タープとは?ソロキャンプに必要?
キャンプでの突然の雨によって、荷物などが濡れてしまうと困りますよね。タープは雨や日差し、風などを防いで安心してアウトドアを楽しむための便利なアイテムです。
しかし、役に立つタープもピンと張る必要があるので、複数人でないと上手く張れなかったりも。そのうえ荷物が増えるので、ソロキャンプではタープの使用を敬遠してしまう人も多いかもしれません。
本記事では、そのようなソロキャンパーさんにもおすすめのタープをご紹介します。また、タープの活用方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【ソロキャンプ】タープ活用例
ソロキャンプでもタープを使うと心地良い生活空間が広がるので、より一層アウトドアを満喫できることでしょう。こちらでは、タープの活用例を詳しくご紹介します。
■日差しや雨対策
■プライベート空間の確保
キャンプをしている時、周囲からの視線も気になります。なるべく、プライベート空間はしっかりと確保したいものです。タープを使うと見られたくない部分を隠すことができるので、視線からのストレスも軽減されることでしょう。ソロキャンプでもタープを使用することで、周りの視線が気にならずよりソロのひとときを堪能することができます。
■タープ泊
タープを1枚張るだけで泊まることも可能です。荷物も最小限で身軽に過ごせるので、本格的な軽量スタイルを味わいたい人におすすめです。居住空間と外との境が無いので、自然をより近くに感じられます。一方、境が無い故に不安を感じる人もいるでしょう。そのため、ある程度キャンプに慣れてから挑戦するのが良いでしょう。
【ソロキャンプ】タープを選ぶポイント
タープの種類は非常に多くあります。実際にどのようなタイプを選んだら良いか迷うことも多いでしょう。そこで、ソロキャンプのためのタープを選ぶポイントをわかりやすくご説明します。
■使用目的で種類を選ぶ
まずは、代表的な4種類のタープと特徴をご紹介します。ご自身のキャンプスタイルや使い方に合わせて参考にしてみてください。
ウイングタープ
軽量・コンパクトなひし形の小型タープです。最小限のスペースでスタイリッシュな空間を作り出せ、使用するポールは2本で完成します。ポールやロープの使い方でアレンジも楽しめます。徒歩や自転車・バイクなどの軽量キャンプにおすすめです。
スクエアタープ・レクタタープ
正方形や長方形の四角いタープです。面積が広いので大きくスペースを取ることができ、雨風や紫外線を防ぎやすいです。その分重量が増えるのでオートキャンプ向きといえます。
ポールやロープの使い方でアレンジも楽しめ、寝るスペースをすっぽりと隠せるのでタープ泊にもおすすめです。ソロ用では3~4mのサイズが良いでしょう。
ヘキサタープ
六角形のタープです。ウィングタープに似ていますが面積が広いので大きくカバーできます。使用するポールは2本で設営がしやすいのも特徴です。ポールやロープの使い方でアレンジもでき、スタイリッシュさを楽しめます。ソロからファミリーまで幅広く活躍します。
重量はウィングタープより重くなるので、オートキャンプ向きです。
ワンタッチタープ
大きな傘を広げるような形を組みあげる自立式タープです。フレームを広げシートを被せるだけで簡単に完成するので、ポールとロープ使いに不慣れな初心者さんに向いています。デイキャンプやレジャーにおすすめします。
但し、重量があり収納も大きくなるので自分で扱える重さであること。風がある時はペグとロープを使用して固定する必要があります。こちらもオートキャンプ向きです。
■素材などの機能性で選ぶ
タープ選びには耐水圧が重要です。PU1,500mm以上あると大抵の雨は防げます。同時に遮光性も重視しましょう。遮光性は、タープの色の濃淡と厚みで左右され、色が濃く厚みがあるほど遮光性は高くなります。
しかし、厚みが増すということは、重量もそれだけ増すので注意してください。また、ポリコットン素材であれば、遮光性が強くて結露を防ぎやすく難燃性も高いので焚き火にも安心です。
機能 | タープを選ぶポイント | 効果 |
耐水圧 | PU1,500mm以上 | 10mm以上の強い雨を防げる |
遮光性 | UVカットコーティング、色が濃く厚みのあるもの、TCやコットン素材 | 日差しを遮り涼しい、紫外線を防げる |
タープ生地の素材 | メリット | デメリット |
ポリエステル | 軽量、雨に強く乾きやすい、色褪せにくい | 火に弱く生地が火元に近いと穴が空く恐れがある |
コットン | 結露が発生しにくい、遮光性・難燃性が高い | 重量がある、吸収性が高く乾きづらい、濡れたままだとカビ発生の恐れも |
ポリコットン(TC) | ポリエステルとコットンの混紡。結露が発生しにくい、遮光性・難燃性が高い、コットンより軽い | 吸収性が高く乾きづらい、濡れたままだとカビ発生の恐れも |
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ソロキャンプにおすすめしたいタープ【種類別】
タープは、自分のキャンプスタイルに合ったものを使うのがおすすめです。ここでは、豊富な種類があるタープの中から、扱いやすいソロキャンプ用のタープを4選ピックアップしました。
■TARP TENT ウイングタープ TN-32GR
使用サイズ(約) | 3.6m×2.9m |
重量(約) | 0.5kg |
素材 | ポリエステル |
■Soomloom レクタタープ
使用サイズ(約) | 3.8m×3.8m |
重量(約) | 4.5kg |
素材 | 150Dポリエステル(タータンチェック) |
■GOGlamping 山帆ヘキサタープ TC
GOGlamping 山帆ヘキサタープ TC
使用サイズ(約) | 4.2m×4.1m |
重量(約) | 2.66kg |
素材 | ポリコットン(TC) |
■FIELDOOR ワンタッチ
使用サイズ(約) | 1.8m×1.8m(下部 2.4m×2.4m) |
高さ(三段階) | 1.7m・2.1m・2.2m |
重量(約) | 8.5kg |
素材 | ポリエステル |
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映画好きでお酒好きの、物書きです。