庭で焚き火やバーベキューは法律違反?違反・迷惑行為なのか調査

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自宅の庭で焚き火やバーベキューをすると法律違反になるのかを徹底調査!庭で焚き火やバーベキューをする場合の各種の法律(消防法や軽犯罪法・条例・廃棄物処理法)についてまとめています。公園や河川敷では大丈夫なのかも一緒に解説しています!







庭で焚き火やバーベキューは法律違反?違反・迷惑行為なのか調査

目次

  1. 庭での焚き火やバーベキューは法律違反なのか?
  2. 庭での焚き火やバーベキューを法律的に調査
  3. 庭での焚き火が迷惑行為になる理由
  4. 庭での焚き火・バーベキューに関するQ&A
  5. 庭での焚き火は法律違反・迷惑行為にならない配慮が必要

庭での焚き火やバーベキューは法律違反なのか?

庭での焚き火やバーベキューは法律違反なのか?
庭で焚き火やバーベキューをしたいと思ったときに、法律違反になるかどうか気になりますよね。法律違反で罰金が課せられたり、警察に通報をされてしまっては大変です。
そこで庭で焚き火やベーベキューをするときに関係する法律について色々調べました。消防法や軽犯罪法など、気になる部分について紹介していきます。自宅の庭以外に、公共の公園や河川敷の場合も確認しているので、ぜひ最後まで読んでください。

庭での焚き火やバーベキューを法律的に調査

自宅の庭でバーベキューや焚き火をするときは、以下の法律が関係しています。

  • 消防法
  • 軽犯罪法
  • 廃棄物処理法
  • 条例
  • 自然公園法や都市公園法
消防法や軽犯罪法など気になる法律がたくさんあります。
それぞれの法律について、焚き火やバーベキューが問題ないのかを詳しく説明していきます。

消防法

火遊び、喫煙、たき火、火を使用する設備若しくは器具(物件に限る。)又はその使用に際し火災の発生のおそれのある設備若しくは器具(物件に限る。)の使用その他これらに類する行為の禁止、停止若しくは制限又はこれらの行為を行う場合の消火準備

出典: elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC1000000186

消防法第3条に上記のように記されています。簡単に説明すると、自宅の庭などで焚き火をするときは、消火の準備をしていれば大丈夫ということです。
ただし、焚き火の煙が火災と勘違いされて通報されてしまった場合は、消防署が出動してしまうので通報されないように注意しなければいけません。
ベーベキューなら他人がみても火災と勘違いされることはありませんが、焚き火の場合は火災や野焼きと勘違いされやすいので注意が必要です。

軽犯罪法

「相当の注意をしないで、建物、森林その他燃えるような物の附近で火をたき、又はガソリンその他引火し易い物の附近で火気を用いた者」を拘留又は科料に処すことが定められている。

出典: elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=323AC0000000039

軽犯犯罪法 第1条9号では上記のように定められています。わかりやすく解説すると、近くに燃えやすいものがある場所で焚き火などをすると、罰せられる可能性があるということです。
細心の注意を払えばば大丈夫とも捉えられますが、注意していても引火して火災が発生する危険もあるので100%大丈夫とは言えません。
万が一強風などで火の粉が飛んで、それが原因で火災が発生したときは責任が問われるので頭に入れておく必要があります。

廃棄物処理法

第十六条の二 何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない。 一 一般廃棄物処理基準、特別管理一般廃棄物処理基準、産業廃棄物処理基準又は特別管理産業廃棄物処理基準に従つて行う廃棄物の焼却 二 他の法令又はこれに基づく処分により行う廃棄物の焼却 三 公益上若しくは社会の慣習上やむを得ない廃棄物の焼却又は周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却として政令で定めるもの

出典: elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=345AC0000000137

廃棄物処理法 第16条2号では上記のように定められています。家庭用のゴミを燃やしたり、野焼きをする行為は法律違反です。
しかし焚き火やバーベキューは「周辺地域の生活環境に与える影響が軽微である廃棄物の焼却」に該当するため違法にはなりません
自宅や河川敷などでバーベキューや焚き火をしても廃棄物処理法では違法とはなりません。しかし煙や匂いが周りの人たちの迷惑になるので注意しましょう。

条例

焚き火やバーバキューに関する法律には条例も関係しています。都道府県や各自治体によって条例が違うため、お住まいの自治体に確認しましょう。
一般的にはどの自治体の条例も庭での焚き火や野焼きは禁止されている場合が多いです。バーベキュー程度であれば特に問題ないようですが、近所迷惑になるので周りに配慮したほうが良いでしょう。

自宅庭以外では自然公園法や都市公園法も関係する

自宅庭以外では自然公園法や都市公園法も関係する

3 特別保護地区内においては、次の各号に掲げる行為は、国立公園にあつては環境大臣の、国定公園にあつては都道府県知事の許可を受けなければ、してはならない。 六 火入れ又はたき火をすること。

出典: elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=332AC0000000161

自然公園法 第二十一条3号、3号−6では上記のように定められており、国立や国定公園の特別保護地域内での焚き火などは都道府県知事の許可がなければ禁止となっています。
国立・国定公園の特別保護地区以外の場所に関しては、土地の所有者の許可があれば問題ありません。しかし、一般的には所有者が快く許可してくれることは少ないでしょう。

都市公園法11条4号では公衆の都市公園の利用に著しい支障を及ぼす怖れのある行為が禁止されており、その具体例として施行令18条3号で「公園管理者が指定した場所以外の場所で焚き火をすること」が挙げられている(罰則として10万円以下の科料あり)。市街地の公園で酔客や若者などが焚き火をして警官などに警告されるケースの根拠法は多くはこれである。なお、この法律は自然公園法によって指定されている自然公園には適用されない。

出典: ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%9A%E3%81%8D%E7%81%AB

都市公園法で定められている公園は、市街地にある公園のことを差します。こちらも特に管理者が禁止をしていなければバーベキューや焚き火は可能です。
公園はたくさんの人々が利用している場所なので、所定の場所などでマナーを守って行うと良いでしょう。
火の始末などをしっかりおこない、迷惑がかからないように注意しましょう。

庭での焚き火が迷惑行為になる理由

理由①煙

煙
バーベキューや焚き火をすると煙が発生します。煙には特有の匂いやダイオキシンなどの有害物質が含まれる場合があるので近所迷惑になってしまう可能性が高いです。
そのほかに、自宅の庭から上がっている煙をみて火事と勘違いして、警察や消防に通報してしまう人もいるので注意が必要です。
火事の通報があったときは、消防隊は現地に確認に行かなければ行けないと消防法で決まっているので、消防隊にも迷惑がかかってしまいます。

理由②灰

灰
住宅街などバーベキューや焚き火をすると灰が飛んで近所迷惑になります。特に夏場などは洗濯物を外に干している家庭が多いですよね。
庭でバーベーキューや焚き火をしたときに、近所の洗濯物に灰がついてしまい近所からクレームが来ることがよくあるのです。
河川敷や公園などでバーベキューや焚き火をするときも要注意です。灰をそのまま地面に捨てて帰ってしまう人たちがいますが、絶対にやめましょう。
灰は分解されないため自然には返りません。環境によくないので、焚き火やバーベキューで出た灰などは、所定の炭捨て場に捨てるかかゴミとして持ち帰りましょう。

理由③匂い

匂い
庭でベーベキューや焚き火をすると一番迷惑となるのが匂いです。焚き火やベーベキューの匂いは髪の毛や衣類に染み付いたらなかなか取れません。夏場は窓を開けている家庭も多く、家の中まで匂いが入ってきます。
バーベキューの匂いでご近所とのトラブルに発展することがあるので、迷惑がかからないような配慮が必要です。煙の少ない備長炭などの高級な炭や、無煙ロースターグリルなどを利用してバーベーキューをするのもおすすめです。

庭での焚き火・バーベキューに関するQ&A

河川敷なら近所迷惑にならないのでバーベキューや焚き火をしてもいいですか?

河川敷でのバーベキューや焚き火は、管理してる部署に確認をとりましょう。焚き火などがOKの場合は問題ありません。しかし、公共の場なので騒音や煙など迷惑にならない範囲で楽しみましょう。

野焼きとは何ですか?

野焼きとは農家などが畑を焼却することを差しますが、それ以外にも自宅で家庭用のゴミや事業用のゴミを焼却することも含まれます。基本的に野焼きは法律で禁止されています。

なぜ野焼きをしてはいけないの?

野焼きで発生する煙や悪臭が近所迷惑になるため禁止されています。また野焼きをすることで人に悪影響を及ぼす物質やダイオキシンの発生が問題視されています。

庭での焚き火は法律違反・迷惑行為にならない配慮が必要

庭での焚き火は法律違反・迷惑行為にならない配慮が必要
結論としては焚き火やバーベーキューは基本的に法律違反にならない場合が多いです。しかし、自宅の庭や河川敷など気軽にベーベキューや焚き火で楽しむときは、近所迷惑にならないような対策が必要です。
法律的には問題なくても近所に迷惑をかけたりしてクレームやトラブルに発展するのはよくありません。お互いに気持ちよく過ごすためには、マナーと節度を守ることが大切です。
日頃からご近所付き合いをしたり、一緒にバーベキューを楽しめるようにしておくと良いでしょう。
どうしても自宅の庭などでバーベキューや焚き火をしたいときは、煙の出にくいアイテムを使用したり、騒がないようにして周りに迷惑がかからないように気を配ることが大切です。
urataka

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