パラコードを編んでナイフのグリップ力を強化しよう!
キャンプなどのアウトドアでナイフは必需品の1つです。ナイフを安全に使いやすくするためのパラコードをつけるだけで、ナイフの握り方がラクになり使いやすくなります。パラコードナイフを作るために必要な道具や結び方、なぜパラコードが利点となるのかなど知っていればグリップ強化によって快適な使い方ができます。
はじめての人でもパラコードの編み方のポイントや準備などについて解説していきます。
ナイフにパラコードを編む利点と方法
■ナイフにパラコードを編む利点
ナイフにパラコードを付ける利点は、摩擦に強く水にも強いことです、付けるだけでグリップが良くなり、きちんと握ることができます。グリップを握りやすくなることで、安全にナイフを使うことができるためキャンプなどのアウトドアでの使用におすすめです。
サバイバルツールとしての活用と、グリップが握りやすくなるといった利点があるのでキャンパーにとって非常に役立つものとなります。
■必要な道具・材料
編んで付けるために必要な道具を紹介していきます。必要な道具は、パラコードとハサミとライター、メジャーです。さらに便利グッズとして、洗濯バサミやヘアピンなどがあるとベターです。
洗濯バサミは、ナイフを完成するときの長さを決めておくポイントに一時的に目印を付けるときに使えます。ヘアピンは、パラコードを編んだあとに縫い込むときに活用できる便利アイテムです。細いループに編み込むときは、ピンセットがあるとさらに便利となるのでおすすめと言えます。
■ナイフへのパラコードの編み方
- カットする
- 端をライターで焼く
- 半分に折って真ん中で交差させる
- ねじって固定して両面にしていく
- 繰り返していく
パラコードを付けるナイフの長さによって、カットします。約10cmほどの刃のナイフであれば、約3mあれば十分です。端をライターで炙っておくとほつれを防止することができるので、おすすめです。パラコードを半分に折って真ん中で交差させ、ねじって固定して両面にして繰り返していきます。
繰り返して最後に2本を裏側から穴に通し、固結びをしたら完成です。はじめてで結び方がやりづらい場合は、上の紐の部分を輪ゴムなどで固定しておくとスムーズに編むことができます。ポイントは隙間ができないように詰めていくように編んでいくことです。
ナイフにおすすめのパラコード
■ガーバー/アウトドアナイフベアグリルス
自作する時間がない人は、既製品を買うこともできます。値段が手頃で軽作業などに向いているガーバーの「アウトドアナイフベアグリルス」は、オレンジカラーのことが特徴です。細めのパラコードを使っていて、軽いため女性でも使いやすいと言えます。
ハードな作業には向いていない場合もありますが、セカンドナイフとして使うこともできます。ちょっとした作業であれば十分に使えるので、キャンプなどのアウトドアにおすすめです。初めて使ってみようというときには、値段の手頃さや扱いやすさを考えると最適なバランスだと言えます。
■土佐鍛造/フルタングアウトドアナイフ「独遊」
日本の刃物の生産地として有名な高知県を拠点とする、土佐鍛造のナイフです。さまざまなナイフを制作していて、アウトドア好きな人に知られる人気ブランドです。土佐鍛造のナイフは、丈夫なことがメリットで革ケースが付いていることもおすすめポイントとなっています。
値段的にはやや高めと感じるかもしれませんが、かなり丈夫なのでしっかりと使えば長持ちするため長い目で考えるとお得です。コンパクトな仕様なのでキャンプなどのアウトドアへの持ち運びも簡単で、ややハードな作業でも使えるので便利です。ネイビーカラーは、シンプルでオシャレなこともおすすめの点です。
ナイフにパラコードを編んでより便利に使おう!
編み方・結び方やおすすめを紹介しました。キャンプやアウトドアでの作業に必須なナイフは、パラコードがあるだけで使いやすくなります。見た目もオシャレになることもメリットですが、使うとグリップの良さを感じることになるはずです。
安全にナイフを使うためにも、グリップを強化したナイフはおすすめと言えます。自分のお気に入りのナイフに好みに編んで、自作のナイフを作ってみましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。