焼印の自作方法を紹介!
焼印の自作方法【リューター】
リューターを使った焼印の自作方法や、必要な材料・道具についてまとめました。リューターで自作するのに適した焼印の特徴も説明します。
■リューターのメリット・デメリット
■必要な道具①真鍮
サイズ | 30×30×20mm |
■必要な道具②軟鉄丸棒
サイズ | 4×300mm |
■必要な道具③持ち手
素材 | 天然木 |
■必要な道具④トレーシングペーパー
サイズ | A4 |
内容量 | 50枚 |
デザインした焼印の図案を真鍮の切削する部分に転写するために、トレーシングペーパーを使います。原画にトレーシングペーパーを重ねて写し取り、クレヨンやカーボン紙などを使って、焼印の真鍮に写すと簡単です。
■用意する材料①リューター
サイズ | 幅3.5×長さ23.0cm |
重量 | 260g |
回転数 | 8,000~18,000(回 ⁄ 分) |
定格使用時間 | 15分 |
■用意する材料②金切ノコギリ
サイズ | H310×W70×D15mm |
刃渡 | 250mm |
素材 | バイメタル |
■用意する材料③ドリル
サイズ | 長さ198×幅83×高さ235mm |
重量 | 1.4kg |
最大トルク | 30N・m |
焼印本体となる真鍮と持ち手に、軟鉄丸棒を差し込むための穴を開けるのにドリルを使用します。真鍮に穴を開けるには、鉄鋼用のビットを取り付けます。
■自作手順①サイズに合わせてカットする
■自作手順②描いた原画を写す
■自作手順③リューターで削る
精密作業向けのビットで図案の輪郭を彫ってから、太いビットで大まかに削っていくと簡単に自作できます。木材に焼印するなら1mm、革製品の焼印なら2mm程度の深さをつけて自作します。
■自作手順④持ち手を付ける
焼印の自作方法【エッチング】
エッチング(Etching)は、腐食液で金属を部分的に溶かして凹凸をつける手法です。エッチングで焼印を自作するのに必要な材料・道具と作業手順について紹介します。
■エッチングのメリット・デメリット
■必要な道具
- カッター
- 金切ノコギリ
- ドリル
- 金属製以外の容器
- 割り箸
- マスキングテープ
■用意する材料
- 真鍮
- 軟鉄丸棒
- 持ち手
- エッチング液
- カッティングシート
- 重曹
リューターで自作する場合と同様に、真鍮ブロックを焼印の本体に使用します。エッチング液や腐食させたくない部分を保護するカッティングシートを用意しましょう。重曹は水に溶かし、腐食後の真鍮に浸して中和剤として使用します。
エッチング液の商品紹介
内容量 | 200cc |
■自作手順①デザインを決めて真鍮を加工する
■自作手順②真鍮をマスクする
■自作手順③エッチング液につける
■自作手順④持ち手を付ける
リューターで自作する場合と同様に、ドリルを使って焼印の持ち手を取り付けます。真鍮ブロックと持ち手に、軟鉄丸棒の直径の穴をドリルで開け、軟鉄丸棒を差し込めば、自作焼印の完成です。
焼印の自作アイデア
真鍮以外の材料を使った焼印の自作アイデアを紹介します。リューター・エッチング液を使わない自作方法も要チェックです。
■アイデア①アルミ材を使う
■アイデア②針金を使う
焼印の自作に関するQ&A
- 自作に使ったエッチング液はどのように廃棄すればよい?
廃液処理剤が付属していない製品の場合、消石灰で中和した後、コンクリートで固めて不燃ごみとして廃棄します。消石灰は園芸店、コンクリートはホームセンターで購入できます。
- 焼印を押すときは、どの程度熱すればよい?
真鍮製の焼印をガスコンロで熱するなら、5分ほど熱してみて、表面の色が変色してきたら木片などに試し押しします。焼き色がつかない場合は、再度焼印を加熱します。赤くなるまで加熱すると焼印が溶けたり変形したりするので、過度な加熱は避けましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。