冬キャンプの防寒対策は重要!快適に過ごすために必要なギアを紹介
冬キャンプでの防寒対策について、詳しく考察します。防寒対策をする上での、大切なポイントをわかりやすく説明しました。また、冬キャンプでの防寒対策におすすめのキャンプギアを一挙公開しているので、ぜひ今後の参考にしてみてください。

目次
- 秋冬キャンプの防寒対策はどうしてる?
- キャンプギアや服装に必要な防寒対策のポイント
- 防寒対策①:テントは4シーズン対応がおすすめ
- 防寒対策②:地面からの冷気はマットやグランドシートで防ごう
- 防寒対策③ :シュラフは保温性が高い物がベスト
- 防寒対策④ :ストーブは最強アイテム
- 防寒対策⑤:服装のキーは重ね着テク
- 防寒対策⑥:電源なしサイトならテント内を工夫しよう
- 防寒対策におすすめのキャンプギア7選
- ①おすすめのテント:スノーピーク/ランドロック
- ②おすすめのマット:コールマン/キャンパーインフレーターマット
- ③おすすめのグランドシート:スノーピーク/アメニティドーム マットシートセット
- ④おすすめのシュラフ:ナンガ/スリーピングバッグ オーロラライト600DX
- ⑤おすすめのストーブ:パセコ/対流型 石油ストーブ
- ⑥おすすめのブランケット:コクーン/インセクトシールド サファリ トラベルブランケット
- ⑦おすすめのホットカーペット:モフア/ホットカーペット
- キャンプで防寒対策をする際の注意点
- 防寒対策をしっかり備えて暖かいキャンプを楽しもう
秋冬キャンプの防寒対策はどうしてる?

秋冬キャンプは夏とはまた違った趣があり、暑い時期のキャンプよりも好んでいる人も多いでしょう。自然の中での寒さ問題も、しっかりと対策を練れば快適なキャンプライフを送ることができるからです。キャンプギアには、性能の良い防寒グッズが多くあります。
防寒グッズを駆使し、正しく防寒対策が行えれば秋冬キャンプも楽しく満喫できます。この記事では、秋冬キャンプでの防寒対策のポイントを、徹底的に解説しました。また、防寒対策におすすめのキャンプギアも紹介します。ぜひ、チェックしてみてください。
キャンプギアや服装に必要な防寒対策のポイント
防寒対策をするにあたって、注意点があります。それぞれのポイントを抑えて、キャンプをする際は十分な寒さ対策をしましょう。こちらでは、防寒対策のポイントを6点紹介します。
防寒対策①:テントは4シーズン対応がおすすめ
テントでの防寒対策は、4シーズンモデルのテントがよいでしょう。なぜなら、4シーズンモデルはテントの裾にスカートが付いているからです。裾にスカートが付いていると、外気を防ぐことができ密閉に近い状況になるので、テント内を暖かくできます。
また、3シーズンモデルは4シーズンモデルと比べて外気の影響を受けやすいことが特徴です。そのため、3シーズンモデルを使用する際は、厚手のマットを利用して少しでも冷気を防ぐようにしましょう。寒さを軽減するためにも、秋冬キャンプには4シーズンモデルのテントは外せません。
しかし、4シーズンモデルは、結露が発生しやすくなるといったデメリットもあります。外気を防ぎテントを密閉に近い状況にするということは、外気温との差ができるからです。
寒い時期のキャンプで、結露をそのままにしておくと凍りついてしまい、寒さとは違った弊害が生まれます。結露が発生したら、相応の対応をするようにしてください。
防寒対策②:地面からの冷気はマットやグランドシートで防ごう
先述しましたが、底冷えを防ぐには厚手のマットやグランドシートを使用してください。厚手のものを使用することで、空気の層が生まれ防寒対策になるからです。寒い時期のキャンプは底冷えが堪えるといった意見も多くあります。
地面からの冷気を如何に防ぐかで、快適に秋冬キャンプを楽しめるが左右するでしょう。また、テント一面に敷くマットやグランシートが厚手のものだと、テントの裾と地面の隙間から入る冷気も防ぐ役目も担います。
このように、テント内に敷くマットやグランシートは、厚手でクッション性の優れたものがおすすめです。。
防寒対策③ :シュラフは保温性が高い物がベスト
秋冬キャンプの防寒対策で、不可欠なアイテムがシュラフです。シュラフは直接、身体を暖めるアイテムでシュラフの良し悪しによって、テント泊が快適になるかが決まるからです。また、シュラフを購入する際には、対応温度域を確認するようにしてください。
キャンプ場にもよりますが、対応温度域を確認することで気温の目安になります。保温性が高いシュラフを選ぶことはもちろんですが、中でもマミー型と呼ばれるシュラフがおすすめです。なぜならマミー型は、身体全体を覆うことで暖められ、心地よい睡眠を促してくれるからです。
さらに、フード付きやネックバッフル付きのシュラフなら、頭や首を暖めることができるのでよりよいでしょう。加えて、保温性を高めたいなら、毛布やブランケットを活用するのもひとつの手です。シュラフに重ねて使用することで、冷気を防ぐことができます。
防寒対策④ :ストーブは最強アイテム
ストーブは、確実に暖を取れる方法です。冬キャンプでは、大活躍間違いないでしょう。全身が温まり、複数人同時に温まることができます。寒さを忘れて、アウトドアを心から楽しめること間違いありません。しかし、キャンプでのストーブの利用は注意点もあります。
なぜなら、火や熱源を扱うため火事の恐れがあるからです。実際に火がテントなどに燃え移り、火災が起こった例も過去にあります。火事以外にも、一酸化炭素中毒も起こす可能性もあり非常に危険です。
そのため、ストーブは安全装置が搭載されているものを選びましょう。また、テント内には一酸化炭素チェッカーを備えたり、空気の入れ換えを怠らないようにしてください。
防寒対策⑤:服装のキーは重ね着テク
安全のために、ストーブなどの熱源は消してから寝るようにしましょう。寝ている間に、火災が発生したら危険だからです。しかし、危険といっても消してしまうと寒さの問題が解決しません。寒さが原因で、寝付けないということもあります。
シュラフやマットだけでは、寒さを防げない場合はウエアの重ね着がおすすめです。特に、ダウンウエアは保温性が優れており、動きやすいため持参していくとよいでしょう。また、ニット帽や靴下などを身に着けることで体温を逃しにくくなるので、寒い秋冬キャンプでも快眠できます。
ニット帽は耳まで隠れるものを選び、手足の先を温められるものを装着すれば寒さも安心です。
防寒対策⑥:電源なしサイトならテント内を工夫しよう
電源なしサイトでの秋冬キャンプは、少々不便に感じることもあります。電気を利用した暖房器具が使えないので、防寒対策の幅が狭まるからです。キャンプ場を予約する際に、電源ありサイトか電源なしサイトか確認しましょう。
もし、電源なしサイトに泊まる場合は、シュラフなどを余分に持っていくなど防寒対策を十分にしてください。また、ダンボールがあると役立ちます。マットの下にダンボールを敷くことで、床冷えを防ぎ十分な防寒対策ができます。無料で手に入ることもあるので、お財布にも優しいでしょう。
さらに、湯たんぽやカイロも所持しておくと便利です。手足など部分的に暖めることができ、快眠につながります。
防寒対策におすすめのキャンプギア7選
秋冬キャンプの防寒対策に必要なキャンプギアは、多種多様にあります。数多くあるので、選ぶときに迷うこともあるでしょう。防寒対策をするための心強いキャンプギアを、7つピックアップしました。ぜひ、目を通してみてください。
①おすすめのテント:スノーピーク/ランドロック










ランドロックは、スノーピーク定番の2ルームシェルターです。リビングと寝室が分かれているので、使いやすく開放感を得られるでしょう。リビングは、5~6人が利用できるので家族での使用に向いています。
また、リビング・寝室の両スペースにスカートが付いているので、冷気の侵入を防ぎ防寒対策もしやすいです。しっかりと密閉できるので、暖かく過ごすことができます。
強風にも耐えられる仕様になっているので、安心してテント泊が可能です。耐水圧も3000mmなので、急な天候の変化にも対応できるでしょう。
サイズ | 625×405×205cm |
重量 | 22kg |
最大収容人数 | 6人 |

容易に換気
評価:サイドをメッシュの状態にすることができ、換気が手軽にできます。秋冬キャンプでは一酸化炭素中毒が怖いので、適度な換気をする際に助かります。
②おすすめのマット:コールマン/キャンパーインフレーターマット




キャンパーインフレーターマットは、厚みがあるので横になれば身体をリラックスできます。家にある布団やベットのように寝やすく、朝まで快眠。シングルタイプですが、連結させることができるので人数に合わせて所持しておくと便利です。
保温性も高いので、秋冬キャンプに適しています。夏でも使用できないことはないですが若干、汗ばむといった意見も多くあります。そのため、寒い時期のキャンプで使うのがよいでしょう。
サイズ | 約63×195×5cm |
重量 | 約1.8kg |

ふかふか触感
評価:空気を入れて使用するので、ふかふかとした触感を味わえます。持ち運ぶ際は空気を抜いて、付属の収納袋に入れればコンパクトになるので携帯性も高いです。
③おすすめのグランドシート:スノーピーク/アメニティドーム マットシートセット


秋冬キャンプでの床冷えを防ぐアメニティドーム マットシートセットです。地面の汚れからテント内を守り快適な空間を生み出してくれます。また、肌触りもよく、クッション性に優れているのも魅力です。
アメニティー専用ですが、サイズ的に使いやすいでしょう。さらに、組み立てやすく、キャンプ初心者にも扱いやすいグランドシートです。
サイズ | 約255cm×255cm |
重量 | フロアマット・約1.7kg(ケース含む) フロアシート・ 約0.6kg(ケース含む) |
サイズ | S・M・L |

収納バッグ付き
評価:収納バッグがあるので、持ち運びしやすいです。畳みやすくコンパクトになるので、負担がかかりません。
④おすすめのシュラフ:ナンガ/スリーピングバッグ オーロラライト600DX




台形キルト構造が特徴のスリーピングバッグ オーロラライト600DXです。空気の層を多数繋げて造った生地で、内側に熱をこもらせ冷気から守ります。また、快適温度はマイナス4℃で、下限温度がマイナス11℃です。
そのため、保温効果が抜群で秋冬キャンプには最適なシュラフでしょう。快適な寝心地で朝までぐっすりと眠れます。
サイズ | 約210×80cm |
重量 | 約1.1kg |
カラー | グレー・レッド・ブラック・ブラウン |

コスパが良い
評価:冷えたジッパーが身体に直接触れないようにするドラフトチューブや、肩の部分を冷気から守るショルダーウォーマーが付属で付いているシュラフ。高めの値段とも言えますが、高スペックなのでコスパがいいと思います。
⑤おすすめのストーブ:パセコ/対流型 石油ストーブ







対流型石油ストーブは、屋外専用ですが高出力で周囲を効率よく温めます。自動消化装置付きなので、揺れたり倒れたりと危険な状況になっても火が消える仕組みです。
安全面も考慮されていることがおすすめポイントです。また、見た目は重厚感がありますが、意外とコンパクトなので非常に使いやすいストーブと言えます。
サイズ | 約32.5×44.1cm |
重量 | 約5.2kg |
タンク容量 | 約5.3L |
カラー | グレー・ブラック・ホワイト・タン |

持続力がある
評価:十分な燃焼時間を誇ります。約18時間燃焼するので、作業から食事時、そして、寝るまでと長く使えます。
⑥おすすめのブランケット:コクーン/インセクトシールド サファリ トラベルブランケット


特殊な繊維で造られており虫を寄せつけにくい、インセクトシールド・サファリ・トラベルブランケットです。防虫効果があり無臭で人体に無害なため、小さな子供にも悪影響がありません。アウトドアにはぴったりのブランケットでしょう。
また、質感がよく水分を外へ放出されやすくなっているので、常にサラサラとした肌触りを味わえます。さらに、コンパクトに収めることも可能なので携帯しやすいのも魅力的です。
サイズ | 約180×140cm |
重量 | 約320g |

インナーとしても利用可能
評価:夏にも軽い毛布感覚で使えますが、秋冬キャンプでは寝袋の中に入れてインナーにもなるので睡眠時に役立ちます。
⑦おすすめのホットカーペット:モフア/ホットカーペット




モフアのホットカーペットは、切り忘れタイマーが付いているので大変便利です。ダニが発生しづらいことも特徴なので、重宝できます。ホットカーペットは、一酸化炭素中毒の心配がないのも嬉しいポイントです。そのため、秋冬キャンプにおすすめです。
ただし、電源ありサイトでないと使えません。使用する場合は、キャンプサイトの予約時に電源があるのか確認を怠らないようにしてください。また、テント内で使うサイズに適していて、持ち運びも楽です。
商品サイズ | 約168×168cm |
重量 | 約2.3kg |
素材 | ポリエステル100% |

肌に優しい
評価:直接、熱を身体に放射されるわけではないので、肌の乾燥に悩んでいる人に向いています。スイッチを入れてから温まるのも早いので、すぐに暖を取ることができます。
キャンプで防寒対策をする際の注意点
秋冬キャンプでは、火を扱うことが多くなります。そのため、火災や一酸化炭素中毒の恐れがあります。そのため、火の扱いに関して、注意深くならないといけません。秋冬キャンプでも快適にキャンプライフを送るりたいなら、電源ありサイトでキャンプをすることがおすすめです。
たしかに、電源なしサイトでも服装やシュラフなどのキャンプギアを有効活用して、防寒対策はできますが、電源ありサイトなら電気を利用して暖を取ることができます。電気が使えるだけで、寒い秋冬キャンプを快適に過ごせます。
また、電気が使えれば、暖房器具だけでなく調理をするときにも非常に便利です。もちろん、電気でも熱が原因で火災が起こってしまうことも考えられるので注意は必要ですが、直接火を扱うよりも火災や一酸化炭素中毒の心配が少なくなります。
防寒対策をしっかり備えて暖かいキャンプを楽しもう
寒い時期のキャンプは、冬景色を拝めたり、温かく美味しいキャンプ飯を食べられたりなど魅力的なキャンプライフを送れます。しかし、防寒対策を怠ると寒さで体調を崩すこともあるでしょう。寒さが原因で、せっかくのキャンプが楽しめなくなると本末転倒です。
秋冬キャンプは、とくに朝と夜は厳しい寒さが予想されます。防寒対策をしっかりと行い、身体を暖かくして秋冬キャンプを堪能してみてください。

この記事のライター
永塚 学
関連記事

キャンプ知識
焚き火で煙が出る理由と対策は?煙や匂いを気にせず楽しめるアイテム!
焚き火で煙が出る原因と対策についてまとめています。煙が出る理由となる薪の水分や燃焼温度、対策方法や薪の組み方について詳しく解説。さらに煙や匂いが少ないオススメの焚き火台も厳選して紹介しますので、焚き火をもっとうまくなりたい人はぜひ読んでください。

キャンプ知識
庭で焚き火やバーベキューは法律違反?違反・迷惑行為なのか調査
自宅の庭で焚き火やバーベキューをすると法律違反になるのかを徹底調査!庭で焚き火やバーベキューをする場合の各種の法律(消防法や軽犯罪法・条例・廃棄物処理法)についてまとめています。公園や河川敷では大丈夫なのかも一緒に解説しています!

キャンプ知識
バーベキューで牡蠣を焼くには?注意点や美味しい食べ方を伝授!
バーベキューでの牡蠣(かき)の美味しい焼き方を伝授します!バーベキューで牡蠣を美味しく焼く手順や、注意点を解説していきます。また、牡蠣の名産地も紹介していますので、ぜひ参考にして美味しい牡蠣のバーベキューを楽しんでみてください。

キャンプ知識
川の水を飲むのは危険?安全に飲めるようになる便利な道具とは?
川の水をそのまま飲むと危険なのかを解説します。川の水が汚い理由は3つあり、その理由について詳しく紹介。さらに川の水を安全に飲むための2つの方法とキャンパーにおすすめの携帯浄水器を5つまとめましたので、チェックしてみてください。

キャンプ知識
カタンをオンラインで楽しもう!PCやスマホで友達と対戦ができる
カタンをオンラインで楽しむ方法を紹介します。PCやスマホアプリで友人と対戦できるオンラインカタンの登録方法や画面の見方を説明!また、カタンを始めたばかりでも分かりやすいように、カタンのルールや勝つためのコツも解説します。
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。