間違いなし
モルックは、ファミリーキャンプやグループキャンプで盛り上がれるスポーツです。
ルールは簡単で、投げた棒でピンを倒して50点ピッタリを目指すというゲームですが、とても奥が深く、頭脳戦や心理戦の要素も多く含まれています。
自然の中で身体も頭脳も使ったスポーツの後のキャンプ飯やお酒はとても格別ですよ!
モルックの遊び方・ルール説明
モルックに必要な道具
モルックに必要な道具は主に3つありモルック、スキットル、モルッカ―リが必要になります。スキットルは全部で12本あり、全てに1~12までの各数字が書かれています。
公式試合や大会ではモルッカ―リが必須になりますが、それ以外では特に必要ありません。木の枝や紐、縄などを代用すればOKです。
- 【モルック】投げる棒の事
- 【スキットル】倒すピンの事で、地面に置いてモルックを投げる位置を示すもの
- 【モルッカ―リ】モルックを投げる位置を示すもの(他の物でも代用可能)
モルック


モルックをはじめる為の基本的な道具(モルック1本・スキットル12本・収納ケース)がセットになっています。
天然の木材を使用しているため、木の節や割れ目がありますが天然木独特の質感や香りが楽しめます。ひも付きの収納ケースが付属しているので持ち運びも便利です。
サイズ | モルック:約直径5.5×長さ22cm スキットル:約直径5.5×高さ15cm |
素材 | 木製(天然木) |
内容 | ・モルック:1本 ・スキットル:12本 ・収納ケース |

子供より大人の方がハマってしまいます!
評価:夏に子供とキャンプに行くときの為に購入しました。実際に遊んでみると子供より大人の方が熱中していてモルックの奥深さを知りました。簡単に遊べるので、今度近所のママ友を誘って遊んでみたいと思います!!
ルール①位置決め・セッティング

平らな場所であれば、どこでもゲームできるのがモルックの魅力です。
モルックを投げる位置にモルッカーリを置き、そこから3~4メートル離れた位置にスキットルをセットしてゲーム開始です。 スキットルの並べ方は決まっており、画像の順番で並べるようにしましょう。
※JMA(日本モルック協会主催の試合では3.5メートルとされています。)
ルール②モルックを順番に下投げする
モルックのルールでは下投げが基本です。投擲の順番を決めてモルックを下投げしてスキットルを倒していきます。
主な投げ方は「基本フォーム」を含めて「ラハティ投げ」「縦投げ」「横投げ」と4種類あります。基本フォームは必ず身に付けたい投げ方です。モルックの中心を持ち、腕を振り子のようにして、起動が緩やかな山になるように投げるようにしましょう。
- 【ラハティ投げ】スキットルを遠くに飛ばしたい時に有効
- 【裏投げ】かなりの精度が要求される投げ方で、縦に並んだスキットルを1本だけ倒したい時に有効
- 【縦投げ】裏投げ同様こちらもかなりの精度が必要で、横に並んだスキットルを1本だけ倒したい時に有効
ルール③先に50点になった人の勝利

どちらかのチームが50点先取した方が勝利となります。
スキットルが1本しか倒れなかった場合はスキットルに書かれた点数がポイントになり、複数倒れた場合は倒した本数がポイントとなります。
50点を超えてしまうと、ポイントが25点に減点され、ゲームが継続されます。そのため、複数倒すべきか、1本だけを倒すべきかよく考える必要があります。
ルール④3回連続で投げて当たらなかった場合は失格
3回連続でスキットルを倒せず失敗した場合、その場で持ち点が0点となり失格となります。
また、3回倒せなかった場合以外にも、投擲エリアでモルックを落とした場合やモルッカ―リの踏み越え、投擲時間を超過した場合も投擲ミスに該当します。
キャンプでモルックを楽しもう!
この記事では、キャンプなどのアウトドアレジャーで家族や友人たちと一緒にやると盛り上がるスポーツ「モルック」について紹介しました。簡単で手軽に始めることができるモルックは、老若男女楽しめることができるスポーツです。
夏休みも始まりキャンプの計画している方もいるでしょう。今年の夏キャンプは、家族や友人達とモルックで一味違った夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

この記事のライター
しまりん
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