コットン素材のワンポールテントおすすめ13選を紹介!
デザイン性が高く、中には焚き火や薪ストーブを使用可能なワンポールテントもあります。多くのメーカーで発売されているワンポールテントは、簡単に設営できるので、ソロのキャンパーや家族連れの方だけでなく初心者の方にも人気があります。
コットン素材のワンポールテントのメリットとデメリットを詳しく解説していきます。また、選ぶ時のポイントも説明。購入する際の参考にしてくださいね。
コットン素材のメリット・デメリット
■メリット①通気性が高い
一般的なテントはポリエステルやナイロン製で作られた化繊素材です。コットンテントとは、生地の素材が天然素材の綿やコットンとポリエステルの混紡生地のTC素材で作られたテントを言います。
自然に調和しやすく、肌触りや質感が良いので本物へのこだわりが強い人やデザイン性を追求するキャンパーに好まれています。
化繊生地と比べ生地に厚みがあるので、繊維の隙間に空気の通り道ができ、外気をシャットアウトしてくれるメリットがあります。
■メリット②結露しにくい
特に冬キャンプは、結露がしやすい時期です。綿は、湿気を吸収する特徴があり、生地自体は湿りますが、テントの壁に結露が発生し水滴が付着する心配がなく、快適に過ごせますよ。荷物や寝袋も濡れないのもメリットです。
■メリット③耐火性が高い
コットン素材のテントは、中で薪ストーブや焚き火ができるテントもあります。ポリエステルやナイロン製の化繊テントは、火の粉が付着すると炎が広がりやすく、生地に穴が空いてしまうケースがあります。
それに比べ、火の粉がテント付いても穴が空くことが少ないのも魅力です。燃えないわけではありませんので、注意しながら行ってくださいね。
■メリット④夏・冬も快適に過ごせる
厚みのある生地は、断熱性が高く、夏は太陽などの日差しを遮断してくれるメリットがあります。外の蒸し暑さもシャットアウトしてくれるので、想像以上に涼しいです。冬はテント内の暖かい空気を逃がすことなく過ごすことができます。
■デメリット①重たい
化繊素材のテントと比較すると重量感を感じます。ファミリー用の大きなテントですと、数十㎏と大変重たいです。雨が降った後は、生地が水を吸い、さらに重たくなります。
生地にテントをたたんでも、化繊素材のようにコンパクトにならず、かさばりやすいデメリットがあります。車などに乗せる際は、十分なスペースをが必要です。
■デメリット②雨に弱い
コットン素材は、防水性が低いので、雨に濡れてしまうとかなり重たくなります。TC素材は、ポリエステルのメリットである、速乾性があるのが特徴です。そのため、雨が降った後でも、すぐに乾くので扱いやすいですよ。
■デメリット③カビやすい
コットン素材は、雨が降った時など水分を含みやすいため、生地が乾きにくいです。完全乾燥しないうちにテントを片付け、そのまま1日放置したままでいると、生地にカビが発生してしまいます。
少々面倒ですが、現地あるいは、自宅に帰宅後、天日干しが必要です。テントを乾燥させる場合は、設置した状態で、完全に乾かしてから収納してくださいね。化繊素材よりも乾燥に時間がかかります。
■デメリット④値段が高い
コットン素材の綿は、天然素材であるため、ポリエステルやナイロン製の化繊のテントと比較すると高額です。ポリエステルとコットンの混紡素材のTC素材は、価格が安いです。
ワンポールテントのメリット・デメリット
■メリット①設営が簡単にできる
ワンポールテントの設営は、真ん中に1本のポールを立て、地面にペグ打ちをしテントを固定し完了と設営がとても速くできる魅力があります。ワンタッチ式のテントと比較すると、設営の速さは多少劣りますが、一般的なテントと比べると設営が楽です。
■メリット②中央の天井が高い
ワンポールテントは、設計上、天井が高いので、圧迫感が少なく広い室内を満喫できるメリットがあります。
風への抵抗や機能製を重視したテントは、天井が低めに設定されていることが多く、屈んだ状態で着替えや荷物の整理などをしていると、腰に負担がかかっていしまうことも多いです。
低い姿勢の作業が負担になりやすい方には、ワンポールテントがおすすめです。
■デメリット①メインポールが邪魔になる
一般的なテントと違い、住居空間で大切な中心部分にポールが高々と立っている、邪魔に感じることがあります。
二股ポールに変更すれば、中心部分のポールがなくなり、より快適さを感じるでしょう。しかし、ワンポールテントのメリットでもある、簡単な設営は消えてしまいます。
■デメリット②設営できない場所がある
真ん中にポールを立てますが、テントの端をペグ打ちし固定する必要があります。硬い地面や石ころだらけの場所では、ペグが打てられずテントを設営することが難しくなります。
反対に砂地では、ペグがしっかりと固定できません。ワンポールテントを設営する前にペグが打てる場所か確認してくださいね。
■デメリット③空間が狭い
構造上、隅っこ部分にいくにつれ、テントの幕がどんどん低くなり、地面に近くなります。そのため、端っこ部分は狭さを感じ、有効活用できない空間、デッドスペースが生まれ、しゃがまないといけなくなります。
使用可能なスペースが減り、端っこ部分にデッドスペースがあることを踏まえ、購入の参考にしてくださいね。
コットン素材のワンポールテントの選び方
■選び方①サイズ・重量で決める
綿素材は、かなり重たさを感じます。ソロキャンプ用はおよそ5kgのものが多く販売されています。バイクの荷台に載せるなど持ち運びやすさを考えると5kg以下のテントがおすすめです。
また、ファミリーキャンプの場合、キャンプをより快適に過ごすためにも、ある程度の広さが必要です。購入する際は、使用する人数に1人分加えた収容人数のテントを購入しましょう。少し大きめのテントの場合、荷物の置き場が維持できます。
天井の高さは、テントによりまちまちです。平均の高さは、170㎝くらいですが、家族の身長を考えて選ぶようにして下さいね。
■選び方②素材・生地で決める
100%のコットン素材は、肌触りや質感が良く、吸湿性が高いですが、雨に濡れると乾かすのにひと苦労です。手入れが簡単なTC素材のテントも選択の1つ。扱いが楽なので、初心者にも人気です。
ポリエステル素材の丈夫でシワシワになりにくく、速乾性のメリットと、綿素材の通気性があり吸収性が高い部分の二方の長所は取り入れたテントです。
■選び方③耐水圧の高いものを
コットン素材のものは、耐水圧が350㎜くらいです。化繊素材のものは、2000㎜もあるので、化線素材と比べると、コットン製に不安を抱く方も少ないくないはずです。コットンは、水を吸う事により膨張し、耐水性が上がるのが特徴です。
ワンポールテントの場合、幕が斜めに練っているので、雨の雫が屋根に貯まることなく地面の方に流れやすいです。
コットン素材のワンポールテントおすすめ13選
■テンマクデザイン サーカス TC
サイズ | 422×420×280㎝ |
素材 | コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%) |
収容人数 | 1~2人 |
大雨でも大丈夫でした
評価:夜中に大雨が降りましたが、テント内に雨が染み込むこともなかったです。強風の中、倒れそうなテントもありましたが、テンマクデザインのサーカスTCは、びくりともしませんでした。
■テントファクトリー ワンポールテントTC
サイズ | 460×390×280㎝ |
素材 | TC(ポリエステル45%、コットン55%)、撥水コーティング |
収容人数 | 4人 |
設営が簡単
評価:女性の私でも簡単に設営できました。猛暑の日のキャンプでしたが、木陰でとても快適でした。
■ノースイーグル コットンワンポールテント300
サイズ(本体) | 330×330×270㎝ |
フライシート素材 | 75Dポリエステルリップストップ |
インナーシート素材 | TC |
収容人数 | 4人 |
理想的なテント
評価:ソロあるいは、2人でも広々使用できます。天井が高く広々と使え、満足です。
■Cozy house スリーシーズンコットンキャンバスキャンプピラミッドテント
サイズ | 215×215×200㎝ |
素材 | コットンキャンバス生地 |
収容人数 | 3人 |
可愛いテント
評価:生地が厚く、しっかりしています。天井にランタンが掛けられるようにフック付きです。家族でのキャンプには狭いですが、ソロキャンにおすすめです。
■クイックキャンプ ワンポールテント QC-TCT440
サイズ | 440×380×290 |
フライシート素材 | ポリエステル65%、コットン35%、リップストップ |
インナー、グラインドシート | ポリエステル |
収容人数 | 5人 |
設営が簡単です
評価:説明書に沿って組み立てました。1人で簡単にできました。インナーテント付きのお陰で通気性が大変良かったです。大人2人+子供2人で荷物を置くスペースも確保でき、ゆとりをもって過ごせました。
■フィールド ワンポールテントTC400
サイズ | 400×350×215 |
素材 | ポリエステル65%、コットン35% |
収容人数 | 4人 |
満足です
評価:ソロでキャンプするには快適すぎる広さです。テント内でストーブを使いましたが、とても暖かく過ごせました。結露の心配もありませんでした。
■ノルディスク ジャパン アスガルド19.6
サイズ | 500×470×300㎝ |
素材 | テクニカルコットン(ポリエステル65%、コットン35%)、撥水加工 |
収容人数 | 8~10人 |
高いですが、大満足です
評価:初めての設営は大変でした。2回目からはコツをつかみ、大きいテントにも関わらず、スムーズに設営が完了しました。大雨だったので、自宅でしっかり乾燥させました。小雨程度でしたら、すぐに乾きます。かなり値段が高いですが、その分大満足です。
■TOMOUNT ワンポールテント ポリコットン
サイズ | 300×300×250㎝ |
素材 | ポリエステル65%、コットン35% |
収容人数 | 3~4人 |
突然の風でも持ちこたえました
評価:ペグ打ちする箇所が多いので、突然の強風時でも安心でした。グランドシートは、分厚く丈夫な素材でしたが、結構重たかったです。
■ローベンス クロンダイク
サイズ | 390×370×270㎝ |
素材 | ハイドロステック ポリコットン(ポリエステル65%、コットン35%) |
収容人数 | 6人 |
冬用のテントに
評価:冬のキャンプに中で薪ストーブが使用できるテントを探していてこれに決めました。結露もなく安心して使用できました。
■バンドック ソロティピー1人用 BDK-75
サイズ | 240×240×150㎝ |
フライシート素材 | コットン混紡生地(ポリエステル65%、コットン35%) |
インナーシート素材 | ポリエステルメッシュ |
収容人数 | 1名 |
丈夫です
評価:慣れてくれば、数分で簡単に設置できます。風が強い日は、ペグ打ちをしっかり行えば持ちこたえできます。耐水性も高く、3日間雨の日が続きましたが、浸水の心配もありませんでした。
■Tschum SOSWA 2P tent nut brum
サイズ | 200×240×180㎝ |
素材 | コットン100% |
収容人数 | 2人 |
カッコいいです
評価:値段が高額ですが、手作りのコットン素材のテント最高です。中で焚き火も楽しめました。
■テンティピ オキニス9CP
サイズ | 幅530、高さ310㎝ |
素材 | Breathable Cotpolmex C.(コットン・ポリエステル混紡) |
収容人数 | 6~10人 |
冬におすすめです
評価:秋・冬に使用できるテントを探していて、ペグ打ちの本数が少なく、結露がしにくいのが購入の決め手でした。設営してみたとこ、見た目がカッコよく、コスパもよく満足しています。
■オガワ ピルツ15T/C
サイズ | 430×430×310㎝ |
フライシート素材 | TC |
収容人数 | 8人 |
優秀なテントです
評価:テント内は、とても広々し、結構重たいですが設営はめちゃくちゃ楽でした。慣れてくれば、15分程度で完了できます。1年を通して使え、満足しています。強風でもしっかりと耐えてくれ、豪雨でもテント内に雨が漏れることもなかったです。
コットン素材のワンポールテントおすすめ13選の比較表
ブランド | テンマクデザイン |
---|---|
テントファクトリー | ノースイーグル |
Cozy house | クイックキャンプ |
フィールド | ノルディスク |
TOMOUNT | ローベンス |
バンドック | Tschum |
テンティピ | オガワ |
商品名 | サーカスTC |
ワンポールテントTC | コットンワンポールテント300 |
スリーシーズンコットンキャンバスキャンプピラミッドテント | ワンポールテント QC-TCT440 |
ワンポールテントTC400 | アスガルド19.6 |
ワンポールテント ポリコットン | クロンダイク |
ソロティピー1人用 BDK-75 | SOSWA 2P tent nut brum |
オキニス9CP | ピルツ15T/C |
画像 | 価格 |
65,778円 | 52,800円 |
26,441円 | 43,600円 |
39,800円 | 19,910円 |
162,800円 | 42,866円 |
108,900円 | 11,800円 |
151,800円 | 137,500円 |
137,500円 | 特徴 |
・設営が簡単 ・価格が安い ・スカート付きで、冷気の侵入を遮断してくれる | ・より綿に近い肌触りや風合い ・前と後ろの出入口がメッシュ ・スカート付き |
・天井が高い ・テントの上部分にベンチレーションを搭載されているので、通気性が高い | ・テントの上部分に4個の通気口を設置 ・メッシュスクリーン付きで通気性を重視 ・コットンキャンバス生地 |
・インナーは、全面メッシュでできている ・通気性の高い六角形の形状 ・リップスティック加工 | ・撥水加工や防カビ加工がしてあり、価格が安いにも関わらずコスパが高い ・スカート付き |
・ベル型のテントでデットスペースなく広い ・足元にメッシュあり | ・ソロまたは2人用 ・テントの上部と下部にベンチレーションを搭載 |
・通気性・耐火性が高いだけでなく、強風にも強い ・天井に煙突ポートがあり、テント内でストーブの使用が可能 | ・価格が安い ・スカート付き ・フラップが備えついている |
・生地は、綿100% ・手作りのドイツ製 ・通気性・撥水性だけでなく耐火性にも優れている | ・強風にあおられることがない ・吸収率の高いTC素材 ・ベンチレーションを搭載 |
・テント上部に煙突用のホールが設置 ・キャピーノが備え付いている | 商品リンク |
コットン素材のワンポールテントに関するQ&A
- 320×270の四角形状のワンポールテントを買いました。グランドシートを購入したいのですが、ぴったりと合うサイズが見つかりません。どの程度のサイズがいいのでしょうか?
折り畳んで、リビングルームより少し小さくなるグラインドシートがおすすめです。例えば、3mの正方形のシートであれば、30㎝分折り畳むだけです。折り返した場所は、耐水性も高くなるので、出入り口部分に使用がおすすめですよ。
- ワンポールテントについての質問です。インナーが付いているものと付いていないもののメリットとデメリットを教えて下さい。
インナーテント付きは、蚊や虫が入ってこないので、テントを開けたまま眠れるメリットがあります。また、床が付いているので、マットを敷くことも可能です。反対に、インナーテントが無いのもは、設営と撤収がとても楽です。床が地面なので、土足でテント内に出入りでき、椅子やテーブル、ベットなどアレンジして楽しめます。デメリットは、虫や蚊が入ってくるので、蚊取線香などの虫よけ対策が必要です。
コットン素材のワンポールテントはソロキャンパーにおすすめ!
ワンポールテントは、1人でも簡単に設営できるので、女性やソロキャンパーにもおすすめです。化繊だけの生地に比べ、通気性が高く、結露をしにくいなどの特徴があります。逆に、使用後は、カビを防ぐためにも完全に乾かすなど手入れが必要です。
手間がかかるコットンテントですが、風合いの良さを好むキャンパーも多いです。夏場は涼しく、冬は暖かく快適なコットン素材のワンポールテントで、キャンプを楽んはいかがでしょうか?
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。