キャンプで使うキッチンスタンドを自作しよう!おすすめDIY特集!
キャンプ愛好家の間で、キャンプ用キッチンスタンドやキッチンテーブルの自作が人気を集めています。キッチンスタンドやキッチンテーブルの自作方法をまとめました。さらに、コストも抑えた作り方や、メリット満載のキッチンテーブルの自作方法なども併せて紹介しています。
キャンプで使うキッチンスタンドの自作方法をご紹介!
近頃キャンプがブームになっています。キャンプに必要なキッチンスタンドを自作する人が増えています。SNSの進化に伴い、キャンプを楽しんでいる様子やキッチンスタンドやテーブルのDIYする様子をアップするようになりました。
多くの人がその情報に影響を受けて、キャンプ用スタンドやテーブルを自作することが人気の要因です。現在では、DIYしたいスタンドの材料も簡単に準備することができます。そこでキャンプに適したキッチンスタンドの自作方法を紹介します。
キャンプのキッチンスタンドをDIYするメリット
SNSなどの普及により、キャンプがブームになっています。通販やキャンプ専門店で手軽にキャンプ用品を購入することができます。しかしキャンプ場へ行ってみると自分のキャンプグッズが、他のキャンパーさんが持っているものと被ると感じることがあります。
そこで自分だけのオリジナルキャンプ用品を自作して楽しむ人が増えています。中でもキャンプ用キッチンスタンドやキッチンテーブルの自作はそれほど難しくありません。さらに自作したテーブルに、自分好みの色を塗ることもできます。自作のメリットを調査しました。
ナチュラルな木製は他のギアとも調和しやすい
キャンプには欠かせないキッチンテーブルやスタンドなどは、軽量のアルミや金属で作られています。他にも金属の脚に木製の天板を使った物もあります。木の素材は安らぎを感じさせてくれますので、木製テーブルもおすすめです。
キャンプ用の鍋や食器は金属製が多いので天板が木でできていれば暖かみを感じることができます。木製の天板に市販されているアルミ製の材料を使えば、キャンプ用テーブルをDIYできます。
低コストで作れて機能拡張が自在
市販されているキャンプ用キッチンの作業台も良いのですが、気に入った商品が見つからないこともあります。キャンプに欠かせないキッチンのスタンドやテーブルをDIYすると自分好みのテーブルを作ることができます。
テーブルを自作する際、ホームセンターや100円ショップでも材料や小物を調達することができます。自由自在にテーブルを自作すれば、オリジナルのキッチンスタンドを完成させられます。さらにDIYすればコストの削減ができます。
キャンプのキッチンスタンド自作方法①組立タイプ
キャンプをする際、キッチンスタンドやキッチンテーブルは必需品です。調理をするエリアと食事のエリアを分けることによりスムーズになります。キャンプで活躍するキッチンスタンドとして、組み立てタイプは便利です。
組み立てタイプは、キッチンテーブルやキッチンスタンドの脚や天板を取り外したり組み立てたりすることが簡単にできます。そしてパーツごとにまとめて、持ち運びの簡単です。組み立てタイプのキッチンスタンドの自作方法を調査しました。
特徴・おすすめポイント
組み立てタイプのキッチンスタンドやキッチンテーブルの主流は、2枚の天板を上下にはめ込むスタイルです。組み立てタイプは、面倒な釘打ちやボルトなどの作業が軽減されます。自作する際は、両脚を組み立てて、天板を組み込むだけです。
ホームセンターでは、キッチンスタンドの材料の必要な穴を開けたり、好みのサイズにカットするサービスもあります。簡単に自作できる組み立てタイプのキッチンスタンドの作り方を紹介します。
材料
- ツーバイフォー材 17枚
- 丸棒 3本
- 木製ネジ36本
一口に折りたたみタイプのキッチンスタンドといっても、色々なスタイルがあります。材料としてスタンドに使う素材は、エゾ松などがおすすめです。これは、スタンドや脚もすべて木製で作る場合です。
これらの材料はホームセンターで購入することができます。また穴開けやカットが必要な時はホームセンターで相談することも可能です。さらに、すのこを代用して天板に利用するのもおすすめです。
工具
キャンプ用テーブルを作るときに必要な工具は、電動ドリル、紙やすり、木工用ボンドなどですが、ホームセンターによっては、電気ドリルのような工具を貸し出してくれることもあるので問い合わせてみましょう。
自作する場合は、穴あけには注意が必要です。きちんとサイズを計らないと組み立てる時、不具合が起きることがあります。初心者の場合は、ホームセンターで材料を購入する際に、穴あけなどをお願いしてみるのも良いでしょう。
図面
実際にキャンプ用スタンドやキッチンテーブルを自作する時、作りたいテーブルを決めます。そして見取り図を作成します。この時、方眼用紙などを使うと図面が描きやすくなります。見取り図は、前から見たところ、横から見たところ上から見たところを書きます。
そして作りたいテーブルのサイズを㎜単位で記入します。組み立てタイプの場合、天板を2枚上下に組み合わせます。天板のおおまかな形を描きそこにもサイズを記入します。
作り方
組み立て式は、スタンド部分の枠を組み立て、天板を挟むスタイルです。初めにキャンプキッチンスタンドの脚部分を作ります。はしご部分の端に下穴とダボ穴を開けます。そして両脚部分をボンドで貼りながら組み立てていきます。
穴部分にボンドを少量入れて丸棒を差し込み余分な部分を切り取ります。天板のゲタ部分は、角材を張り合わせて作ります。天板の端は、サンドペーパーで丁寧に処理します。
キャンプのキッチンスタンド自作方法②折りたたみタイプ
キャンプ用キッチンスタンドの素材は、耐久性に富んだ金属製の物や木製の物があります。市販されている木製のキッチンスタンドは、ドイツのブナ材が使われています。寒い環境で育っているため年輪が狭く、木目が固く詰まっているため強度があるのでおすすめです。
折りたたみタイプのキッチンスタンドは、簡単に折りたためるため持ち運びにも便利です。初心者の自作に向いています。折りたたみタイプのキッチンスタンドの自作方法を調査しました。
特徴・おすすめポイント
キャンプに外せない折りたたみタイプのキッチンスタンドは、いつでもどこでも折りたたんだり、広げたりすることができます。例えば高さが40㎝ほどの場合は、地面に近くなるのでゆったり使うことができます。
キャンパーがキッチンテーブルを自作する理由は、なんといっても安価であることです。ホームセンターだけでなく、100円ショップでも自作に必要な材料を見つけることができます。
材料
折りたたみ式キッチンテーブルを自作するとき、材料の木材はSPFというものが主流です。SPF材とは、米トウヒというマツ科の針葉樹、パイン材、もみの木です。これらの木は成長が早いため手頃な値段で手に入れることができます。
折りたたみテーブルの脚は、折りたたみに組まれた鉄製の物が多いのですが、1インチ×4インチの木材を使用することもあります。また天板には1枚板を使ったり、1インチ×4インチの木材を張り合わせて自作することもあります。
工具
キャンプ用のテーブルを自作する時必要な工具はのこぎりです。木材をテーブルのサイズに切り分けたりするときに必要になります。しかし慣れないとのこぎりがまっすぐに動かないこともあります。
このような場合、できればガイド付きのこぎりや電動ドリルをそろえると便利です。初心者にはすのこがおすすめです。すのこを使えば難しい工程を軽減できます。
図面
折りたたみタイプのキッチンスタンドやキッチンテーブルは、脚部分は蝶番で作ります。作る前に簡単な見取り図を描きましょう。できれば完成予定図を描いて、必要なパーツを描きます。
そして見取り図に具体的に自作したいサイズを記入します。これは設計図の役割になり、材料を買うときに便利です。また自作するときのサポートになります。
作り方
通常キッチンテーブルの高さは、80㎝前後です。支えとなるフレーム枠を4個。750㎜サイズの枠を2個と900㎜サイズの枠を2個分作ります。この時コーナクランプという工具で固定するとしっかり組み立てることができます。差し込む必要がある部分にドリルで穴を開けます。
4個のフレーム枠を折りたためるように、蝶番を取り付けます。折りたたむとコンパクトになり、テーブルにする時はコの字型に広げて天板をのせるだけでキッチンテーブルが完成します。
キャンプのキッチンスタンド自作方法③ソーホースタイプ
ソーホースタイプとは、馬の脚に見立てた形になっているスタンドです。ソーホースブラケットは、工事現場などで使われます。ソーホースを使うことで足場やテーブルの組み立てが簡単になります。
また分解する時も簡単で持ち運びにも便利です。初心者がキャンプ用のキッチンスタンドを自作する時におすすめです。具体的にソーホースタイプのキャンプ用キッチンスタンドの自作方法を調査しました。
特徴・おすすめポイント
ソーホースブラケットは、作業台や簡易テーブルを作るとき便利なアイテムで、木材をこの器具に挟むだけでキッチンテーブルの脚が簡単に作ることができます。ソーホースブラケットは、鋼板という金属素材でできています。
組み立てるときは、ソーホースブラケットを2個と木材を組み合わせて馬脚のような脚を作ります。脚を2組作り、その上に天板を乗せるだけなので自作が簡単です。またソーホースブラケットをネジなどで固定しなければ、キャンプの際移動が簡単になります。
材料
- ワンバイフォー材
- ソーホースブラケット 4個
- ネジ
キャンプ用のキッチンテーブルをソーホースタイプで自作する際必要な材料は、ソーホースブラケットです。これは、2インチ×4インチの木製の脚をはめ込むための器具です。一組の脚に2個使いキッチンテーブルの脚を作ります。
固定させるため装着後ねじや釘で留めます。脚が完成したらテーブル部分の天板です。1インチ×4インチの角材をつなぎ合わせて一枚の天板を作ります。
工具
キャンプ用ソーホースタイプのキッチンテーブルを自作する際必要な工具は、ネジ穴を開ける電気ドリル、ソーホースブラケットに角材をはめ込むためのゴムハンマーも用意します。天板と脚部分を固定させる時に必要なネジ打ちには、インパクトドライバーが便利です。
図面
ソーホースブラケットを利用したキャンプ用テーブルを自作する時、図面が必要になります。図面でなくても簡単な見取り図を描いてみましょう。
出来上がりのサイズを決めて、ただ木材を切っても良いのですが、出来上がり図を描いて、寸法を記入します。木製テーブルの場合は、どのような種類の木材を使うかも調べて書き込んでおくと便利です。
作り方
ソーホースブラケットは、クリップのようで空洞部分に木材を差し込むだけで、三角のような脚ができます。この方法は、DIY初心者でも簡単にキッチンテーブルの脚をつくることができます。またネジ留めをしなければキッチンテーブルの脚の高さを変えることも可能です。
キャンプのキッチンテーブルは代用アイデアを活用!
キャンプにキッチンテーブルはつきものですが、状況によってはキャンプ場にキッチンテーブルを持ち込めないこともあります。またキッチンテーブルを自作するのはめんどうという方もいらっしゃるでしょう。
わざわざ自作したキャンプテーブルを用意しなくても、木製の箱を利用したり、すのこを使ってDIYしてみるのも良いでしょう。様々なアイテムでどのように代用できるのか調査しました。
収納ボックスやトランクで代用
キャンプ用キッチンテーブルを代用する物のひとつとして、シェルフコンテナがあります。たいていはスチール製なのでキャンプグッズを入れて運ぶことができます。
シェルフコンテナの上に板をのせるだけでキャンプ用のテーブルに早変わりです。メインテーブルを持ち込まなくても十分にテーブルの代用になります。
すのこで代用
他にもキャンプ用のテーブルの代用になるのが、すのこです。すのこは、ホームセンターなどで手軽に購入でき、DIYにおすすめのアイテムです。すのこは、通気性にも富んでいるのでキャンプなど屋外使用に最適です。
すのこを、収納ボックスやシェルフコンテナの上にのせればキャンプ用テーブルになります。また、すのこを地面に置くだけでもテーブルの代用に早変わりです。
木の板と箱で代用
キャンプ用のテーブル代用として木製のリンゴ箱がおすすめです。リンゴ箱を使ったテーブルの作り方は簡単、リンゴ箱を2個を置いてその上に木の板を置けば、立派なテーブルになります。
リンゴ箱は、通販などで購入することができます。自然の中で、木製のリンゴ箱のぬくもりがとてもマッチします。リンゴ箱はキャンプだけでなく、室内でインテリアとして活用できます。
キッチンスタンドを自作してキャンプをより楽しもう!
キャンプ用のキッチンテーブルを自作する方法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。キャンプ用テーブルは、食事を作ったり料理を食べる時の必需品です。キャンプ専門店で購入するのも良いのですが、自作するとうれしいメリットがたくさんありました。
また自作だけでなく、身の回りにあるものを使ってテーブルの代用にしてみるのもおすすめです。マイテーブルでマイキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
suzuki.suzuki117
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