キャンプでおすすめの鉈10選を紹介!
この記事では、キャンプにおすすめな鉈の選び方や斧との違い、おすすめの商品などを紹介していきます。
鉈の特徴と斧との違い
■特徴①細かい作業に向いている
また、キャンプなどで調理に使用されることもあり、猟師が獣を解体するときに使うこともあります。他にも麻ひもを切ったり、枝打ちを行ったりといった目的で使われることもあります。
■特徴②太い薪や硬い薪には向いていない
そのため、太い薪や硬い薪は鉈を使うよりも斧を使って割るのが一般的です。太い薪や硬い薪は無理に割ろうとはせず、斧を活用していくようにしましょう。
■斧との違い
また、斧は両手で持って振り下ろして使うのが基本なため、細かい作業を必要とする使い方には向いていません。 キャンプでも扱いやすい斧もいくつかありますが、それぞれの特性をしっかりと理解した上で使い分けることが大切です。
キャンプで使う鉈の選び方
■選び方①鉈の種類で選ぶ
キャンプで使われる鉈には剣鉈と腰鉈の2種類があり、それぞれ違った特徴を持っています。それぞれの特徴を理解した上で選んでいきましょう。
多用途に使える剣鉈タイプ
さらに、刃先が尖っていることによって、普通のナイフのようにロープの切断や調理などにも使えるようになっています。
薪割りに特化した腰鉈タイプ
腰鉈タイプは剣鉈タイプとは異なり、刃の部分が長方形の形をしており薪割りに特化しているのが特徴です。使う際は刃の重みを利用して振り下ろして使います。力がなくても比較的簡単に薪を割れるため、キャンプ初心者が薪割りをするときに適しています。
■選び方②刀の種類で選ぶ
鉈を選ぶときは鉈そのものの種類だけではなく、刃の種類も重要なポイントになってきます。刃には切刃が両方についている両刃のものと、切刃が片方だけについている片刃の2種類があります。両刃か片刃しっかりと確認してから購入するようにしましょう。
扱いやすい両刃
また、刀身への負担も軽減されるため、薪割りや竹割などの作業に向いています。キャンプの薪割りで主に使う場合は両刃のものがおすすめです。
細かい作業に適している片刃
しかし、片刃タイプは両刃タイプと比べると扱うのがやや難しく、上手く扱うためにはコツが必要です。また、両刃タイプとは異なり、片刃タイプは利き手によって使い分ける必要があります。
■選び方③素材をチェック
ステンレス鋼は強度があり錆びにくいですが、切れ味が落ちやすいため定期的に研磨が必要です。対して、炭素鋼はステンレス鋼よりも切れ味を長く保ちやすいですが、錆びやすかったり強い衝撃を与えると刃先が欠けやすかったりします。
■選び方④重量も確認しよう
そのため、ある程度の重さがあると薪を割りやすいですが、重すぎると逆に振りにくくなってしまい扱いづらいです。 性別などによって扱いやすい重さなどは変わってきますが、500gから1kgぐらい重さのものを選ぶといいと言われています。
■選び方⑤刃渡りの長さも重要
対して、刃渡りの長いものは大きめの薪でも割るのが簡単です。しかし、刃渡りが長いと収納が難しくなってしまうため、使い方に合った刃渡りのものを選ぶことが大切です。
■選び方⑥柄の形を確かめて持ちやすさも確認しよう
特に、持ちやすさは安全性や使いやすさに直結してくるためとても大切です。そのため購入する際は、できるだけ実物を触ってから購入するのが理想です。
キャンプにおすすめの鉈10選
■ほんまもん/火造り鉈 極上
サイズ | 全長30cm |
重量 | 約250g |
切れ味抜群
評価:切れ味がすごくいいのでキャンプ初心者でも簡単に薪割りや竹割りができるため、キャンプ初心者こそ必要なアイテムです。
■近与/安全鉈
サイズ | 全長36cm |
重量 | 759g |
安全に使えるためファミリーキャンプにおすすめ
評価:ファミリーキャンプで焚き火をする際に薪を割るときにおすすめです。
■土佐鍛 晶之作/土佐狩猟剣鉈 210mm
サイズ | 全長34.5cm |
重量 | 不明 |
薪割りだけじゃなくていろいろなことに使えて便利
評価:焚き火用の薪割りだけじゃなくてキャンプ中さまざまな用途に使えて便利です。
■土佐打和式刃物/曲がり焚き火鉈
サイズ | 全長30cm |
重量 | 約400g |
キャンプ初心者でも薪割りしやすい
評価:両刃でキャンプ初心者でも綺麗に薪割りができるのでおすすめです。
■ほんまもん/腰鉈 片刃180mm
サイズ | 全長36.5cm |
重量 | 約510g |
キャンプの細かい作業にぴったり
評価:薪を割ってフェザースティックを作ったりなどキャンプの細かい作業ですごく活躍する。
■土佐打和式刃物/フロンティア剣鉈テェッカー270
サイズ | 全長45cm |
重量 | 不明 |
キャンプ上級者向き
評価:ブッシュクラフトなどキャンプを上級者向きの方法で楽しむ人にぴったりだと思います。切れ味と耐久性が抜群です。
■富田刃物/ステンレス製 竹なた
サイズ | 全長31.5cm |
重量 | 330g |
お手入れしやすくキャンプ初心者におすすめ
評価:錆びにくく汚れが落ちやすいため、手入れがしやすくお手頃な価格なのでキャンプ初心者におすすめだと思います。"
■豊稔企販/片刃腰鉈
サイズ | 全長44.9cm |
重量 | 714g |
キャンプ上級者におすすめ
評価:木の皮を剥いだり、枝打ちを行ったり、薪を割ったりを楽にできるためキャンプ上級者にすごくおすすめです。
■ユーエム工業/シルキーナタ
サイズ | 全長39cm |
重量 | 645g |
誰でも安全に使える
評価:柄の部分がグリップ力の高いゴムでできているので安全性が比較的高く、キャンプ初心者やファミリーキャンプなどにぴったりだと思います。
■ユニフレーム/TSURUBAMI ちび鉈
サイズ | 全長18.5cm |
重量 | 290g |
キャンプに持っていきやすいサイズ感
評価:他の商品と比べてそこまで大きくないので、キャンプに持っていきやすく助かっています。"
キャンプにおすすめの鉈10選の比較表
ブランド | ほんまもん |
---|---|
近与 | 土佐鍛 晶之作 |
土佐打和式刃物 | ほんまもん |
土佐打和式刃物 | 富田刃物 |
豊稔企販 | ユーエム工業 |
ユニフレーム | 画像 |
商品名 | 火造り鉈 極上 |
安全鉈 | 土佐狩猟剣鉈 210mm |
曲がり焚き火鉈 | 腰鉈 片刃180mm |
フロンティア剣鉈テェッカー270 | ステンレス製竹なた |
片刃腰鉈 | シルキーナタ |
TSURUBAMI ちび鉈 | 特徴 |
・粘りが強い青紙鋼を使用 ・切れ味が抜群 ・キャンプに持っていきやすいサイズ感 | ・打ち込み防止ガード付き ・ヘッドが効いて初心者でも扱いやすい |
・一本一本職人の手によって作られている ・キャンプのさまざまな場面で活躍 ・切れ味と耐久性に優れている | ・一本一本職人の手によって作られている ・薪割りにぴったり ・柄の部分にはチェッカリング加工が施されている |
・キャンプでの細かい作業に最適 ・鍛冶職人が丁寧に手作り ・片刃で薪割りにはちょっとコツが必要 | ・キャンプのさまざまな場面で活躍 ・見た目は柳葉包丁のような感じ ・鍛冶職人がひとつずつ丁寧に作っている |
・丈夫でお手入れが簡単 ・切れ味抜群 ・キャンプ初心者でもきれいに薪割りができる | ・片刃だけど細かい作業だけじゃなく薪割りもしやすい ・キャンプ上級者向け ・切れ味がすごくいい |
・スタイリッシュなデザイン ・キャンプ初心者でも扱いやすい ・柄の部分がゴムでグリップ力が高い | ・キャンプで持ち運びしやすいサイズ感 ・割られている薪をさらに細くしていく場合に最適 ・キャンプ用品メーカーのユニフレームから発売 |
商品リンク | 楽天市場 |
鉈を使用した薪の割り方
■割り方
ただし、この際に力を入れて強く叩きこむと危険なため、力加減には注意が必要になってきます。
■上手に割るポイント
そして、2つ目は一気に割ろうとしないことです。一気に割ろうとすると力が入りすぎてしまい勢いよく割れるため大変危険です。キャンプで焚き火をするために薪を割る際はこの2つのポイントを意識するようにしましょう。
鉈のメンテナンス方法
■お手入れの仕方
さらに、保管するときは新聞紙で包み、乾燥した場所で保管するようにします。もし、キャンプなどでの使用頻度が低い場合は錆止め用の油を塗りましょう。
■研ぎ方
この時、奥へ押すときにだけ力を入れるようにしてください。砥石全体を使うように研ぐのがポイントです。そして、両刃の場合は持ち替えて表裏が均等になるように研ぎましょう。
鉈に関するQ&A
- 錆止め用の油はどんなものを使えばいいですか?
刃物用のお手入れ油が一番ですが、もし手に入らない場合などは植物性のサラダ油などを軽く塗るようにしましょう。もし、キャンプなどで使う頻度が低い場合、サラダ油を塗りっぱなしにしておくとべたついてしまうので定期的に塗り替えるようにしてください。刃物用のお手入れ油であればこういった作業は必要ありません。
鉈の使い方を覚えればキャンプで焚き火をするとき便利!
すでにある程度割られてる薪を細くしていくには斧よりも鉈の方が便利です。自分に合った鉈を使って薪割りを行い、キャンプでの焚き火を楽しんでいきましょう。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。