ナイフを使った火起こし方法を紹介
キャンプで焚き火をする際に、自分で火起こしができたら便利ですよね。多少時間がかかっても、マッチやライターなどを使わずに火を起こせたらサバイバル度がアップします。火を起こすことで、火のありがたさを感じることもできるのでキャンプがより一層楽しめます。
サバイバル心をくすぐる火起こしは、キャンパーなら1度はやってみたいことです。ナイフで火を起こす方法についてチェックしてみてください。
ナイフを使った火起こし方法
■バトニングで薪を作成
バトニングとは、ナイフで薪を細かく割ることです。焚き火やブッシュクラフトに必要な作業となります。ネーミングの由来は、リレーのバトンからだと言われています。斧で薪を割るだけでは、細かな薪を割ることは難しいためナイフで細かな薪を割っていきます。バトニングは、垂直にナイフを振り下ろし木目に合わせるようにします。
安定した場所で体を並行にしながら割るようにしてください。ナイフの刃先で叩くとバトニングすることができますが、初心者は慣れていないとナイフの刃が折れてしまうので慣れてからにしましょう。
■フェザースティックを作成
フェザースティックとは、薪をナイフで削って作る火起こしの道具です。形がフェザーのように見えるため、フェザースティックと呼ばれています。バトニングした薪を使って、削っていきます。だいたい指2本くらいのサイズ幅が目安と考えておきましょう。木の角にナイフを当てて削ると削りやすいです。
最初はなかなか上手くいかないこともあるので、木くずが出ますが火口に使えるので捨てずに取っておきましょう。
■着火
フェザースティックができたら、次は着火していきます。ファイヤースターターという棒状の金属で火を起こしていきます。ナイフの峰の部分でファイヤースターターを削り、フェザースティックに火をつける手順です。この作業は、慣れるまで非常に大変かもしれません。スターターをしっかりと削れないと、火を起こすことができないです。
火花が飛んで喜んでも、フェザーに火がつかないということもあるので、何度も練習を重ねることが大事なポイントです。
火起こしにおすすめのナイフ
■ケラム/ウルヴァリン
サイズ | 全長:20.6cm、刃長:約9.5cm、刃厚:約3.3mm |
重量 | 120g |
刃材 | SPT炭素鋼 |
使いやすいナイフ
評価:見た目がカッコいいだけでなく、使い心地バツグンでした。刃の長さもグリップもちょうどよく、研げば研ぐほど切れ味もよくなります。
■鍛冶屋トヨクニ/土佐アウトドア剣鉈120
サイズ | 約刃長120mm、刃幅28mm、厚さ4mm |
重量 | 220g |
刃の素材 | 青紙二号鋼 |
形も切れ味も満足
評価:サイズがちょうどよく、切れ味も満足しています。刃石で研いで丁寧に保管することで、非常に持ちもよくコスパがいい商品です。
- ファイヤースターターで着火するコツは?
使うときに、ロッドの手元まで擦ることが大事です。先や真ん中だけ使うと使いづらくなります。金属を固定してロッドを引くことがコツです。
ナイフを使った火起こし方法を覚えてキャンプに取り入れよう!
ナイフを使った火起こしの方法やおすすめのナイフを紹介しました。キャンプの焚き火を火起こしで楽しめれば、ワイルドなキャンプを楽しめます。
慣れるまで失敗することもありますが、火起こしのコツやポイントがわかるようになればできるようになります。自分好みのナイフを選んで、火起こしで焚き火を焚いてサバイバルを楽しみましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。