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ファットウッドの見つけ方や使い方は?自作・保存方法もチェック

ファットウッドの見つけ方や使い方は?自作・保存方法もチェック

ファットウッドの見つけ方や使い方について解説します!松脂を多く含むファットウッドは、キャンプの火起こしに最適になるので、ファットウッドの自作による作り方や保存方法を紹介します。また、ファットウッドの採取方法もまとめているので参考にしてください。


ファットウッドについて徹底解説!

アウトドアで火起こしするときに最適な、ファットウッドについて徹底解説します。ファットウッドというのは、松の木の松脂を多く含んだ部分のことです。
松脂はたいまつにも使われるものになります。たいまつの場合は、布などに松脂を浸して、長時間燃焼するものを作り上げるのです。
このようにアウトドアにおいて、ファットウッドをうまく使えば、火起こしが快適に行なえます。ファットウッドの見つけ方や使い方を参考にしてください。

ファットウッドの魅力

ファットウッドの魅力①湿っていても火がつく

キャンプなどで焚き火をする際、薪が湿っていると火がつきにくく、白くて濃い煙が出てしまいます。ファットウッドの場合は、湿っていても火がつきやすく、着火剤としての効果が高いのです。
なかなか火起こしがうまくいかない、と感じていた人は松の木の松脂をうまく利用してみましょう。

ファットウッドの魅力②事前準備ができる

キャンプにおすすめの使い方として、事前にファットウッドを集めておくことです。松の木の松脂は腐りにくいため、キャンプなどを行う前に先に集めて保存しておくことができるのです。
アウトドアのための体慣らしに、松があるところを散歩して採取しておくとよいでしょう。運動と事前準備の両方になります。
小さく削って保存しておけば、キャンプを行う時に探し回る必要もありません。ちなみに、ファットウッドは市販もされているので、購入して用意しておくこともできるのです。

ファットウッドの魅力③火が長く燃える

松脂の効果で、火起こしすると火が長く燃えるというメリットがあります。メインの使い方は着火剤としての役目で、最初の火起こしのステップとして活用しましょう。
他の木に火が燃え移り、炭のような状態になるのを手助けしてくれます。火力が安定すると、あとはときどき薪を追加してあげるだけでOKです。火起こしもコツを掴めば、けっしてやり方は難しくありません。

ファットウッドの自作方法

ファットウッド作りに必要な道具・材料

【材料】

  • 割り箸2膳~4膳
  • ダンボール1枚
  • 厚手のボール紙1枚
  • ロウソク4本ほど
  • 不要な小型の鍋1つ
  • 水500mlほど

【作り方】

  • 鍋に水を入れて沸騰させる
  • 鍋の中にロウソクを入れて溶かす
  • 割り箸やダンボール、ボール紙のいずれかを持ち運びしやすいサイズにする
  • 鍋の中にいずれかを入れて、加熱を続けて泡のブクブクがゆるくなったら完成
  • 吹きこぼれないように気をつけること
ファットウッドを見つけられない場合、自作するのもよいでしょう。割り箸やダンボールなどとロウソクを使うだけで、簡単に自作することができます。
自作したあとに、1時間ほど経てばすぐにファットウッド代わりにすることができるのです。キャンプなどの前に、事前に自作しておけば、火起こしがとても簡単になるでしょう。

ファットウッドの削り出し方

松脂が含まれる木を手に入れたら、それを持ち帰って削り出しを行いましょう。オピネルナイフや手斧などを使って、外側の皮をどんどん削ってください。
削った部分も着火剤として使えますし、削り出ししたものは、まるでロウソクのように見えます。全体を綺麗に削り出しすると、褐色の薪が出来上がり、便利な着火剤になるのです。

ファットウッドの作り方のコツ・ポイント

ファットウッドは直接その場で作ることもできます。松脂が含まれてそうな枝を見つけたら、先に削り出してから切り落とすのもよいでしょう。
松脂が多く含まれているものは、全体的に半透明色になっており、しっとりとしたさわり心地になっています。
全体的に透明な部分が見えるように削り出しを行うのがコツです。どこからでも火がつきやすくなるので、火起こしも楽になるでしょう。また、薄く鰹節のように削ったものを、最初の着火剤として利用するのもおすすめです。

ファットウッドの使い方

ファットウッドを使った着火に必要な道具・材料

【材料】

  • オピネルナイフ1本
  • ライター(チャッカマンなど)1つ
  • バケツや水(消火用)

ファットウッドを使った着火に必要な道具や材料はシンプルです。ファットウッドにそのまま着火してもいいですが、オピネルナイフなどでフェザースティックのようにするのがおすすめといえます。

ファットウッドを使った着火方法

ロウソクのように燃えやすく、燃焼時間も長いアイテムですが、着火方法を確認しておきましょう。
使い方として、メインは焚き付けになります。焚き火などのときに、ずっと入れ続けるというよりは、最初の火起こしのときに、着火剤として使うのがメインの役割です。
火が弱くなってきたときに使うのもおすすめになります。他の木が炭のようになって燃えるようになれば、ファットウッドは使う必要はないので次回分に保存しておきましょう。

ファットウッドを使った着火の注意点

使う際の注意点を確認してください。ファットウッドは着火剤や固形燃料と考えましょう。そのため、最初の火起こしに使ったあとは、基本的には途中でいれないのが安全です。
燃えている火の中に入れると、一気に火力が増して火柱が上がってしまうことがあります。通常のアウトドアで焚き火として当たる程度や、キャンプ飯を作る程度なら、それほど大きな火は必要ありません。
また、ファットウッドは松脂の油分の関係で、黒い煙やすすが出てしまいます。このことで調理器具や衣類などが、すすで汚れてしまうことがあるでしょう。

ファットウッドの見つけ方

ファットウッドに向く木の品種

ファットウッドに向く木の品種は、松であれば良いようです。ただし、その中で黒松よりも赤松のほうが好ましいといわれています。
その理由は、赤松のほうが多くの樹脂を含んでおり、燃えやすいからです。松の木は日本全国に存在しており、天然化したものもあれば、植林されたものもあります。

ファットウッドの質の見極め方

より使いやすいものの見つけ方は、水に浮かべてチェックするのがおすすめです。良質なものは、水に浮かべると沈み、よくないものは浮かぶという特徴があります。

ファットウッドを見つけ方①立ち枯れした松を探す

ファットウッドの見つけ方は、まずは立ち枯れした松を探すのがおすすめです。普段の散歩やトレーニングで、松が多く生えている場所をチェックしておくとよいでしょう。
その際に、松を採取していい場所なのかどうか、確認しておくことをおすすめします。山を管理している人に相談した上で、松を持って帰っていいか判断しましょう。

ファットウッドの見つけ方②倒れている松を探す

松脂がしっかりと含まれているか分かりやすいのは、倒れている松を確認するのがおすすめです。
倒木している松の下の方に、松脂が含まれています。これは、松脂が自重の重さで木の下に溜まりやすいためです。軽く斧やオピネルナイフで削って確認して、持ち帰ってください。

ファットウッドの見つけ方③ノコギリで切ってみる

気になる倒木の松を見つけたら、ノコギリなどで切ってみるのもよいでしょう。ノコギリで切ってみると、たっぷりと半透明の樹脂が詰まっているものがあります。

ファットウッドの見つけ方④松脂を含んだものを選ぶ

このようにファットウッドは、松脂を多く選ぶことが大切です。見つけ方も慣れてくると、良質なものをどんどん手に入れられるようになるでしょう。
時には虫食いがあるものもあります。いろいろと集めているうちに、焚き火にぴったりのファットウッドを手に入れられるようになるはずです。

ファットウッドについてのQ&A

1日でどれぐらいのファットウッドを採取できますか?

採取できるかは運も関係しますが、1日で2kgから10kgまで様々なようです。たくさん採取しても、持って帰るのが大変と感じるかもしれません。作り方で紹介したように、ファットウッドは長期間の保存が可能なので、1度に無理して持ち帰るよりは、普段から少しずつ集めていくのがおすすめです。

匂いでファットウッドが見つけられるのですか?

松脂は独特の匂いがします。見つけ方として、そういった匂いを参考にする人もいるようです。実際にファットウッドを見つけた時に匂いを嗅いで、次回からはそれを頼りにする、という探し方もあります。

ファットウッドをキャンプ前に採取しておこう!

キャンプで火起こしをする際に便利な、ファットウッドについて紹介しました。見つけ方や自作による作り方も参考にしてください。作り方も決して難しくないので、なかなか松の木が身近にない場合は、自作の作り方を参考にしてください。
ファットウッドは保存方法も簡単で、水に濡れていても着火しやすいです。いままでなかなか火起こしが出来なかった人は、キャンプでファットウッドを使いましょう。

この記事のライター

旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。

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