バンガローとコテージの違いって何?予約前に知っておきたいそれぞれの特徴を紹介!
バンガローとコテージの違いを解説します。キャンパーが宿泊先を選ぶ時に知りたい施設内の設備や気になる利用料金についての違いを説明。またバンガローとコテージでは必要な持ち物も異なってきます。これからキャンプをはじめられる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

バンガローやコテージの違いについて調査しました!キャンプを始めたいと思っている人は、バンガローやコテージといった宿泊施設は耳にしたとこがあると思いますが、その違いを知っている人は少ないのではないでしょうか?
実はバンガローとコテージには、設備や料金面などでそれぞれ違いがあり、どちらにもメリット・デメリットが存在しています。この記事ではバンガローとコテージの比較、そして必要な持ち物などについても紹介していきます。
バンガローの特徴
バンガローには、基本的にシャワーやトイレ、家具家電、キッチンなどの装備はありません。雨風をしのげる空間がある程度の認識でいいでしょう。
一般的に部屋の広さは6〜10畳ほど。ここに持参した寝袋などを使い夜を過ごすことになります。 料理に関しては外で火をおこすことから始める必要があるため、キャンプ初心者にとっては少しハードルが高いかもしれません。
また炊事場やお風呂・トイレなどは、キャンプ場内に設置された共有スペースを利用することになります。
バンガローの利用料金は、設備が無い分1部屋4〜5名利用で10,000円前後と割安なことも特徴です。
バンガローがおすすめな人
バンガローの特徴をふまえると、キャンプに挑戦したいけれどいきなりテントで一晩過ごすことに抵抗のある・少し心配な方に最適な施設であると言えるでしょう。
バンガロー泊がおすすめな人の特徴を紹介していきます。
テント泊に抵抗がある人

大ブームとなっているキャンプですが、いざテントで一晩過ごすとなると季節や天候は過ごしやすさに大きく影響し、特に雨が降ったりすると初心者キャンパーにとっては過酷な経験となってしまう恐れもあるでしょう。
バンガローを利用すると、タープを設営したりバーベキューや焚き火など、思う存分キャンプ気分を満喫することができ、尚且つ就寝時には屋根の下で安心して眠ることができます。
防犯面でもテントより安心なので、テント泊に抵抗がある方にとってバンガローは最適だと言えるでしょう。
利用料金を少しでも抑えたい人

もちろんキャンプ場によって設備・利用料金などは様々ですが、一般的にバンガローはコテージに比べてコストが低くなっています。
家電用品や水回りなどの設備が備わっていないことや、布団やキッチン用品などの備品も基本的に用意されていません。そのため料金も安く設定ができる傾向にあります。
設備の充実度が気にならず、なるべく宿泊費用を抑えたいとお考えの方にもバンガローが向いていると言えるでしょう。
少しの不自由を楽しみたい人

テント泊などキャンプは非日常・不自由を楽しむことが醍醐味とも言えますよね。
バンガローを利用することで、コテージよりも不自由・テントよりも自由を楽しむことができるでしょう。
バンガローを利用する際にはテント以外のキャンプ用品は基本的に全て持参する必要があるので、アウトドア気分は十分に味わえます。
初心者の方は、いきなりテント泊に挑戦するよりもバンガローを利用してみて、少しづつ経験値を積んでみるのもひとつの手段としておすすめですよ。
コテージの特徴
コテージは日本語で、「小さい家」という意味です。小さい一棟貸しには、バス、トイレ、キッチン、布団などの生活必需品はそろっているので、キャンプ初心者には人気の宿泊施設です。
また宿泊スタイルは貸し別荘にも似ていることが特徴。調理器具やバーベキューセットも揃えられているキャンプ場が多く、食料品を持ち込むだけですぐに食事の準備にとりかかれることが魅力です。
コテージは設備は万全であることから、1棟貸し切りの場合6名利用で20,000円前後が相場となります。
コテージがおすすめな人
より快適にアウトドアを楽しめるコテージ。設備がしっかりと備わっていることから「自然に囲まれた中で過ごしたいけれど、快適に楽しみたい」という方にピッタリです。
バンガローよりもコテージがおすすめな人の特徴を紹介していきます。
小さなお子さんが一緒のファミリー層

ご家族・宿泊グループの中に小さなお子さんがいる場合には、コテージ泊がおすすめです。
季節や天候によってはテント・バンガローだとお子さんにとっては過酷な環境になりえることも考えられます。 またお父さん・お母さんにとっても何かと設備の整っているコテージが安心できるのではないでしょうか。
特に小さなお子さんは余裕をもってトイレを伝えることが難しい場合も多く、キャンプ場・時間帯によっては共有トイレに並ぶ必要があると考えられることから、「共有」が負担になってしまうかもしれません。
小さなお子さんが一緒の場合は個別に備えられた設備のメリットが大きいでしょう。
炊事場やトイレなど共有に抵抗がある人

コテージには炊事場やトイレ、シャワーなど水回りの設備もコテージ内に備え付けられているため、共有スペースを使用する必要がありません。
共有スペースも定期的に清掃などされているキャンプ場も多くありますが、コテージの場合はチェックインする前に清掃作業が入っているので自分自身が使用する時にはキレイな状態であるため、気持ちよく利用することが出来ます。
共有であることに抵抗のある方にとっても、コテージがおすすめだと言えますね。
非日常を楽しみつつも快適に過ごしたい人

キャンプ場によっては冷蔵庫など生活必需品の他に、テレビや冷暖房が備え付けられているコテージもあり、自然に囲まれながらも家にいるような時間を過ごすことが出来ます。
また布団やバーベキューコンロ・キッチン用品の備品も用意してくれているところが多く、お出かけの際に荷物が少なく済むこともコテージ泊ならではの魅力です。
手軽にアウトドアを楽しみたい。快適に過ごしたい方にはコテージがピッタリではないでしょうか。
必要な持ち物もチェック!
バンガローの場合、寝具や調理器具などは用意されていないためテント以外の全てのキャンプ用品を持参する必要があります。
一方でコテージを利用する場合には必要最低限の用品は用意されていることが多く、食材さえ持って行けばバーベキューを楽しむことも可能です。
もちろんキャンプ場によって備え付けられている物、レンタルできる物など異なってきます。またレンタル料金なども違ってくるので持ち込まずレンタルなどを考えている場合は事前に確認しておくようにしましょう。
形態ごとの特徴を知ってもっとキャンプを楽しもう!

バンガローとコテージの違いについて紹介しました。
バンガローにもコテージにもそれぞれ違った魅力がありますが、バンガローはテントの延長線上として、コテージは貸し別荘タイプと覚えておくといいですね。
その他にもロッジのような宿泊施設もありますので、予約の時は施設の名前で判断するのではなく、まずは設備と料金を確認するようにしてキャンプ泊を楽しみましょう。

この記事のライター
yoko
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