松ぼっくりが着火剤になるのか徹底検証!キャンプ時の火起こしに有効?

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松ぼっくりが着火剤になるのか徹底検証します。キャンプ時の火起こしに松ぼっくりが着火剤に向いているのは本当なのか?着火剤用におすすめの松ぼっくりは?など、詳しく説明。また、害になる虫が隠れていたり、爆発する危険性もある松ぼっくりを使用する時の注意点を紹介します。

松ぼっくりが着火剤になるのか徹底検証!キャンプ時の火起こしに有効?

目次

  1. 松ぼっくりを着火剤で使う方法を紹介!
  2. 松ぼっくりが着火剤に向いている?
  3. 松脂が含まれている
  4. 年中見つけられる
  5. 芽吹いてから数年経った松ぼっくりが燃料におすすめ
  6. 松ぼっくりを着火剤に使う方法
  7. 火起こしに必要なものを準備する
  8. 少しずつ火を育てていく
  9. 石で風防する
  10. 松ぼっくりを着火剤にする時の注意点
  11. 虫が隠れている
  12. 乾燥した松ぼっくりを選ぶ
  13. バーベキューの時に追加投入しない
  14. 燃焼時間が短い
  15. しっかり消火する
  16. 松ぼっくり以外の着火剤になるもの
  17. 牛乳パックや麻紐
  18. みかんなどの柑橘類の皮
  19. ワセリンやガムテープ
  20. 松ぼっくりは着火剤として焚き火や薪ストーブでも使える!

松ぼっくりを着火剤で使う方法を紹介!

この記事では、松ぼっくりを着火剤に使う方法を紹介します。松ぼっくりは乾燥している秋から冬だけでなく、季節をきにせず年中見つける事ができるのでバーベキューや焚き火をする時にとても便利。
松ぼっくりは、大自然から生まれたとてもエコロジーな燃料。爆発を避けるためにも松ぼっくりの選びは重要です。また、松ぼっくりの着火の仕方や火の育て方を解説。ぜひ参考にしてくださいね。

松ぼっくりが着火剤に向いている?

松脂が含まれている

松脂が含まれている

松ぼっくりの中にある松脂、本来種を守る役割があります。たっぷりと油分が含まれている松脂は、キャンプ時の焚き付け用の燃料に最適!火がすぐ着きやすく、燃えやすいのが特徴です。

年中見つけられる

松ぼっくりは、季節をきにせず年中見つける事ができます。その中でも一番多くみられるのが秋から冬にかけてです。

芽吹いてから数年経った松ぼっくりが燃料におすすめ

芽吹いてから1年寒い冬を越し、2年目くらい経つと松ぼっくりが緑色から茶色に変わり、種を紛散するためにどんどん傘が開いていきますそして、役割を終えた松ぼっくりは、地面に落ちます。
よく乾燥していている茶色の松ぼっくりは、キャンプ時の焚き付け用の燃料におすすめです。また、薪ストーブや焚き火時の着火剤にも使えます。

松ぼっくりを着火剤に使う方法

火起こしに必要なものを準備する

火起こしに必要なものは、よく乾燥して形の整っている松ぼっくり4~5個、細い枝、薪や炭、ノズルの長いライター、グローブを用意します。乾燥していない松ぼっくりは、避けてくださいね。火起こしの途中で爆発する危険性があります。

少しずつ火を育てていく

焚き付けのポイントは少しずつ火を育てていくことです。松ぼっくりに火をつけて、それからすぐに薪を入れると火が消えてしまいます。
はじめによく乾燥した松ぼっくり4~5個に火をつけます。松ぼっくりに火がつくまで少し時間がかかるので、ノズルの長いライターの使用がおすすめ。松ぼっくりに火がついたら、細い枝を入れて、細い枝に火が移ってきます。
火は下から上に上がっていくので、炭や薪は立てて置いて下さい。その時に空気の通り道もしっかりと確保することを忘れずに行ないましょう。

石で風防する

石で風防すると松ぼっくりの火起こしがしやすいです。特に帽子が飛んでいきそうな風が強い日などには、石で風防してみましょう。松ぼっくりに着火した火が途中で消えず、最後までバーベキューが楽しめます。

松ぼっくりを着火剤にする時の注意点

害のある虫が隠れていたり、よく乾燥していない松ぼっくりが爆発することもあったり、バーベキュー時の途中投入は可能?使用時の注意点を説明します。

虫が隠れている

松ぼっくりの傘と傘の間に時々虫が隠れていて、ジキソウ虫の幼虫やてんとう虫は特に害はありません。ジキソウ虫は、よくどんぐりの中にも隠れていることで知られています。
しかし、時に害のある虫も隠れています。毛虫やムカデが隠れている危険性もあるので、松ぼっくりを探しに行く時は、グローブをつける事をおすすめします。

乾燥した松ぼっくりを選ぶ

よく乾燥し、松ぼっくりの傘が開いて形がきれいに整っているものがおすすめです。拾う時に傘が欠けていたり、形が崩れているものは燃焼しにくい可能性もあります。
また、傘が閉じていたり、あまり乾燥していなかったり、傘が開いていない松ぼっくりは、爆発する危険性があるのでよく乾燥させてから使ってください。

バーベキューの時に追加投入しない

松ぼっくりは中に松脂が含まれているので着火剤に向いています。その松脂、思わず鼻を指でつまんでしまうくらい臭いので、バーベキューでお肉やお野菜を焼いている最中に松ぼっくりを追加投入すると松脂のにおいが食材に移る可能性があります。途中投入はおすすめません。

燃焼時間が短い

ノズルの長いライターを使って松ぼっくりに火がつくまで、ちょっとの間待つと松ぼっくりが燃え始めます。火がついた直後はよく燃えますが、燃焼時間は短いです。

しっかり消火する

火を消す

焚き火やバーベキューをする時は、あらかじめ消火の準備を忘れずにしましょう。水をたっぷり入れたバケツをバーベキューや焚き火をしている近くに置き、いざという時にいつでも消火できるようにして下さい。

松ぼっくり以外の着火剤になるもの

普段日常生活で使っているものの中にも、バーベキューや焚き火や薪ストーブの着火剤になるものがあります。使い方を説明しながら紹介していきます。

牛乳パックや麻紐

牛乳パック
牛乳パックは強い炎でよく燃えるので、焚き付けの燃料になります。使い終わった牛乳パックはよく洗って、乾かしておきましょう。麻紐は、100円ショップなどでも購入が可能。
麻紐を着火剤に使用する時は、あらかじめ10cmくらいに切って手でほぐしておくと火がつきやすいのでおすすめです。

みかんなどの柑橘類の皮

みかんの皮

みかんやオレンジなどの柑橘類の皮に含まれている油分、これが着火剤の役割に食べ終わったみかんの皮をよく干して乾燥させてください。水分が含まれていると燃えにくいです。

ワセリンやガムテープ

ワセリンを使う時は、事前の準備が必要です。まず、小鍋にワセリンを入れ、火をつけ溶かします。溶かしたワセリンの中にコットンを入れて冷ます。簡単に着火し、長い時間燃えます。
また、キャンプ時にあると何かと役立つのがガムテープです。着火剤に使う時は、ガムテープを切って輪っかにしたものに火をつけます。ガムテープは着火剤だけではなく、アウトドアで持っておくと便利なアイテムになります。そのため、常備しておくのが一番といえるでしょう。

松ぼっくりは着火剤として焚き火や薪ストーブでも使える!

松ぼっくりは焚き火や薪ストーブの焚き付け燃料として、最適な素材になります。自然にあるものになるため、コストがかからないのも魅力でしょう。焚き火、薪ストーブに使用する際には、いくつかの注意点があるので、チェックしておきましょう。
また、松ぼっくりを焚き付け燃料にする際には、選ぶ松ぼっくりも重要になってきます。爆発をすることがないように、適切な素材を選ぶようにしてください。
Kalimiki

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