雪山登山に必要な装備は?初心者におすすめの道具や服装も!
雪山登山に必要な装備を徹底解説!夏山とは大きく異なる雪山装備で、なぜそのウェアやギアが必要なのか、どのように選んだら良いかを説明していきます。また、それぞれのおすすめ商品も紹介していくので、冬山デビューの装備選びの参考にしてください。

目次
- 雪山登山に必要な装備を紹介!
- 初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【服装】
- 装備①ベースレイヤー
- 装備②ミドルレイヤー
- 装備③アウターレイヤー
- 装備④パンツ
- 装備⑤帽子
- 装備⑥グローブ
- 装備⑦ソックス
- 初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【ギア】
- 装備①ピッケル
- 装備②アイゼン
- 装備③ゲイター
- 装備④トレッキングポール
- 装備⑤バックパック
- 装備⑥スノーシュー・ワカン
- 装備⑦登山靴
- 初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【その他】
- 装備①サングラス・ゴーグル
- 装備②保温ボトル
- 装備③プローブ
- 装備④ショベル
- 装備⑤アバランチビーコン
- 装備⑥食料や緊急用アイテム
- 装備⑦コンパスや時計
- 雪山登山に必要な装備に関するQ&A
- 雪山登山に必要な装備を揃えよう!
雪山登山に必要な装備を紹介!

初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【服装】
装備①ベースレイヤー




素材 | ポリプロピレン66%、ナイロン28%、ポリウレタン6% |

着た瞬間から温かい!
評価:着た瞬間から温かく、びっくりしました。大汗をかいても汗冷えせず、快適です。冬山登山には欠かせないアイテムになりました。テント泊の時は、メリノウールが良いかもしれません。
装備②ミドルレイヤー


素材 | 本体:ポリエステル97%、ポリウレタン3%、サイドパネル:ポリエステル93%、ポリウレタン7% |
重さ | 380g |

温かいのに軽い
評価:とても軽いので、着ていてもストレスはないし、ザックに小さく丸めて入れられるのもありがたいです。保温性も抜群なので、冬山の行動中は、ベースレイヤーにこれ1枚でいけます。
装備③アウターレイヤー

装備④パンツ

装備⑤帽子

装備⑥グローブ




内側には裏起毛を備え保温性を保ち、外側は防風性のある素材を使用しています。冬山でも内側の生地が手の温かさを保ってくれます。冬に低山に登る初心者の方は、インナーグローブと防寒テムレスのレイヤリングから始めてみましょう。
素材 | アウター:ナイロン、ポリウレタン、インナー:アクリル、ポリウレタン |
サイズ | M, L, LL, 3L |

登山にも洗車にも!
評価:ゴム手袋なので、防水性はもちろん〇。値段の割に透湿性が素晴らしい!登山ではインナーグローブとの併用がおすすめです。 冬場の洗車も蒸れ知らず、濡れ知らずで快適でした。
装備⑦ソックス

初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【ギア】
装備①ピッケル




シャフト長 | 58cm, 66cm, 74cm(ブラックのみ) |
重量 | 480g |
リーシュ長 | 66cm |

初めてのピッケル
評価:軽いので、初心者にはぴったりだと思います!女性でも扱いやすそう。
装備②アイゼン




素材 | クロモリ鋼 |
サイズ | フリーアジャスト式 |
重量 | 420g(片方) |

軽い!
評価:今まで12本爪のアイゼンを使っていましたが、重いし、オーバースペックかなと思い、こちらを購入しました。軽くてびっくり!おすすめです。
装備③ゲイター




素材 | ナイロン100% |
サイズ | 高さ40cm(レギュラー) |
重量 | 170g |

結露の心配なし
評価:冬の日帰り登山で使用しましたが、ゴアテックス部分の結露はなく、快適に使えました。使用中のズレもなかったです。個人的には高めに感じましたが、替えゴムも購入できるので、長く使っていこうと思います。
装備④トレッキングポール



サイズ | 95-110(34)cm、105-125(37)cm、120-140(40)cm ()内は収納時 |
素材 | カーボン |
重量 | 95-110cm:350g、105-125cm:360g、120-140cm:370g |
付属品 | ラバーティカップ、カーバイドティップ |

軽くて使いやすい
評価:軽くて、とても使いやすいです。収納サイズもコンパクトで、大満足。これからの登山の相棒です。
装備⑤バックパック




容量 | 55+10リットル |
重量 | 2380g |
背面長 | 46/53cm |
サイズ | 32x72x20cm |
素材 | ロビックツインチップナイロン300d、ダイナジンナイロン210d、HTコドラナイロン1000d |

大満足なバックパック!
評価:テント泊縦走用に購入しました。ポケットも多く、大満足です!55+10リットルは少し大きいかなと思いましたが、そんなことはなく、テント泊装備もしっかり入って使いやすいです。
装備⑥スノーシュー・ワカン




サイズ | 22インチ:20x56cm、25インチ:20x64cm、30インチ:20x76cm |
重量 | 22インチ:1.84kg、25インチ:1.91kg、30インチ:2.20kg |

登攀力は高い
評価:急斜面にも対応できる登攀力は魅力的だが、値段が高いのがネック。初心者の人には値段も高いし、オーバースペックかもしれない。
装備⑦登山靴


中低山の雪山に対応できるウィンターブーツです。ゴアテックスデュラサーモを採用しているので、保温性はバッチリです。ランドラバー素材にはポリウレタンを使用しているので、軽量化もされています。日帰りや小屋泊での雪山登山に最適なモデルです。
重量 | 約735g |
アッパー | 高強度防水ナイロン66+ハニカムガード+フレックステック3 |
ライニング | ゴアテックス・パフォーマンスコンフォート |
ソール | ビブラム CUBE用ソール |

軽量なウィンターブーツ
評価:厳冬期のアルプスは厳しいが、中低山ならこれでOK。一般的なウィンターブーツに比べて軽く、脚上げが楽でした。
初心者にもおすすめの雪山登山に必要な装備【その他】
装備①サングラス・ゴーグル




フレーム素材 | プラスチック |
レンズサイズ | 幅:57mm、縦:47mm |
ブリッジ幅 | 19mm |
テンプル長 | 148mm |

見えやすい!
評価:どのアングルからでも見えやすく、使いやすかったです。ウェリントン型もかわいくて、夏に普段使いもできそう。
装備②保温ボトル




軽量で保温性に優れる山専用のボトルです。中栓付きなので、驚異の保温力と保冷力を備えており、冬山で温かい飲み物を楽しむのはもちろん、夏山でも冷たい飲み物が楽しめます。登山でのハードな使用場面を見越して、耐久性もしっかりしています。
容量 | 750ml |
サイズ | 8x8x26cm |
重量 | 90g |
保温効力 | 78度以上(6時間) |
保冷効力 | 10度以下(6時間) |

ソロ登山の必須アイテム
評価:ソロ登山で重宝しています。朝熱湯を入れれば、夕方までカップラーメンを作れるぐらいの湯温を保ってくれます。
装備③プローブ


カーボン製のプローブなので、とても軽く、携行性に優れます。1cm刻みでメモリが付いているので、正確に深度を測ることができるのもポイント。手袋をつけたままでも組み立てられ、バックサイドオートロック機構によって固定も簡単です。
サイズ | 全長:230cm(収納時45cm) |
重量 | 約200g |

軽いプローブ
評価:とても軽量だし、コンパクトになります。組み立てもすぐできるので、雪山でのもしもの備えとして優秀です。
装備④ショベル



ブレード内部にシャフトを収納できるので、携行性抜群です。シャフトはブレードに合わせて曲がっているので、ワンアクションで伸ばすことができます。コンパクトさ、軽量性に優れているので、雪山装備に加えておけば安心です。
重量 | 700g |
容量 | 2.65リットル |
サイズ | 組立時:68cm、収納時:47cm |
材質 | シャフト&ブレード:アルミ、グリップ:樹脂ブレード |

コンパクトになる
評価:バックパックに入れていても気にならないサイズだし、何より軽い!1本持っておいて損はない装備だと思います。
装備⑤アバランチビーコン


デジタル式とアナログ式一体型のビーコンで、360度表示とアンテナ3本で効率よく埋没者の位置を探しあてることができます。デジタル式での捜索に限界を感じれば、アナログ式に切り替えることも可能です。アナログ式での捜索には訓練が必要ですが、慣れればより迅速に捜索を行うことができます。
最大帯域 | 70m |
サイズ | 115x67x27mm |
重量 | 205g |
バッテリー | 単4電池3本 |

シンプル設計!
評価:シンプルで使い方が分かりやすかったです。早く要救助者を見つけられそう。
装備⑥食料や緊急用アイテム



メッシュポケット付きのファーストエイドバッグなので、何がどこにあるか一目瞭然です。アウトドアメーカーが作っているので、強度も申し分なく、登山にも安心して持って行けます。
サイズ | 9x12x5cm |
重量 | 60g(中身は含まない) |

意外と入る!
評価:見た目以上に入ったため、本当に必要なファーストエイドキットとしてはこれで十分です。ポイズンリムーバーもギリギリ入りました。
装備⑦コンパスや時計



リング付きの本格タイプのコンパスで、目標物があれば、自分の位置を地図上で特定できます。登山者は必携の装備です。耐温度は-40℃までなので、雪山でも安心して使えます。
サイズ | 54x108mm |
重量 | 33g |
耐温度 | -40~60℃ |

耐温度も安心
評価:少々値段は張りますが、耐温度-40℃は、雪山をやる人には安心だと思います。スケールや拡大鏡も付いているので、使い勝手も〇。
雪山登山に必要な装備に関するQ&A
- インナーはヒートテックではだめ?
- ヒートテックにはレーヨンという速乾性のない繊維が使用されているため、登山向きではありません。汗冷えしてしまうので、冬山では危険です。値は張りますが、アウトドアメーカーが出している保温性と吸水・速乾性に優れたインナーを着用しましょう。
- アルパインウェアは必須?
低山しか登らないという方であれば、天候にもよりますがレインウェアで代用できます。ただし、アルパインウェアに比べて生地の強度は劣るため、アイゼンの爪をひっかけてウェアを破かないように気を付けましょう。
雪山登山に必要な装備を揃えよう!


この記事のライター
まめぞう
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