チチタケ採りを楽しもう!味や下処理方法・おすすめレシピも

お気に入りに追加

チチタケの味や特徴をあますことなく、解説しています。また、チチタケ採りに適している時期とチチタケが多く採れる環境についても、詳しく説明しました。さらに、チチタケを使ったレシピもいくつか紹介していますので、この機会にぜひ参考にしてみてください。

チチタケ採りを楽しもう!味や下処理方法・おすすめレシピも

目次

  1. チチタケのおすすめレシピを紹介
  2. チチタケとは?
  3. チチタケの特徴と味
  4. チチタケ採りの時期と環境
  5. チチタケに似ているキノコに注意
  6. チチタケの下処理とおすすめレシピ
  7. 下処理の方法
  8. おすすめレシピ①チチタケと茄子の味噌炒め
  9. おすすめレシピ②冷たいチチタケ肉蕎麦
  10. おすすめレシピ③チチタケの皿うどん
  11. チチタケを食べてみよう!

チチタケのおすすめレシピを紹介

チチタケは非常に美味しく、地域によっては高級品として高い値段で売られることもあります。風味もあり、味わい深いのでさまざまな料理にも活用できるでしょう。本記事では、チチタケの特徴や味について詳しく掘り下げました。

また、似ているキノコもあるので、チチタケ採りのときの注意点なども掲示しています。ぜひ、記事を最後まで読んでチェックしてみてください。

チチタケとは?

チチタケの特徴と味

柄の長さは10cm前後で、若干太いです。カサの大きさも直径が10cm前後で色は黒身を帯びた黄色、赤色のものが多く見られます。また、時間が経つとカサが開き、平らな形状になります。味は深く、コクがあるのが特徴です。

地域によっては、松茸よりも高価な値段で扱われることもあります。ダシもよく取れるので、煮物や汁物に合うでしょう。ほかに蕎麦や、うどんの汁に入れても最適です。

チチタケ採りの時期と環境

チチタケ彩りの時期と環境について、説明します。チチタケ採りは、夏から秋にかけて行うのがおすすめです。8月中旬辺りから、姿を現すと言われているからです。主に生える場所は、ブナの樹の近くが多いです。

また、広葉樹が生えている付近に、まとまって生えていることもあります。ぜひとも、探してみてください。

チチタケに似ているキノコに注意

ほかのキノコ類と間違えて、採らないように注意してください。似ているキノコは多数あります。とくに似ているのが、ツチカブリとツチカブリモドキ、キチチタケの3種類になります。

どれも毒が含まれているキノコなので、誤って食べてしまうと非常に危険です。よく見ると、色が違うので見分けることはそれほど難しくはないですが、チチタケ採りを行うときは気をつけましょう。

チチタケの下処理とおすすめレシピ

下処理の方法

下処理をする場合は、まず石突きを切り落とします。この際に、カサは傷つけないように丁寧に行いましょう。次に、たっぷりのお湯で茹でます。あまり茹ですぎないように注意してください。

また、虫が付いているようなら、茹でる前に塩水で虫を処理しましょう。茹でたらザルに移し、軽く水で流します。以上がチチタケの下処理方法です。サイズが大きかったら、お好みのサイズにカットしてください。

おすすめレシピ①チチタケと茄子の味噌炒め

チチタケと茄子の味噌炒め

色々なキノコ類を使っているので、ボリューム感があるレシピになります。全体的に火加減は弱火で、ゆっくりと加熱しながら調理をしてください。あまり火が強すぎると、焦げる可能性があるためです。

焦げてしまうとせっかくのチチタケの風味が損なわれてしまいます。したがって、火加減は細かく注意しながら調理をしてください。チチタケの旨味成分と、ほかのキノコ類のコクが合わさり、味を複雑にして深さを感じられます。

クックパッド『チチタケと茄子の味噌炒め』

おすすめレシピ②冷たいチチタケ肉蕎麦

冷たいチチタケ肉蕎麦

チチタケを加えた肉蕎麦のレシピです。冷たい蕎麦なので、さっぱり感が特徴です。鶏肉のコクも合わさって、旨味が口の中に広がります。チチタケは、なるべく細かくカットしてください。チチタケは味も香りも良いのですが、食感が良くありません。

細かくカットすることで、悪い食感を少しでもごまかせるのでおすすめです。また、細かくカットすることでチチタケの旨味が、より感じられやすくなります。

クックパッド『冷たいチチタケ肉蕎麦』

おすすめレシピ③チチタケの皿うどん

チチタケの皿うどん

満足感も感じられる、チチタケを使った皿うどんの作り方です。キノコ類全般に言えますが、チチタケを下ごしらえする際はあまり洗わないようにしましょう。洗ってしまうと栄養素も流れてしまい、香りも損なわれるためです。

ですから、洗わずにほこりや汚れを取るだけに留めてください。また、チチタケの中の白い液は旨味成分です。傷をつけると白い液が出てきてしまうので、丁寧に下ごしらえをしましょう。

クックパッド『チチタケの皿うどん』

チチタケを食べてみよう!

チチタケは、あまり馴染みのないキノコですが食べるとコクが感じられます。ダシもよく取れるので、煮物や汁物にもピッタリです。食感がポソポソとしていて口当たりはそれほど良いとは言えませんが、細かくカットすることで解消できるでしょう。

今まで食べたことがないという人は、値段も安くはありませんが、この機会に購入して魅力に触れてみてください。

永塚 学

この記事のライター

永塚 学

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

蓼(たで)とはどんな植物?味や効能・美味しい食べ方をリサーチ

狩猟・採集

蓼(たで)とはどんな植物?味や効能・美味しい食べ方をリサーチ

蓼(たで)という植物を詳しくまとめました。名前の由来や「蓼食う虫も好き好き」ということざわの意味を詳しく解説していきます。さらには味や効能、栽培方法を紹介。蓼を使った美味しい食べ方レシピも併せて紹介するので是非、参考にしてください。

ミントテロは危険!嫌がらせにもなる庭に植えるとNGの植物は?

狩猟・採集

ミントテロは危険!嫌がらせにもなる庭に植えるとNGの植物は?

ミントテロの危険性や、対処法について紹介します。繁殖力の高いミントを植えることによるミントテロが、法律違反になるのは嘘か本当かを解説。ミントテロのおすすめ対処法や、ミントテロに匹敵するといわれるペニーロイヤルなどの植物も、詳しく解説します。

ザリガニは実は食用できる!気になる味や食べ方を詳しく解説!

狩猟・採集

ザリガニは実は食用できる!気になる味や食べ方を詳しく解説!

食用ザリガニの味について解説しています。食用ザリガニの味や入手方法、下処理の方法を詳しくまとめました!日本ではあまり馴染みのないザリガニ料理ですが、おすすめレシピも紹介しているので食用ザリガニについて、興味があり方はぜひ参考にしてください。

ドクツルタケを食べてみたらどうなる?殺人きのこの味や生息地も

狩猟・採集

ドクツルタケを食べてみたらどうなる?殺人きのこの味や生息地も

ドクツルタケを食べてみたらどうなるか解説!この記事では、実際にドクツルタケを食べてみた人の実例を踏まえながら、危険性について紹介しています。殺人きのこと呼ばれるドクツルタケの味や生息地・場所を解説しているので、きのこ狩りの参考や注意点にしてください。

ミカワクロアミアシイグチは恐ろしい毒キノコ!毒性や中毒症状は?

狩猟・採集

ミカワクロアミアシイグチは恐ろしい毒キノコ!毒性や中毒症状は?

ミカワクロアミアシイグチという恐ろしい毒キノコについて解説します。ミカワクロアミアシイグチの特徴をわかりやすく説明。毒性や毒の成分をはじめ、ミカワクロアミアシイグチを食べたらどうなるか、ミカワクロアミアシイグチを見つけた時の対処方法の参考にしてください。

関連するキーワード

狩猟・採集ランキング

人気ランキング

話題のキーワード