ワセリンコットンが優秀!焚き火に便利な手作りの着火剤とは?
ワセリンコットンの特徴や作り方、保管方法について紹介します。ワセリンコットンとは、アウトドアで焚き火をする際にあると便利な手作りの着火剤です。簡単に作ることができるワセリンコットンについて興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

目次
ワセリンコットンの作り方を詳しく紹介!
ワセリンコットンとは、キャンプなどのアウトドアで重宝する着火剤のことです。ワセリンとコットンボールを使用して自作します。焚き火をする時に、大変便利なアイテムなのでおすすめです。
この記事では、ワセリンコットンの特徴や作り方、保管方法などを詳しく解説していきます。ワセリンコットンに興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
ワセリンコットンの特徴
特徴①火を起こす時に使える着火剤
ワセリンコットンは、ブッシュクラフトや焚き火などで火を起こす時に使う着火剤のことを言います。ワセリンに含まれているパラフィンは、とても燃えやすい成分なので、コットンに染みこませ火を付けると簡単に着火します。
着火剤には、様々な種類がありますが、ワセリンコットンは低価格で簡単に作ることができます。また、作る際に使う材料も、簡単に入手することが可能です。
ワセリンコットン以外にも、ワセリンティンダーやファイヤーボールと様々な呼び方があるのも特徴です。
・特徴②火持ちが良い
火を起こす時に着火剤を使うと、火が育つ前に燃え尽きてしまい、上手く火起こしができないなんて経験はありませんか。ワセリンコットンは、火を付けてから2~3分間は燃え続けるので、焦らずに火を育てることができます。ブッシュクラフトやキャンプでの火起こしにあまり経験がない初心者にも、おすすめの着火剤です。
また、ワセリンとコットンだけで作っているので、肌が乾燥した時に塗ったり、傷ができた時に傷口を保護することもできます。
ワセリンコットンの作り方
用意する物
- ワセリン 適量
- コットン球 適量
- ガスコンロ
- シェラカップ
- ピンセット・トレイ・スプーン
ワセリンコットンを作るための材料は、簡単に揃えることができます。熱する必要があるので、道具にシェラカップと記載しましたが、小さめの鍋やコッヘルなどを使用してもいいでしょう。
今回はコットン球を使った作り方を紹介していますが、スクエア型のコットンでも作り方は同じです。
作り方

- ワセリンをスプーンですくいシェラカップの中に適量入れ、温める。
- ワセリンが液体状に変化したら、コットン球を入れ染みこませる。
- ピンセットを使いトレイに置き、冷えて固まるのを待って完成。
ワセリンを熱するとすぐに溶け始めるので、焦がさないように気を付けましょう。ワセリンコットンは簡単に作ることができるので、ぜひ試してみてください。
使い方
ワセリンコットンの使い方を説明します。まず、一つ取り出しワセリンコットンを手でほぐします。後はファイヤースターターやマッチなどを使用して着火させ、火起こしの火口として使います。
大体2~3分は燃え続けるので、その間に慌てずに炎を安定させましょう。
保管方法
ワセリンコットンの保管には、密封された容器を用意しましょう。アルミ缶でもいいですし、フリーザーバックなんかでも大丈夫です。少し工夫して、ファイヤースターターなどと一緒に保管できると、すぐに使えて便利です。
自分好みのデザインの保管ケースに入れると、キャンプに持っていくときに気分が上がるのでおすすめです。
ワセリンコットンを作ってキャンプに持っていこう!

ワセリンコットンの特徴と作り方を紹介しました。ワセリンコットンを作っておけば、ブッシュクラフトやキャンプで火起こしする時にとても便利です。小さめの缶にライターやファイヤースターターと一緒に保管しておけば、場所も取りません。
また、火起こしの火口以外にも、乾燥した場所に塗ったり、傷口に塗ったりと様々な使い方ができるのも魅力です。とてもおすすめなアイテムなので、ぜひキャンプやアウトドアに取り入れてみてください。

この記事のライター
◇しろ◇
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