チチタケのおすすめレシピを紹介
チチタケは非常に美味しく、地域によっては高級品として高い値段で売られることもあります。風味もあり、味わい深いのでさまざまな料理にも活用できるでしょう。本記事では、チチタケの特徴や味について詳しく掘り下げました。
また、似ているキノコもあるので、チチタケ採りのときの注意点なども掲示しています。ぜひ、記事を最後まで読んでチェックしてみてください。
チチタケとは?
■チチタケの特徴と味
柄の長さは10cm前後で、若干太いです。カサの大きさも直径が10cm前後で色は黒身を帯びた黄色、赤色のものが多く見られます。また、時間が経つとカサが開き、平らな形状になります。味は深く、コクがあるのが特徴です。
地域によっては、松茸よりも高価な値段で扱われることもあります。ダシもよく取れるので、煮物や汁物に合うでしょう。ほかに蕎麦や、うどんの汁に入れても最適です。
■チチタケ採りの時期と環境
チチタケ彩りの時期と環境について、説明します。チチタケ採りは、夏から秋にかけて行うのがおすすめです。8月中旬辺りから、姿を現すと言われているからです。主に生える場所は、ブナの樹の近くが多いです。
また、広葉樹が生えている付近に、まとまって生えていることもあります。ぜひとも、探してみてください。
■チチタケに似ているキノコに注意
ほかのキノコ類と間違えて、採らないように注意してください。似ているキノコは多数あります。とくに似ているのが、ツチカブリとツチカブリモドキ、キチチタケの3種類になります。
どれも毒が含まれているキノコなので、誤って食べてしまうと非常に危険です。よく見ると、色が違うので見分けることはそれほど難しくはないですが、チチタケ採りを行うときは気をつけましょう。
チチタケの下処理とおすすめレシピ
■下処理の方法
下処理をする場合は、まず石突きを切り落とします。この際に、カサは傷つけないように丁寧に行いましょう。次に、たっぷりのお湯で茹でます。あまり茹ですぎないように注意してください。
また、虫が付いているようなら、茹でる前に塩水で虫を処理しましょう。茹でたらザルに移し、軽く水で流します。以上がチチタケの下処理方法です。サイズが大きかったら、お好みのサイズにカットしてください。
■おすすめレシピ①チチタケと茄子の味噌炒め
色々なキノコ類を使っているので、ボリューム感があるレシピになります。全体的に火加減は弱火で、ゆっくりと加熱しながら調理をしてください。あまり火が強すぎると、焦げる可能性があるためです。
焦げてしまうとせっかくのチチタケの風味が損なわれてしまいます。したがって、火加減は細かく注意しながら調理をしてください。チチタケの旨味成分と、ほかのキノコ類のコクが合わさり、味を複雑にして深さを感じられます。
■おすすめレシピ②冷たいチチタケ肉蕎麦
チチタケを加えた肉蕎麦のレシピです。冷たい蕎麦なので、さっぱり感が特徴です。鶏肉のコクも合わさって、旨味が口の中に広がります。チチタケは、なるべく細かくカットしてください。チチタケは味も香りも良いのですが、食感が良くありません。
細かくカットすることで、悪い食感を少しでもごまかせるのでおすすめです。また、細かくカットすることでチチタケの旨味が、より感じられやすくなります。
■おすすめレシピ③チチタケの皿うどん
満足感も感じられる、チチタケを使った皿うどんの作り方です。キノコ類全般に言えますが、チチタケを下ごしらえする際はあまり洗わないようにしましょう。洗ってしまうと栄養素も流れてしまい、香りも損なわれるためです。
ですから、洗わずにほこりや汚れを取るだけに留めてください。また、チチタケの中の白い液は旨味成分です。傷をつけると白い液が出てきてしまうので、丁寧に下ごしらえをしましょう。
チチタケを食べてみよう!
チチタケは、あまり馴染みのないキノコですが食べるとコクが感じられます。ダシもよく取れるので、煮物や汁物にもピッタリです。食感がポソポソとしていて口当たりはそれほど良いとは言えませんが、細かくカットすることで解消できるでしょう。
今まで食べたことがないという人は、値段も安くはありませんが、この機会に購入して魅力に触れてみてください。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。