ホコリタケはどんなキノコ?特徴やおいしく食べるレシピも紹介!

お気に入りに追加

ホコリタケはどんなキノコなのか、特徴や食べ方などを紹介します。意外と身近に生息するホコリタケですが、あまり知られていないキノコです。食用としても使われますが、キノコは毒性などがあるため注意が必要です。ホコリタケに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

ホコリタケはどんなキノコ?特徴やおいしく食べるレシピも紹介!

目次

  1. ホコリタケの特徴とレシピを紹介!
  2. ホコリタケの特徴
  3. 特徴①日本でも身近なキノコ
  4. 特徴②オニフスベに似ている
  5. 特徴③薬効がある
  6. ホコリタケの食べ方とレシピ
  7. ホコリタケの食べ方
  8. レシピ①ホコリタケの炒めもの
  9. レシピ②ホコリタケの汁物
  10. レシピ③ホコリタケのトッピング
  11. ホコリタケの特徴と食べ方を知っておこう!

ホコリタケの特徴とレシピを紹介!

ホコリタケは、公園や芝生などでも見かけることもある身近なキノコです。名前は知らなくても、ホコリタケの形は見たことがある人もいるのではないでしょうか。食用としても使われることがあるので、料理に取り入れていることもあります。芝生のキノコは駆除した方がよいので、早めに採集しましょう。

キノコによっては、毒性があるものもあるのでしっかりと理解しておくことが重要となります。

ホコリタケの特徴

特徴①日本でも身近なキノコ

ホコリタケは日本全国の芝生などに生えているキノコです。夏から秋にかけて生えてくるキノコで、主に腐葉土壌や芝生に生えています。白い色が特徴で、サイズ的には親指ほどで丸みがあります。トゲトゲしているような突起物があり、ゴマのように見えることも特徴です。老菌になると、白い胞子が舞うのでホコリのようだということが語源となっています。

このホコリのような胞子が耳に入ると耳が聞こえなくなるという迷信もあり、雨の後に生えるため雨の妖精とも言われています。

特徴②オニフスベに似ている

ホコリタケと似ているキノコで、オニフスベというキノコがあります。オニフスベは見た目がホコリタケに似ていますが、大きさが全然違います。オニフスベはホコリタケと比べて大きいことが特徴です。オニフスベは、頭部が20~40cmあるのに対して、ホコリタケは4~5cmと小さくなります。

オニフスベはかなり大きいので、見た目が似ていてもホコリタケと間違ってしまうことはありません。オニフスベは、褐色してくると臭気の強い水分を出して乾燥していく特徴があります。

特徴③薬効がある

ホコリタケは、漢方では「馬勃(ばぼつ)」という名前で使われていて、江戸時代には薬として使われていたこともあります。西洋では止血として使われていましたが、咽頭炎・扁桃腺炎・鼻血・消化管の出血・咳への効き目 があると言われています。

ホコリタケの内部組織が粉末状になったものを乾燥させて薬に使うことが一般的です。

ホコリタケの食べ方とレシピ

ホコリタケの食べ方

ホコリタケを採取するときは頭部の内側をチェックして、内側が白い物を選ぶと若いキノコなので食べることができます。弾力がない、褐色している場合は食べられないので採取しないようにしましょう。ホコリタケの下準備は、柄をすべて取り頭部の皮が硬いので湯剥きします。白い部分だけを残すようにしてください。

ホコリタケの内側が褐色している部分があったら、味が落ちてしまう原因となるので外すようにしましょう。

レシピ①ホコリタケの炒めもの

ホコリタケは、炒めものにもおすすめです。特にバターとの相性がよいので、アヒージョなども合います。たっぷりのにんにくとバターやオリーブオイル使って火を通せば、キノコのアヒージョのようになります。キャンプやバーベキューなどで、ホイル焼きにしたりソテーにするのもよいでしょう。醤油ダレや味噌ダレを使って、串焼きにしてもおいしいです。

ホコリタケは自体に味はないので、バターや醤油など味つけできるものと炒めると食感と合わせて楽しめます。

レシピ②ホコリタケの汁物

ホコリタケは、汁物にも合います。はんぺんのような食感が特徴なので、吸い物や味噌汁によく合うのです。煮物や汁物にする場合は、そのままだとホコリ臭さが残るので、必ず下茹でをすることがポイントです。お好みのサイズにカットして、汁物に加えてアクをしっかり取るようにしましょう。

アクをしっかり取らないと、味が落ちてしまうため必ず取るようにしてください。お吸い物のようなあっさりしたものがおすすめですが、味噌汁にも中華スープにも合うのでお好みで選びましょう。

レシピ③ホコリタケのトッピング

ホコリタケを焼いてトッピングに使うこともできます。焼いたお肉にトッピングをしてもよし、ビネガーとの相性もよいのでバルサミコ酢のドレッシングを使ったサラダもおすすめです。酢が合うので、酢の物にトッピングしてもよいです。ピザなどの上にトッピングなどさまざまなアレンジができます。

ホコリタケの特徴と食べ方を知っておこう!

ホコリタケの特徴や食べ方について紹介しました。身近にあるホコリタケは、料理に使えばいろいろな種類の味を楽しめます。ただし、選び方を理解して採集しないと体に害を与えてしまうこともあるので、十分に注意してください。家の庭などでみつけたら、駆除する前に、栽培してみましょう。毎年、ホコリタケを楽しめますよ。

身近なキノコのホコリタケを理解して、たくさんのレシピを楽しみましょう。

minak1

この記事のライター

minak1

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

蓼(たで)とはどんな植物?味や効能・美味しい食べ方をリサーチ

狩猟・採集

蓼(たで)とはどんな植物?味や効能・美味しい食べ方をリサーチ

蓼(たで)という植物を詳しくまとめました。名前の由来や「蓼食う虫も好き好き」ということざわの意味を詳しく解説していきます。さらには味や効能、栽培方法を紹介。蓼を使った美味しい食べ方レシピも併せて紹介するので是非、参考にしてください。

ミントテロは危険!嫌がらせにもなる庭に植えるとNGの植物は?

狩猟・採集

ミントテロは危険!嫌がらせにもなる庭に植えるとNGの植物は?

ミントテロの危険性や、対処法について紹介します。繁殖力の高いミントを植えることによるミントテロが、法律違反になるのは嘘か本当かを解説。ミントテロのおすすめ対処法や、ミントテロに匹敵するといわれるペニーロイヤルなどの植物も、詳しく解説します。

ザリガニは実は食用できる!気になる味や食べ方を詳しく解説!

狩猟・採集

ザリガニは実は食用できる!気になる味や食べ方を詳しく解説!

食用ザリガニの味について解説しています。食用ザリガニの味や入手方法、下処理の方法を詳しくまとめました!日本ではあまり馴染みのないザリガニ料理ですが、おすすめレシピも紹介しているので食用ザリガニについて、興味があり方はぜひ参考にしてください。

ドクツルタケを食べてみたらどうなる?殺人きのこの味や生息地も

狩猟・採集

ドクツルタケを食べてみたらどうなる?殺人きのこの味や生息地も

ドクツルタケを食べてみたらどうなるか解説!この記事では、実際にドクツルタケを食べてみた人の実例を踏まえながら、危険性について紹介しています。殺人きのこと呼ばれるドクツルタケの味や生息地・場所を解説しているので、きのこ狩りの参考や注意点にしてください。

食べられる野草25選&見分け方!春夏秋冬・季節ごとのおすすめ植物!

狩猟・採集

食べられる野草25選&見分け方!春夏秋冬・季節ごとのおすすめ植物!

食べられる野草と食べる際の見分け方について詳しく説明します。野草を食べられるかどうかチェックする方法をまとめました。また、ギシギシやノビルなどの食べられる野草を、季節ごとに紹介。キャンプなどで野草を食べる機会がある際には、ぜひ参考にしてみてください。

関連するキーワード

狩猟・採集ランキング

人気ランキング

話題のキーワード