登山時のレイヤリングテクニック!コーデの基本と押さえたいポイント

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登山の服装選びで基本となる、レイヤリングの方法を紹介!ベースレイヤーからアウターまで、それぞれのポイントを解説します。また、おすすめの商品も紹介するので、自分の登山スタイルに合わせて、ウェアを選び、レイヤリングをマスターしましょう。

登山時のレイヤリングテクニック!コーデの基本と押さえたいポイント

目次

  1. 登山時のレイヤリングテクニックを解説!
  2. 登山時のレイヤリングの基本コーデ
  3. ベースレイヤー
  4. ミドルレイヤー
  5. アウターレイヤー
  6. 登山時のレイヤリングで押さえたいポイント
  7. ポイント①夏の低山
  8. ポイント②夏の高山
  9. ポイント③冬の雪山
  10. ポイント④春や秋の低山
  11. 登山時のレイヤリングテクニックをマスターしよう!

登山時のレイヤリングテクニックを解説!

ジャケットを脱ぐ画像
登山時の服装は、重ね着をするレイヤリングが基本です。登山用のウェアは、各メーカーの技術が細部まで使われており、高機能なものが多いです。
その機能性を上手く活かすためには、レイヤリングが重要です。行く山や季節によっても選ぶべきウェアは変わるため、まずは基本のレイヤリングテクニックをマスターしましょう!

登山時のレイヤリングの基本コーデ

ベースレイヤー

夏山登山
ベースレイヤーは一番肌に近い部分に着る、いわゆる肌着です。ベースレイヤーで重視すべきポイントは、吸湿性と速乾性ですポリエステルやウール、もしくはその混紡で作られた製品が多いです。
山では汗冷えを防ぐため、常に肌をドライな状態で保てるよう、吸湿性と速乾性のあるベースレイヤーを着用しましょう。
出典: 楽天市場
MILLET(ミレー)
DRYNAMIC MESH
4,813円(税込)
楽天市場で詳細を見る

疎水性に優れ、熱伝導率の低いポリプロピレンを生地に採用し、かさ高に編み上げられたメッシュが肌面の汗を素早く吸収してくれます。
さらに、メッシュ地のため、汗を吸った部分の肌に当たる表面積が少なくなり、常にドライ感を保ちます。また、消臭糸を使用しているため汗のにおいが気になりません。

素材 ポリプロピレン66%、ナイロン28%、ポリウレタン6%
重量 110g
男性
男性

思った以上に暖かい

評価:

メッシュ地なのに、着ると暖かい。秋~初春の汗による冷えを感じる季節に着ると、まったく冷えを感じませんでした。寒い季節の定番インナーです。

ミドルレイヤー

シャツ

ミドルレイヤーには歩いている間に着る「行動着」と、休憩など止まっている間に着る「保温着」がありますどちらも保温が重要ですが、下にレイヤリングしているベースレイヤーが吸ってくれた汗を、すばやく吸水・速乾させてくれる機能も大切です。

出典: 楽天市場
PATAGONIA (パタゴニア)
R2ジャケット
24,200円(税込)
楽天市場で詳細を見る

高い通気性、速乾性、保温性を発揮する中間着です。収縮性と保温性を備え、柔らかな肌触りの本体部分と、通気性に優れたサイドパネル部分とで、使用する生地を変えています。
汗をかいてもサイドの生地から蒸れを放出してくれ、暖かな状態に保ってくれます。また、コンパクトに収納できるのもポイントです。

素材(本体) ポリエステル97%(うちリサイクルポリエステル64%)、ポリウレタン3%
素材(サイドパネル) リサイクルポリエステル93%、ポリウレタン7%
重量 380g
女性
女性

冬季登山でも使える暖かさ

評価:

薄手なのにとても暖かく、軽いです。冬季には山でも街着でも愛用しています。 スリムフィットなので、中間着で来てもアウターに響かないし、アウターとして着ればスタイル良く見えます。

アウターレイヤー

レインウェア
アウターレイヤーは強風や雨、雪から体を守る役割があり、一番外側に着用します。レインウェアや雪山用のハードシェルがアウターレイヤーにあたります。
アウターレイヤーのポイントは、雨を防いでくれる防水性と、ベースレイヤーやミドルレイヤーが吸ってくれた汗を放出する透湿性の2つです各メーカーが、ゴアテックスなどや自社ブランド独自の透湿防水機能を使用しています。
出典: 楽天市場
ARC'TERYX
Zeta SL Jacket
44,000円(税込)
楽天市場で詳細を見る

2.5層のゴアテックスパックライトプラスを採用しており、軽量性に優れるアウターレイヤーです優れた防水・透湿性はもちろんのこと、アークテリクス独自のカッティングにより、ストレスフリーな着心地です。

素材 ナイロン100%
重量 310g
男性
男性

良いジャケット

評価:

軽いだけでなく、透湿性、防風性、防水性も優れており、申し分ないジャケット。色も良いです。

登山時のレイヤリングで押さえたいポイント

ポイント①夏の低山

赤城山
夏場、標高1,000m前後の低山に登るときは、ベースレイヤーの上にTシャツ、もしくは長袖シャツ、下は薄手の長ズボンを選びましょう
虫刺されや日焼け防止のために、接触冷感の長袖の着用がおすすめです。しかし、暑がりの方はTシャツにアームカバーをしても良いでそう。夏の低山は汗をかくので、替えのシャツを持っていくことをおすすめします。

ポイント②夏の高山

キャンプ

標高2,000m、3,000mの高山だと、夏でも山頂は10℃以下になることがあります。とはいえ行動中は暑いので、Tシャツか薄手の長袖シャツ、下は薄手の長ズボンを着用しましょう。稜線や山頂など風の強い場所ではハードシェルを羽織るようにして、重ね着をすることで体温調節をしましょう

ポイント③冬の雪山

雪山
冬の雪山ではいかに汗冷えしないようにするかが重要で、レイヤリングが命です。保温・速乾性のあるベースレイヤーの上に、薄手の長袖Tシャツなどを着用し、行動中はフリースなどの保温性の高いウェアを着用しましょう。
稜線や山頂は風が強いので、防風性の高いハードシェルを着用します。休憩時は体温が下がるので、ダウンジャケットをレイヤリングします。
下は薄手のタイツ+裏起毛のパンツか、厚手のタイツ+薄手or中厚のパンツをはき、アルパインパンツを着用しましょう。

ポイント④春や秋の低山

秋山

春、秋山は肌寒さが残るので、吸水速乾性のあるベースレイヤーの上に薄手の長袖シャツを着用し、防風性のあるジャケットやフリースを重ね着して体温調節をするようにしましょう下は中厚手のパンツでOKです。

登山時のレイヤリングテクニックをマスターしよう!

ハイキング
様々なメーカーからたくさんのウェアが出ており、どれが自分に合うのか悩みます。しかし、レイヤリングの基本さえ押さえれば、自分の登山スタイルや季節に合わせて適切なウェアを選ぶことができるようになります。
レイヤリングをマスターして、快適に登山を楽しみましょう!
まめぞう

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