キャンプの雨対策はブルーシートが便利!使い方やおすすめを紹介
キャンプの雨対策にとても重宝するブルーシートについて解説します。雨の日のキャンプ、タープの代用としてまた荷物などの雨よけとして役立つブルーシートの便利な使い方を詳しく説明。また、ブルーシートの耐久性や防水性など選び方やおすすめの商品を紹介します。

目次
- 安くて万能なブルーシートはキャンプの雨対策の味方!
- 【雨対策】キャンプでのブルーシートの使い方
- ブルーシートの使い方①:タープ代わりにする
- ブルーシートの使い方②:荷物などの雨よけとして使う
- ブルーシートの使い方③:テント下のグランドシートとして使う
- ブルーシートの使い方④:簡単なテントとして使う
- タープポールなしでもOK!ブルーシートを使った雨よけの張り方
- キャンプに使うブルーシートの選び方
- ブルーシートの選び方①:耐久性のあるものを選ぶ
- ブルーシートの選び方②:防水性が高い物を選ぶ
- ブルーシートの選び方③:目的や使用人数に合うサイズを選ぶ
- 雨キャンプにおすすめのブルーシート3選
- コンヨ(KONYO) ニュー ストロングシート#3000 2.7×2.7
- アイリスオーヤマ シルバーシート#4000
- 荻原工業 日本製 ブルーシート #3000 ターピーシート
- ブルーシートは雨対策以外でこんな使い方もできる
- ブルーシートの使い方番外編①:夜露を防ぐこともできる
- ブルーシートの使い方番外編②:片付けの時の荷物置き場にできる
- ブルーシートの使い方番外編③:ブルーシートサーフィンを楽しむ
- キャンプの雨対策はブルーシートを試してみよう!
安くて万能なブルーシートはキャンプの雨対策の味方!
ブルーシートは、お買い得な価格で購入でき、サイズも小さいソロキャンプ用から大人数で使用できる大きなサイズまで豊富にありキャンプにも重宝します。
また、晴れた日の敷物として使用できる薄いタイプのものから、工事用や災害用として利用できる厚みのあるものまで様々です。いざタープやグランドシートと色々とギアを揃えようと思うと出費がかさんでしまいがちです。
しかしブルーシートがあれば、キャンプの雨対策用としても使えて便利です。また、タープの代わりになるなどブルーシートの使い方や選び方、キャンプの雨対策以外の便利な使い方まで紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
【雨対策】キャンプでのブルーシートの使い方
厚手のブルーシートは、雨を通しにくいので雨対策用のキャンプにとても使い勝手がいいです。安くてコスパの高いブルーシート、キャンプの雨対策用の使い方を4つ紹介します。
ブルーシートの使い方①:タープ代わりにする
キャンプの雨対策でおすすめなのがブルーシートです。ブルーシートは、使い勝手がよく、1.8m、3.6m、5.4mなどサイズが豊富にあるので、ソロからファミリーキャンプまで使用できるのがメリットです。
ブルーシートはテントのような壁がなく、雨の日や太陽の直射日光を避けたい時などに屋根として大変便利です。価格帯も安いのでお財布にもありがたく、テント内を有効に使いたい時などタープを使う事でより快適に過ごせることが魅力です。
テントは寝室として、タープはリビングやキッチンとして使えます。極厚のブルーシートを購入すれば雨もりの心配もないのでおすすめです。
ブルーシートの使い方②:荷物などの雨よけとして使う
ブルーシートは、雨が降ってきたときに食材や荷物が雨から濡れないように守ってくれるメリットがあります。特にファミリーキャンプやグループキャンプの時には、食材や荷物の量も多くなりがちです。
そんな突然の雨が降った時は、食材や荷物の上から極厚のブルートを上からかけてあげることで、雨に濡れる心配がありません。
ブルーシートの使い方③:テント下のグランドシートとして使う
キャンプの雨対策でおすすめなのがグランドシートです。グランドシートは、土の表面からの湿気を遮ってくれる働きがあります。他にも、地面がデコボコしているところを緩和させたり、テントの底にキズが付かないよう守ってくれます。
質が良いグランドシートはその分値段も高くなってしまいがちです。しかし極厚のブルーシートを使用することで、雨の日の地面から出る湿気をシャットアウトしてくれます。
ブルーシートの使い方④:簡単なテントとして使う
ブルーシートを使って作る簡易テントは、特に夏キャンプにおすすめです。タープとグランドシートを組み合わせたような出来上がりです。簡単でしかも想像以上にしっかりしているので結構使い勝手がいいことが魅力です。
必要なものは、ポールに使う長めの棒とロープです。ロープは安い値段のものでも大丈夫ですよ。雨に濡れず、キャンプの雨対策に使えるのでぜひ試してみてくださいね。
タープポールなしでもOK!ブルーシートを使った雨よけの張り方
ブルーシートを使って雨よけが作れるやり方を紹介します。張り方はとても簡単なので、ぜひ試してくださいね。荷物などの雨よけやタープ代わりとして重宝しますよ。
- ブルーシート(厚手) 3.6×3.6m
- ペグ 5本
- ロープ 1本
- ストトレッチコード 2個
- ポール(1.8m) 1本
- 前もって、雨の中の作業を少なくするためにロープの先端部分をペグ1本を結んでおきます。
- 反対側のロープの先端部分に枝を使い仮結びしていきます。
- ブルーシートを広げ、後ろになる部分のブルーシートのサイド2カ所をペグ打ちします。
- 前になる部分のブルーシートの真ん中の穴にポールの先端部分を通し、前もって準備しておいた仮結びしていた枝を抜き、ポールの先端部分に差し込みます。
- きれいな三角形になるようにポールを立て、ロープを引っ張りながら張りを均等に見ながらペグ打ちをします。
- 出入口部分の両サイドをペグとストレッチコートでしっかりと取り付けます。
前もって枝で結んでおくことで、ポールを立てる時に枝をポールの先端部分と取り換えることができます。雨の中の作業が減り、スムーズに作業ができるので便利です。ポールを立てる時はなるべくきれいな三角形になるように立てましょう。
ちょっと広々と開放的に使用したい時は、出入口の片側のペグとストレッチコードを抜きます。中央部分のポールを取り付ける時と同じ手順で行えば、ブルーシート内も広く使う事が可能です。
キャンプに使うブルーシートの選び方
ブルーシートは、厚さにより耐久性が低いものから高いものまで様々です。キャンプの雨対策用として、どのようなブルーシートがおすすめなのか?3つの選び方のポイントで紹介します。
ブルーシートの選び方①:耐久性のあるものを選ぶ
ブルーシートには厚さがいろいろあります。商品を手にしたときに「#3000」のような表示を目にした方も少なくないはずです。これは、ブルーシートの厚さです。厚さにより、耐久性も異なってきます。
例えば、一般的に使用する#1500~#2000は、耐久性としては、3~6ヶ月ほどです。レジャーや家庭菜園などの時に使います。#2200~#2500は、5~9か月ほど使用可能です。小雨の時など、短時間の雨よけに重宝します。
#3000以上になると雨を通しにくいので、キャンプの雨対策用におすすめです。#3000で9~12か月、#4000になると2~3年ほど使用ができます。工事現場や災害用にも使われているほど丈夫です。
ブルーシートの選び方②:防水性が高い物を選ぶ
ブルーシートの厚みにより防水性も異なってきます。例えば、#2200~#2500と厚みが0.17㎜あるブルーシートは、雨がパラパラと降ってきたときのような短時間の雨よけに使用可能です。キャンプの雨対策としては、#3000以上と厚みが0.26㎜以上のブルーシートがおすすめです。
耐久性が高いのでタープの代わりやグランドシートなどに幅広く使用することができます。
ブルーシートの選び方③:目的や使用人数に合うサイズを選ぶ
ブルーシートは、使用用途や人数によって選ぶようにしましょう。例えば、キャンプ時の荷物置き場として使用するのであれば、厚みが0.17㎜と中厚の#1500~#2000がおすすめです。
グランドシートに使うのであれば、厚みが0.26㎜と厚手の#3000以上あると使い勝手がいいです。また、大人4人で使用するのであれば1.8×1.8m、10名程度で使用するのであれば3.6×3.6mのサイズが最適。目安としては、1人当たり90㎝程度のスペースを確保するとよいでしょう。
雨キャンプにおすすめのブルーシート3選
ブルーシートは、たくさんのメーカーから販売されているので「キャンプの雨対策用にはどれがいいのか?」と悩んでいる人も少なくないはずです。耐久性もあり、雨を通しにくいおすすめのブルーシート3選を紹介します。
コンヨ(KONYO) ニュー ストロングシート#3000 2.7×2.7





雨を通しにくい厚手のブルーシートなので、雨対策のキャンプにおすすめです。金属製のハトメが使われているので、ロープを結んだ時も固定できます。また、テントの下に敷くことでグランドシートとしても使えるので大変重宝します。
お買い得な価格で1年間と耐久性も高くコスパの高いブルーシートです。タープの代わりや荷物の雨よけとしても使用可能ですよ。
材質 | ポリエチレン |
規格 | #3000(厚手) |
サイズ | 2.55×2.60m |
重量 | 1040g |

グランドシートに最適
評価:270×270のテントのグランドシートとして使いました。ピッタリなサイズで、キャンプ用のグランドシートと比べてももはるかに安い価格で満足です。これで十分だと思います。
アイリスオーヤマ シルバーシート#4000


アイリスオーヤマのシルバーシートは、#4000と厚めで、キャンプの雨対策用として大変活躍が期待できます。同時にUVダブルコーティングが施されているので、太陽の日差しもシャットアウトしてくれ遮光対策のタープとしてもおすすめです。
3年ほどと耐久性も高く、魅力的ですね。厚みも十分にあるので、グランドシートとしても大変役立ちます。
規格 | #4000 |
サイズ | 約170×260㎝ |

タープとして使用しています
評価:タープとしてキャンプをするのに使い勝手がいいです。このシートは遮光性や遮熱性も高いので、真夏のキャンプでも快適に過ごせます。丈夫ですが、使用回数が増えてくるにつれ、ハトメの周りが若干伸びてきてしまいます。ちぎれたら、次はグランドシートとして使用する予定です。
荻原工業 日本製 ブルーシート #3000 ターピーシート





こちらのブルーシートは、日本で製造されています。厚みが約0.25㎝もあり、耐久性が高く約9~12か月使用可能です。農業用や産業用からレジャー用と幅広く使用されているブルーシートです。剛性感があるので、キャンプのグランドシートやタープの代用に活躍が期待できます。
素材 | 本体:ポリエチレン、ハトメ:アルミニウム(刻印あり) |
規格 | #3000 |
サイズ | 1.71×1.70m |
重量 | 0.5㎏/枚 |

満足です
評価:かなり助かっています。雨よけとして購入。2年目ですがまだしっかりと使えます。
ブルーシートは雨対策以外でこんな使い方もできる
安くてコスパの高いブルーシートは、使い方も豊富です。キャンプの雨対策だけに限らず、キャンプの時に知っておくと便利な使い方から、画期的な遊び方まで紹介しますね。
ブルーシートの使い方番外編①:夜露を防ぐこともできる
「朝起きてイスや机などを見たら濡れてしまった」なんてことありませんか?寝る前に大事なキャンプグッズの上にブルーシートを掛けて置くことで、夜露で濡れる心配がなくおすすめです。
特にダンボールは、夜露で濡れてしまうとぐちゃぐちゃになり持ち運ぶことも困難になってしまいます。ブルーシートを掛けるちょっとした工夫によって、大事なキャンプ道具が濡れずに快適に使うことが可能です。
ブルーシートの使い方番外編②:片付けの時の荷物置き場にできる
テントの撤収する際、荷物を置いておく場所があるとほんと便利ですよね。ブルーシートを広げて敷くことで、荷物置き場が確保でき、テントやタープの撤収もスムーズに行えるメリットがあります。
テントなどの撤収が完了したら、最後にブルーシートを片付けるだけです。地面の汚れが付いてしまった時は、簡単に水洗いをすればすぐに汚れが取れます。晴れている日でしたら、出発前のコーヒータイムなどの短時間で乾かすことが可能です。
ブルーシートの使い方番外編③:ブルーシートサーフィンを楽しむ
ブルーシートを波のように見立て、スケートボードで疑似サーフィンを体験することが可能です。まるで、大波に乗っている超ベテランサーファーなような感覚を味わえます。
「タープ・サーフィン」とも言われSNSでも話題です。ブルーシートサーフィンをする時は、大きいサイズのブルーシートを1枚とスケボーを用意すればできます。ブルーシートは遊びにも使えて斬新です。
キャンプの雨対策はブルーシートを試してみよう!
安い価格で購入ができるブルーシートは、タープの代わりに使ったり、テントの下に敷くグラウンドシートとしても使い勝手がいいです。キャンプの雨対策として使用するなら、雨を通しにくい#3000以上のブルーシートがおすすめです。
また、雨対策用としてだけではなく、キャンプ道具の夜露を防ぐことができたりと使い方も豊富にあります。ぜひ雨対策用としてブルーシートを使い、雨の日でも快適なキャンプを楽しんではいかがでしょうか。

この記事のライター
Kalimiki
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