グランピングは邪道なの?!つまらないと言われる理由やキャンプとの違いを解説
グランピングは邪道と言われることもありますが、本当に邪道なのでしょうか。グランピングが邪道だと言われてしまう理由や、つまらないと言わせない方法などについてまとめてみました。グランピング未経験の方におすすめの日帰りプランなども合わせて紹介します。

目次
- グランピングは邪道?つまらないって本当?
- グランピングとキャンプの違いをおさらい!
- グランピングが邪道だと言われる理由
- ①:自然との一体感がない
- ②:準備などの不便さがない
- ③:ホテル泊と変わらない
- ④:至れり尽くせりでつまらない
- 邪道と言われてもグランピングがおすすめの理由
- ①:キャンプ初心者が気軽にアウトドアを楽しめる
- ②:子連れファミリーが安心してキャンプできる
- ③:季節問わずアウトドアを楽しめる
- ④:アウトドアが苦手な人でも誘える
- 【日帰り】邪道か知りたい人におすすめのグランピングスポット3選
- ①まかいの牧場「森のかくれ家」:動物と触れ合えるグランピング施設
- ②The Forest Garden KIMINOMORI(季美の森):おしゃれで豪華なグランピング施設
- ③ファームグランピング京都天橋立:海を眺めながらバーベキュー
- グランピングがつまらないと言わせない4つの方法
- ①:調理は自分たちでやる
- ②:自然体験ができることをする
- ③:豪華にし過ぎない
- ④:好きなことを満喫する
- グランピングが邪道かどうか体験して確認しよう!
グランピングは邪道?つまらないって本当?
グランピングは邪道という声もありますが、邪道とは限りません。もちろん、個人の意見で邪道だと思われる方はいるでしょうが、あくまで個人の考え方に過ぎないと言えるでしょう。では、なぜグランピングが邪道だと言われてしまうのか、それにはいくつかの理由があります。
特にワイルドなキャンプが好きな方たちにとっては、グランピングをキャンプと一緒にするなという思いがある方もいます。しかし、一方でどちらの良さも実感していれば、グランピングの中でもキャンプと同じような体験を取り入れることでどちらの良さも味わうことも可能です。
この記事では、グランピングが邪道だと言われてしまう理由やつまらないと言わせない方法などについて解説しています。グランピングは邪道なのか知りたい方はチェックしてみてください。
グランピングとキャンプの違いをおさらい!
グランピングが邪道かどうかという前に、キャンプとグランピングの違いについておさらいをしておきましょう。グランピングとは、グラマラスなキャンプという意味があり宿泊施設のタイプはさまざまで、ホテルのような設備があったり用意されていたりします。
キャンプといえば、テントを設営したり料理を作ったりなど自分たちでさまざまなことを準備する必要がありますよね。その点グランピングは、テントの設営はありませんし食事もオーダーすることができるので、まさにホテルと同じような状態です。
キャンプは体験してみたいけど、外で寝るのは不安という初心者キャンパーへのアウトドア入口として人気なのがグランピングとなります。いわゆるキャンプと大きく異なるのは、宿泊施設の違いや設備が整っていることです。
グランピングが邪道だと言われる理由
グランピングは邪道、そんなことはないとどこかでそんな意見を交わし合ったことありませんか。グランピングが邪道だと言う方たちには、それだけの理由があります。なぜ、グランピングが邪道だと言われるのか理由についてみていきましょう。
①:自然との一体感がない
グランピングが邪道な理由は、自然との一体感がないからという意見が多くあります。野営のキャンプは、ワイルドな自然との一体感が魅力で、困難さや不便さがあれども日常では感じられない自然を満喫できることが醍醐味。
それに対してグランピングは、自然はあるものの設備などが整っていることでワイルドさは半減されます。これが、野営キャンプが好きな方たちからすると、邪道だと言われるポイントです。大地の上でテントを張って眠るのと、建物の中で眠るのとはやはり自然との一体感には差があることは否めません。
とは言え、ホテル泊と比べれば自然を感じられるので、あくまでキャンプと比較するとということになります。
②:準備などの不便さがない
野営キャンプを好む方たちにとっては、テント設営や料理など自分たちで行うことが醍醐味のひとつです。そのため、テント設営する必要がなく料理などが準備されているグランピングは邪道だと思う方もいます。理由は、自然の中でサバイバルのようなチャレンジをすることがキャンプだからです。
グランピングの場合、バーベキューなど自分たちでやることはできますが、多くの場合施設で用意されていることがほとんどです。また、テントなどであっても既に設営されているため、自分たちで設営することはありません。
これも、グランピングが邪道だと言われてしまう理由です。
③:ホテル泊と変わらない
グランピングの施設では、ベッドやエアコンなどの設備が整っていることがほとんどです。そのため、ホテル泊と変わらないイメージとなります。野営キャンプを好む方にとって、これは邪道だと思われてしまう部分です。
アウトドアを楽しむなら、設備なんて邪道だと思われても仕方ないことではありますが、かなり快適なのは確かですね。グランピング施設によって、設備の内容は異なりますがかなり高規格なグランピング施設だと、ホテルよりラグジュアリーな場合もあります。
④:至れり尽くせりでつまらない
グランピング施設のプランによって異なりますが、食事はすべて準備をしてくれることがほとんどです。設備も整っているため、至れり尽くせり。しかし、野営キャンパーの方にはこの至れり尽くせりがつまらないと思われています。
確かに、すべて整っていることは快適ですが自分たちで作り上げるキャンプスタイルとは異なり、どこか物足りないと思うのも仕方ないことです。野営キャンプ好きな方にとっては、自分たちで作っていく楽しみがないことでつまらないと感じるのでしょう。
邪道と言われてもグランピングがおすすめの理由
グランピングは邪道だと言われたとしてもグランピングをおすすめできる理由があります。キャンプ好きな人でも、グランピングを楽しむことは十分できます。グランピングをおすすめする理由についてみていきましょう。
①:キャンプ初心者が気軽にアウトドアを楽しめる
グランピングは、キャンプに挑戦してみたいけど不安があるという初心者におすすめです。設備が整っているグランピングであれば、アウトドアの雰囲気を味わいながら快適に過ごすことができます。
テントの設営ができない方や、外で眠ることが不安な初心者にとって高規格なグランピングはアウトドアに挑戦する一歩となります。グランピング施設によっては、アクティビティツアーなどを設けていることもあるので、アウトドアも体験することも可能です。
野営キャンプをいきなりはじめてしまい、失敗などで苦手意識を持ってしまうこともあるので、グランピングから試してみれば慣れやすいと言えます。
②:子連れファミリーが安心してキャンプできる
高規格なグランピングは、初心者だけでなく子連れのファミリーにもおすすめです。ベテランキャンパーであれば問題ないかもしれませんが、やることが多い野営キャンプでお子さんの世話もしていると、なかなかスムーズに進まないことも考えられます。
その点、設備が整ったグランピング施設なら時間を有効的に使えるので、お子さんと一緒にアウトドアをゆっくりと楽しめます。また、アウトドアに不慣れなお子さんだと、不便なことがストレスになってしまうこともあるので、グランピングからはじめてみるのがおすすめです。
③:季節問わずアウトドアを楽しめる
グランピングがおすすめな理由は、季節問わず楽しめることです。もちろん野営キャンプでも可能ですが、通年営業のキャンプ場ばかりではありません。冬のシーズンはクローズしているキャンプ場もあります。そして、冬のキャンプは装備などが必要で慣れていない方にはハードルが高いことが特徴です。
その点、グランピングなら暖房設備が整っているため冬でも快適に楽しむことができます。中には、暖炉が設置されている施設もあり、ロマンチックな雰囲気も味わえるのでカップルにもよいでしょう。また、暑い夏でもエアコンの中で快適に過ごせることもおすすめなポイントです。
④:アウトドアが苦手な人でも誘える
仲間と一緒にキャンプがしたいと思っても、野営キャンプは苦手という方もいます。しかし、キャンプが苦手な方でもグランピングなら誘えるということもあるでしょう。特に女性の場合、アウトドアは興味があるけど虫が苦手という方や外で寝るのは不安だという方も多くいます。
グランピングであれば、そんな方たちを誘いやすいため幅広い人たちと出かけることができますよね。カップルなどであれば、彼女はキャンプが苦手というケースもあります。そんな場合、グランピングなら彼女もOKしてくれる可能性が高いので、アウトドアデートが実現できるでしょう。
【日帰り】邪道か知りたい人におすすめのグランピングスポット3選
グランピングは邪道なのか知りたい方におすすめの日帰りプランがあるグランピング施設を紹介します。グランピングなんてつまらないと決めつけずに体験すれば、キャンプとは違った良さも知ることができるチャンス。おすすめのグランピング施設をチェックしていきましょう。
①まかいの牧場「森のかくれ家」:動物と触れ合えるグランピング施設
静岡県富士宮市にある、まかいの牧場「森のかくれ家」は富士山のふもとにあるグランピング施設です。まかいの牧場では、さまざまな動物と触れ合えるので子連れのファミリーにおすすめです。日帰りのグランピングは、食事のプランを選ぶことができます。
地元のお肉を使った豪華なバーベキュープランや焚き火でマシュマロを焼く休憩プランなどがあります。テントが4つとロッジが1棟あり、必ず予約が必要です。設備が整いインテリアなどの内装が素敵なので、快適な日帰りグランピングを楽しめます。
富士山を眺めながらおいしい食事を満喫することができ、動物と触れ合えるなど楽しみが盛りだくさんの施設です。
住所 |
静岡県富士宮市内野1327-1 |
---|---|
電話番号 |
0544-54-0342 |
駐車場 |
あり。500台収容可能。 |
アクセス |
車: |
公式サイト |
まかいの牧場公式サイト |
②The Forest Garden KIMINOMORI(季美の森):おしゃれで豪華なグランピング施設
The Forest Garden KIMINOMORI(季美の森)は、2021年にオープンしたばかりの新しいグランピング施設です。とにかくおしゃれな雰囲気は、女性やカップルにぴったりのグランピング施設と言えます。豪華な食事を素敵なテントで過ごせるだけでなく、ヨガなどのアクティビティなどもあります。
日帰りプランは、手ぶらバーベキューとテント付きプランがあり、食事の内容などが分かれているので好きなプランを選ぶことが可能です。都心からおおよそ1時間ほどで行けるため、週末など気軽に行くことができます。
住所 |
千葉県東金市季美の森東1-590-5 |
---|---|
電話番号 |
0475-78-3838(予約:050-3171-3838) |
休業日 |
火曜日定休日 (臨時休業を除く) |
アクセス |
車:千葉東金道路 山田ICより約2分 |
公式サイト |
The Forest Garden KIMINOMORI(季美の森)公式サイト |
③ファームグランピング京都天橋立:海を眺めながらバーベキュー
ファームグランピング京都天橋立は、京都宮津市にあるオーシャンビューが魅力のグランピング施設です。白いドーム型のテントがあり、おしゃれな設備が整っています。日帰りプランは、海の側で手ぶらでバーベキューが楽しめる内容です。
野菜を自家栽培していることが特徴で、野菜の収穫体験ができるだけでなく獲れたての野菜をバーベキューに使うことも可能です。食育とグランピングをテーマにしている施設なので、お子さんがいるファミリーにもおすすめとなっています。
住所 |
京都府宮津市難波野397-13 |
---|---|
電話番号 |
0772-45-1073 |
駐車場 |
あり |
アクセス |
車:京都縦貫自動車道「与謝天橋立I.C.」から約20分 電車:京都丹後鉄道「天橋立駅」からタクシー10分。無料送迎もあり(要予約) |
公式サイト |
ファームグランピング京都天橋立公式サイト |
グランピングがつまらないと言わせない4つの方法
グランピングが邪道、つまらないと言わせないためにできることを紹介します。豪華で高規格なグランピングでも、キャンプ同様の楽しむ方法もあるんです。グランピングがつまらないなんて言わせない4つの方法についてみていきましょう。
①:調理は自分たちでやる
グランピング施設によって、自分たちで調理ができるところもあります。すべて調理済みのところもあれば、食材は用意されていて調理は自分たちでできる、持ち込みOKで自由に調理ができるところなどさまざまです。グランピングがつまらないと言わせないために、あえて自分たちで調理してみましょう。
至れる尽くせりの場所ではなく、ある程度自分たちでできるような施設を選ぶことでキャンプらしい体験もできます。キャンプと同じように自分たちで食事を準備したり、片付けをすればアウトドアを感じた過ごし方が可能です。
②:自然体験ができることをする
最近では街中にあるグランピング施設も増えていますが、つまらないと言わせないためには自然とできるだけ触れ合えるような場所を選ぶとよいでしょう。邪道だと言われる理由には、自然と一体感がないということがあるように、自然を満喫できる環境で過ごすことは重要です。
設備が整ったグランピングであっても、自然を満喫できるような体験ができればアウトドアをしている実感が湧きます。川がある場所なら釣りやカヌー体験ができたり、山間なら散策するなどいろいろなアクティビティにチャレンジすることが可能です。
③:豪華にし過ぎない
グランピング施設はさまざまな設備があり、場所によってはリゾートホテルも顔負けのところもあります。もちろん豪華な施設は素敵ですが、キャンプという感覚はほとんどありません。キャンプも体験したいけど不安があるという方は、豪華すぎないグランピング施設を選ぶとよいでしょう。
ロッジなどの宿泊施設があり、ある程度の設備の場所を選べばキャンプと近い体験ができます。プールやバーなどホテル並みの施設ではなく、もう少しシンプルな施設を選べば、野営キャンパーたちにつまらないとまで言われずに済むでしょう。
④:好きなことを満喫する
グランピングがつまらないと言われても、最終的には気にせず好きなことをすればいいというのが極論です。行ってみたいグランピング施設があるのなら、行ってみるのが一番。結局は、自分が楽しめればいいことなので、思いっきり好きなことを満喫しましょう。
豪華で高規格なグランピング施設には、それだけの魅力があります。野営キャンプにも魅力はたくさんありますが、それぞれは完全に別物。そう考えれば、何も気にせずグランピングを楽しむことができます。
快適さを受け入れながらキャンプのような体験を組み込むなど、好きなように楽しみましょう。
グランピングが邪道かどうか体験して確認しよう!
グランピングは邪道なのかについて解説しました。グランピングが邪道と言われる理由は、野営キャンプと比較するためです。これを別の物と考えれば、どちらの良さも受け入れることができるでしょう。グランピングが邪道だと思う方は、一度グランピングを試してみるといいかもしれません。
体験してみて初めて良さなどがわかるので、気軽にトライできる日帰りプランなどに挑戦することがおすすめです。自分好みのグランピング施設をみつけて、ぜひ新たな体験を満喫してみてください。

この記事のライター
minak1
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