雨の日に焚き火はできる?方法やコツ・おすすめの難燃素材タープを紹介!
雨の日に焚き火はできる?について解説します。雨の日に焚き火をする方法やコツをはじめ、必須アイテムや注意点徹底的に説明。また、雨除け用にも使え便利なタープ、火に強いと言われるコットンやTC素材のおすすめ難燃性タープも紹介します。

目次
- 雨の日にキャンプで焚き火をする方法を紹介!
- 雨の日に焚き火をする時の必需品
- 必需品①難焼素材のタープ
- 必需品②着火剤
- 必需品③防水性のある衣服・靴
- 必需品④タオル類
- 雨の日に焚き火をする方法とコツ
- 方法
- コツ①タープを高めに設定する
- コツ②着火剤をいつもより多く用意する
- コツ③火をできるだけ小さく保つ
- コツ④薪の中の乾燥している部分を使う
- コツ⑤焚き火の側に薪を置き乾燥させる
- コツ⑥薪の組み方を変える
- 雨の日に焚き火をする時の注意点
- 注意点①2ルームテントのリビングではしない
- 注意点②雨・風が強い時は中止する
- 注意点③就寝前に必ず消す
- 雨の日の焚き火におすすめのタープ
- テンマクデザイン 焚火タープ コットンヘキサ(M)
- DOD TT8-583-BK ブラック オクラタープ
- テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC 焚き火version
- タントカ タープ 2 TC
- 雨の日の焚き火はマナーを守りながら行おう!
雨の日にキャンプで焚き火をする方法を紹介!
キャンプ当日に突然の雨、キャンプのメインイベントでもある焚き火をあきらめてしまった人も少なくないはずです。薪や地面が濡れてしまっているので、晴れている時と勝手が違い、火付けに失敗することも多いです。
しかし、雨の日でも焚き火を楽しむことができます。方法やコツ、注意点などを詳しく説明。また、ソロキャンプやファミリーキャンプ用に雨除けにも使える、おすすめ難燃性タープも紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
雨の日に焚き火をする時の必需品
必需品①難焼素材のタープ
タープは、日差し除けだけでなく、雨除けとしても使える便利なアイテムです。多くのタープは、ポリエステル素材などの化繊素材。軽くて乾きが早いので使い勝手がいいのですが、火の粉がタープに飛び散ると、確実に穴が開いてしまいます。
焚き火をする時のおすすめは、難燃性素材のタープです。難燃性のタープは、耐火性の高いポリコットンやコットン素材のため、火の粉が飛び散っても燃えにくいのが特徴です。タープは、決して燃えないわけではないので、近すぎには注意が必要です。
必需品②着火剤
雨の日は、湿気が多いので、火付けがすぐできる人でも苦戦しがちです。火付けに成功したと思っても、すぐに消えてしまうこともよくあります。普段は、着火剤を使用しない人でも、雨の日には着火剤がおすすめです。
必需品③防水性のある衣服・靴
雨キャンプは、太陽が出ていないため気温が低いです。テントなどの設営や撤収時には、濡れてしまうこともよくあります。できるだけ濡れずに作業するためにも、通期性が高く、耐水性に優れたレインウエアは欠かせません。
夏場は、通期性が悪いレインウエアを着ての作業では、設営や撤収時にムシムシし、汗だくになってしまいます。足元もぐちゃぐちゃ、普段の靴ではすぐに中まで濡れたり、汚れてしまう可能性もあるので、長靴が便利です。
また、蒸し暑い夏場は、特にサンダルがおすすめ。濡れたら拭けば乾くので重宝しますよ。
必需品④タオル類
タオル類は、普段より多めに持参することをおすすめします。雨除けに使っているタープに雨水が溜まり取ろうとしたら濡れてしまったなんて、ハプニングもあります。他にも、雑巾類が重宝します。
テントに入る際に拭いたり、濡れている所や汚れている所も拭けて便利です。撤収時にキャンプ用品を拭く時にも役立ちますよ。また、着替えも多めに持って行きましょう。
雨の日に焚き火をする方法とコツ
方法
雨キャンプには、大きいサイズのテントがおすすめです。例えば、2ルームテントとタープ連結させることで、雨でも広々とした居住スペースができます。雨除け用のタープの中で、濡れずにテントの設営撤収の準備もできるので便利です。
ソロキャンプには、大きめのタープが役立ちますよ。
コツ①タープを高めに設定する
雨の日の焚き火場合、タープの高さをなるべく高く、火の粉が当たりにくい高さが必要です。目安として3mくらいがベストです。焚き火の温度は、1300度くらいと高温です。火の粉の温度も800度くらいあります。
タープに近すぎる高さで焚き火を行うと、高温の火の粉が飛び散り穴だけでなく、火事の原因にもなります。なるべくタープが焚き火に近くならないよう、遠ざけるようにしてくださいね。
コツ②着火剤をいつもより多く用意する
雨キャンプの焚き火の火起こしは、結構大変です。そのためにも、着火剤は多めに持って行きましょう。火付けのコツは、一気に着火させることです。
ソロキャンプなど荷物をなるべく減らしたい時は、新聞紙や小枝やスギの葉は良く燃えるので、火起こしにおすすめです。スギの葉が濡れている時は、乾いた布なので水分を拭き取ってから使ってくださいね。
なかなか炎が出ない時は、息を吹きかけながら行うと火が安定してきます。
コツ③火をできるだけ小さく保つ
炎が大きかったり、タープの近くでしていては、せっかくのタープに穴が開いてしまう可能性も。薪は横にし、炎をなるべく小さくキープしましょう。
天気がいい日のように、薪を組んだり、立てると煙突効果で下から上に空気の流れが自然にでき火がどんど燃焼してしまいます。
コツ④薪の中の乾燥している部分を使う
薪を現地で調達をする場合は、乾いた薪がベストです。しかし、濡れた薪や湿った薪しか見つからないことも多いです。が、濡れた薪でも、ナイフなど使い薪を割ってみたり、裂いたりしてみると、薪の中が乾燥していることが多いです。
火起こしには、できるだけ細くして使うのがコツですよ。消えやすいので、なるべく多く用意してくださいね。
コツ⑤焚き火の側に薪を置き乾燥させる
薪が湿っていたり、地面に置いて薪が濡れてしまった場合は、焚き火の周囲に置いて乾させます。焚き火の炎が出てきたら、濡れた薪も乾燥し、焚き火に使うことが可能です。
コツ⑥薪の組み方を変える
雨の日の焚き火で、火がすぐ消えてしまったり、火が付きにくい場合は、薪の組み方を変えることをおすすめします。太い薪を使い、雨除けのイメージで組立てるのがコツです。井桁に薪を組み、焚き火に屋根を作っていきます。
乾いた小枝やスギ葉で着火させ、雨に当たりにくいので、火が安定しやすいです。上部の太い薪も乾燥し、少しずづ燃えていきます。
雨の日に焚き火をする時の注意点
注意点①2ルームテントのリビングではしない
2ルームテントは、リビングと寝室部分に分かれたテントで、ファミリーキャンプやグループキャンプに人気のある大型サイズのテントです。2ルームテントのリビングルームでの焚き火は大変危険です。
万が一、火の粉が、2ルームテントに飛び散り火災が発生したり、一酸化炭素中毒の危険も考えられます。タープを高めに設置しても火の粉が飛び、タープについてしまうケースもあるくらいなのです。
また、2ルームテントは、サイズも大きいため、区画サイトが狭いキャンプ場の場合、隣との間隔も狭いです。そのため、焚き火をする際は、風向きなどに注意が必要です。
注意点②雨・風が強い時は中止する
横風で雨が中に入り込むような状況や大雨で水分を含みタープが重たくなる場合は、焚き火を一旦中止しましょう。強風の時も同様です。強風の影響でタープがあおられてしまい、タープが倒れてしまう場合もあります。
その中で、焚き火をするのは、火災の可能性もあり、大変危険です。現場のその時の天候により判断が必要です。
注意点③就寝前に必ず消す
焚き火の火を付いたまま寝てしまうと、火災の原因にもなります。必ず、寝る前に火を消すようにしましょう。直接水をかけ、火を消すのはタブーです。焚き火台が曲がってしまう可能性があります。自然に炭が燃え尽きるのに2~3時間もかかります。
就寝前に、火消し壺に入れれば、簡単に火消しができるのでとても便利です。また、地面などが汚れず後片付けができます。火消し壷に残った炭を入れ、蓋を閉めておくと自然に消え、また次に使えとても便利ですよ。
雨の日の焚き火におすすめのタープ
テンマクデザイン 焚火タープ コットンヘキサ(M)





テンマクデザインの焚火タープ コットンヘキサは、コットン100%素材を使用です。雨の日だけではなく、夏場の太陽の日差しもシャットアウトしてくれます。遮光性に大変優れているので、涼しく快適。
コットンは、水分を含むと繊維が膨らむ特徴があり、雨キャンプでも防水性が高さを発揮してくれます。デザイン性が高く、美しい形状も魅力の1つです。
サイズ | 約460×435㎝ |
重量 | 本体約4.46㎏、総重量約5.21㎏(収納ケース含む) |
素材 | コットン(表面撥水加工、防カビ加工) |

最適です
評価:タープ下で焚き火がしたく、初めてタープを購入しました。4~5人での使用がおすすめです。コットン100%ということもあり、耐火性に優れています。生地もしっかりとしているので、長く愛用できそうです。 ただ、コットン生地なので、灰のニオイが落ちにくい難点があります。
DOD TT8-583-BK ブラック オクラタープ





大型サイズのオクラタープは、タープの角8本全てにポールとグロメットの取り付けが可能。その場の状況により、自由にアレンジができます。風の抵抗をできる限り減らすことができる、流線型の形状が特徴的です。
また、ポリコットン素材なので、耐火性に優れ、遮光性が高いです。2ルームテントと接続することで、より広い居住空間を確保できるので、ファミリーキャンプやグループキャンプにおすすめです。また、冬キャンプには、結露を防いでくれますよ。
サイズ | 約W510×D510㎝ |
重量 | 約4.2㎏(付属品を含む) |
素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) |

黒いい感じです
評価:設営・撤収がとても楽でした。雨水を物凄くはじいてくれ、撥水加工されているかのように感じました。
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC 焚き火version





焚き火versionは、その言葉からもわかるように、火の粉が飛び散り、タープに穴が空きにくいポリコットン素材を採用しています。タープを張ると、きれいな曲線ができ、見た目にもカッコいいです。
ソロキャンプや少人数用に人気のあるタープです。水分を含むと繊維が膨らむ特殊な糸を使用し作られているので、防水性も高いです。
サイズ | 約390×380/240㎝ |
重量 | 本体1900g、総重量2150g |
素材 | ポリエステル×コットン混紡(表面撥水処理) |

全てにおいてパーフェクトです
評価:初心者なので、うまく張れるか心配でしたが、きれいに張ることができました。めちゃくちゃカッコよく、実用的。1日中雨が降っていましたが、撥水効果抜群でタープの下は大丈夫でした。
タントカ タープ 2 TC



タントカのTC素材タープの中で1番小さいサイズです。TC素材のメリットでもある遮光性の高さをそのまま保ちつつ、生地を薄くし13.5㎏と軽量、持ち運びしやすくソロキャンプに人気です。生地は薄いものの、引き裂きに大変強いポリエステル素材を採用しました。
周囲の視線をシャットアウトできる状況に応じた張り方が可能、プライベートな空間を設置しやすいのも特徴です。
サイズ | 285×300㎝ |
重量 | 1.3㎏ |
素材 | ポリコットン(ポリエステル65%、コットン35%) |

ソロキャンプに丁度いいサイズ
評価:ソロキャンプに使うために購入しました。遮光性もよく、難燃素材でタープ下での焚き火も安心です。ただ、燃えないわけではないので、注意が必要ですが。
雨の日の焚き火はマナーを守りながら行おう!
雨が降ってしまうと、キャンプに楽しみもなんだか軽減してしまいがちです。設営撤収時にずぶ濡れになってしまったり、火付けに苦戦しまったりと大変なことも多いかもしれません。雨除けにもなる難燃性タープはとても重宝します。
静かでのんびりできる雨キャンプで、焚き火を楽んでみてはいかがでしょうか?タープ下での焚き火は、燃えないわけではないのでくれぐれも注意してください。

この記事のライター
Kalimiki
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