燻製器の自作方法まとめ!一斗缶やダンボールを使った作り方は?

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燻製器の自作方法をまとめました。一斗缶やダンボールなどを利用して、燻製器を自作する方法やポイントを詳しく紹介します。燻製器を買わなくても自作することで、美味しい燻製を楽しむことができます。この記事を参考に、ぜひ燻製器を自作してみてください。

燻製器の自作方法まとめ!一斗缶やダンボールを使った作り方は?

目次

  1. 燻製器の自作方法を紹介!
  2. 燻製器の自作方法【ダンボールを使用】
  3. 材料と作り方
  4. ポイント
  5. 燻製器の自作方法【一斗缶を使用】
  6. 材料と作り方
  7. ポイント
  8. 燻製器の自作方法【100均の道具を使用】
  9. 材料と作り方
  10. ポイント
  11. 燻製器の自作方法【ステンレスボールを使用】
  12. 材料と作り方
  13. ポイント
  14. 燻製器の自作方法紹介まとめ

燻製器の自作方法を紹介!

燻製
燻製は、煙で燻す調理方法です。そのため専用の燻製器でなくても、煙を滞留させることができれば、美味しい燻製を作ることができます。木製やステンレス製だけでなく、ダンボール製などの燻製器を自作することが可能です。
この記事では、ダンボールや一斗缶、100均の材料、ステンレスボールなどで燻製器を自作する方法やポイントをまとめました。

燻製器の自作方法【ダンボールを使用】

材料と作り方

材料

  • ダンボール(1箱)
  • 金網(ダンボールの横幅より少し大きめの網1つ)

作り方

  1. ダンボールの前後に金網を通せるよう、カッターナイフで切れ目を入れます
  2. 金網を、ダンボールの前後に通して完成
使用する上下が開いているタイプのダンボールは、上から食材を入れた後、ガムテープで上部を密閉します。火をつけたスモークウッドをステンレストレーに入れて地面に置き、ダンボールをかぶせて使用します。 
ダンボール燻製器は、ほとんどお金をかけずに簡単に自作することができます。ダンボールの大きさや形によって、スモークウッドの配置や金網の数も変わってきます。自分の好みに合わせて、自作してみてください。 

ポイント

まず金網やスモークウッドの配置などにより、ダンボールの上下、横、前後を決めます。ダンボールの横幅より少し大きめの金網を使うことが、ポイントです。
両サイドに切れ目を入れて、そこに金網を通します。また、金網が小さい場合は、棒などを2本ダンボールに通してその上に金網を置きます。
このように簡単にダンボールで自作することができます。ダンボール燻製器は、バーナーなどの熱源のいらないスモークウッドを使用する温燻がおすすめです。調理の際は、火には十分注意してください。
燻製する際に、外気温が低すぎるとなかなか温度が上がらないことがあります。その時は、スモークウッドの量を増やすと温度が上がり温燻できます。 

燻製器の自作方法【一斗缶を使用】

材料と作り方

材料

  • 一斗缶(1個)
  • ビス(8つ)またはボルトナット(8組)
  • 金網(2枚)

作り方

  1. メジャーで一斗缶のサイズを測る
  2. 空気穴として側面の下から4cmくらいの位置に、1面につき3カ所、4側面に印をつける
  3. ビスを入れるため、上から10cmくらいの位置と20cmくらいの位置に、一面と対面の2面に2カ所ずつ印をつける
  4. 印をつけた空気穴の合計12カ所に、電動ドリルで穴をあける
  5. 印をつけたビスを入れる穴の合計8カ所にも、電動ドリルで穴をあける
  6. ビスを取り付けた2段に、それぞれ金網をのせて完成
一斗缶燻製器を作る際に、あける空気穴は採寸にこだわらなくても問題ありません。空気の通る穴があればいいからです。
一斗缶を2、3個積んでタワーにすることで、より大きな燻製器をつくることができす。工夫してオリジナルの燻製器を作ってみてください。

ポイント

一斗缶の燻製器を自作するポイントは、金網の数など完成イメージを明確にしておくことです。電動ドリルを使う際は、けがをしないように腕を固定して使うとよいでしょう。穴をあけた箇所のバリを取るため、ヤスリをかけます。
自作した一斗缶燻製器は、熱源を使う熱燻やスモークウッドを使う温燻で調理することが可能です。一斗缶の燻製器を使って、様々な燻製を楽しんでみてください。

燻製器の自作方法【100均の道具を使用】

材料と作り方

材料

  • 丸型フライパン(1つ)
  • 底が抜けるタイプのスポンジ型(1つ)
  • お菓子用ふるい(1つ)
  • 空気穴のある鍋の蓋(1つ)
  • アルミホイル(20cm四方くらい)

作り方

  1. コンロにフライパンをのせる
  2. フライパンの上にアルミホイルをひく
  3. アルミホイルの上に燻製チップを約10gくらい入れる
  4. 底を取ったスポンジ型をかぶせる
  5. スポンジ型の上にふるいをおく(ふるいに食材をのせる)
  6. 蓋をして完成

紹介した100均アイテムを重ねることで、燻製器を自作することができます。燻製器の原理を理解すれば、意外と簡単に燻製器を作ることができます。

ポイント

100均で買えるフライパンやお菓子作りに使うふるいなどを重ねて、簡単に家でも燻製を作ることができます。紹介した100均アイテムで燻製器を自作するポイントは、重ねるだけです。
100均には、様々なアイテムがあります。木製やアルミ容器の燻製器などを簡単に安く製作することが可能です。
木製の燻製器を作る際は、木製燻製器の完成イメージ図を描きます。材料は木材、蝶番、取っ手、留め具を用意します。金網と合うように採寸は注意して、木材をカットします。蝶番や取っ手をつけて、後は角材にはめ込むかたちで組み立てて完成です。
密閉できるものや燻製チップを置ける容器、金網の代わりになるものがあれば、簡単に燻製器を自作することができます。様々な100均アイテムを使って、燻製を作ってみてください。

燻製器の自作方法【ステンレスボールを使用】

材料と作り方

材料

  • ステンレスボール(2つ)
  • 丸網(1つ)
  • ビス(1つ)
  • 鍋蓋つまみ(1つ)

作り方

  1. ステンレスボール底の中央に、電動ドリルで穴をあける
  2. 穴をあけた内側からビスを通す
  3. 鍋蓋つまみを外側の底に取り付ける
  4. 内側から通したビスで固定する
  5. 蓋が完成
  6. もう1つのステンレスボールをコンロにのせる(燻製チップを入れる)
  7. 丸網をのせる(食材をのせる)
  8. 蓋をかぶせて完成
ステンレスボール本来の使い方ではないため、使用には十分注意してください。 ステンレスボールは、100均でも購入可能なアイテムです。
燻製を作る際には、弱火で燻して燻製チップから煙が出てきたら、火を止め完成まで蓋をします。 燻した後は、燻煙した時間より長めにねかせることが重要です。外気にふれさせることで余分な煙を除去して、香りと旨味を残すことができます。

ポイント

ステンレスボールで燻製器を自作するポイントは、丸網をステンレスボールより少し大きめなサイズを選ぶことです。ステンレスボールは軽いため安定感がないので、火にかける際は注意してください。
ステンレスボールの燻製器は、火が直接当たる底部分は劣化しやすいことがデメリットです。数回使うだけでだめになるので、底部分は土鍋など別の調理器具で代用するのがおすすめです。
ステンレスボールの燻製器は、熱源を利用する熱燻に向いています。コンロの火力の強さやステンレスボールに燻製チップを直に置くため、少ない時間で燻製の香りがつきます。

燻製器の自作方法紹介まとめ

燻製
この記事では、燻製器の自作方法とポイントを紹介しました。専用の燻製器でなくても、驚くほど簡単に自作することができます。熱源を使う熱燻には不向きな燻製器もあるため、自作した燻製器を使用する際は十分注意してください。 
木製やアルミ製、ステンレス製、ダンボール製、一斗缶など様々な材料で燻製器を作ることが可能です。工夫次第で様々なアレンジが可能です。ぜひ、理想とするオリジナルの燻製器を作ってみてください。
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