犬と車中泊するためのテクニックと注意点を紹介!
愛犬と旅行に行きたいけど、ホテルに泊まるのは予算的に難しいという人は車中泊をする手段もあります。人気のキャンプやアウトドアをわんこと楽しめたら、楽しみも倍増です。しかし、初めて愛犬と車中泊をする人は注意点も知っておく必要があります。
安全なわんことの車中泊を楽しむための注意点やテクニックなどについて、解説していきます。
犬と車中泊するためのテクニック
■テクニック①ドッグスペースを確保する
犬と車中する場合は、ドッグスペースを確保する必要があります。ハイエースなど大きな車であれば、フルフラットにしてゲージスペースを作ると良いでしょう。自分が横になるスペースとわんこが寝れるスペースを作ることがポイントです。
小型や中型の場合は、スペース確保がしやすいですが大型犬の場合はサイズをしっかり測っておくようにしましょう。
■テクニック②移動中はゲージに入れる
キャンプ場などに向かう車中では、犬をフリーな状態にせずにゲージに入れるようにしましょう。安全性の問題だけでなく、犬をフリーにしておくと車酔いをしてしまう危険があるからです。
揺れる車内でバランスを取ろうとすると、三半規管が乱れてしまいます。そのため、移動中は犬をゲージに入れることで、車酔いを防ぐことにつながります。ゲージの中でかわいそうと思わずに、ゲージに入れておく方が安全なのです。
■テクニック③車中泊にはハイエースがおすすめ
犬と遠出をして車中泊をするなら、ハイエースがおすすめです。車中泊、犬、自動車などと検索をするとさまざまな車種が出てきます。その中でもハイエースが人気なのは、スペースの広さと機能性の良さにあります。
ハイエースを犬と車中泊できる仕様工夫したFD-BOXは、換気扇の装備などもあり犬にとっても快適な仕様です。ハイエース以外では、キャンピングカーはもちろんのこと、ステップワゴンやフリード、ジムニーなども犬と車中泊仕様に向いています。
■テクニック④便利グッズを使用する
犬と快適で安全な車中泊をするためには、いくつかの便利グッズを持っていくことがおすすめです。たとえば、トイレの問題があります。トイレに流せる犬用トイレグッズなどがあるので、持っていくと便利です。
車のエンジンを止めておくときに、ドア用ネットがあると犬が飛び出す危険もなく虫避けにもなります。そして、夏などの暑い時期は保冷剤やシートなどがあると暑さ対策になるので安全のためにもおすすめです。
犬と車中泊するときの注意点
■注意点①熱中症・脱水に気を付ける
犬は人間と違って汗腺が肉球に少しあるだけなので、体温調節が難しい生き物です。そのため、熱中症に弱いという特徴があります。車中泊の場合は暑さ対策を取っておかないと、犬が熱中症になってしまう恐れがあるのです。
できれば、エンジンを切ってもエアコンが効く車がベストですが、そうでない場合は扇風機や保冷グッズ、カーテンなどで暑さ対策を取るようにしましょう。そして、こまめな水分補給をして、ドライフードだけでなくウエットフードも用意することがおすすめです。
■注意点②粗相をしないように工夫する
犬と車中泊する注意点は、粗相をしないように気をつけることです。トイレを失敗してしまうと、荷物などが汚れたり臭いが残ったりするので後が大変になってしまいます。そのため、トイレシートや人間のおねしょ防止シートなどを工夫しておくと良いです。
車中泊を頻繁にするようなら、トイレのしつけをしっかりしておくことが大事です。日頃から、トイレをシートでできるようにしておくことを教えて訓練しておきましょう。
■注意点③車内に放置しない
犬と車中泊で出掛ける場合、犬を車中に放置しないように注意してください。当然ですが、特に暑い夏は熱中症になる危険性があります。しかし、これは夏だけの問題ではなく春夏秋冬通して、車中に放置することは短時間でもしないことです。
人間が暑くないと思っていても、毛皮をまとっているような犬にとっては暑いこともあり、熱中症や脱水症状を引き起こす危険があるためです。わずかな時間だと思っても、犬だけを車内に放置することは厳禁です。
犬との旅行で車中泊する時は車内の環境を整えよう!
犬と車中泊をするテクニックと注意点を紹介しました。キャンプやアウトドアを犬と安全に楽しむためには、事前にテクニックや注意点をしっかりと覚えておきましょう。何より、大事な愛犬にとってストレスがない状態を作ってあげることです。
愛犬と一緒に過ごす旅行は、幸せな時間をもたらしてくれるはずです。安全な愛犬との車中泊で、たくさんの思い出を作りましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。