【ポータブル電源】キャンプで使うときに必要な容量を徹底解説!
キャンプで使うポータブル電源の容量について解説します。ポータブル電源はキャンプの宿泊日数や使い方によって容量の目安が違います。キャンパーなら知っておきたい容量選びのポイントや、おすすめのポータブル電源も紹介しているので、最後まで読んでくださいね。

目次
- キャンプで使うポータブル電源は最適な容量を選ぼう
- ポータブル電源】キヤンプで使うときに必要な容量の目安
- ポータブル電源の容量について押さえておきたい5つのポイント
- ポイント①:気温によって出力が低下する
- ポイント②:使用する電化製品の消費電力(W数)を確認する
- ポイント③:充電しながら使用しない
- ポイント④:できるだけこまめに充電する
- ポイント⑤:長期間使わない時は50〜60%の残量にしておく
- 容量に注意!キャンプで使いやすいポータブル電源
- コンパクトタイプのポータブル電源:ANKER POWERHOUSE II 400
- ソーラータイプのポータブル電源:Jackery SolarSaga100+ポータブル電源708セット
- 機能が充実しているポータブル電源:ポタデン ポータブル電源
- キャンプで使う電化製品の消費電力一覧
- まとめ:ポータブル電源をキャンプで使うならバッテリー容量に気をつけよう!
キャンプで使うポータブル電源は最適な容量を選ぼう

ポータブル電源があると、キャンプやアウトドアのときにとても重宝します。
しかし、ポータブル電源にも色々な対応や、容量などが存在するため注意が必要です。 キャンプやアウトドアで使用するシーンに合わせて適切なサイズ(容量)を選ばないと、すぐに電源を使い切ってします。
寒い夜に電気毛布を使おうと思ったら、バッテリー切れで寒い思いをしたなんて事になったら、悲しいですよね。 ポータブル電源を購入する時は、価格だけにとらわれずに、バッテリー容量にも着目して最適なものを選びましょう。
ポータブル電源】キヤンプで使うときに必要な容量の目安

- 日帰り・デイキャンプ:〜500Whくらい
- 1泊2日のキャンプ・車中泊:500〜1000Wh
- 2泊以上、防災目的:1000Wh〜
キャンプなどで使用するポータブル電源の容量の目安を上記のとおりまとめました。一般的な使い方をする場合は500Whくらいの容量があれば十分です。 スマホやLEDランタンなどの充電くらいしか使わないならこの程度で十分でしょう。
車中泊や1泊のキャンプなら、500〜1000Whは欲しいところ。1000Whくらいの大容量のポータブル電源があれば防災時にも役に立ちます。500〜1000Whくらいの容量ならそれほど持ち運びも苦にはなりません。
ポータブル電源の容量について押さえておきたい5つのポイント
ポータブル電源を購入する時は、必ずチェックしておきたいポイントがあります。知らずに購入してしまうと、容量が全然足りなかった、必要なときに充電できなかったという事態に陥ってしまいます。
ここでは、ポータブル電源の容量について押さえておくべきポイントを整理しているので、必ずチェックしておきましょう。
ポイント①:気温によって出力が低下する
ポータブル電源は外気温によって影響を受けやすいです。特に外気温がマイナスになるような冬は、出力の低下が見られます。逆に、40℃以上の高温の場合も性能が悪化してしまう傾向があるのです。
一般的に、ポータブル電源の適正な動作温度範囲は−10℃〜40℃くらいに設計されてます。そのため、動作温度範囲外ではバッテリーの劣化が進んでしまったり、期待通りの充電が出来なかったりする場合もあるでしょう。
また、夏場に車内にポータブル電源を放置するのもよくありません。真夏の車内の温度は50℃くらいに上昇してしまう場合もあるので注意しましょう。
ポイント②:使用する電化製品の消費電力(W数)を確認する
ポータブル電源には定格出力というものが決められています。定格出力というのはポータブル電源が安定して電力を供給できる力のことで、使用する電化製品の消費電力のW数が多いと動作しません。
ポータブル電源を購入する前に、自分がどんな電化製品を使いたいのかをしっかり確認しておきましょう。消費電力(使用するW数)よりも定格出力が大きなポータブル電源を選んでください。
ポイント③:充電しながら使用しない
ポータブル電源を使うときに、充電しながら使用するケースもありますよね。いわゆるパススルーというものです。 実は、パススルーをするとリチウムイオン電池に大きな負担がかかってしまいます。
ポータブル電源を長持ちさせたいなら、充電しながらの使用(パススルー)はできるだけしないほうが良いでしょう。 製品によっては、パススルーOKとなっているものもありますが、使用できるというだけで長持ちするとは限りません。 できるだけ、充電と放電は別々にするように心がけてくださいね。
ポイント④:できるだけこまめに充電する
ポータブル電源の充電はできるだけこまめにしておいたほうが得策です。災害や万が一の時がいつ起こるかわからないからです。 あとから充電しておこうと思った矢先に大停電などが起きてしまったら大変ですよね。
せっかくポータブル電源を持っていたとしてもただの荷物になってしまいます。 そのため、ポータブル電源を購入したらこまめに充電して、バッテリーの電力を維持するようにしておいてください。
ポイント⑤:長期間使わない時は50〜60%の残量にしておく
ポータブル電源を長期間使わないなら、バッテリーの残量を60%前後にしておくと良いでしょう。 ポータブル電源のリチウムイオンバッテリーは100%のフル充電、もしくは0%の状態で長期間保管すると劣化が早まってしまうことが知られています。
ポータブル電源は使用しないときでも、徐々に放電して蓄電されている残量が低下していきます。半年で20%くらい減ってしまうため、次のシーズンまで使わないなら60%くらいにしておくと残量が0%にならず安心です。
容量に注意!キャンプで使いやすいポータブル電源
キャンプ場などアウトドアで使用しやすいポータブル電源を3種類を紹介します。持ち運びしやすいタイプや、色々な機能がついたモデルなど実用性に長けたポータブル電源もあるのです。
それぞれポータブル電源の特徴が違うので、あなたの使うシーンなど参考にしてみてください。
コンパクトタイプのポータブル電源:ANKER POWERHOUSE II 400


アンカーのポータブル電源は信頼性が高く、多くの方から高い評価を得ています。アンカーPowerHouse II 400 は、コンパクトながら大容量を実現。キャンプやアウトドアはもちろん、災害時の防災グッズとしても役に立ちます。最大300WのACポートや最大60WのUSB−Cポートもあり、計8台の充電が可能です。
本体サイズ | 約255×148×139mm |
重さ | 約4.62kg |
合計最大出力 | 516W |
容量 | 108,000mAh / 388.8Wh |

災害時でも安心
評価:容量は決して大きくはありませんが、いざという時に重すぎても不便なので決めました。持ち運びしやすいので助かってます。
ソーラータイプのポータブル電源:Jackery SolarSaga100+ポータブル電源708セット




JackeryのSolarSaga100とポータブル電源708がセットになっています。ソーラーパネルは折りたたむとコンパクトになるので、アウトドアやキャンプの持ち運びにも便利。日中天気が良ければ、ソーラーパネルからポータブル電源に充電が可能なので環境にも優しいです。また、Jackery ポータブル電源 708は191400mAh/708Whと大容量。1〜2泊のキャンプなら十分な容量でしょう。USB−Aポート2口とUSB-Cポート1口を搭載しているため、あらゆる機器の充電が可能になっています。もちろんAV100Vもついているので、電気毛布やそのた家電の使用もできます。
本体サイズ | 約19×30×20cm |
重量 | 約6.8kg |
容量 | 708Wh/191400mAh |
定格出力 | 500W |

環境にやさしいのがGood!
評価:ソーラーで充電できるので電気代がゼロなのが魅力です。日常防災(停電)の準備はこれがあれば安心。
機能が充実しているポータブル電源:ポタデン ポータブル電源




ポタデン ポータブル電源は462Whの大容量でありながら、LEDライトやBluetoothスピーカーなどを搭載した多機能モデルです。しかしながら、コンパクトで持ち運びしやすく、キャンプや車中泊でも大活躍。いざという時の強い味方になってくれるでしょう。USB-A×2、USB-C×1、AV電源×2、シガーソケット1口と実用性も問題ありません。
重さ | 約5.5kg |
容量 | 41248000mAh/462Wh |
スピーカー | 10W Bluetooth 4.0 |
LEDライト | 懐中電灯 SOS ストロボ機能 |

イベント時に大活躍
評価:コンパクトで使い勝手が良いです。LEDランタンの照度やBluetoothスピーカーの性能も満足できるレベルで合格です。
キャンプで使う電化製品の消費電力一覧
- 電気毛布:約50W
- サーキュレーター:約30W
- ポータブル冷蔵庫:約50W
- 電気炊飯器:約150W
- ホットカーペット:約200〜500W(大きさによって異なる)
キャンプでよく使用する電化製品の消費電力を上記にまとめました。 電気毛布や炊飯器などは約50W程度の消費電力なので、コンパクトなポータブル電源でも問題なく使用できます。しかし、ホットカーペットは広さに応じで消費電力が上がる傾向が。3畳以上の広さになってしまうと500Wでは済まなくなってしまいます。 また、上記のリストにはありませんが、ドライヤーや電気ケトルなどは1000W以上のものが多いので、かなり高容量のポータブル電源にしないと作動しません。 ポータブル電源にAC100Vのコンセントがあるからといって何でも使えるわけでは無いので、しっかりと消費電力を確認するようにしましょう。
まとめ:ポータブル電源をキャンプで使うならバッテリー容量に気をつけよう!

ポータブル電源の容量について紹介しました。ポータブル電源はキャンプや・アウトドアに1台あると便利で快適にキャンプができるようになります。現代ではスマホやタブレットなどは必需品。電気が無いと困ってしまうシーンも数多くあります。
ポータブル電源を1台用意しておけば、充電もできるし電気毛布などの暖かグッズなども使用できますよね。ただし、ポータブル電源には バッテリー容量や定格出力など注意すべきポイントなどがいくつかあります。
ポータブル電源を購入する時は、必ずバッテリー容量などを確認してくださいね。

この記事のライター
◇しろ◇
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