DDタープの張り方を種類別に調査!ステルスやピークフライをマスター
DDタープの張り方を詳しく解説します。DDタープの様々な張り方を、特徴やポイントと一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。DDタープの基本情報や魅力についてもまとめているので、DDタープについて詳しくなりたい方におすすめです。

目次
DDタープの張り方バリエーションを紹介!

DDタープの特徴
商品紹介




サイズ | 4×4m |
耐水性 | 3000mm |
重量 | 1350g |

とても良い
評価:4×4は広い空間を作れて良かった。テントが無くても、DDタープをクローズにしてテント風の形にしてタープ泊もできました。
特徴①使い方が多彩なタープ

特徴②軽量で耐水性に優れている

特徴③カラー・サイズのバリエーションが豊富

DDタープの張り方【ステルス張り】
用意するものと張り方手順
- メインポール:1本(135〜150cm程)
- サブポール:1本(65cm程)
- ペグ:12本
- ロープ:1本
- 完成した時に後ろになる側の、角の両側のループ部分をペグダウン(ペグ:4箇所)
- ペグダウンしたら、角を三角形に折り込む
- 前側の角を、隣のループがある場所(前側の辺の端から2つ目)でペグダウン(ペグ:2箇所)
- 中央より前側寄りの場所に、メインポールを立てる
- 3でペグダウンした位置(前側の辺の端から2つ目)にあったループを、その辺の中心の位置でペグダウン(フルクローズの場合)(ペグ:1箇所)
- 前側の中心のループにロープを結び、タープを張りながらポールの直線上にペグを打ち込む(ペグ:1箇所)
- 後ろ側寄りの場所にサブポールを立てる
- 両サイドの前から2つ目と3つ目のループをペグダウン(ペグ:4箇所)
DDタープのサイズが違っても、ステルス張りの張り方は同じです。入り口をオープンにしたり、サブポールを前に持ってきたりという張り方もあります。
ポイントとコツ
DDタープの張り方【ダイヤモンド張り】
用意するものと張り方手順
- ポール:1本(200cm程)
- ペグ:5本
- ロープ:1本(4m程)
- 角が手前になるようにタープを広げる
- 完成した時に後ろになる側の、角の両隣のループ(角から1つ目のループ)をペグダウン(ペグ:2箇所)
- 打ったペグの線上を軸に、三角形に折り込む
- 手前の角にロープを結び、ポールを立てる
- ポールの直線上にペグを打ち、ペグにロープを結ぶ(ペグ:1箇所)
- 両サイドの角のループをペグダウン(ペグ:2箇所)
中の空間を広く使いたい場合は、中央のループにロープを結び、サブポールを立てて引っ張ります。ダイヤモンド張りは開放感のある張り方なので、タープ泊には不向きです。デイキャンプなどでおすすめの張り方になります。
ポイントとコツ
最後の2本のペグを打つときは、タープを張りながら打つときれいに完成します。折り込んだ三角形の部分は荷物置きにできるので、ペグを打つループの位置を変えると荷物置きスペースが広く使えます。
DDタープの張り方【Aフレーム】
用意するものと張り方手順
- ポール:2本
- ペグ:10本
- パラコード(ロープ):4本
- 前側と後ろ側のそれぞれ中心のループの位置にペグを打つ(ペグ:2箇所)
- ペグを打った位置の両隣の2つのループをペグに掛ける
- 両サイドの前から2つ目と4つ目のループの位置にペグを打つ(ペグ:4箇所)
- 前側の中心のペグに掛けたループを外す
- 前側の中心のループにロープを結び、ポールをに取り付けてポールを立たせる
- 直線上にペグを打ち、ロープを掛ける(ペグ:1箇所)
- 4〜6の作業を後ろ側でも同じようにやる
- タープの中心にあるループのうち、両端のループにそれぞれロープを結ぶ
- ロープを引っ張りながら、少し離れたところにペグを打つ(ペグ:各1箇所)
ポイントとコツ
DDタープの中心に軸を作り、両サイドの角を中心に持ってくることでクローズができるAフレーム。ペグを打つ時は、タープがピンと張っている状態でペグを打つのが理想です。長方形のDDタープならXLサイズを使うと、4×4に近い広さで快適なスペースが確保できます。
DDタープの張り方【ポールなし】
用意するものと張り方手順

- DDハンモック
- ペグ:2本
- パラコード(ロープ):リッジライン用1本、プルージックノット用2本、タープを張る用2本
DDタープとDDハンモックを一緒に使用するときの、ポールなしの張り方です。リッジライン用は約10m、プルージックノット用は約20〜30cm、タープを張る用は自分の身長程の長さのパラコードを使います。
- DDハンモックを張る
- ハンモックの上に、DDタープをかけるためのリッジラインを張る(一方をもやい結び、もう一方を自在結び)
- リッジラインに沿って、プルージックノットでタープを張る
- リッジラインと対角線上の角のループにロープを結び、引っ張りながらペグを打つ(ペグ:各1箇所)
ロープワークの特徴をしっかり覚えて、結ぶようにしましょう。ポールを使わないためロープの使用が増えるので、ロープワークがDDタープの使い勝手の決め手になります。
ポイントとコツ
DDタープの張り方【ピークフライ】
用意するものと張り方手順
- ポール:1本
- ペグ:4本
- ロープ:1本
- 角が手前になるように、DDタープを裏返しにして広げる
- 手前の角、右側の角、手前左側の辺の真ん中の位置に、ペグを打つ(ペグ:3箇所)
- 奥左側の真ん中のループにロープを結ぶ
- ロープを結んだループをポールに取り付け、手前の角の位置にポールを立てる
- タープが張る向きの垂直線上に、ロープを掛けたペグを打つ(ペグ:1箇所)
DDタープのピークフライは、下から覆うような形になります。開口部の隙間がやや広くなるので、雨や風の日には不向きです。
ポイントとコツ
ポールとループを繋げる時は、ポールの先端からループがずれないように注意しましょう。ポールとループを繋げた後に、ポールをねじるとずれを防止できます。
DDタープの張り方【パスファインダー】
用意するものと張り方手順
- ポール:2本
- ペグ:7本
- ロープ:2本
- タープを広げて、後ろ側の辺の両角から1つ目のループにペグダウン(ペグ:2箇所)
- 両サイドの手前から2つ目のループの位置と、工程1でペグを打ったループ位置が交わるところにペグダウン(ペグ:2箇所)
- 手前中心のループにロープを繋げて、ポールを立てて直線上にペグを打つ(ペグ:1箇所)
- 中央のループのうち、後ろ側のループにロープを結び、ポールに繋げて直線上の位置にペグを打つ(ペグ:1箇所)
- 後ろ側の両角と中央の3箇所のループを、中央の位置ででまとめてペグダウン(ペグ:1箇所)
DDタープの前後を、ポールとロープが引っ張ることで完成するパスファインダー。雨や風の影響も受けづらく、フルクローズができるので、タープ泊に適しています。開口部が広いパスファインダーは、焚き火にも向いている張り方です。
ポイントとコツ
ポールを立てる前にループにロープを結んでおくと、スムーズにポールを立てることができます。ペグを打つ時は、タープがピンと張っていることを確認しながら打ってください。
DDタープで好みの張り方を見つけよう!


この記事のライター
あきやす
関連記事

タープ
100均のブルーシートでタープを自作!雨よけ・車を使った作り方は?
100均でも購入できるブルーシートでタープを自作する方法を紹介していきます!100均のブルーシートを使う時の注意点や、雨よけのためのタープや車を使った作り方などを解説します。また、ポールなしでの自作の仕方や庭での自作方法などの質問にも答えていきます。

タープ
タープのポールの代用品は?100均アイテムを使った自作法もチェック
タープのポールの代用品や、自作法について解説します。高価なタープのポールですが、身近なアイテムで代用したり、100均やホームセンターで買える材料を使って、初心者でも気軽に自作できる方法をまとめてみましたので、参考にしてください。

タープ
DDタープの4×4と3×3を比較!人数別のおすすめサイズは?
DDタープの4x4と3x3の大きさや選び方の基準などについて説明しています。DDタープの3つの種類や3x3と4x4の使い分けについても解説!DDタープのメジャーな張り方である「ビークフライ」「ステルス張り」「ダイヤモンド張り」についても詳しく紹介します。

タープ
キャンパーから人気のタープ「幕男」の魅力とは?サイズやカラーも
キャンパーから人気のタープ「幕男」の魅力を徹底解説!初回販売開始1分で完売するほどの人気を持つ、幕男のスペックや値段なども詳しく紹介します。目を奪われるほど美しいタープと言われる、幕男のサイズやカラーについてもまとめたので、ぜひチェックしてください。

タープ
DDタープのステルス張りまとめ!設営手順やポールの長さは?
DDタープの中でも代表的なステルス張りについてまとめました。ステルス張りをする前にあらかじめ準備したいもの、設営手順など、詳しい情報を紹介しています。DDタープの設営に役立つロープワークも載せているので、ぜひ参考にしてくださいね。
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。