EDC用のナイフおすすめ10選を紹介!
EDC用のナイフは、ポケットサイズで持ち歩きしやすく、重宝するアイテムです。キャンプや登山などのアウトドアから、緊急時用など様々な場面で活躍が期待できます。
EDC用のブレードの形状や素材など、購入する前に知っておきたいポイントや長く愛用するためのお手入れ方法などを詳しく解説します。
日本でEDC用のナイフを所持するにあたり注意すべき点やおすすめ10選を紹介。ぜひ参考にしてくださいね。
EDC用のナイフの選び方
■EDC用のナイフとは?
「Everyday Carry(エブリー キャリー)」を略し、EDCと言います。普段から持ち運ぶグッズの事。普段の生活で、頻繁に使う事が多く、ポケットに入れたりコンパクトなサイズで、日頃から携帯して持ち運べる便利なアイテムです。
例えば、鍵、財布、携帯電話などがあります。日本では、まだEDC用のナイフの馴染みがありませんが、海外では、災害や事件などが起きた時に対応できるアイテムの1つです。
■選び方①ブレードの形状
EDC用ナイフのブレードの形状には、直刃、波刃、半波刃があります。直刃は、幅広く使用可能です。特に、使用用途が決まっていない場合におすすめのEDC用ナイフです。
波刃、半波刃は、ロープなど切る時に適しています。ノコギリのようにこすりながら、キズがつきます。キャンプなどのアウトドアにおすすめのEDC用ナイフです。メンテナンスをする際は、砥石ではなく、波刃用のシャープナーを使ってくださいね。
■選び方②ブレードの素材
ブレードの素材の多くは、ステンレス製とカーボンスチール製です。ステンレス製は、錆に強く、メンテナンスも簡単なので、特に初心者におすすめです。
カーボンスチール製は、切れ味が抜群です。錆びやすいので、頻繁にメンテナンスをする必要があります。 切れの良さを求める人におすすめです。
■選び方③コンパクト
EDC用のナイフは、コンパクトで携帯性に優れたアイテムとして人気があります。フォールディングナイフは、折りたたみができ、ポケットサイズで持ち歩きしやいです。移動時もブレード部分が飛び出る危険性がなく安全です。
強度性は、シースナイフと比べると多少落ちますが、コンパクトサイズから、大きめのサイズまで幅広くあります。シースナイフは、ブレード部分の金属版が取っ手部分まで一体になっているタイプです。
丈夫で薪割り時のバトニングからブッシュクラフトなどの細やかな作業まで幅広く使え便利です。携帯時にはシースに入れて持ち運びをします。
■選び方④機能性
EDC用のナイフは、シンプルにナイフのみのモデルやその他に色々な機能が搭載されているモデルもあります。機能性のEDC用を選ぶ際は、自分で使用する機能が搭載されたモデルがおすすめです。
■選び方⑤使うシーンで決める
どのような目的で使用するのかがEDC用のナイフを選ぶ時のポイントです。例えば、旅行で使用を考えている人は、缶切りや爪切りなどの機能が搭載されたモデルが便利です。
キャンプでのバトニングなどで使用する際は、ブレードに厚みがあり、フルタング構造のモデルが重宝します。
■選び方⑥価格で決める
切れ味の良さや耐久性により、価格帯も様々になります。100円ショップでもEDC用は購入可能です。自分研いで手入れができる人におすすめです。
あまり切れ味の良くないナイフを使用すると、けがの恐れもあります。 お手頃な価格で、それなりのコスパに優れたEDC用は、2000円くらいします。
EDC用ナイフを所持する際の注意点
■注意点①銃刀法
日本の銃刀法では、「業務その他正当な理由がある場合を除いて、刃体の長さが6㎝をこえる刃物を携帯してはならない」と記してあります。理由がなく、6㎝をこえる刃物を携帯すると、逮捕あるいは30万円以下の罰金の可能性もあるので、注意が必要です。
家で調理時などに重宝する包丁は、生活必需品として判断されいるため、所持することを禁じられていません。ただし、正当な理由がなく、家で使用している包丁を持ち運ぶことは禁止されています。
キャンプや登山、あるいは、仕事で使用するなど正当な理由があり、刃物を持ち運ぶことは禁止されていません。が、正当な理由でも、すぐに使用可能な状態の場合は違反です。持ち歩く際は、シースなどに仕舞ってくださいね。
■注意点②軽犯罪法
日本では、刃渡りが6㎝以下であっても、軽犯罪法違反になるケースがあります。場合によっては、ハサミやナイフを持ち歩き、取り締まりされることがあるので注意が必要です。
■注意点③常に危険意識を持つ
キャンプなどアウトドアにで出かける時に持参する人も少なくないはずです。うっかり忘れてしまい、車に置きっぱなしにしないにしましょう。
車に置きっぱなしにしておくと、銃刀法違反になる可能性もあるので、注意してくださいね。
EDC用ナイフにおすすめの人気ブランド
■OPINEL
OPINELは、フランスで創立し、120年以上のもの長い歴史のあるメーカーです。ハンドル部分にブナ材を使用した、折りたたみ式のモデルが定番です。シンプルな構造と使う度に味わいが出てくる木材を使用し、海外では、EDC用ナイフとしても人気があります。
ブレードの素材は、ステンレス製とカーボン製の2種類があり、ロック機能は、ハンドルの先端部分にあるセーフティーリングを回転しかけられます。サイズも豊富で日本でもキャンパーを始め多くの人から人気のあるブランドです。
■Victorinox
Victorinoxは、1884年に創業したスイスの歴史あるナイフメーカーです。多くの機能が搭載されたポケットサイズのマルチツールナイフが有名です。
厳選されたブレードの素材は、切れ味がよく、使いやすい魅力があります。 高い耐久性と人間工学に基づき作られ、海外を始め日本でも多くの人に愛用されていますよ。
キャンプなどのアウトドアを始め、旅行や災害用などいろいろな場面で活躍が期待されるEDC用のナイフです。
■肥後守
日本では、昔から愛用されたいた折りたたみ式ナイフです。昔は、子供たちが鉛筆をこの肥後守ナイフで削っていたそうです。商品登録は、永尾かね駒製作所が持っており、この製作所で作成されたものもを「肥後守」と言います。
海外でも日本の肥後守のものは有名で人気があります。刃物の街として有名な岐阜県関市製造され、コンパクトで、切れ味が良いことから、キャンプでもよく使われている日本製のEDC用ナイフです。
■KA-BAR
KA-BARのルーツは、アメリカ・ニューヨーク州オーリアンにあるユニオン・カトラリー社です。ある日、ハンターがクマに遭遇したのです。熊を傷つけてしまったハンターは、怒った熊に襲われたそうです。 その時、持参していたユニオン・カントリー社のナイフで熊を仕留め、幸いにも命をとりとめました。
その後、ハンターは、感謝の気持ちを伝えたく、ユニオン・カトラリー社に手紙を送り、その事件がきっかけで、「Kieed A Bear」から社名をKA-BARに変えたそうです。
■Solingen
Solingenは、ドイツにある刃物の街として大変有名で、多くの観光客が訪れています。ここの街で製作されたものは、果物用やシェフ用などの調理用やEDC用など種類が豊富です。
抜群の切れ味で海外をはじめ、日本でも人気があるブランドの1つです。
EDC用のナイフの人気おすすめ10選
■VICTORINOX エクスプローラー 1.6703
サイズ | 縦91×横27×長さ22㎝ |
重さ | 100g |
お気に入り
評価:登山の時でも普段の生活でも、必要なツールが揃っています。
■VICTORINOX ジェットセッター T 0.6263.T-X1
サイズ | 全長約5.8㎝、幅約1.9㎝、厚さ約0.9㎝ |
重さ | 22g |
■ハーバーツ社製 ロックバック式 折りたたみナイフ
サイズ | 全長17㎝、刃渡り約7.5㎝ |
重さ | 94g |
実用品です
評価:キャンプで使用するために購入しました。グリップ部分は、中央部盛り上がっていて、手によくなじみます。ロックバックの解除は、やや硬めです。フェザースティック作りやロープを切る時に使っています。
■永尾駒製作所 肥後守定 和式ナイフ 折りたたみ 青紙割込 特大
サイズ | 全長約215㎜、刃渡り9.5㎜ |
重さ | 約75g |
愛用品です
評価:仕事で10年に渡り愛用しています。仕事先で紛失したので、新しいナイフを購入しました。時々メンテナンスで研ぎます。研ぐのもとっても楽しいです。
■OPINEL No.8
サイズ | 刃渡り約8.5㎝ |
重さ | 50g |
手に馴染み、切れ味が最高
評価:素朴なデザインで、使用する前は、日本製と比較し切れ味に不安がありました。が、使ってみた所、手に持った瞬間の満足感や手に馴染みやすいフィット感、そして切れ味に大満足です。
■KA-BAR フォールディングナイフ
サイズ | 全長185㎜、刃渡り73㎜ |
重さ | 65g |
これ、いいですよ
評価:スパスパ切れ、ブレードもしっかりしていて満足です。
■スパイダルコ デリカ4
サイズ | 全長180㎜、刃渡り73㎜ |
重さ | 65g |
気に入っています
評価:丁度いいサイズ感のナイフです。料理や雑用にも使えて、1つあるとキャンプなど、アウトドアの時に重宝しますよ。
■モーラナイフ エルドリス スタンダード
サイズ | 全長約143㎜、刃渡り約59㎜ |
重さ | 80g |
高品質のナイフ
評価:小さくて機能的です。釣りやブッシュクラフト用に使っています。
■モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティMG
サイズ | 全長約224㎜、刃渡り約104㎜ |
重さ | 101g |
品質の良さを実感
評価:形がかっこよく、ハンドル部分も持ちやすいです。何よりもよく切れ、刃が丈夫です。安いので、ガンガン使えます。
■UNIFLAME ギザ刃 キャンプナイフ
サイズ | 全長約220㎜、刃渡り95㎜ |
重さ | 約38g |
軽くてコンパクトです。
評価:折りたたみができ、カーバが不要なので、キャンプの際に持ち歩きやすいです。野菜を切るくらいなら十分使い勝手がいいです。
EDC用のナイフの人気おすすめ10選の比較表
ブランド名 | VICTORINOX |
---|---|
VICTORINOX | ハーバーツ社製 |
永尾駒製作所 | OPINEL |
KA-BAR | スパイダルコ |
モーラナイフ | モーラナイフ |
UNIFLAME | 画像 |
商品名 | エクスプローラー 1.6703 |
ジェットセッター T 0.6263.T-X1 | ロックバック式 折りたたみナイフ |
肥後守定 和式ナイフ 折りたたみ 青紙割込 特大 | No.8 |
フォールディングナイフ | デリカ4 |
エルドリス スタンダード | コンパニオン ヘビーデューティMG |
ギザ刃 キャンプナイフ | 特徴 |
・ルーペとプラスドライバー機能が付いたマルチツール | ・単3乾電池とほぼ同じ大きさ ・ナイフレスタイプのマルチツール |
・刃渡りが7.5㎝と大きすぎず、小さいすぎない長さ ・キャンプなどアウトレットに重宝するEDC | ・刃物の街で有名な関市で製造された日本製 ・切れ味がよく、キャンプなどの調理のEDC用としおすすめ |
・コンパクトで持ち歩きしやすい ・カーボン素材で切れ味が抜群 | ・ブレード部分が黒くコーティングされていてかっこいい ・軽くてコンパクト ・箱の開封や登山のEDC用におすすめ |
・鋭い切れ味で刃持ちがする ・刃渡りが73㎜と小さめでコンパクト | ・全長が143㎜とスマートフォンと比べ小さめ ・コンパクトでポケットに入れて持ち歩けるサイズ感 |
・カーボン素材で、切れ味がいい ・キャンプの時に幅広い場面で使用できるEDC | ・折りたたむと12㎝とコンパクト ・有名な刃物の街関市で製造された日本製 ・低価格 |
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EDC用ナイフのお手入れ方法
■洗浄・乾燥
ステンレス製は、錆びないわけではなく、錆びにくい素材です。錆びてしまうと、その後のお手入れが面倒です。また、カーボン式はお手入れをしないと錆びます。EDC用のナイフを長く愛用するためにも、お手入れは必須です。
使用後は、中性洗剤を使い、お湯でしっかりと洗い流しましょう。60度くらいのお湯で洗い流すと油汚れがよく落ちます。その後、乾燥した布で水分をよくふき取り、乾燥させてください。特に折りたたみ式のナイフの場合、可動部分に水が残ってしまいがちです。
■防錆対策
EDC用ナイフがよく乾いたら、ブレード部分にサラダ油・オリーブオイル・椿油を塗り、錆対策をしましょう。ない場合は、鉱物系の防錆オイルでも大丈夫です。おすすめは、タフクロスやフグライドですが、クレ5-56でも代用可能です。
ただし、折りたたみ式ナイフの可動部分には、クレ5-56は、塗るのを避けてください。
■長期間保存をする場合
シースナイフの場合は、ナイフからシースを取り出して、別々に保管してください。ナイフの刃を、そのまま抜き出しの状態で保管するのは、危険です。防錆紙や新聞紙に包んで保管しましょう。
また、厚紙でブレードの形に合わせ作った平たい筒でも保管が可能です。 防錆紙の場合は、効果が1年から1年半です。
EDC用ナイフはキャンプで活躍間違いななし!
EDC用のナイフは、キャンプなどのアウトドアでも活躍が期待されるアイテムです。さまざま機能が搭載されたEDC用やナイフのみと種類も豊富です。自分の目的に合った1本を見つけてくださいね。
また、EDC用ナイフの所持にはくれぐれも気をつけましょう。 コンパクトでポケットにも入るサイズのEDC用のナイフは、キャンプ時に1本持参するバトニング・調理・ブッシュクラフトなどで重宝しますよ。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。