即席でシェルターを作るサバイバル術を紹介!
巷では、キャンプ人気が高まっています。キャンプは、森の中で森林浴や魚釣りをして自然と触れ合えます。そして気持ちが癒されると日頃のストレスも解消されることが魅力です。
しかし山や海の天候は、急変することもあり、キャンプ中に遭難した事例もありました。いざというときのために、即席シェルターの作り方を知っておくと安心です。キャンプを楽しむために、初心者でもできるシェルターの設置方法を調査しました。
シェルターを作る方法【道具がない場合】
■場所の確認
シェルターを作る時、注意しなければいけないことがあります。それはシェルターを設置する場所です。川や沼地の近くは豪雨で増水します。また山中では獣道付近は避けなければいけません。時にはサバイバル状態になります。
風向き次第で、シェルターが壊れる可能性も考えられます。強風により周辺の木々が倒れることも想定して、シェルターの設置場所を決めなければいけません。シェルターを作るための枝や枯れ葉が確保できるかも確認しておくことが大切です。
■差し掛け式シェルター
山中や川岸でキャンプをするとき、突然の天候悪化により遭難することもあり、サバイバル術で切り抜けなければなりません。そこで差し掛けシェルターの作り方を紹介します。太目の2本の木に頑丈そうな枝を1本渡します。
Y字の枝を数本探して地面に45度の角度に傾けて差し込みます。 周辺で、できるだけたくさんの枝を集めて立てかけ、その隙間にも枯れ葉や枝を詰めるように並べて壁を作りましょう。さらに体温を保つため乾燥した葉を地面に敷き詰めれば完成です。
■Aフレームシェルター
キャンプをするとき知っておきたいサバイバル術として、シェルターの作り方を紹介します。Aフレームシェルターは、差し掛け式シェルターより、寒さや雨から体を守ることができます。
棟木にする頑丈な枝を1本と、Y字の枝2本を探します。Y字の枝を先端で重ね、元部分を地面に刺して固定します。 重ねた部分に棟木を合わせ、反対部分を地面に固定すると三角形の外枠が完成。枠部分にできるだけたくさんの枝を重ねましょう。
シェルターを作る方法【道具がある場合】
■必要なアイテム
- ツェルト (テント)
- ストック(周辺にある太い枝でもよい)
- ロープ
- テグ
- ナイフ
即席シェルターは、テントやタープでも作ることが出来ますが、ツェルトは簡単に組み立てられるのでおすすめです。ロープはツエルトと枝を組み合わせる時必要になります。
またナイフはシェルターを作る際のロープカットに重宝します。 キャンプに行く時、ツエルトやテントマットを持参すると天候悪化や遭難などの時のサバイバル術として活用できます。テントマットは寒さよけに欠かせません。
■作り方
- サバイバル術としてシェルターを立てる場所選びは重要です。
- 場所が決まったら、地面が冷えるのでテントマットをあらかじめ地面に敷きます。
- ストック(なければ太目の枝で代用します。)2本で支柱を立てます
- ツェルトに付いているロープをピンと張りペグで止めます。
- シェルターの壁部分も張り綱でしっかり固定しましょう。
山や川でキャンプをする時、油断すると危険がつきものです。いざという時のためにブッシュクラフトなどのサバイバル術を知っておきましょう。そのような場合に役に立つのが、即席で作るシェルターです。
そのアイテムが、ツェルトです。ツェルトは軽くてコンパクトなので荷物もかさばりません。また組み立ても楽で、内部もしっかりしたつくりです。キャンプやハイキングに出掛ける時の、おすすめアイテムです。
■作るときのポイント
サバイバル時、注意するポイントがあります。ツェルトを建てる前に平らな場所を探しましょう。また湿気や冷気を防ぐために敷物は必要です。組み立てる時、ツェルトの壁がたるみがちなので、ペグで付属のロープをしっかり固定しましょう。
組み立てに必要なトレッキングポールが販売されていますが、頑丈な枝で代用できます。ツェルトを利用すれば、ブッシュクラフトのように枝や枯れ葉を集める必要がありません。
シェルターの作り方を覚えればサバイバルで遭難した時も安心!
遭難した時のためのサバイバル術として、即席シェルターの作り方を調査しましたが、いかがでしたか。山や川でキャンプをする際、天気の急変がおこりがちです。 もし山中で遭難したら命を守るために、日頃からシェルターの作り方を知っておきましょう。
またキャンプに出掛けるときは、いざという時に備えて、シェルターを作るグッズを用意しておくと安心してキャンプが楽しめます。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。