お魚キラーを詳しく説明します。川や海や用水路に設置して手軽に魚がゲットできるお魚キラーは、なぜ人気になっているのか?気になる仕組みや役に立つ使い方を解説!さらにはお魚キラーの自作方法まで、工夫次第で大漁も期待できるお魚キラーの参考になる情報を紹介します。
川や池や磯部で魚を捕るときに使うものといえば、釣り竿一式、投網にモリやヤスを思い出します。しかし、それらの道具で魚を捕るには技術や熟練度や費用がかかります。そんな中で注目を集めている魚捕りの道具が「お魚キラー」です。
ザックリ言えば、お魚キラーは筒状の網でできた仕掛けです。中に餌を入れて、海や川に沈めて魚が入ってくるのを待ちます。お魚キラーに入った魚は抜け出せません。大漁も期待できます。そんなお魚キラーの自作方法まで紹介します。
出典: 楽天市場
タカミヤ(TAKAMIYA)
タカミヤ お魚キラー ブラウン
649円(税込)
タカミヤの「お魚キラー」は餌を入れて海や川に沈めておくだけでさまざまな獲物をゲットできます!魚好きの釣りファンだけでなく、ファミリーで楽しめ、お子さんの夏休みの自由研究にもおすすめのグッズです。お魚キラーは折りたためて収納もとても便利です。
名称 |
お魚キラー TG-103 ブラウン |
ブランド |
タカミヤ(TAKAMIYA) |
サイズ |
約26.5cm×26.5cm×39cm |
重さ |
272.16 g |
網の素材 |
PE(ポリエチレン) |
採捕穴の経 |
約6.5cm |
用途 |
全魚種に対応 |
40代/男性
使いやすく簡単にお魚ゲット!
初めて使ったときに、固形の栄養調整食品を餌にして20分ほど川に沈めて放置したままで大物ではないものの、小魚が10匹ほど入っていました。網目はデリケートですから破損防止のため扱いは丁寧にしましょう。
30代/男性
オモリは必要かも!
流れが緩やかな場所ではおもりの石は要りません。少し流れの早い川は小石を入れると流されません。小川でザリガニや小魚がたくさんとれました。 大物は釣れなかったので分からないですね。
お魚キラーは全国の釣具店で求めることができます。また、楽天の通信販売でも購入できます。価格も機能性を考えると1000円以下でお手頃価格になっています。
使い方はとにかく簡単で、難しいテクニックはいりません。網を広げて、網のポケットの部分に餌をセットします。網の中にも餌をセットしましょう。
そうして紐を伸ばして川や池へ設置するのです。流れがある川や波のある海にセットするときは重しで石を入れておくと動かずに設置できます。
お魚キラーを川で使用するときは、水がきれいな清流よりも少し濁った小川に向いているようです。また、川の流れが早すぎる場所では餌が流れ出したり、本体も流れることがあります。小石を入れて重しにしましょう。
お魚キラーをセットする川のポイントは狙う魚によりますが、魚が棲み付いていそうな草むらの近くなどの場所は狙い目です。捕れなければポイントを変えてトライしてみましょう。
お魚キラーは海でも使えます。一定の深さがある堤防がおすすめです。魚だけでなくカニやタコなどが捕れることもあります。
お魚キラーは磯場でも使えます。磯場は波が付き物で、引き潮、満ち潮もあります。潮の満ち引きも心得ておきましょう。場合によると強い波でお魚キラーがさらわれることもあり、しっかりと紐をセットしておきましょう。
お魚キラーは湖や池、水を張った田んぼ、用水路でも使えます。湖や池ではフナやコイやブラックバスやブルーギルなども捕れることがあります。
用水路は小魚がいっぱい生息しています。用水路は幅も広くなく、お魚キラーをセットすると魚が泳ぐスペースの多くを占めることになり、大漁に捕獲できることがあります。
お魚キラーで捕れる魚は、設置する場所やエサの種類やシーズンにより異なってきますが、主に捕れるのは小魚になります。また、魚だけでなくカニやエビも捕れます。
おすすめの狙い目としてウナギがあります。ウナギは自然物が減っていますがもともと仕掛けで捕獲することが多く、場所を選べば天然ウナギも捕れるようです。
あくまで計算上ですが、お魚キラーで捕れる魚のサイズは、魚の入り口のサイズまでであれば捕獲できます。採捕穴の径は約6.5cmで、円周は6.5cm×3.14=20.4cmになります。
若干伸縮することを考えれば、胴回りが21cmくらいの魚まで捕れるはずです。かなりの大物です。お魚キラーは長さが約40cmあり、30cmクラスまでの魚は計算上捕獲できるはずです。
お家時間も増えDIYが人気になっています。お魚キラーの自作を楽しんでいる方もたくさんいます。この章では、お魚キラーの自作方法を紹介します。あわせて、お魚キラーが最大に機能する重要ポイントになる「餌」につて捕獲率が断然アップする物を紹介します。
お魚キラーを自作で作ってみましょう。材料は大型のペットボトルです。捕れる獲物はあまり大型は狙えませんが、小魚やエビくらいは充分に捕獲することが出来ます。
大きいサイズのペットボトルと紐にはさみに穴あけ用のキリが必要になります。ペットボトルの丸い飲み口部分をカットします。次にペットボトルの上部の3分の1から4分の1の場所で2つのパーツに切断します。
切り取った飲み口の部分を上下逆さまにして、ペットボトルの下部の部分の切り口にはめこみます。はめ込んだ部分に穴をあけて紐を通ししっかりと固定します。
ペットボトルの底の部分には水抜き用の穴を多数開けましょう。ペットボトルの側面に穴を2か所あけて、その穴に長めの紐を通し、引き上げ用の紐をセットすれば完成です。
お魚キラーにセットする餌は、ターゲットとして狙う魚が好む餌を選ぶのが原則です。そうはいっても、魚の知識がない方々も多く、お魚キラーの餌は金魚や熱帯魚用の餌や、撒き餌用でも大丈夫です。
ただし、流れが速い川では餌が流されるので、固めの餌や固形の餌で水に溶けにくい物を使いましょう。
具体的には、市販の集魚ペレットは集魚効果が高いようです。また、魚の切り身や魚肉ソーセーも餌に使えます。
魚のニオイに敏感な点を狙って、さなぎ粉に小麦粉や味噌を混ぜ合わせてペースト状にして集魚用の餌として使うこともできます。
魚は回遊しています。回遊する範囲は魚によっても、また季節や時間によっても異なります。さらに、夜行性の魚もいます。その点をよく考えてお魚キラーの使い方も臨機応変に対応しなければ魚が捕れないこともあります。
小川や用水路にセットした場合は、最短でも30分から1時間は沈めておきましょう。ウナギを狙うときは夕方に仕掛けて、翌朝に引き上げるのがおすすめです。海に仕掛ける場合は1日に2回の満潮と干潮があります。そのタイミングに合わせて仕掛けると漁がうまくいくようです。
お魚キラーを仕掛けてから待つ時間は自由に使えます。次のポイントを探したり、餌を考え直すこともできます。有効に使いましょう。
お魚キラーの設置と回収時間については、ウナギのように夜に設置し朝に回収することがおすすめされています。
しかし、魚は昼間も動いているので昼でも狙えます。また、一般的に魚は日中よりも早朝や夕方の方がよく動くようです。お昼にセットして夕方に回収することもできます。
また、お魚キラーを複数本持って、さまざまなポイントに設置して30分なり、1時間ごとに巡回して漁を楽しむこともできます。設置する場所も回収する時間帯も自分で工夫して、収穫量を増やす楽しみ方もあります。
お魚キラーは川や海や池などで使用することは可能です。しかし、使えない場所があります。お魚キラーは、法令上では瓶胴(びんどう)や木箱の漁具に属します。これらの業具は水産庁より全国で使用が禁止されています。また、各県にある内水面漁業調整規則として、県条例にも定められています。
特に、漁業者の権利確保のための共同漁業権が設定されている河川や湖沼等で、あゆやコイを狙ってお魚キラーを使用することは厳禁になります。
しかし、法律や条例には不思議な面があり、使用禁止といわれながら実質的には使用が黙認されているケースもあるようです。近所の用水路やため池で使用するのであれば、まず検挙されることはないようです。ただし、絶対ではありませんので注意しましょう。
日本の漁師さんは自由勝手に魚を捕っているわけではありません。漁を行うために漁業権と漁業調整規則の2つの法律や条例を厳守しています。
お魚キラーの使用許可、不許可は各県の「都道府県漁業調整規則」で決まってくるようです。漁業は地域性や捕れる魚介類の種類などで、各県独自の規則があるそうです。お魚キラーに言及していない県もあり、また、禁止と判断される県もあるようです。
あくまで一般的な解釈ですが、条例の文言を忠実に解釈すればお魚キラーは禁止の判断となる県が多いようで、密漁とされてもやむを得ないようです。その点は充分に理解しておきましょう。
よく、魚釣りは人間と魚の知恵比べともいわれます。お魚キラーも同じです。設置場所、設置時間、中に入れる餌の選び方まで知恵を絞れば様々なパターンがあり、それもお魚キラーの楽しみ方といえます。
お魚キラーで大物ゲットはかなりの難易度ですが、それだけにやり甲斐はあります。自分が知っている知識とアイデアを駆使して、そこに手間をかけて頑張って大物をゲットしましょう。ゲットすればプチ自慢ができます!
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お魚キラーで大物ゲット?おすすめの餌や使い方・自作方法も!
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