アルコールストーブで炊飯できる!上手な炊き方やコツを紹介!
キャンプギアとして人気のアルコールストーブを使った炊飯について紹介します。アルコールストーブは、コンパクトで簡単なストーブです。アルコールストーブを使った炊飯方法や、自作方法についてまとめてみました。キャンプでの炊飯に役立ててみてください。

目次
アルコールストーブを使ったお米の炊飯方法を紹介!
アルコールストーブは、着火するだけで一定時間燃え続けるため、炊飯などの調理に便利です。メスティンやクッカーなどを使って炊飯を行うとき、手軽に火を付けられるためキャンパーに人気があります。
ボトルから燃料アルコールを入れるだけなので、コンパクトで持ち運びやすい点もメリットです。アルコールストーブと火さえあれば使うことができます。火をつければ自動でお湯を沸かしたり、料理を温めるなど炊飯以外にも使えるためキャンプに取り入れたいアイテムです。
アルコールストーブを使ったお米の炊飯方法
必要な物
- お米
- アルコールストーブ
- 五徳
- アルコール燃料
- メスティン
- 水
ボトルに入ったアルコールストーブの燃料は、だいたい10分~15分を目安に使える量を用意します。炊飯するお米を炊く分量によって選びましょう。目安として、お米1合に対して30ml、2合で55mmです。アルコールストーブの燃料30mlでだいたい20分ほどの燃焼時間と言われています。
下準備
アルコールストーブで炊飯をする前に、お米の下準備をしておきましょう。お米を研いだら、十分に水に浸しておく必要があります。夏場なら約30分、秋から冬など気温が低い時期は約1時間が目安です。
早すぎてしまうと、お米の芯が残ってしまいます。そして、五徳が安定するかどうか事前にチェックしておくことも重要です。いざ使ったら、不安定で倒れてしまったとなればお米が台無しになってしまいます。
地面が平面でない場合は、石などで固定しておくとよいでしょう。
炊き方
キャンプなどでアルコールストーブを使って炊飯するときは、少し規定量よりもお水をお米に入れると粘り気がでます。アルコールストーブをセットして、着火し炎が安定して赤くなったら、お米の入ってメスティンなどを乗せて炊飯をはじめてください。
そのまま自動的に炊飯し、徐々にメスティンがゆらゆらして内部から水がこぼれてきます。振動がなくなったら、水分がない証拠なので10分程度蒸らしてから蓋を開けてみましょう。低温で加熱されていくので柔らかくふっくらした仕上がりになります。
美味しく炊くコツ
アルコールストーブで上手に炊飯するコツは、水の分量です。ふっくらと粘り気のあるお米に仕上げるためには、水の量をやや多めにするとよいでしょう。やや固めが好みということであれば、あまり水を増やさないようにするとよいのですが、焦げ付きが起こる可能性があります。
炊飯が終わったあとの蒸らしも大事です。炊けたからと言って、すぐに開けずに10分ほどの蒸らしをしましょう。そして、焦げ付きを防止するためにひっくり返すと焦げ付き防止になります。気温が低い時期は、タオルなどにくるんで保温するのがおすすめです。
アルコールストーブ自作方法【アルミ缶】
作り方
- 炭酸飲料の空き缶2つ(できれば同じもの)
- ジェット孔を開けるための道具
- ラバーハンマー
- ドリル(2.5mm)
- コンパスカッター
- カッター
- 高さを合わせる雑誌など
- ハサミ
- ラジオペンチ
- 1つ目の缶にジェット孔を開けていく
- 板に差したものにセットしラバーハンマーで叩く
- 印16箇所にドリルで穴を開ける
- コンパスカッターで缶の底に傷をつけて、カッターでくり抜く
- アルミ缶をカットするために傷をつけて、カッターでカットする
- もう1つの空き缶を5の工程を行う
- 残った空き缶を37mmの高さで傷をつける
- 開いている方から縦にハサミを入れ、傷の部分をカット
- 剥がした部分を缶底に合わせてセット
- 15mmほどのとめしろを残して、いらない部分はカット
- 重なっている部分を3箇所ホッチキスで止め3角切り込みを入れる
- 上部と底部を重ねるため、ラジオペンチで織り込む
- 織り込んだ方に、3角切り込みを下にして中間部分を入れる
- 上蓋をセットする
自作でアルコールストーブを作る方法です。動画では、自作するための便利道具も作っているので、用意できない場合は別のアイテムを使って作ることもできます。余裕があれば、機械も作ってしまうと今後作成するのに便利です。
使い方
自作したアルコールストーブに、アルコール燃料をボトルから入れてください。目安としては、缶の半分くらいまで入れるようにしましょう。ボトルからアルコール燃料をいれたら、ライターなどで火を着火します。アルコールが温められ沸騰すると、ジェット孔から気化したガスが出て点火します。
赤い炎が見えてきたら、炎が安定してきた証拠です。この時点でクッカーなどを乗せて自動的に炊飯することができます。
アルコールストーブを使って炊飯してみよう!
アルコールストーブを使った炊飯の方法などについて紹介しました。キャンプなどで簡単に自動炊飯できるアルコールストーブは、荷物にならなく手軽に使えることがメリットです。
アルコールストーブは、キャンプギアを扱うショップや100均などでも購入できますが、自作することもできるので好きなデザインにすることもできます。アルコールストーブを手に入れて、キャンプで上手に炊飯を楽しみましょう。

この記事のライター
minak1
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