ミニマムキャンプの持ち物は?テントやクッカーなどおすすめの道具も
ミニマムキャンプの持ち物を解説!最小限の荷物しか持っていかないキャンプスタイル、ミニマムキャンプは道具選びがとても重要なので、軽量・コンパクトのキャンプギアを厳選して紹介します。また持ち物Q&Aにも答えているので参考にして下さい。

目次
ミニマムキャンプの持ち物を紹介!
コンパクトで軽量なテーブル

テントやクッカー1つでも様々な種類があるキャンプギアですが、人数が多いファミリーでのキャンプはもちろん、ソロキャンプでも荷物が多くなりがちだと思います。
そんな時にはミニマムキャンプというキャンプスタイルがあります。このミニマムキャンプは、ソロキャンプのように1人分の持ち物を最小限に厳選し、コンパクトで軽量なキャンプギアを使用するスタイルです。
ここではミニマムキャンプの持ち物を説明しつつ、おすすめキャンプギアを紹介します!
ミニマムキャンプに持っていくべき持ち物リスト
テントよりタープで軽量化

ミニマムキャンプでは、テント泊ではなくタープ泊にする事で荷物を軽量にします。構造も本体を木などにくくりつけてペグで固定すれば、居住スペースが確保できるだけなので簡単です。
タープはキャンプ用のポールを使えば、必要な道具は本体・ペグ・ポールの3つだけなのでテントよりもかなり荷物を減らす事ができ、ミニマムキャンプに向いています。注意点として、タープ泊は大人数のファミリーキャンプを対象にしたミニマムキャンプは不向きです。
また、天候が悪い時、雨や強風など過酷な環境のキャンプには不向きです。どちらかというと、1人で行うソロキャンプや、バイクなどのツーリングでのミニマムキャンプに向いている道具です。




3m四方の正方形の形状で、ポールで自立、木に吊るすなど様々な用途ができる順応性のあるタープです。
耐水性3000mmとポリエステルでコーティングを施し、しっかりと日差しや雨よけをしてくれます。 また、カラーバリエーションも豊富で1kgを切る重量、縦横20cm未満のコンパクトな収納サイズを実現しています。
材質 | ポリエステル |
サイズ | 縦3m×横3m |
本体重量 | 790g |
耐水性 | 3000mm |

お勧めです!
評価:DDタープは軽いのでこれを選びました!
とにかく軽量で、持ち運びが楽になりました。
付属のペグとロープはイマイチでなので、別のを用意することをお勧めします。
コンパクトで軽量なテーブル




天板を開くだけ足部分が出て、テーブルとしてすぐに機能します。組み立てをする手間が省け、初心者でも簡単に使う事ができるのが魅力的です。収納ケースも付属しているので、その中に本体を入れる事で紛失の心配もありません。
材質 | 天板:アルミニウム スタンド:ステンレス |
本体サイズ | 高さ7.8cm×幅29.7cm×奥行21cm |
本体重量 | 395g |
耐荷重 | 3kg |

軽くてコンパクトなので便利です。
評価:日帰り登山やテント泊にも嵩張らず軽いので、おすすめの商品です。登山の時にガスコンロを載せてラーメン作る時に役立ちました。
軽さが第一のクッカーセット

ミニマムキャンプのご飯作りは、持ち物を軽減させるためにスープ系のアレンジがきく料理や、レトルト食品のようにお湯で温めてすぐできる簡単な食事を作る事が多いので、軽くて深鍋があるセット販売しているクッカーを選びます。
ミニマムキャンプのクッカーはアルミなどの軽い材質を選ぶと、持っていく荷物の総重量が軽くなります。また、ファミリーキャンプのように大皿でおしゃれな食器を使うのではなく、クッカーセットにする事で、片付けや収納が楽になります。




キャンプで使う調理器具ややかんなどがセットになったクッカーです。ソロキャンプからファミリーキャンプでも使えるセット内容で、調理一式がほとんどがまかなえます。アルミ素材にノンスティック加工を施すことにより、軽量で焦げ付きにくいクッカーとなり、料理を安心して行えます。また、鍋からやかんまで全ての道具がスタッキングできるのでコンパクトに収納できます。
材質 | 硬質アルミニウム |
サイズ(収納時) | 高さ130cm×幅180cm×奥行180×cm |
重量 | 800g |

これだけで料理ができる使いやすいクッカー
評価:お鍋やヤカンの大きさも適度でした!袋つきなので1つにまとめてとても便利です。
やかんでお湯を沸かしてコーヒーを淹れたり、深鍋でパスタを茹でたり色々な使い方ができます。
大きすぎないバーナー・焚き火台
ミニマムキャンプでは、バーナーや焚き火台はソロ・バイクキャンプ用のように大きすぎないものを選びます。カセットコンロやファミリーキャンプ用の焚き火台だと、持ち物が多くなり嵩張るからです。
OD缶で使用するコンパクトバーナーは、本体が手のひらサイズ程度の大きさのものが多く、重量も100g以下のものが多数販売されています。また、OD缶のコンパクトバーナーは火力面の高さやクッカーにスタッキングしやすさの面からもミニマムキャンプやバイクなどツーリングキャンプと相性がいいです。
ミニマムキャンプで焚き火をする時は、お湯を沸かしたりなど簡単な調理行う目的と、純粋に焚き火を楽しむため用意します。そのため、コンパクトに畳め、なるべく小さい焚き火台を持っていきます。




本体は軽量・コンパクトなだけでなく、SOTO独自のすり鉢状のマイクロレギュレーター機構を採用する事で、風に強いバーナーが実現しました。また、使用するたびに劣化していく五徳を取り替えることが可能なので、長く使える道具です。
本体サイズ(3本ゴトク使用時) | 高さ10cm×幅9cm奥行11.7×cm |
本体重量 | 67g |
使用時間(SOTO製品専用OD缶使用時) | 約1.5時間 |
発熱量 | 3.3kW(2800kcal/h) |

満足です!
評価:プリムスとスノーピークと迷いましたが、風ろ寒さにも強いSOTOのマイクロレギュレーターストーブ ウインドマスターを決めました。4シーズンどの季節のキャンプに活躍しそうで楽しみです。
快適度も考えたチェア

チェアには様々な種類があり、ミニマムキャンプで使用するチェアは本体がしっかりして、肘掛けまであるキャンプチェアではなく、ソロキャンプ用などの背もたれ付きの折り畳み式コンパクトチェアが主流です。
折り畳み式タイプのコンパクトチェアは、シートとフレームをコンパクトに畳め、かつ重量も軽く、ミニマムキャンプと相性がいい道具です。ミニマムキャンプで使用するコンパクトチェアは、背もたれがあるものを選ぶ事で、疲れを軽減させ、ゆっくりと楽しい時間を過ごせます。




チェアワンはシートとフレームが分かれている折り畳み式のチェアです。片手で持てるほど軽量でコンパクトに収納できます。付属の収納袋に入れることでパーツを無くす心配もありません。シートは深めに設計され、ゆったりとくつろげます。また、耐荷重も145kgあり、大人から子供まで誰でも使えるアウトドアチェアです。
材質 | フレーム:アルミニウム合金 張り材:ポリエステル |
サイズ | 高さ66cm×横幅54cm×奥行44cm |
重量 | 890g |
耐荷重 | 145kg |

初ヘリノックスチェアを買いました!
評価:買ってよかった~と思えるほどの安定感と包こまれる感が良いです!お値段がそれなりに高いので悩みましたけど、買って損はありませんでした。
軽量でコンパクトなシュラフ
ミニマムキャンプでは、携帯性と軽量性を兼ね備えたコンパクトなシュラフを持っていき、さらにコンプレッションバックを使って持ち物を小さく軽くします。
シュラフは、できる限り3シーズン対応の軽量・コンパクトでしっかりと暖が取れるシュラフの物を選びます。また、テント泊にはマットを引き、タープ泊ではコットを使うなど寝る時に工夫が必要です。
キャンプでは生死に関わるのでシュラフ選びは欠かせない物です。ミニマムキャンプを行うシーズンや予算、重量を吟味して適切なシュラフを選びます。




羽毛に超撥水加工を施した高品質・高機能のダウンシュラフで、デメリットである水濡れに強いです。フード付きの頭部とダウンの片寄りを抑える台形ボックスキルト構造で、過酷な状況下でも高い保温性を保ってくれます。赤・黄・青色の3種類から選べ、男女問わず使いやすいシュラフです。
材質 | 15dnナイロンシレ撥水加工 |
サイズ(身長178cmまで) | 210cm×最大肩幅 80/cm |
重量 | 825g |
ダウン量 | 450g |

NANGAにはいつもお世話になってます!
評価:5月はまだ朝方冷えますがこのシュラフだとまったく寒さも気になりません!熟睡出来ました。あと本体が軽量なところも、バイクキャンプには助かります。
便利なLEDランタン

ミニマムキャンプでは、携帯性を重視してLEDランタンを使用します。LEDランタンは、携帯のような平らで小さなものから、ビニール製で折り畳めるものまであり、荷物に入れやすいのでミニマムキャンプだけでなく、ソロキャンプやバイクでのツーリングキャンも相性がいいです。
また、ガスランタンよりも明るく照らしてくれるので、暗いところの作業やロープに引っかかり、転倒し怪我をする事故などを防止できます。


1回の充電で最大約100時間の継続使用と、モバイルバッテリーとしてスマホなどを充電できる機能付き。本体重量わずか220gの軽量と最大1300ルーメンという明るさを実現し、LUMENA1つで広いテント内を隅々まで照らしてくれます。また、国際規格のSOS信号発光モードを掲載しているので、アウトドアシーンのみならず災害でも活躍する商品です
本体サイズ | 幅92×奥92×高28mm |
重量 | 220g |
バッテリー容量 | 10000mAh |
明るさ(ルーメン) | 260~1300Lm |

コンパクトで明るいところがいい!
評価:1〜2人用のテントのメインランタンの為に購入しました。充電コストが、1回約1円というランニングコストがとても魅力的です!
ミニマムキャンプの持ち物Q&A
- ミニマムキャンプの持ち物を選ぶ基準はありますか?
ミニマムキャンプの道具を選ぶ基準は他のキャンプ道具と違い、軽量・コンパクトでかつ設営などの準備が簡単にできる物です。目安として、リュックサック1つに全ての道具が入る程度のキャンプギアが望ましいです。
- ミニマムキャンプの持ち物を減らすコツはどうすればいいですか?
ミニマムキャンプでは、道具に拘るだけでなく、食事に一工夫加えれば荷物を減らすことができます。例えば、食材をキャンプ場で調理するのではなく、下ごしらえ状態でジップロックなどで持っていくことで、ゴミや食材の荷物をだいぶ減らす事ができます。
ミニマムキャンプを満喫しよう!

持ち物を少なくして気軽に楽しめるミニマムキャンプの道具はソロキャンプやバイクなどのツーリングキャンプ、道具が多くなりがちのファミリーキャンプでも取り入れやすいです。
また、ミニマムキャンプは限界まで荷物を減らし、いかに楽しむか?という観点からも、キャンプに慣れてきた中〜上級者キャンパーにも楽しめるキャンプスタイルです。

この記事のライター
6may
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