バイクパッキングに必要な装備は?最低限の持ち物で自転車旅を満喫
バイクパッキングに必要な装備、メリットデメリットを紹介します。気軽に手持ちのバイクや装備でテント泊がてきると、また今と違ったキャンプの魅力を感じることができます。必要なバッグや軽量な装備も記載しているので、今からバイクパッキングを始めたい方は参考にしてください。

目次
バイクパッキングに必要な装備を紹介!
バイクパッキングは、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ系バイクに、荷物を積む方法です。 近年のスポーツサイクル流行りで国内でも気軽にバイクが購入できるようになりました。
それに伴い、バイクで気軽にキャンプに出かけるバイクパッキングも流行りはじめています。 しかし、持ち物は厳選せざるを得ないです。いつものキャンプよりコンパクトな持ち物を選びましょう。
バイクパッキングのメリットとデメリット
メリット①荷台を使わないで着脱可能
従来のバイクパッキングで思い描くのは、荷台をつけて専用のバッグをつける…でしょうか。今のパンクパッキングでは、フレームバックなどを取り付けることによって装備の軽量化が進み、よりコンパクトなスタイルでの連泊旅が可能となりました。
それこそが近年支流のバイクパッキングの魅力です。今まで以上に装備やバッグ、持ち物の種類広がり、いろんな自分流を作ることができます。
メリット②スポーツタイプの自転車でも運べる

バイクパッキングにおいて、スポーツタイプの自転車を選べることは装備として、とても利点です。
スポーツタイプの自転車は種類が豊富でコンパクト、そして軽いしスピードでやすいです。 ちょっと覚えれば簡単に車輪も外せますし、専用のバックに積めばバスや電車にだって持っていけます。そんな自転車に乗れれば目的地まで軽々と着いてしまいますね。
選ぶ幅が広がると装備をカスタムする楽しみが広がって、いろいろな装備が欲しくなってしまいますね。近年は普通の自転車屋さんにも並んでいるようです。
メリット③見た目がすっきりする

従来のバイクパッキングのバッグより、小さいバッグも装備も選んでいただけるので、見た目もすっきりコンパクトにできます。
どの装備を選ぶかにもよりますが、 より軽量かつコンパクトな持ち物を選ぶことができるのがバイクパッキング魅力。 ごちゃごちゃしないでパンクパッキングが楽しめそうですね。
デメリット①荷物を厳選する必要がある
選べるバッグの幅が広がったと言っても、 そんなに積めないのがバイクパッキング本音です。持っていく装備は厳選する必要があります。
今回のバイクパッキングでは何日泊まるのか、食料はどのくらいいるのか、まずはきちんと整理して計画を立てましょう。
デメリット②耐荷重に気を付ける
スポーツタイプの自転車は、自転車そのものが軽量化されており、あまり重い装備を積むと運転しづらくなります。
ただでさえバッグを3つも装備しますので、事前準備のときにテスト走行をして、きちんと走れるかみておきましょう。事故の元になります。事前準備をすることで、より安全にバイクパッキングを楽しみましょう。
デメリット③軽量なものを揃えると高価格になる
キャンパーならお馴染みの装備、超軽量寝袋は、憧れますがとても高価な装備になってきます。
バイクパッキングにおいて超軽量装備は魅力的です。その他の持ち物も軽量化するために軽いものを選ぶと質と共に、お値段も跳ね上がります。
やはり、人それぞれ手を出せる装備のレベルはあるものです。お財布と相談して無理のない装備を選ぶようにしましょう。
バイクパッキングに必要な装備
装備品①携行品
所持金(財布など) |
普段使っている財布から、防水性のある物やコンパクトなものに。 |
---|---|
スマホ |
緊急連絡手段やナビなどに使えるため、大変優秀。 |
バッテリー類 |
モバイルバッテリーは必須アイテム。 |
保険証 |
何かあったときのため。念には念を。 |
ここで言う携行品に関しては、バイクパッキングで必要最低限のものです。 必要に応じて自分なりにプラスしてください。
ペグやロープのようないろんなことに使える装備は、バイクパッキングの持ち物リストに入れておくとキャンプの幅が広がるのでおすすめです。
装備品②設営に必要な物
テント本体 |
ソロ用のテントがコンパクトでよい。 |
---|---|
グランドシート |
テント本体にはついてないので揃えておくと便利。 |
ペグ |
テントについているものの他にも用意。何かと便利。 |
ロープ |
タオルを干したり、ランタンを引っ掛けたり万能。 |
ランタンやライト類 |
必須アイテム。電池式やコンパクトなものを。 |
タープ |
余裕があれば。あると日陰を作れるので良い。 |
エアマット |
椅子でもいいが、コンパクトさを考えるとこちらが優秀。 |
バイクパッキングの基本は、いかに「バイクに積めるか」です。 テント本体もですが、タープも持っていくならば、かなりコンパクトな装備が必要になってきます。実際にグラムで計算されている方もいるほどです。
バイクパッキングを楽しむために、いろんな装備を調べてみるのも楽しいですね。
装備品③バッグ類や携帯用工具
サドルバッグ |
左右に揺れやすい。着替えやエアマットなど軽いものを。 |
---|---|
フレームバッグ |
フレームにそったスペースにあるので、工具や修理キット、ロープなどを。 |
フロントバッグ |
テントや寝袋はここに。 |
ステムバッグ |
ボトルの収納に。 |
フォークバッグ |
あったら便利なもの。増設できるバッグはこれで最後。 |
パンク修理キット |
バイクパッキングでは、バイクの点検も必須。必ず持っていくべき。 |
携帯用ポンプ |
必須アイテム。 |
交換用チューブ |
必須アイテム。 |
携帯用工具 |
必須アイテム。 |
サイクルライト |
バイクについてなかったら、つけておくべき。 |
バイクパッキングでは、まず事前のバイク点検も必要ですが、いくら点検していたとは言えやはりパンクはつきものです。修理キットや携帯用工具、パンクやその他の故障に対応できるように積んでおきましょう。
装備しておくことのよって、さらにバイクパッキングを快適なものにできます。
装備品④食事類

クッカー |
鍋やフライパンにもなるし、コンパクトにスタッキングできるので便利。 |
---|---|
バーナーやOD缶 |
現地で薪を買ってもいいが、こっちの方が無難。 |
ライターやチャッカマン |
キャンプには必須アイテム。 |
カトラリーセット |
現地で割り箸を入手して、きちんと捨てていくのも有り。捨てる場所がなさそうであれば必須アイテム。 |
食料 |
現地入手が無難。 |
補給食や飲み物 |
バイク移動では必須アイテム。夏場は塩タブレットなども。 |
バイクパッキングでは軽量を進めるにあたって、その他の装備でパンパンになり食料は積む場所がないので、基本は現地入手になります。クッカーやバーナーもコンパクトな装備を積みましょう。
いつものキャンプとは違い、バイク移動になるので補給食も大事な装備です。必ず持っていきましょう。
装備品⑤走行時の装備や衣類

ヘルメットやグローブ |
バイク走行では必須アイテム。 |
---|---|
ウィンドブレーカー |
必須アイテム。気候の変化に対応。 |
ポンチョ(レインウェア) |
ポンチョ型の方が便利。 |
タオル |
必須アイテム。 |
着替え |
必要最低限の物を。 |
衣類圧縮袋 |
必須アイテム。かなりコンパクトになる。 |
寝袋 |
シーズンで異なるので何個か揃えておこう。 |
バイクパッキングでは衣類や寝袋に関してはシーズンで使う装備が異なるので、何個か揃えておきましょう。
特に山は気候変わりやすいので、急に冷えた時用にアルミブランケットなどの装備もあると便利です。
装備品⑥アニメティ

歯ブラシ |
個人差があれど、必須アイテム。 |
---|---|
洗顔シートやボディシート |
これも個人差があるが、スッキリするのでほしい。 |
バイクパッキングのアメニティは、基本、歯ブラシとボディシートでいいと思います。女性なら、コンビニにも売っている「1泊用スキンケアセット」がおすすめです。コンパクトでとても良い装備ですね。
夏場であれば、日焼け止めや虫除けスプレーも欲しいですが、コンパクトな装備を選びましょう。
バイクパッキングの装備に関するQ&A
- バイクパッキング初心者です。キャンプで設営した後、バイクはどこへ置けばいいですか?
バイクパッキングで自転車を置くところの基本はテントの傍らにチェーンやワイヤー錠をつけて置いておく、です。やはり盗難が心配なので近くに置いておきたいのが本音です。
キャンプサイト様側に予約をする際、問い合わせしてみてもいいと思います。
夜中も管理者がいらっしゃる場所であれば、ちゃんと屋根のある駐輪場があるかもですが、それでも不安…というのであれば、装備品でタープを利用しましょう。中にいれたり2人用のテントの中であれば、なんとか入るかもしれませんね。
- バイクパッキングに出かけたいんですが、レーパンは必須ですか?
レーパンとはスポーツサイクルで身につけるクッション付き短パンの総称です。
普通のサイクリングでは、サドルで身体を痛めないように身につけるものですが、バイクパッキングにおいては必須ではありません。
理由としては、着替えの枚数が増えてかさばってしまうから、バイクパッキングには不向きという点です。装備品や持ち物にもよりますが、持って行かないほうが無難ですね。
バイクパッキングをしてキャンプに出掛けよう!

バイクパッキングは、ワクワクしながら「どの装備にしようか」と準備するのも醍醐味の一つです。次はこの装備のしよう、あれも使ってみたい、そうやって厳選しながら次のバイクパッキングに思いを馳せるのも楽しいですね。
基本的な装備を紹介しましたが、持っていく持って行かないは、貴方次第。人それぞれ楽しみ方は無限大です。
さぁ、明日は休日ですか?装備したバッグを積んで、バイクパッキングにいきましょう!

この記事のライター
ゆか@hironaka
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