キャンプにグランドシートは必須?メリットや選び方などを紹介
テントにグランドシートは、必要なのか疑問に思う方もいますよね。なくても過ごせるかもしれませんが、シートが重要と言われる理由があります。グランドシートがなぜ必要なのかメリットなどをまとめてみました。選び方も合わせて参考にしてください。

目次
- キャンプでグランドシートは必要?
- グランドシートのメリット
- メリット①:地面からの底冷えを防ぐ
- メリット②:テントへの水の侵入を防ぐ
- メリット③:汚れなどを防ぐことができる
- グランドシートを選ぶポイント
- 選ぶポイント①:グランドシートのサイズはテントよりやや小さめ
- 選ぶポイント②:素材もチェックしよう
- 選ぶポイント③:耐水圧は最低でも1500㎜以上がおすすめ
- キャンプおすすめのグランドシート8選
- おすすめ①:コールマン/マルチグランドシート
- おすすめ②:コンコス/グランドシート 無骨
- おすすめ③:DOD/グランドシート
- おすすめ④:ジーメンス/グランドシート
- おすすめ⑤:HUNDRUP/グランドシート
- おすすめ⑥:ロゴス/プレミアム グランドシート
- おすすめ⑦:オレゴニアン/グランドシート
- おすすめ⑧:ヴァストランド/グランドシート
- グランドシートは他にも使い道がある
- グランドシートを選んで快適なキャンプを楽しもう!
キャンプでグランドシートは必要?
実は快適さを追求するなら、グランドシートは持っていたいアイテムです。しかし、かさばることや乾かす手間などが面倒ということも事実ですね。とはいえ、それでもシートがあることによるメリットは大きく、快適なキャンプを過ごしたいならグランドシートは必要なアイテムだと言えます。
この記事では、グランドシートのメリットや選び方などを紹介しています。これからキャンプデビューしたい方や、購入を悩んでいる方はこの機会にぜひチェックしてください。
グランドシートのメリット
利用するメリットを3点紹介します。購入するか考えている方は、メリットを一度確認して、シートの必要性を考えてみましょう。
メリット①:地面からの底冷えを防ぐ
メリットは、地面からの底冷え対策になることです。特に冷える冬キャンプはグランドシートが必須と言えるでしょう。また、春や秋であっても朝晩冷え込むキャンプ場もあるため、シートがあればテント内の保温に役立ちます。
テントの内部が冷え込んできたとき、保温になるものを使っても地面からの冷気を防ぎきることができません。そのため、テント内の保温対策にはグランドシートが必要となるわけです。冷え込んで寝付けなかったという経験があるキャンパーさんもいるのではないでしょうか。
冷え込みというのは、体調を崩す原因ともなるので、グランドシートを使って対策を取ることは安全のためにも推奨できる方法です。
メリット②:テントへの水の侵入を防ぐ
シートは、水に強い素材であることがほとんどです。グランドシートがあることで、雨が降ったときに水の侵入を防ぐことができます。これは、とても大事なポイントで、突然の雨に見舞われた際に浸水対策を取っていないと悲惨な状態になることもありえます。
また、当日雨でなくても雨の後にテントを設営した場合、地面に溜まった水が染みこんでくることもあります。そのため、グランドシートがあれば浸水を防ぐことができて快適なテントステイができるわけです。
メリット③:汚れなどを防ぐことができる
グランドシートがあることで、テントの下をプロテクトすることができます。シートがないと地面にダイレクトになってしまうため、テントの下にダメージを受けてしまうことがあります。キャンプ場によっても土壌が異なりますが、小石などがあるだけでテントの底は傷がつきますし、汚れてしまうものです。
グランドシートがあるだけでテントの底を守り、汚れからもカバーすることができます。底が傷ついてしまうと、お気に入りのテントにダメージが与えられるので消耗を早めてしまうことになりかねません。グランドシートがあれば、大事なテントを守ることができます。
グランドシートを選ぶポイント
必要性を踏まえて、適したシートのチョイスポイントを紹介します。どんなことをチェックして選べばいいのかわからない方は選ぶポイントを押さえて、満足するグランドシート選びをしましょう。
選ぶポイント①:グランドシートのサイズはテントよりやや小さめ
サイズを選ぶポイントは、テントのサイズよりもやや小さめを選ぶことです。テントと同じメーカーで揃える場合は、ショップで相談してみるとちょうどいいサイズがあることがほとんどなので問題ありません。しかし、別で購入する場合はサイズはとても重要なので必ず確認するようにしましょう。
もし、テントよりもビッグなグランドシートの場合、雨水がグランドシートに溜まってしまいテント内に侵入してしまう可能性があります。また、小さすぎるサイズとなれば当然カバーしきれなくなりますよね。ベストなサイズは、テントよりも少しコンパクトなサイズです。
そして、サイズだけでなくテントと合う形であることも確認しましょう。サイズや形に悩んでしまう場合は、テントと一緒のブランドで探すのがおすすめです。
選ぶポイント②:素材もチェックしよう
どんな素材を使用しているのかも選ぶときのチェックポイントです。グランドシートの素材は主に、合成樹脂・化学繊維があります。どちらにもメリット・デメリットがあるので、どのポイントで選ぶかはどのポイントを重視するかです。
防水性が高いのは合成樹脂ですが、デザイン性などはあまり幅が広くないため機能性を重視したい方におすすめ。一方、化学繊維は軽量さやコンパクトさが魅力で、デザイン性の幅もあります。しかし、耐久性については加工が剥がれてしまうことで落ちてしまうリスクがあります。
どちらがよりよいという判断はできませんので、自身のスタイルに合う素材を選びましょう。
選ぶポイント③:耐水圧は最低でも1500㎜以上がおすすめ
グランドシートの耐水圧は、最低でも1500㎜以上がおすすめです。耐水圧1500㎜の目安は、小雨に対応できる耐水圧を示しています。耐水圧が低いものを選んでしまうと、雨に耐えられず浸水してしまうこともあるので、耐水圧は重要なポイントです。
通常のキャンプなら1500㎜あればほぼ問題ありませんが、ある程度の雨も対応できることを考えるなら、耐水圧2000㎜以上を選ぶと安心です。最近は予想以上の雨量に見舞われることもあるため、耐水圧の高いグランドシートを選ぶキャンパーさんも増えていますが、時期なども考慮して選ぶとよいでしょう。
キャンプおすすめのグランドシート8選
キャンプにおすすめを紹介します。グランドシートを選ぶポイントを基準におすすめをピックアップしました。キャンプスタイルに合うタイプを探してみましょう。
おすすめ①:コールマン/マルチグランドシート




コールマンの「マルチグランドシート」は、テントのサイズに調節できることが特徴です。コールマンのツーリングドーム/ST・LXに対応しているグランドシートなので、これらのテントを利用している方には特におすすめです。
コールマン以外のテントを利用している方は、テントの横幅が210㎝を目安にしてください。耐水圧2000㎜で軽量さが魅力のグランドシートです。
サイズ | 約190×160cm |
重量 | 約320g |
素材 | 75Dポリエステルタフタ |
耐水圧 | 約2000mm |

ツーリングドームLXにちょうどいい
評価:コールマンのツーリングドームLXにぴったりでした。軽くてコンパクトになるので持ち運びにも便利です。
おすすめ②:コンコス/グランドシート 無骨






無骨なデザインが特徴の耐久性抜群のグランドシートです。パラフィン加工を行っていることで高い撥水性を持っています。使いはじめはごわごわした感じがありますが、使い込むほど味が出る素材感なので使い込むほど無骨さの魅力が出てきます。
大型テントからソロテントまで使えるサイズがあり、アースカラーを中心としたカラーバリエーションもあることも嬉しい点です。
サイズ | 131cm×205cm |
重量 | 1.9 kg |
素材 | キャンバス |

グランドシートに使える
評価:重さはありますが、雨のときでも大丈夫でした。生地がしっかりしているので、グランドシートとして安心して使えています。
おすすめ③:DOD/グランドシート






人気ブランド「DOD」のグランドシートは、高い耐水圧としなやかな素材感が特徴のグランドシートです。DODのテントに合うサイズなので、DODのテントを利用している方には特におすすめです。ショックコードが付いているのでペグに簡単に引っかけることで設置できます。
また、収納袋もあるので収納や持ち運びに便利です。おしゃれなDODらしいキュートでシックなデザインもおすすめのポイントです。
サイズ | (約)W190×D120cm |
重量 | (約)350g |
素材 | 210Dポリエステル(PUコーティング) |
耐水圧 | 5000mm |

水のしみ込みはなかった
評価:前日雨が降ったようで地面が湿っていました。DODのグランドシートを利用しましたが、水が染みこんでくることはありませんでした。問題なく使えています。
おすすめ④:ジーメンス/グランドシート






極厚タイプのソロ用グランドシートです。他のグランドシートにはあまりない厚みが特徴で、安心感があります。その分、重みはありますが安心感とデザイン性に長けてることがメリットです。表面は撥水性が高いので、飲み物などをこぼしてもはじいてくれます。
カラーもカーキとベージュの2色展開で、アースカラーがテント内の雰囲気を高めてくれることもメリットです。
サイズ | 120cm×200cm |
重量 | 1kg |
素材 | 1000D ポリエステル オックスフォード |

耐水性も耐久性も満足
評価:ソロキャンプで使用しています。耐水性や耐久性はバッチリです。耐熱性はないので焚き火のときなどは注意しましょう。カラーもサイズも気に入っています。
おすすめ⑤:HUNDRUP/グランドシート






両面防水で高耐水加工が施されたグランドシートです。生地の縫い目にはシームテープ処理をしてあるため、浸水を防ぐ効果もあります。また、底冷えだけでなく湿気も防ぐことができるため、さまざまなシーンで役立ちます。
そして、付属の収納袋にコンパクトに収納できるため、持ち運びも簡単です。
サイズ | 210×140㎝ |
重量 | 310g |
素材 | 210Dオックスフォード |
耐水圧 | 2000mm |

コンパクトで軽い
評価:スノーピークのアメドSに合わせて購入しました。最初はビニールシートでいいかと思いましたが、こっちの方が断然いいです。コンパクトで軽いので、持ち運びも収納もラクです。
おすすめ⑥:ロゴス/プレミアム グランドシート





ロゴスの「プレミアム グランドシート」は、シンプルなデザインのグランドシートです。裏面にはPVCコーティングを施してあるため、水や湿気を防ぐ効果があります。ロゴスのWXLサイズテントにぴったりのサイズで、四隅をテントのフレームにつけるだけの簡単設置なので初心者でも簡単にできます。
サイズ | (約)幅315×奥行190cm |
重量 | (約)2.12kg |
素材 | ポリエステルオックスフォード(PVCコーティング) |

ちょうどいいサイズ感
評価:テントと一緒に購入したのでサイズはぴったりで、水の侵入もありません。片づけたあとの乾燥が面倒ですが、スペックは問題ないです。
おすすめ⑦:オレゴニアン/グランドシート




裏面に防水加工が施されたグランドシートです。シンプルなデザインが特徴で、カラー展開とサイズ展開があるので自分のテントに合うグランドシートを選ぶことができます。そのため、ソロから5人ほどの人数に対応可能です。
サイズ | 200×140cm |
重量 | 1㎏ |
素材 | 生地 : ポリエステル 、裏面 : ポリ塩化ビニル |

夜露も大丈夫
評価:防水加工されているので水のしみ込みもなく、夜露も大丈夫でした。しっかりした生地の印象です。
おすすめ⑧:ヴァストランド/グランドシート






ソロに合うサイズのグランドシートです。コンパクトで軽量なので、持ち運びの負担が少ないことがメリットとなっています。値段も手頃なので、初心者の方も気軽に手に入れやすいこともおすすめポイントです。耐水圧5000㎜の高い防水性なので、地面からの水の侵入リスクを少なくしています。
サイズ | 約200cm×110cm |
重量 | 約280g |
素材 | ポリエステル |
耐水圧 | 5000㎜ |

軽くて扱いやすい
評価:湿った地面でしたが水の染みこみがなく、軽いので携帯しやすく便利です。値段が安いですが、スペックは満足しています。
グランドシートは他にも使い道がある
グランドシートはテントの下に敷く以外にも活用方法があります。ひとつは、グランドシートをタープ代わりに使う方法です。ハトメ穴がついているグランドシートなら、簡易タープとして利用することができます。タープを忘れてしまったときなど、タープとして利用すれば日除けや雨除け対策に使えます。
また、撤収時の荷物置きにしたり、荷物のパッキングとして使ったりすることも可能です。そのため、グランドシートはキャンプなどのアウトドアレジャーで幅広く活躍するアイテムと言えるでしょう。
グランドシートを選んで快適なキャンプを楽しもう!
グランドシートの必要性やメリットなどについて紹介しました。グランドシートがなくてもキャンプはできますが、グランドシートがあることで快適さが断然アップします。また、タープとして使えるなど他の活用方法もあるので、持っていると便利です。
グランドシートの選び方を参考に、自身のスタイルに合うグランドシートを選んで快適なキャンプを目指しましょう。

この記事のライター
minak1
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