フェザースティックを作りやすい!最強のアウトドアナイフおすすめ10選
フェザースティックを作るのに最適なアウトドア用のナイフについて説明します。どのような点を気にかけてナイフを選べば良いのかも徹底解説。また、おすすめのアウトドア用のナイフをわかりやすくまとめているので、ぜひとも参考にしてみてください。

目次
- フェザースティック作りにおすすめ!最強のナイフはどれ?
- フェザースティックを作りやすいナイフの選び方
- ナイフの選び方①:ブレードの形状で選ぶ
- ナイフの選び方②:素材で選ぶ
- ナイフの選び方③:扱いやすさで選ぶ
- フェザースティック作りに最適なおすすめナイフ10選
- おすすめナイフ①:シースナイフ
- おすすめナイフ②:ガーバーグ ブラックカーボン スタンダード
- おすすめナイフ③:エルドリス ライトデューティー
- おすすめナイフ④:ダマスカス・コンパクト山鉈120 黒槌目仕上げ
- おすすめナイフ⑤ステンレススチールナイフ
- おすすめナイフ⑥:Companion MG
- おすすめナイフ⑦:ペンドルトン ライトハンター
- おすすめナイフ⑧:マグナム エルクハンター
- おすすめナイフ⑨:アウトドアキャンプナイフ OK4
- おすすめナイフ⑩:コンパニオン スパーク
- 【比較表】フェザースティック用のおすすめナイフ
- まとめ:最強ナイフでフェザースティックを作りを楽しもう
フェザースティック作りにおすすめ!最強のナイフはどれ?
アウトドアでは、フェザースティックを作って火起こしをする人も少なくありません。なぜなら、あえて不便さを味わうことで、アウトドアをより一層楽しむキャンパーもいるからです。なるべく近代的な機器を使わずに、自然のものを扱うことでアウトドアの神髄を味わえます。
本記事では、フェザースティックを作るのに便利なアウトドア用のナイフについて考察します。また、アウトドアにおすすめなナイフもピックアップしました。ぜひ、自身に合った形状や使いやすいナイフを見つけて、アウトドアで活かしてみてください。
フェザースティックを作りやすいナイフの選び方
フェザースティックを作るためには、ナイフであれば、なんでも良いというわけではありません。手への馴染みやすさや、形状など気にするポイントはいくつかあります。そこで、フェザースティックを作りやすいナイフの選び方を3点説明します。
ナイフの選び方①:ブレードの形状で選ぶ
ナイフを選ぶ際に、形状は重要です。ブレードの形状によって、切れ味や研ぎやすさに影響がでてくるためです。また、ブレードの形状は用途によっては向き不向きもあります。そして、ナイフのブレードは大きく分けて4種類あります。 まず、「スカンジグラインド」は初心者におすすめのナイフです。
ブレードが真っすぐに伸びているため、研ぎやすいからです。頑丈で薪割りにも適しており、フェザースティックを作るのにも適しています。次に「フラットグラインド」は、標準タイプのブレードの形状です。 フェザースティックも作れますが、調理ナイフとしても活躍します。
汎用性が高く、バランスが良いことも特徴です。「ホロ―グラインド」は比較的ブレードが薄くなっています。そのため、切れ味に特化しているナイフです。軽量なので、細かい作業にも向いているでしょう。
最後に、「コンベックスグラインド」は厚みのあるブレードで、重量もあります。4種類の中で一番耐久性があり、刃こぼれがしにくいのが特徴です。しかし、切れ味は4種類の中で劣ります。
ナイフの選び方②:素材で選ぶ
刃の素材も、ナイフを選ぶ際に大きなウエイトを占めています。外で使うことが多いため、刃の破損やサビの恐れも家庭内で使用するよりは多いからです。アウトドアの経験が浅い人は、ステンレスがおすすめでしょう。耐久性も高くサビに強いため、使いやすいからです。
アウトドアに慣れてきたら、カーボンがおすすめです。鋭い切れ味がポイントで、難なくフェザースティックも作れるでしょう。しかし、サビやすいといったデメリットもあります。カーボン素材のナイフを使う際は、定期的に手入れをするようにしてください。
ナイフの選び方③:扱いやすさで選ぶ
自身が最も使いやすいナイフを使うのがベストです。バドリングは硬い木材を切るので、手にしっかりと馴染むナイフがおすすめです。グリップが持ちにくかったり、滑り止めがないものだったりすると力が伝わらずに思ったように切ることができないからです。
また、フェザースティックを作るときの細かい作業には、指を固定する「ヒルト」がついているものを推奨します。なぜならば、ケガの防止にもなるからです。ぜひ、扱いやすいナイフを見つけて、アウトドアを満喫してください。
フェザースティック作りに最適なおすすめナイフ10選
フェザースティックに合うナイフは、多種多様にあります。慣れていない人は、どのナイフを選べば良いのか迷うこともあるでしょう。そこで、フェザースティックを作るのに、向いているナイフを10選紹介します。
おすすめナイフ①:シースナイフ











持ち手が馴染みやすく、軽くもなく重くもなく長さも丁度良いです。フェザースティック作りだけではなく、どのような状況でも使えるので重宝できます。 また、ブレードはほかのナイフに比べるとおよそ倍の厚みで、頑丈です。さらにケースにはクリップが備わっており、ベルトに装着できるため携帯にも便利です。
長さ | 全長:22.5cm・刃長:10cm |
カラー | シルバー |
重量 | 240g |
素材 | ステンレス・天然ウッド |

力が込めやすい
評価:天然ウッドのグリップで、握りやすいです。指もフィットしやすい形状なので、力が入りやすく十分に使いこなせます。
おすすめナイフ②:ガーバーグ ブラックカーボン スタンダード




本来サビに弱いカーボンで作られていますが、サビに強い仕様になっています。なぜならば、ブレードがDLCコーティングをされているからです。通常のカーボン仕様のナイフに比べて、手入れの回数も少なく済みます。
また、ブレードの背やグリップエンドは、ファイヤースターターとしての役目も担っています。そのため、フェザースティックを作って、そのまま火起こしに移りやすいでしょう。
長さ | 全長:約22.9cm・刃長:約10.9cm |
カラー | ブラック |
重量 | 約170g(ナイフのみ) |
素材 | カーボン・ポリアミド |

高いデザイン性
評価:全身が黒く、シックなデザインが気に入ってます。アウトドアで使用していても、気分が盛り上がります。
おすすめナイフ③:エルドリス ライトデューティー









コンパクトでサイズも小さめですが、ブレードはステンレススチールで切れ味抜群のナイフです。コンパクト故に、携帯もしやすくアウトドアに向いています。また、酸化や刃こぼれもしにくく、切れ味を長く保てます。 もちろん、アウトドアだけではなく、日常でも使える万能ナイフです。握りやすいグリップのおかげで、安心して使用できます。
長さ | 全長:約14.3cm・刃長:約5.9cm |
カラー | イエロー・ブルー・レッド・ブラック |
重量 | 約80g(ナイフのみ) |
素材 | ステンレス・TPEラバー・ポリプロピレン |

安全面が考慮されている
評価:シースに収納すると、しっかりとロックがかかりケガの防止に役立ちます。いつのまにか、シースが外れてて抜き身になっているということもないでしょう。
おすすめナイフ④:ダマスカス・コンパクト山鉈120 黒槌目仕上げ


鍛冶屋職人が造り上げた、美しい見映えのナイフです。フェザースティックのような、細かい削る作業に魚を捌くなどの使い方にも向いています。なぜなら、切れ味はさる事ながら、ブレードの形状が背の部分が下に湾曲したドロップポイントとなっているからです。
ドロップポイントは、切る以外に皮を剥いだりものを削ったりするのに最適な形状です。アウトドアに必要な作業も、はかどるでしょう。
長さ | 全長:26cm・刃長:12cm |
カラー | 真鍮ツバ輪 |
重量 | 340g(シースを含む) |
素材 | 金剛菌・朴・樫 |

アウトドアに不可欠
評価:刀の鋭さに、鉈の力強さが合わさったようなナイフです。グリップもしっかりとしているので、バドニングも難なくできます。
おすすめナイフ⑤ステンレススチールナイフ









折り畳み式で、計6種類のサイズがあるナイフです。サイズごとに用途も変わるので、異なるサイズを複数所持して活用するのも良いでしょう。折りたたんでもセーフティーロックがかかり、勝手に刃がでることもありません。
調理にはもちろん使えて、枝を切ることもできるのでアウトドアでは心強い味方になります。また、刃が薄いいためフェザースティックも作りやすいです。
長さ | 全長:21cm・刃長:9cm |
重量 | 約65g |
素材 | ブレード・ステンレススチールハンドル・ブナ |

使い勝手が良い
評価:サビにくく、丸みを帯びたグリップが持ちやすいです。どのシチュエーションでも使えて値段が手ごろなので、コスパも良いです。
おすすめナイフ⑥:Companion MG







職人が何世代にも渡り、受け継がれた技術で造りあげたスウェーデンを代表する伝統的なナイフです。Companion MGはモーラナイフのなかでも、とくに愛用している人が多いといわれています。 グリップ力が強いため力が込めやすく、アウトドアには欠かせないナイフだからです。また、使いやすく初心者にもおすすめです。
長さ | 全長:約21.8cm・刃長:約10.4cm |
重量 | 約77g(ナイフのみ) |
素材 | カーボンスチール・ラバー |

オールラウンドのナイフ
評価:フェザースティックを作るような細かい作業も、魚をおろすのにも使えます。安価なので、複数所持し使い分けるのもありです。
おすすめナイフ⑦:ペンドルトン ライトハンター







刀身が短めで、フェザースティックが作りやすいです。グリップには親指と人指し指が当たる箇所が凹んでおり、手にフィットするので握りやすく扱いやすいでしょう。また、ステンレス鋼なため、頻繁に手入れをしなくても持続して使えるのも特徴です。
長さ | 全長:約21.5cm・刃長:8.5cm |
重量 | 約77g |
素材 | 4116ステンレス鋼・ポリプロピレン |

衝撃に強い
評価:使われている素材が衝撃に強く、耐久性が非常に高いです。落としても破損することが少ないため、アウトドアに向いています。
おすすめナイフ⑧:マグナム エルクハンター



ドイツの有名ブランドが造り出したナイフです。タイプがホローグラインドで切れ味重視なので、フェザースティックを作るのに向いています。しかし、重量感もあるのでバトニングも難なくできます。また、サビにくいので実用的でアウトドアでの作業に役立つでしょう。
長さ | 全長:22cm・刃長:11cm |
重量 | 154g |
素材 | 440Aステンレス鋼・ウッド |

切れ味も良く頑丈
評価:フェザースティックを作るのにも扱いやすいですが、フルタングモデルのため打撃にも強く力を込めてラフに扱っても問題ありません。
おすすめナイフ⑨:アウトドアキャンプナイフ OK4




ブレードはカーボン製なので、切れ味は抜群です。本来、カーボン製はサビやすくしっかりと手入れをしないと切れ味が悪くなります。 しかし、サビ防止コーティングがされているため、ほかのカーボン製のナイフに比べたら使い勝手も良いでしょう。小ぶりのため、手が小さい人にも十分に扱えます。
長さ | 全長:20.9cm・刃長:9.3cm |
カラー | ブラック |
重量 | 110g(シースは42g) |
素材 | カーボン・ラバー |

ファイヤースターターが使える
評価:ナイフの背にエッジが立っているため、背にファイヤースチールを擦ることで火起こしができます。
おすすめナイフ⑩:コンパニオン スパーク










カラーバリエーションも多く、明るい見映えが特徴です。また、ファイヤースターターがグリップエンドに収納できるようになっており、実用性が高いです。グリップ力が強いため、常に安定して使用できます。
長さ | 全長:約23.8cm・刃長:約10.4cm |
カラー | ブラック・イエロー・グリーン・ブルー・レッド |
重量 | 約92g(ナイフのみ) |
素材 | ステンレス・ラバー |

おしゃれ
評価:カラーが豊富にあり、好みのカラーでアウトドアを楽しめます。また、目立つ色であれば、地面に置いていても目立つので役立ちます。
【比較表】フェザースティック用のおすすめナイフ
ブランド |
MOSSY OAK |
Morakniv |
Morakniv |
晶之作 |
OPINEL |
Moraknife |
Coldsteel |
BOKER |
Hultafors |
Morakniv |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
画像 |
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商品名 |
シースナイフ |
ガーバーグ ブラックカーボン スタンダード |
エルドリス ライトデューティー |
ダマスカス・コンパクト山鉈120 黒槌目仕上げ |
ステンレススチールナイフ |
Companion MG |
ペンドルトン ライトハンター |
マグナム エルクハンター |
アウトドアキャンプナイフ OK4 |
コンパニオン スパーク |
特徴 |
・握りやすいグリップ |
・サビに強い |
・コンパクト |
・鋭さと破壊力が合わさっている |
・汎用性が高い |
・スウェーデンの伝統的なナイフ |
・指がフィットして疲れにくい |
・丈夫でパドニングに最適 |
・小ぶりなので手の小さい人にも馴染む |
・ファイヤースターター収納可能 |
商品リンク |
楽天(2,980円) | 楽天(10,450円) | 楽天(2,970円) | 楽天(54,450円) | 楽天(2,300円) | 楽天(3,252円) | 楽天(4,360円) | 楽天(6,580円) | 楽天(5,294円) | 楽天(3,630円) |
さまざまな種類のあるナイフですが、マグナム エルクハンターはとくにおすすめです。比較的刃が薄めで切れ味が良く、細かい作業が可能だからです。その反面、重量もありフルタングのため破損しにくく雑に扱えます。そのため、自然に中で使用するのに向いているでしょう。
まとめ:最強ナイフでフェザースティックを作りを楽しもう
アウトドアでは、火起こしは必須です。近年は便利なキャンプギアもあり、簡単に火起こしができるようになりました。しかし、生粋のキャンパーは、あえて不便さを楽しむ人もいます。サバイバル気分を味わえて、気分も昂ぶるからです。
原始的な火起こしには、フェザースティックは外せません。自身に合ったナイフを見つけて、フェザースティック作りを楽しんでみてください。

この記事のライター
永塚 学
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