雪山でテント泊するときのポイント!持っておきたいおすすめアイテムも
雪山でテント泊するときのポイントを紹介!おすすめの場所だけでなく、ザックやマットなど雪山に合った装備も掘り下げています。雪山のテント泊で楽しめる食事や景色など、様々な魅力についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次
- 雪山のテント泊のポイントとおすすめアイテムを紹介!
- 雪山でのテント泊の魅力
- 魅力①自由にテント泊ができる
- 魅力②絶景が楽しめる
- 魅力③食事が美味しく感じる
- 雪山でテント泊をする際のポイント
- ポイント①水は雪から作る
- ポイント②最初は経験者と一緒に行く
- ポイント③慣れるまでは厳冬期は避ける
- ポイント④行動時間は余裕を持って計画する
- ポイント⑤ソロで行かない
- ポイント⑥天気予報を細かくチェックする
- ポイント⑦装備の確認をしっかり行う
- ポイント⑧体力をつける
- ポイント⑨日射病対策を行う
- 雪山でのテント泊のテントの選び方とおすすめ商品
- 選び方①ダブルウォールのテントを選ぶ
- 選び方②冬用ではなく雪用テントを選ぶ
- 雪山のテント泊におすすめのテント
- 雪山のテント泊でのテントの張り方のポイント
- ポイント①テントの設営場所の決め方
- ポイント②張る前に整地作業をする
- ポイント③スタッフサックなどを放置しない
- ポイント④入口を少しだけ開けて設営する
- ポイント⑤ペグはスノーアンカーを使う
- ポイント⑥雪ブロックを作る
- ポイント⑦テントの入口に溝を作っておく
- 雪山のテント泊で持っておきたいおすすめアイテムを紹介
- 持っておきたいアイテム①外張り
- 持っておきたいアイテム②ザック
- 持っておきたいアイテム③寝袋・シュラフ
- 持っておきたいアイテム④マット類
- 雪山のテント泊に関するQ&A
- 雪山のテント泊は安全を確保して楽しもう
雪山のテント泊のポイントとおすすめアイテムを紹介!

雪山でのテント泊の魅力
まずは、雪山でテント泊を行う魅力について掘り下げていきましょう。雪山でのテント泊は装備を揃えたり、場所を探す必要があります。その反面、楽しみ方を知っていれば、何度行っても楽しめるのがポイントです。食事にも魅力があるので、参考にしてみてください。
魅力①自由にテント泊ができる

魅力②絶景が楽しめる

雪山はいつ訪れても、絶景を楽しめるというメリットがあります。空から雪が降っていれば、より景色を楽しめるはずです。絶景を楽しむためには、雪山から周りを見渡せる場所でテント泊を行いましょう。
魅力③食事が美味しく感じる

雪山でテント泊をする際のポイント
テント泊を楽しめる雪山ですが、行う際にはあるポイントを押さえておいてください。ここからは、雪山でテント泊をするときのポイントを掘り下げていきます。天気が良い場合でも、雪山は危険が多いです。そのため、必ず注意点を守るようにしてください。
ポイント①水は雪から作る

ポイント②最初は経験者と一緒に行く

雪山でテント泊をする際、友人や家族と行きたいと考える人も多いでしょう。しかし、最初は必ず、経験者と一緒に行くようにしてください。経験者が一緒なら、万が一トラブルが起きたとき、対処法を教えてもらえます。
ポイント③慣れるまでは厳冬期は避ける

厳冬期は寒さが厳しいだけでなく、初心者は思うように楽しめないことが多いです。そのため、慣れるまでは厳冬期を避けるようにしましょう。初めは初心者でもテント泊を行いやすい環境を選び、危険を最小限に抑えてください。
ポイント④行動時間は余裕を持って計画する

ポイント⑤ソロで行かない

ポイント⑥天気予報を細かくチェックする

ポイント⑦装備の確認をしっかり行う

ポイント⑧体力をつける

ポイント⑨日射病対策を行う

雪山でのテント泊のテントの選び方とおすすめ商品
雪山でテント泊を行う際は、正しいテントを選ぶ必要があります。ここからは、雪山のテント泊に合ったテントの選び方を紹介しましょう。間違った種類のテントを購入すると、トラブルの元になります。そのため、雪山でテント泊を行う前に、必ずチェックしてください。
選び方①ダブルウォールのテントを選ぶ

テントを選ぶ際は、ダブルウォールのテントを選ぶようにしましょう。ダブルウォールとは、2重構造になったテントです。結露に強くて、前室のスペースを作ることもできます。ダブルウォールのテントは、普段のキャンプでも使いやすくておすすめです。
選び方②冬用ではなく雪用テントを選ぶ

テント購入時、冬用のテントを間違えて購入しまう人が多いです。しかし、雪山のテント泊では、必ず雪用のテントを選んでください。雪用テントは水や風に強く、寒い時期でも快適に過ごせます。雪用テントなら、途中で雪が降ってきても安心です。
雪山のテント泊におすすめのテント




PUROMONTEのアルパインテントは、2人用のテントです。軽量でコンパクトなので、険しい雪山でも持ち運びやすい特徴があります。もちろん、雪山で利用できる強度があっておすすめです。必要なものがセットになっているため、すぐにテント泊を始められます。
サイズ | 間口225×奥行120×高さ100cm |
重量 | 1,385g |

友人と利用しています
評価:友人と、雪山に行くために購入しました。ザックに入るサイズで、重量もそれほどありません。2人で使えていますが、今度からはそれぞれのザックに1つずつ入れて行こうかと考えています。
雪山のテント泊でのテントの張り方のポイント
雪山でテントを行うために最適なテントを購入できたら、次は張り方を確認しましょう。通常のテント泊よりも、気を付ける場所が多いです。ここからは、テントの張り方のポイントを掘り下げていくので、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント①テントの設営場所の決め方

まずは、テント泊を行う設営場所を決めましょう。場所選びでは、なるべく平らな場所を選ぶようにしてください。必ずしも平らである必要はありませんが、場所選びを徹底しておくことで、ほかの作業が楽になります。設営場所が決まったら、次のステップに進みましょう。
ポイント②張る前に整地作業をする

テントを張る前に、整地作業を行ってください。雪が積もってから誰も通っていない場所だと、後から凹凸が気になってしまうからです。テントを立てる予定の場所で足踏みをして、しっかりと地面を平らにしておきましょう。整地作業は足だけで行えます。
ポイント③スタッフサックなどを放置しない

ポイント④入口を少しだけ開けて設営する

テントを設営する際は、入り口を少しだけ開けておくようにしましょう。これは、締め切ったときの酸欠を防ぐためです。ただし、入り口を完全に開けてしまうと、寒さに耐えられなくなります。雪が付着しないよう、内側に向けて折りたたんでおくとよいでしょう。
ポイント⑤ペグはスノーアンカーを使う

ポイント⑥雪ブロックを作る

より快適にテント泊を行いたいのなら、雪ブロックを作ると良いでしょう。雪を四角くブロックにしておくことで、積み重ねやすくなります。これは、雪を掘るときにブロックになるように切るのがポイントです。雪ブロックを作っておけば、風を遮ることができます。
ポイント⑦テントの入口に溝を作っておく

雪山のテント泊で持っておきたいおすすめアイテムを紹介
雪山のテント泊を行う際は、テント以外にもこだわるのがおすすめです。ここからは、雪山のテント泊でも持っておきたい、おすすめアイテムを紹介します。それぞれのアイテムの説明も行っているので、ぜひ参考にしてみてください。
持っておきたいアイテム①外張り




カミナドーム2スノーフライは外張りの1つで、保温性と防風性を高めてくれます。過酷な雪山にも対応しているので、テント泊を行う際に最適です。ただし、防水性はないため、大雪が降る場所では使えません。状況に応じて、使うようにしてください。
収納サイズ | 9×19×26cm |
重量 | 850g |

暖かくておすすめ
評価:カミナドーム2スノーフライを購入したことで、雪山でのテント泊が快適になりました。もちろん、暖房器具は手放せません。けれど、カミナドーム2スノーフライを取り入れたことで、より暖かく過ごせるようになりました。
外張りは裾まで雪で覆い、完全に密閉します。こうすることで、外からの冷えを防ぐことが可能です。透湿性があるものが多いのですが、定期的に換気が必要となります。換気を行うことで、テント内の空気を循環させることが可能です。少量なら、雨や雪を防ぐこともできます。
持っておきたいアイテム②ザック




こちらのザックは2気室構造になっており、フロントジッパーポケットがついています。また、ショルダーは人間工学に基づいて作られており、体へのフィット感を感じられるでしょう。数日分の荷物をパッキングできるザックなので、荷物が多い雪山に最適です。
サイズ | W32_H72_D20cm |
重量 | 2,380g |

数日分の食事も入る
評価:大容量のザックなので、持っている装備をすべて収納できます。細かい装備も収納できるように、ポケットがあって便利です。食事にもこだわりたいので、こちらのザックを購入してよかったと思います。
ザックは、雪山に適したバックパックです。大容量なので、装備を多く収納することができます。また、雪山では食事を事前に用意しておかなければいけません。ザックなら、余分な食事を持っていくことも可能です。
持っておきたいアイテム③寝袋・シュラフ
ダウンハガー650は、雪山でも暖かく過ごせるシュラフです。値段は少し高くなりますが、ダウン素材なので、軽くてコンパクトに持ち運べます。そのため、ザックに対して問題なく収納できるでしょう。カラーバリエーション豊富なので、自分好みに色を選んでください。
適応身長 | 183cmまで |
重量 | 575g |
適応温度 | -11度 |

食事の時も使える
評価:ほかの装備もザックに入れているので、コンパクトな寝袋を探していました。この寝袋なら軽いので、とても持ち運びやすかったです。サイドは開けるようになっているので、寝袋で暖まりながら食事をしていました。
持っておきたいアイテム④マット類


サイズ | 長さ180×幅50×厚さ2.5cm |
重量 | 664g |

椅子としても利用できる
評価:クッション性が高いので、食事のときは椅子として利用しています。雪山は地面がとても冷えるので、マットが欠かせません。このマットなら厚さがあるため、雪山でも快適に過ごせました。
雪山のテント泊に関するQ&A
- テント泊を行う際、暖房器具を持って行っても大丈夫ですか?
テント内は寒くなっているため、暖房器具を持っていくのがおすすめです。ただし、一酸化炭素中毒になる可能性が高まるので、換気は必ず行ってください。
- おすすめの防寒アイテムは何ですか?
おすすめの防寒アイテムは、一酸化炭素が発生しないカイロです。服装にも気を使っておくことで、暖房器具がなくても暖かく過ごせます。万が一気温が下がったときのために、インナーやカイロは余分に持っていきましょう。
- 雪山でのトイレはどうしますか?
雪山でトイレに行きたくなったときは、近くにある山小屋を利用しましょう。しかし、雪が積もると山小屋が営業していないこともあります。そんな時は、雪の上で行うのがベストです。ただし、周りの人から見えない場所を探すようにしましょう。
- 万が一遭難したときはどうすれば良いですか?
万が一、テント泊中に遭難してしまった場合は、スマホを使って近くの救助隊に連絡をしましょう。また、事前に登録しておくと、捜索してくれるシステムもおすすめです。
- 雪から作る水は汚くありませんか?
どうしても雪の汚れが気になる場合は、煮沸だけでなくろ過も行いましょう。煮沸してから、ろ過を行います。簡単にろ過できるストロー上のアイテムがあるので、荷物を軽量化したい人でも安心して使えて便利です。
雪山のテント泊は安全を確保して楽しもう


この記事のライター
すうこ
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