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おすすめのULテント(ウルトラライトテント)を紹介!必要な装備も

おすすめのULテント(ウルトラライトテント)を紹介!必要な装備も

おすすめのULテント(ウルトラライトテント)を、ソロ用、2人用、グループ用に分けて紹介します。同時に合わせて使いたい、必要な装備もまとめました。ULテント(ウルトラライトテント)の特徴や、初心者が使うときに気をつけたいポイントについても解説します。


ULテント(ウルトラライトテント)のおすすめを紹介!

最近注目を集めるULギアの中でも、存在感の強いULテント(ウルトラライトテント)ですが、軽量以外にどのような特徴があるのでしょうか。
ULテントが上級者向きと言われる理由や、メリット・デメリット、初心者向けのおすすめULテントについて調べてみました。

ULテント(ウルトラライトテント)の特徴

ULテントのULとは?

ULテントのULとは、ウルトラライト(Ultralight)のことを指し、日本語では超軽量という意味で使われます。ULテントは、快適性よりも軽量化に重点を置いて開発されており、総重量が1kg以下のものもあります。
一般的なテントと違って、ULテントには、宿泊するだけの最低限の機能しかありません。なるべく軽量な装備で挑む、ウルトラライトバックパッキングというキャンプスタイルにおいて、ULテントは重要アイテムになります。
ULテントにはソロ用が多いですが、2人用や3人以上のグループ向けもあります。

ULテントのメリット

ULテントは登山やツーリングなど、とにかく装備を軽くしたい場面におすすめです。軽量かつ収納するとコンパクトになるので、バックパックの容量を圧迫しません
また、ULテントはポールの素材や形状が工夫され、一般的なテントよりも防水性や耐風性に優れているものが多くあります。これは、ULテントの使用場面が、登山途中の山岳キャンプなど、平地より厳しい環境を想定しているためです。

ULテントのデメリット

ULテントは軽量化を最優先しているため、一般的なテントで得られる快適性や便利さは期待できません
室内スペースは、横になって寝るための面積と、上体を起こせる高さのみです。2人用やグループ用だと、人との距離が近くなり過ぎることがあります。
また、ULテントは、軽量化のためテント生地が薄く作られており、一般的なテント生地より耐久性に劣る傾向にあるので、丁寧に扱う必要があります。初心者は冬のULテント泊は避け、過ごしやすい季節に使用するのがおすすめです。

ULテント(ウルトラライトテント)の選び方

テントの種類

テントの種類には様々ありますが、設営方法で分けると、自立型と非自立型があります自立型はテントがポールのみで設営されており、登山途中などペグを打つ場所のない狭い場所におすすめです。
非自立型は、地面にペグを打ち、ロープを張って設営します。支えるポールが少なく軽量化できますが、ロープを張るためにある程度の面積が必要です。
自立型のうち、ドーム型テントは、流線型で雨や風の影響を受けにくい形です。非自立型で代表的なワンポールテントは、設営が簡単で必要なポールが少なくてすみます。
軽量性を極めたウルトラライトテントには、軽量性と耐風性を両立させた特殊な構造のものもあります。

生地の素材と特徴

ウルトラライトテントで使われることが多い生地は、軽量で丈夫なポリエステルやナイロンです
ポリエステルは一般的なテントにも使用されることが多く、強度、雨耐性、軽さなどのバランスがとれた生地です。ナイロンは、ポリエステルより軽量で、登山用品によく使われますが、価格が高くなる傾向にあります。
さらに防水性や強度を高めるため、ウルトラライトテントの多くは、これらの生地にポリウレタンやシリコンでコーティングを施しています。

耐水圧

一般的に、テントのフライシートが耐水圧1,500mm程度あれば、強雨でも宿泊に支障がでないと言われています
耐水圧は、高いほど水が浸透しにくくなりますが、重量も重くなります。また、通気性が低下し、テント内の湿気が溜まって結露しやすくなります。
耐水性と通気性は、相反する関係にあります。しかし、ダブルウォールのテントで、耐水性のフライシートにメッシュのインナーテントを組み合わせることでカバーできます

居住スペースの広さ・収容人数

ウルトラライトテントは、軽量化のため2人用やグループ向けでも、最低限の就寝スペースしか確保されていません。
ウルトラライトテントの本来の使い方ではありませんが、スペースに余裕が欲しければ、ワンサイズ大きいものがおすすめです。1人で使用するのであれば、収容人数2人用、2人で使用するならグループ向けを選べば、快適に宿泊できます。

ウォール構造

ウルトラライトテントは、フライシートの無いシングルウォールと、インナーテントにフライシートを重ねた二重構造のダブルウォールに分類できます
シングルウォールは、軽量で設営も簡単ですが、気温の変化や風雨の影響を受けやすく、結露しやすいという特徴があります。
ダブルウォールはフライシートの分、重量が増して設営に時間がかかります。しかし、ダブルウォールは外界の影響を受けにくく、結露が少なく快適なので初心者におすすめです。

ULテント(ウルトラライトテント)のおすすめ商品【ソロ】

【ソロ】Hilleberg「エナン」

エナン レッド

¥90200

スウェーデンのテント専門メーカー、ヒルバーグのダブルウォールULテントです。冬でも雪の無い温暖な気候での使用を想定し、軽量化に重点を置いて開発されました
出入り口が広く作られており、前室があるので荷物置き場にも困りません。ダブルウォールULテントの中でも、軽量と快適さのバランスがとれたおすすめの製品です。

サイズW215×D95×H93cm
重量1.2kg
耐水圧2000mm(フライ)、5000mm(フロア)
素材10Dリップストップナイロン(フライ)、50Dナイロン(フロア)
50代/男性
50代/男性

安定感がある

評価:

軽いのに強風の中でも安定感があり、安心してテント泊ができました。

【ソロ】SixMoon Designs「ルナーソロ2018」

ルナーソロ2018

¥42900

定員が1.5人用に設定されており、ソロで使えば余裕のスペースが確保でき、狭さが気にならないなら2人用としても使用できます。
設営が簡単なワンポールテントで、冬の雪や強風に耐えられるよう設計された、変則的な六角形の形状が特徴です。左右に開く出入り口を両方開けば、出入りも楽にでき通気性も確保できます。

サイズW229×D122×H122cm
収納サイズ直径11×28cm
重量740g
素材20Dシリコンコーティングポリエステル(フライ)、40Dシリコンコーティングポリエステル(フロア)
30代/女性
30代/女性

設営が簡単

評価:

一般的なテントに比べて変則的な形状ですが、設営に手間取ることなく簡単に立てられました。就寝スペースも思ったより狭く感じず快適でした。

【2~3人用】Terra Nova「スーパーライトボイジャー」

スーパーライトボイジャー

¥70400

Terra Nova(テラノバ)は、アドベンチャーレース用装備も手掛けるイギリスの登山・アウトドア用品ブランドです。
この製品は、2人用のダブルウォールULテントで、冬以外の3シーズン用です。他のスーパーライトシリーズ同様、軽さと強度を重視して開発されています
長辺方向にクロスした2本のポールに、短辺方向を1本加えた独得の形状が特徴です。この構造によって、風の抵抗を減らし、2人用ULテントでも圧迫感を感じにくい居室になります。

サイズW206×D88×H100cm
収納サイズ13×52cm
重量1,530g
耐水圧5,000mm(フライ)、6,000mm(フロア)
素材シルナイロンリップストップ(フライ)、PUナイロンリップストップ(フロア)
30代/男性
30代/男性

コンパクトでも快適

評価:

前室に余裕があるので、靴や荷物を置いたり、ここでアルコールストーブを使って調理したりと、コンパクトでも快適に過ごせました。

【2~3人用】MSR「ツインシスターズ」

ツインシスターズ

¥55200

2人用のフロアレスシェルターで、オプションのフットプリントを導入すれば、シングルウォールULテントとして使用することもできます。奥行2.9mとゆったりしたスペースで、幅にも余裕があるため2人分のマットを並べても狭さを感じさせません
地面とテントの間にスノーフラップがついていて、冬季に積雪のある場所では、この部分を雪で埋めて使用します。隙間風を防いで、冬でも温かく過ごせるようになっています。

サイズW290×D152×H117cm
収納サイズ15×51cm
重量1,400g
耐水圧1,500mm
素材30Dリップストップナイロン
40代/男性
40代/男性

居住スペースが広くて使いやすい

評価:

室内が広く余裕があって使いやすいです。雪のないところで使うと、テントと地面の隙間がから虫や雨水が入ってくるので、気になる人は注意してください。

【3人以上】Terra Nova「ワイルドカントリー フーリーコンパクト3ETC」

ワイルドカントリー フーリーコンパクト3ETC

¥35672

広い前室を備えた3人用のダブルウォールテントで、冬以外の3シーズン用です。中央に出入り口があるので、通気性を確保でき、ダブルウォールの居室は結露の影響が少なくなります。2人用として使用すれば、空間に余裕が生まれ、快適なテント泊を楽しみたいときにおすすめです。

サイズW450×D185×H100cm
収納サイズ19×46cm
重量3.65kg
耐水圧4,000mm(フライ)、6,000mm(フロア)
素材ストームテックス(フライ)、アクアストップ(フロア)
40代/男性
40代/男性

通気性がよく結露に悩まない

評価:

出入り口が2か所あるので通気性がよく、居室の結露もほとんど気になりません。寝るだけなら、問題なく過ごせます。

ULテント以外のテント泊おすすめ装備品

SEA TO SUMMIT「スパーク SpI」

スパーク Sp1

¥32890

重量350gと軽量・コンパクトを極めた形状ですが、保温性が高く、5℃以下になる冬季以外なら、快適に眠ることができます。撥水ダウンを使用しているので、結露による保温性の低下を防ぎ、メンテナンスの手間も少なくてすみます。

サイズ183cm
重量350g
下限設定温度5℃
40代/男性
40代/男性

入った瞬間から暖かい

評価:

軽くて小さく収納できるので、ザックの中でも積載を圧迫しません。体にぴったりした形なので、隙間ができずすぐに温かさを感じられます。

テント泊において、シュラフは重量のあるギアの一つです。ULテントと合わせてシュラフを軽量化できれば、装備の総重量を大幅に軽減できます
基本的に軽量なシュラフほど保温性が落ちる傾向にあります。マットやシートなども併用し、冬の寒さに凍えることのないよう、無理せず適切なものを選びましょう。

ARCTERYX「アルファFL45バックパック」

アルファFL45バックパック

¥51800

凹凸の少ないミニマルなデザインで、650gと超軽量なバックパックです。蓋が拡張するので、荷物が増えても余裕で収納できます。独自の防水加工がされており、登山中の雨から装備をしっかり守ります。

重量650g
容量33L(最大45L)
30代/男性
30代/男性

防水性がしっかりして使いやすい

評価:

つるっとした見た目ですが、フロントやフラップにポケットがあって使いやすいです。防水性もしっかりしています。

テントやシュラフと同様に、テント泊の装備の中でも、ザックは重量のある部類に入ります。テント泊は山小屋泊に比べて装備が増えるので、大体45~60リットルのザックが必要と言われています。
生地の薄い軽量ザックは、耐久性が落ちる傾向にあります。このため、軽量ザックを使用するときは、過度な負担を避けるため、収納する装備自体も軽量化する必要があります

Trangia「アルコールバーナー」

アルコールバーナー

¥2750

老舗アウトドアブランド、トランギアの代表的な製品です。昔から愛用している人が多く、アルコールストーブの定番と言えるでしょう。シンプルな形状で持ち運びしやすく、登山やツーリングにもおすすめです。

収納サイズ直径7.5×高さ4.5cm
重量110g
使用燃料エチルアルコール/メチルアルコール
20代/女性
20代/女性

コンパクトで携帯に便利

評価:

コンパクトで持ち運びしやすく、お湯を沸かすくらいなら問題なくできるので、いつも使っています。

ガスストーブと違って、必要な分だけの燃料を持ち運べるアルコールストーブは、装備の軽減に大きく貢献します。また、使用時に場所を取らないのでULテントの前室での調理にぴったりです。シンプルな構造で、耐久性が高い点も人気のポイントです。

ULテント(ウルトラライトテント)のQ&A

ULテントなどのULギアを取り入れたウルトラライトスタイルは、どのようなメリットがありますか?

ハイキングや登山において、装備を最低限にすることで、荷重のストレスが軽減され、より深く自然を感じられると言われています。
また、フットワークが軽くなり、緊急時に素早く動ける、体力の消耗を抑えられるといったメリットもあります。

ULテントのスペックに「15Dリップストップナイロン」などの記載がありますが、Dとはどのような意味ですか?

Dはデニール(denier)という繊維の太さを表す単位です。一般的なテントでは75D、150Dが多く、ULテントは30D、40Dがよく見られます。超軽量ULテントには10Dの生地を使っているものもあります。

ULテントを手入れする際はどのような点に注意しますか?

登山やキャンプ先から帰ってきたら、テントを乾燥させてから片付けましょう
ULテントの多くは生地表面にポリウレタンやシリコンコーティングがされています。これらの素材は、長時間水分がついたままになっていると、加水分解により溶解してコーティングが剥がれ、表面がべたつくようになります。

ULテント(ウルトラライトテント)を持って登山しよう!

ULテント(ウルトラライトテント)は、軽量化を最優先に設計されており、登山やハイキングなどで重宝します。最低限の就寝スペースのみのテントであるため、どちらかと言えば上級者向けのアイテムです。
防寒の必要な冬は避け、快適なダブルウォールテントを選ぶと、初心者でも無理のないULテント泊が楽しめるでしょう。ソロなら2人用を選ぶなど収容人数に余裕を持たせると、より快適になります。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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