アカヤマドリの味や美味しい食べ方まとめ!値段・レシピをチェック
イグチ科の食用きのこ「アカヤマドリ」についてまとめています。アカヤマドリの基本情報を始め、美味しく食べられる方法、アカヤマドリを使ったおすすめレシピを紹介しています。アカヤマドリについて興味がある方は、参考にしてください。

目次
アカヤマドリの基本情報やレシピを紹介!

料理によく使われる有名なポルチーニの近縁種である、アカヤマドリというきのこをご存知でしょうか。アカヤマドリは傘の直径が25cmほどにもなる、日本で採れるきのこの中では大きめなのが特徴です。
この記事では、アカヤマドリの見た目の特徴や味などの基本情報と、おすすめのレシピをまとめています。アカヤマドリに興味がある方は必見です!
アカヤマドリの基本情報
基本情報①見た目
アカヤマドリは、夏~秋にかけてブナ科広葉樹林内に単生、群生するイグチ科のきのこです。日本で採ることができるきのこの中でも大きな種類で、傘の直径は7cm~25cmほどです。
幼菌時は、こんもりとした饅頭型をしており、傘の表面がでこぼこしているのが、特徴です。大きくなってくると、傘のでこぼこにひびが入ります。
傘は茶色のような色をしており、ひび割れ部分からは、白色、または淡黄色の肉が見えます。
基本情報②味
アカヤマドリは傘と柄の食感が異なるので、別々で料理したほうが楽しみが増えるでしょう。アカヤマドリ自体の味がとても濃厚なので、クリーム系の料理と相性がいいです。また、バターで炒めるきのこソテーもアカヤマドリの味が感じられるのでおすすめです。
柄の部分は、焼いたり、天ぷらにするのがおすすめです。食べる前の下処理は忘れずにしてくださいね。
基本情報③値段
アカヤマドリは、ヨーロッパの方では、日本でも有名なきのこ「松茸」よりも高級のきのことして扱われています。料理によく使われるポルチーニの近縁種で、7月~9月頃に販売を開始します。
気になる値段は、400gで2000円弱と少々高めの設定のようです。自分で採りに行く場合は、よく観察して間違ったきのこを採らないように注意してください。
基本情報④美味しい食べ方
アカヤマドリは洋食との相性がとても良いです。そのため、アカヤマドリを入手した場合、クリームソース系のレシピやバター炒めなどがおすすめです。また、きのこ自体の味が濃く旨味をたくさん詰まっているので、シンプルに炭火焼きなんかもいいでしょう。
この後、おすすめのレシピを紹介しますので、料理する際の参考にしてください。
アカヤマドリを使ったおすすめレシピ
5種類の国産ポルチーニを使ったクリームパスタ
- 5種のポルチーニ 適量
- パスタ 300g
- 麺茹で用の水 適量
- 麺茹で用の塩 適量
- バター 40g
- にんにく 小1
- 生クリーム 1パック
- ベーコン 好みで適量
- コンソメ 4g
- パルミジャーノ 適量
- イタリアンパセリ 適量
- 塩こしょう 適量
- きのこの下処理、石づきと汚れを包丁で綺麗に落とす。
- パルミジャーノチーズをすりおろし粉々にする。
- 用意した5種類のきのこを大きめに切る。
- 大きめの鍋に水と塩を入れ、沸騰させ用意したパスタを茹でる。
- バターときのこを炒め、軽く炒めたらにんにくを加えて火を通す。
- きのこに火が通ったら、ベーコンを加えさらに炒める。
- 生クリーム、塩胡椒、コンソメ、パルミジャーノを入れて味を調える。
- 茹で上がった麺を入れて、よく絡ませたら完成。
ヤマドリタケ、アカヤマドリ、ムラサキヤマドリタケ、ヤマドリタケモドキ、和名なしのポルチーニの5種類のきのこを使ったレシピになります。
下処理できのこを水で洗ってしまうと、旨味成分が逃げてしまうので注意してください。包丁で綺麗に落とす、または、濡れた布巾で優しく拭くだけで大丈夫です。
アカヤマドリと霜降りシメジのとろとろ玉子

きのこは弱火でじっくりと料理するのが基本です。弱火を保ちつつ、温度を上げていくようにしてください。砂糖入りの卵は加熱するとすぐに固まり始めますので、卵を入れたら絶え間なくかき回し続けます。そうすることで、とろとろに仕上げることができます。
お好みでチーズを加えても美味しく食べることができます。
天然キノコなどアヒージョ風な旨旨炒め~

アカヤマドリ、ブナシメジ、ハタケシメジ、シモコシの4種類のきのこを使ったレシピです。低温調理でじっくりと火を通すことがコツです。また、ちくわやシーフードミックス、ピーマンなど食材をたくさん使っているので、栄養価がとても高いです。
アカヤマドリは虫が入り込みやすいきのこです。天然キノコは必ず下処理を行ってから料理するようにしましょう。
アカヤマドリを使った料理を作ってみよう!

アカヤマドリの基本情報とおすすめのレシピを紹介しました。アカヤマドリは夏~秋にかけて雑木林などで見かけることができるきのこです。自分で採りに行く際は、事前にきのこの特徴を把握してからにしましょう。間違って毒キノコを採取しないように注意してください。
天然のきのこを料理する場合は、下処理も忘れずにおこなってくださいね。

この記事のライター
◇しろ◇
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