キャンプのお座敷スタイルで雨対策はどうする?必要なアイテムや方法を紹介
多様なキャンプスタイルがある中で特に快適性も高く、人気を集めているお座敷スタイル。地べたに座ることになるので、地面の影響を受けやすく雨は天敵となってしまいます。雨の日でもお座敷スタイルを楽しめる対策法や、おすすめの便利アイテムなどをご紹介します。

目次
- 雨対策すればキャンプでお座敷スタイルも楽しめる!
- 雨キャンプでもお座敷スタイルにこだわる理由とは?
- お座敷スタイルのメリット①:荷物が減る
- お座敷スタイルのメリット②:ゴロゴロできる
- お座敷スタイルのメリット③:撤収がラク
- キャンプでお座敷スタイルの雨対策
- お座敷スタイルの雨対策①:サイト選びは重要
- お座敷スタイルの雨対策②:グラウンドシートを使う
- お座敷スタイルの雨対策③:椅子を用意しておく
- 【雨対策】お座敷スタイルの作り方
- 雨キャンプのお座敷スタイル対策におすすめ
- 雨対策おすすめアイテム①:ogawa「リビングシートロッジ用」
- 雨対策おすすめアイテム②:Grabber「オールウェザーブランケット」
- 雨対策おすすめアイテム③:DOD「ヘーキサタープ」
- 雨対策をしてお座敷スタイルのキャンプを楽しもう!
雨対策すればキャンプでお座敷スタイルも楽しめる!

キャンプブームの到来と共に、キャンプスタイルも多種多様に増えてきましたね。
そんな中で子連れキャンパーにも人気が高いのが、椅子を使わずに地べたに座る「お座敷スタイル」です。
日本人なら慣れ親しんだ床に座る形式は、靴を脱ぎゆっくりとくつろげることが最大の魅力。
そんなお座敷スタイルは地面の環境の影響を受けやすく、雨との相性は最悪と言わざるをえないでしょう。
しかししっかりと対策を行えば、急な悪天候でも諦める必要はありません!
この記事ではお座敷スタイルならではの魅力や、雨天時に備えた対策法・あると便利なおすすめグッズなどをご紹介していきます。
雨キャンプでもお座敷スタイルにこだわる理由とは?
ファミリーキャンプを中心に人気を集めているお座敷スタイルは、ソロキャンパーやカップルにもおすすめな形式です。
お座敷スタイルの魅力はテント内を広々と使えることだけではありません。
近頃お座敷スタイルを選択されるキャンパーが多い理由は、手軽さや快適性にもありました。
お座敷スタイルならではのメリットについて詳しくみていきましょう。
お座敷スタイルのメリット①:荷物が減る
キャンプ用品の中でもかさばってしまいがちなのがチェアではないでしょうか。
普段なら人数分のチェアを用意しなければいけませんが、お座敷スタイルならその必要もないのでお出かけ時の荷物が少なくて済むことが大きなメリット。
荷物が減る=キャンプへの道のりや準備などもラクに行えるということなので、より手軽にキャンプができ、初心者の方にも向いていると言えるでしょう。
最小限しか持ち運ぶことのできないバイク乗りの方や、椅子を用意するとテント内が窮屈になってしまう複数人でのキャンプにも最適ですね。
お座敷スタイルのメリット②:ゴロゴロできる
靴を脱いで、まるでリビングでくつろいでいるかのように、ゴロゴロと過ごすことが出来るのもお座敷スタイルの醍醐味ではないでしょうか。
休憩したくなったらそのまま横になれるので快適性も高く、まだ小さなお子さんが一緒のファミリーキャンプにも最適です。
障害物も少なく、自由にシート内で動き回ることが出来るのでお子さんに窮屈な思いをさせることもありません。
オールシーズン快適に過ごせるスタイルだと言えるでしょう。
お座敷スタイルのメリット③:撤収がラク
荷物が少ない分、撤収がとても簡単に済ませることが出来るのもお座敷スタイルのいいところです。
防寒具の多い冬キャンプなどは特に荷物が多くなってしまい、設営・撤収ともに時間がかかってしまいがちですよね。
お座敷スタイルの場合は、あっという間に片付けられるので楽しんだ後の一仕事もストレスフリー。
人手が少なくてもどうってこともないのでソロキャンプの方に人気があるのも頷けます。
キャンプでお座敷スタイルの雨対策
事前に雨予報と分かっていたならば、キャンプスタイルの変更も検討することが出来ますが、山の天気は変わりやすく予想外の雨に見舞われた際には対策をしていないと慌ててしまうことになりかねません。
雨天時にも備えたお座敷スタイルの対策法をご紹介していきます。
お座敷スタイルの雨対策①:サイト選びは重要

キャンプスタイルに関係なく重要なサイト選びですが、お座敷スタイルの場合は特に慎重に行うことがポイントです。
水はけの悪い場所や、雨水が流れてきてしまうような場所では、ゆったりとくつろぐどころでは無くなってしまうでしょう。
雲行きが怪しい日のお座敷スタイルキャンプは早めのスペース確保が鉄則ですね。
お座敷スタイルの雨対策②:グラウンドシートを使う
グランドシートはテントの下に敷いてテント本体を保護する目的の他、浸水を防ぐ効果もあるためお座敷スタイルの場合にはマストアイテムと言えます。
商品によって素材なども異なるため、耐久性や耐水性にも違いがあります。また価格面も数千円~1万円を超えるような商品もあるので、グランドシート選びでは大切なポイントになるでしょう。
お手持ちのテントのサイズに合うものを選ぶことはもちろん、目安としては2,000㎜以上の耐水圧を備えているものであれば、雨水もしっかりと防いでくれ安心してキャンプを楽しむことが出来ます。
お座敷スタイルの雨対策③:椅子を用意しておく

キャンプ当日、出発前に雨が降ることが分かっている場合には椅子を用意しておくといいでしょう。
椅子を使ってしまうと、お座敷スタイルの荷物が少なくて済むことや、テント内のスペースを広々と使えるというメリットは感じられなくなってしまいますが、せっかくキャンプに行くのであればなるべく快適に過ごしたいですよね。
使う使わないは別として、備えとして持参しておくといざという時に慌てることもないのでおすすめですよ。
【雨対策】お座敷スタイルの作り方
- 一番下にリビングシートを敷く
- リビングシートの上に銀マットを敷き詰める
- 防水性や耐久性のある厚手のレジャーシートを重ねる
- 汚れても大丈夫な布を全体に敷く
動画内で紹介されているお座敷スペースの広さは3×3mの広さにゆとりのあるサイズです。
ポイントは1番下のリビングシートから、最後表面にくる汚れ対策のラグまで同じ大きさの物を重ねていくこと。
ピッタリの物が見つからない場合には複数枚を用意して敷き詰めるようにするといいですね。
また雨天時のことを考慮すると、1番下に敷くリビングシートは動画で使用されているような淵が起き上がったバスタブ状のリビングシートがおすすめです。
靴や地面からの土汚れの侵入を軽減してくれる効果もあり、テント内に汚れを持ち込まないように、意識することがまだ難しい小さなお子さんと過ごすキャンプにも最適ですよ。
雨キャンプのお座敷スタイル対策におすすめ
普段よりも不便を強いられてしまう雨キャンプ。耐水性の高いテントを選ぶことや、ブルーシートを活用することもとても重要になってきますよね。
今回は特にお座敷スタイルを楽しむためにあると便利なおすすめアイテムを3つご紹介します。
雨対策おすすめアイテム①:ogawa「リビングシートロッジ用」


テントやシェルターのリビング専用シートで、シートの周りが起き上がったバスタブ状の造りになっています。
耐久性と耐水性に優れているので雨の日の使用でも頼もしく、土汚れなどの侵入をしっかりと防いでくれることがポイントです。
四隅はS字フックで取りつけりようになっていて、角以外にもシートをしっかりと固定出来るようにサポートシステムが備え付けられています。
雨水だけでなく悪天候時の風にも強いので、天気が悪くても安心してキャンプを楽しめるでしょう。
サイズ | 310×210㎝ |
素材 | PVC |
重量 | 3.7㎏ |

価格に見合った品質の高さ
評価:オガワの商品ということで価格はわりと高値ではありますが、その分品質はしっかりとしていて、擦れなど摩擦にも強く長く使えそうです。 うちはオールシーズンお座敷スタイルで雨対策はもちろん、寒さ対策にももってこいのアイテムだと思います。
雨対策おすすめアイテム②:Grabber「オールウェザーブランケット」



商品名にはブランケットとありますが、毛布のような柔らかい素材ではなくプラスチックフィルムでアルミニウム・ポリエチレン繊維を挟んだ4層構造の厚みのあるレジャーシートのような肌触りが特徴です。
保温性や防水性が高く、冬キャンプや雨天時の寒さ対策にブランケットとして使用することやリビングシートに重ねてインナーマットとして活用することも出来ます。
サイズ | 152×213㎝ |
素材 | プラスチックフィルム・アルミニウム・ポリエチレン繊維 |
重量 | 300g |

軽いのにとても丈夫
評価:耐久性がとても強く、キャンプ時雨が降ってきた時に濡らしたくない荷物を守るにも最適です。 丈夫なわりにとても軽量で、アウトドア時の備えとして毎回持って行くようにしています。
雨対策おすすめアイテム③:DOD「ヘーキサタープ」


雨が降ってしまうと行動が制限されてしまいますが、断熱性のあるタープがあればテント内はお座敷スタイルでも炭火調理や焚火も可能です。
素材のポリコットンは、ポリエステルとコットンの良いとこどりをしていることが特徴です。火の粉が飛んでも穴があきにくく、雨も吸収し雨漏りの心配が要りません。
設営状況に応じて変形が可能な点もヘーキサタープの魅力です。
サイズ | (約)420×420㎝ |
素材 | ポリコットン |
重量 | (約)3.0㎏ |

大雨には不向きかもしれない
評価:最低耐水圧は350㎜と雨の日の使用には不向きかと思っていましたが、コットンの材質上吸水性が高く、雨水を吸ってくれるので下に雨漏りがしてくるということはありませんでした。 乾くまで時間がかかってしまう点がデメリットです。気になる方は防水スプレーをふっておくといいかもしれません。
雨対策をしてお座敷スタイルのキャンプを楽しもう!

一度挑戦してみると想像以上の快適性に虜になってしまうキャンパーも多い「お座敷スタイル」。しっかりと雨対策を行っていれば悪天候も怖くありません。
雨音を聞きながらテントの中でゆっくりと過ごす時間は、晴れの日のキャンプでは味わえないまた一味違った楽しさがありますよ。
季節問わずに快適に過ごせるお座敷スタイル、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事のライター
miiiii
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