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テントがカビ臭いときの対処法を徹底解説!雨キャンプのあと何日で乾かす必要があるのか調査

テントがカビ臭いときの対処法を徹底解説!雨キャンプのあと何日で乾かす必要があるのか調査

テントがカビ臭い原因や対処法について解説しています。雨キャンプのあと何日くらいでカビてしまうのかを調査!またテントのカビ臭さを改善するする方法や、カビを発生させないため乾かし方なども紹介していますので、雨のキャンプの後始末に困っていた人は参考にしてくださいね。


テントがカビ臭くなるのは濡れたまま何日も放置するから

キャンプの最中に雨に降られてしまうこともありますが、雨の中での片付けにもなると、テントもビニール袋などに雑に片づけて帰る方が多いのではないでしょうか。

もちろん気温など環境によってもカビが発生するまでの差はありますが、雨に濡れてしまったテントを丸めて保管している状態は、カビにとっては最適な場所。

2~3日もすればカビの発生リスクはグンと高くなってしまい、長時間放置すればそれだけカビは増殖し続けてしまいます。カビは一度生えてしまうと完全の取り除くことは出来ず、見た目の悪さやカビ臭さの原因になってしまいます。

大切なテントを長持ちさせるためにも、雨で濡れてしまったテントは放置せず早めにお手入れを行うようにしましょう。

【雨キャンプ】テントにカビが生えないように乾かす方法

テントにカビが生えないようにするには、濡れたテントをそのまま放置せず完全に乾かすことがとても重要です。

テントを使用した後、濡れている形跡がなくても地面に接していた面は案外湿っていたりもしますよね。
こうした水分もカビが発生してしまう要因になるため要注意です。

テントを乾かすには様々な手段があり、干すスペースに限りがある方でもおすすめの方法がありますよ。

テントの乾かし方①:ベランダで乾かす

ベランダのスペースにゆとりがある方には、ベランダで洗濯ポールに広げて乾かす方法が一番手間がかからずおすすめです。

多少濡れている程度であれば問題ありませんが、ボトボトになってテント自体が水分で重たくなっている場合にはある程度脱水してからおこないましょう。そのままポールにかけるとテントの重みで形が崩れてしまうこともあるため注意が必要です。

またベランダにスペースが無い場合にもビニール袋に入れて持ち帰ったテントは、袋から出し少しでも風に当てておくとカビの発生リスクを下げることが出来ます。屋外なので多少の土汚れも気にしなくていい点がベランダ干しのメリットでしょう。

クタクタになって帰っても、袋に入れっぱなしにせずとりあえずベランダに出しておくといいですね。

テントの乾かし方②:浴室で乾かす

ベランダで干すことが難しい方には、浴室乾燥機を使用する方法がおすすめです。

浴室内に備え付けられている洗濯ポールに広げて掛けておくと、短時間で乾かすことが出来ます。

スペースは限られているので大きなテントは浴室内で広げることも一苦労ですが、天気に左右されないことや、夜に浴室乾燥機を2~3時間セットしておけば翌朝にはしっかり乾いている手軽さがメリットでしょう。

テントに付着していた汚れもお風呂掃除の延長で片付けることが出来るので、テントを乾かした後の掃除もラクに済みますよ。

テントの乾かし方③:自宅の駐車場で乾かす

自宅の駐車場にゆとりがある場合は、テントを干すのに絶好のスポットになります。

濡れたテントを直に地面に広げてしまうと地面の砂埃や土が付着してしまうため、大判のブルーシートなどを敷いた上にテントを広げるようにしましょう。

また重石を乗せておくなどして飛ばされないよう対策が必要になります。

屋外なので天気に気を付けなくてはならない点がデメリットですが、テント全体を広げることが出来るので乾きにくい四隅などもしっかりと風を当てられることがメリットです。  

テントの乾かし方④:布団乾燥機を使う

自宅に布団乾燥機がある場合には、布団乾燥機でテントを乾かすことも可能です。テントに布団乾燥機のホースを入れた状態で、ファスナーをしっかり閉めて空気が漏れないようにします。

あとは布団乾燥機のスイッチを押すだけ。布団乾燥機の送風機能によってどんどんとテントが膨らんでいくので、しわが出来ないよう手直しをするとキレイに乾かすことが出来ます。

十分な広さを確保する必要がありますが、テントの中に乾かしたい他のアイテムを入れておくと一緒に乾燥させることもでき一石二鳥になりますね。

テントにはシームテープなど熱に弱いパーツも含まれている為、テントの劣化を防ぐためにも布団乾燥機でテントを乾かす際には温風ではなく、送風機能を選んでおくと安心です。

テントの乾かし方⑤:専用のクリーニング業者に頼む

自分で行うことが億劫に感じてしまう場合には、クリーニング業者に依頼するのもひとつの手段です。

費用はテントの大きさや業者によっても異なりますが、大体の相場はクリーニングだけで3,000円~8,000円。費用はかかってしまいますが、追加注文しておけばプロならではの撥水加工や防カビ加工を行ってくれる点がメリットでしょう。

注文方法やお預かり期間もそれぞれなので、利用する際には事前にお店ごとの流れについて確認しておくと安心です。

テントのカビ取り時の3つの注意点

テントにカビを生やさないように細心の注意を払っていたはずなのに、カビを見つけてしまった!なんてこともありますよね。

慌ててカビ取りを行うことは、誤った方法でテントを痛めてしまう危険性もあります。カビ取りを始める前に注意しておきたいポイントを見ていきましょう。

カビ取りの注意点①:生地の種類を確認する

テントはポリエステルやコットンなど、生地の種類も様々。種類によって性質などもそれぞれ異なるため、むやみに塩素系洗浄剤など強力な洗剤を使ってしまうことはハイリスクです。

例えば軽さが特徴のナイロン製のテントに、塩素系洗浄剤を使用してしまうと変色してしまう危険性があります。

このように誤ったカビ取りを行ってしまうと色落ちや破損の原因にもなってしまうため、事前にテントの素材を確認しそれぞれに合うお手入れを行うにしましょう。

カビ取りの注意点②:撥水や防水のメンテナンスをする

何年も愛用しているテントは撥水・防水効果は経年劣化でどんどんと弱くなってしまいます。

テントの寿命を延ばすためには定期的なメンテナンスが必要不可欠。手軽に塗布が出来るスプレータイプや、テントに均一に塗れることがメリットの液状の撥水剤など種類も多種多様です。

カビが生えてしまう原因でもある水分への対策をしっかりとおこない、発生リスクを少しでも抑えておくことが大切ですね。

カビ取りの注意点③:シームテープの剥がれに注意する

テントのつなぎ目に貼られているテープのことをシームテープといい、防水性が弱くなってしまうつなぎ目をテープで押さえることで、テント全体の防水性を高める効果があります。

何年も使用しているテントはシームテープの粘着が弱くなり、カビ取りの工程の中で剥がれてしまう場合があります。このシームテープはテントのパーツの中でも劣化が早く、本来定期的に張り替えを行うことが好ましいとされています。

剥がれてしまっても焦らずに、張り替えを行えるように新しいシームテープを用意しておくなど備えておくと安心ですね。

テントのカビの臭いを取る方法4つとメンテナンス法について紹介

お気に入りのテントなど、思い入れがあるとカビが生えてしまってもなかなか直ぐに買い替えようという気持ちには切り替えられませんよね。

テントを諦めてしまう前に、これからご紹介するカビの臭いを取る方法をぜひ参考にしてみてください。

カビ取りの方法①:中性洗剤で洗う

テント生地へのダメージを最小限に抑えることを優先するなら、中性洗剤を使用することがおすすめです。

中性洗剤とは酸性とアルカリ性の中間の性質を持ち、様々な汚れに対応していることから私たちにとって1番身近な洗剤だと言えるでしょう。

比較的刺激の少ないタイプの洗剤ではありますが、テント生地を傷めてしまわないように原液をダイレクトにテントにつけない方がよいです。少し薄めたものを雑巾など柔らかい素材を使用し、こすらずにふき取るようにするのがポイント。

中性洗剤を付けた後は必ず水拭きをして洗剤の成分が残らないよう注意しましょう。洗剤の成分が残った状態はシミが出来てしまう恐れがありますよ。

最後に完全に乾燥させることもこれ以上カビを繁殖させないために重要なポイントになります。

カビ取りの方法②:エタノールで殺菌消毒する

ドラッグストアなどで手に入る消毒用エタノールも、カビの成分であるタンパク質を分解する作用があることから、カビ対策に使えるアイテムのひとつです。

ボトルに入ったままだと使い勝手が悪いため、100均などで販売しているスプレータイプのボトルに詰め替えて使用することがおすすめ。カビが発生した箇所に直接吹きかけて、カビを殺菌消毒を行います。

エタノールは揮発性が高くすぐに蒸発してしまうのでふき取る必要はありません。

カビが目立っているとついゴシゴシとこすってしまいそうになりますが、擦ることはテント自体へのダメージを与えてしまいます。そのため、擦ってできた細かいキズの中に、カビがさらに深く入り込んでしまう可能性もあるためグッとこらえましょう。

またテントの素材によっては色落ちや劣化の恐れがあるため、使用前にしっかりと確認を行い目立たない場所で様子を見てから全体に行うと安心ですね。

カビ取りの方法③:オキシクリーン等の酸素系漂白剤を使う

オキシクリーンとは酸素系漂白剤で、洗濯や水回りの掃除をはじめ家の中の様々な汚れを落としてくれる万能な洗剤のひとつですね。

カビが生えてしまったテントの範囲が広い場合には浴槽や衣装ケースなどを利用した「オキシ漬け」がおすすめです。40度~60度のお湯にオキシクリーンを混ぜてテントを付け置きします。

この時分量や付け置き時間は必ず守るようにしましょう。 酸素系漂白剤は洗浄力も強力であることから、テントの素材や使い方によってはテントにダメージを与えてしまうことになりかねません。

また素手で行ってしまうと肌荒れの恐れもあるため、使用時には手袋など対策を行い、テントの様子を確認しながら少しずつ洗剤や放置時間の調整を行うようにしましょう。

カビ取りの方法④:カビキラー等の塩素系漂白剤を使う

酸素系漂白剤よりも成分のキツい塩素系の漂白剤は、テント自体への負担が大きくなってしまうため本来使用はNGとされています。そのためカビキラーなどを使用する際はあくまでも自己責任になるため注意が必要です。

使用される場合には、スプレータイプのものをカビが生えている箇所にそのまま吹きかけます。この時テント地が濡れていると液だれの恐れもある為、水分は拭き取ってから行うといいですよ。

テント生地の様子をこまめに確認し、あまり長く時間を置かないようにしましょう。

この時いきなり広範囲に吹きかけてしまうのではなく、目立たない場所から少しずつ行っておくとテントの色落ちや生地へのダメージを極力抑えることが出来ますよ。

塩素系漂白剤を使用する際には手袋などを着用し、直接肌に触れないように気をつけること。また屋内で行う場合には、十分に換気を行うことも忘れてはいけませんね。

メンテナンス用のスプレーで撥水・防水性を維持

テントの洗浄やカビ取りを行った後はテントにあらかじめ施されていた防水・撥水加工は剥がれてしまっている可能性があります。

カビ取りなどお手入れの後にはスプレーや液剤を使用し、防水・撥水加工を行っておくことがおすすめです。防水・撥水加工を行う準備は、テントを完全に乾燥させることが大切なポイント。

大きなテントを乾燥させることは大変ですが、定期的に防水・撥水スプレーでメンテナンスを行うことで、テント地への浸水が軽減される効果があるため今後の乾燥もラクにおこなえますよ。

濡れたテントは何日も放置しないことがカビ対策には重要

1度カビを生やしてしまうと根絶させることは不可能で、カビ取りを行ってもカビを目立たなくすることは出来ても完全に消すことは困難でしょう。

そのため大切なテントを守る為には、まずカビを生やさないように気を付けることが最も重要です。キャンプから帰ったらビニールの中にそのまま放置ではなく、ビニールから出して風通しの良い所に置いておくだけでもカビの発生率はグッと抑えることが出来ます。

使った後はキレイに汚れを落として完全に乾燥させる、そして定期的なメンテナンスを心掛けることでテントの寿命を延ばすことに効果がありますよ。

乾燥させる重要性が分かっていれば、雨の日のキャンプもより一層楽しめるでしょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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