蚊取り線香ホルダーを自作しよう!100均アイテムを使った作り方を紹介!
蚊取り線香ホルダーの自作方法を解説します。100均の受け皿を使う方法やワイヤーを使う方法、空き缶ケースを使用する方法などを詳しく説明!既製品の蚊取り線香ホルダーのリメイクの仕方も紹介します。参考にしてキャンプに自作の蚊取り線香ホルダーを持って行ってください。

目次
蚊取り線香ホルダーの簡単な自作方法を紹介!
キャンプでは、電気を使った虫よけが使用が難しいため、蚊取り線香が便利です。蚊取り線香は、そのまま使うと子供が触ったり倒したりして危険なときがあります。
そのようなときに役立つのが蚊取り線香ホルダーです。蚊取り線香ホルダーは、100均アイテムを使って自作することができます。
プレートを受け皿として使うタイプやスタンドタイプのものや吊り下げタイプなどさまざまなタイプが自作可能です。是非、自分の用途にあった自作の蚊取り線香ホルダーを持って行き、キャンプを楽しんでください。
蚊取り線香ホルダー自作方法【既製品の木製皿を使用】
材料・作り方
【材料】
- アカシア皿(ダイソー):1皿
- ネットフック(NF-6):1個
- 高ナット(ステンレス)M6 20mm:1個
- 皿ボルト M6 15mm:1個
- 丸ワッシャー M6:1個
【作り方】
- 皿の中心を見つけ、その場所に穴をあけます
- 皿ボルトを皿に空けた穴の底から入れ、高ナットで固定します
- ネットフックのナットとワッシャーを外します
- ネットフックにナット、用意した丸ワッシャー、ネットフックについていたワッシャーの順に取り付けます
- 3にネットフックをねじ込みます
100均で販売されている木製皿を受け皿として自作する蚊取り線香ホルダーです。ナットやネットフックはホームセンターで入手します。材料費は、総額1,000円以内で自作することができるでしょう。
蚊取り線香は、ワッシャーとワッシャーの間に挟んで取り付けます。ネットフックはさまざまな場所に掛けることができるのでテントなどで使いやすく、キャンプやアウトドアで活躍するでしょう。また、ネットフックを取り外すと、コンパクトに収納することが可能です。
ダイソーで販売されているアカシア皿を受け皿とすると、自然にマッチする色合いに仕上がります。キャンプ場でおしゃれな自作蚊取り線香ホルダーとして目を引くでしょう。
作るときのポイント
アカシア皿はさまざまな厚さのものがあります。自作のホルダーを製作するときは、穴を開けるときに調整しやすいように、できるだけ厚めの皿を選ぶと良いでしょう。
皿の中心を見つけるときは、A4の紙に皿をかたどり、4つ折りにして印をつけると簡単に見つかります。皿ネジを埋め込む場合は、すわりをよくするために中心の穴の面取りを行う必要があります。低頭ネジを使えば、面取りをしなくてもよいでしょう。
蚊取り線香ホルダー自作方法【既製品のステンレス皿を使用】
材料・作り方
【材料】
- ステンレスプレート(直径13cm)(セリア):1枚
- スペーサー(M6×20mm):1個
- 超低頭小ネジ(M6×30mm):1個
- ワッシャー(M6×22mm):2枚
- ステンアイボルトM3:1個
【作り方】
- プレートの中心を見つけ、そこに穴をあけます
- 1の穴に低頭ネジを裏から差し込み、アイボルトのナットを外してネジに通します
- アイボルトに2枚のワッシャーを入れてスペーサーで締めます
- プレート側のネジにスペーサーを通します
100均で販売されているステンレスプレートを受け皿として使って、自作する蚊取り線香ホルダーです。カラビナと組み合わせると引っ掛けて使用することができ、キャンプなどのアウトドアで便利でしょう。ステンレスの受け皿なので、燃えにくく安心です。
自作する材料はすべて100均とホームセンターで入手でき、1,000円以内で揃えることができます。プレートに穴が開けられればあとは簡単なので、10分位で自作可能です。アイボルトを外せばコンパクトに収納可能ですが、部品をなくさないように注意しましょう。
作るときのポイント
自作ホルダーの受け皿となるステンレスプレートは、蚊取り線香のサイズより一回り大きいプレートを選びます。通常の蚊取り線香は12cmなので、セリアで販売されている13cmのステンレスプレートが丁度いいでしょう。
自作ホルダーのプレートの中心に穴を開けるときは、机が傷つかないように、プレートの下に端材を敷くようにしましょう。普通の皿ネジではプレートの底が浮いてしまうので、超低頭ネジを使います。
30mmのネジだと、少しがたつきます。吊るして使用する場合は問題ないのですが、平置きしたい場合は60mmの超低頭ネジの使用がおすすめです。
蚊取り線香ホルダー自作方法【ワイヤーを使用】
材料・作り方
【材料】
- アルミ自在ワイヤー(3.0mm)(ダイソー):1本
- アルミ針金
【作り方】
- アルミ針金60cmくらいに切ります
- 針金を真ん中からU字に折り曲げます
- Uのボトムから4cmのところを左右両方鋭角30度くらいに曲げます
- 3からまた4cmのところを鋭角60度くらいに曲げます
- 4からまた4cmのところを鋭角60度くらいに曲げます
- 5からさらに4cmのところを鋭角60度くらいに曲げて三角形にします
- 三角形の残りの部分を90度に曲げます
- ワイヤーの余った部分を切断し、やすりをかけます
100均で販売されている針金ワイヤーを使って自作する、スタンド型の蚊取り線香ホルダーです。針金ワイヤーはペンチで曲げたり切断したり出来るので、簡単に自作できます。軽量なので持ち運びに便利で、スタンド型のため場所をとりません。
アルミ自在ワイヤ―1本で3つ自作することができます。他の材料もいらず、110円で3つできるのでかなりお得です。自作のワイヤーホルダーは、シンプルなデザインでどのような場所にもマッチします。
燃えカスが下に落ちるので、プレートなどを受け皿にしてその上に置いて使うと良いでしょう。
作るときのポイント
自作でワイヤーのホルダーを製作するときは、アルミワイヤーを一度真っ直ぐに伸ばしてから作業を開始します。ペンチで曲げた後、手で修正するときれいな形になるでしょう。簡単に曲げられるので、蚊取り線香をセットしてから修正することも可能です。
作業のたびにがたつきがないか確認しながら曲げていくと、自作でも仕上がったときスタンドとしてしっかり立ちます。すわりが悪い時は、少し末広がりにするとよいでしょう。
蚊取り線香ホルダー自作方法【空き缶ケースを使用】
材料・作り方
【材料】
- 空き缶(スパム缶):1個
- ペンキ
- 針金
- 転写シール(100均)
【作り方】
- ラベルをはがします
- 両サイドと正面の3カ所に穴を空けます
- ペンキで色を塗ります
- 8cmに切断した針金を半分におります
- ペンキが乾いたら4の針金を缶の真ん中の穴に半分まで通し、留めます
- 両サイドの穴にも針金を通してそれぞれ留めます
- 転写シールでアレンジします
スパムの空き缶を使って自作する蚊取り線香ホルダーです。自由に塗装することができるので、オリジナリティのある蚊取り線香ホルダーを自作できます。
スタンド型のため場所をとらず、取っ手を付けるので引っ掛けて使用することもできます。燃えカスは缶の中に納まるので、受け皿の必要がなく、コンパクトで軽いので持ち運びにも便利です。
缶本体は空き缶なので費用がかからないので、その分塗装に少しこだわると、おしゃれな蚊取り線香ホルダーを自作することができるでしょう。
作るときのポイント
自作の蚊取り線香ホルダーは、空き缶の大きさによっては蚊取り線香が入らない場合があります。蚊取り線香のサイズを確認し、押しつぶしてサイズを調整します。
塗装する前に、やすりで全体をこすってキズを付けておくとペンキを塗りやすくなります。ペンキはスポンジを使うときれいに塗ることができます。
蚊取り線香ホルダー自作方法【その他】
材料・作り方
【材料】
- トチカン(ネジはM3):1個
- スタンドオフ:2個
- ワッシャー:2枚
- 真ちゅうトレイ:1枚
【作り方】
- 真ちゅうトレイの中央に養生テープを貼ってから中心を見つけます
- 中心に穴を空け、バリをとります
- 養生テープを外し、穴にトチカンのネジ部分を差し込みます
- 3にスタンドオフを取り付けます
- 4にワッシャー2枚をはめます
- トチカンの頭部分にもスタンドオフを取り付けます
- 5と6を繋げます
すべて真ちゅうを使って自作したおしゃれな蚊取り線香ホルダーです。真ちゅうの受け皿は磨くと味が出るので、使いこむほど愛着が湧きます。スタンドタイプとしても吊るすタイプとしても使用できます。
トチカンを外すとコンパクトに収納できますが、ワッシャーをなくしやすいので注意です。キャンプ場で自作の真ちゅう製蚊取り線香ホルダーは珍しいため、目を引くでしょう。
作るときのポイント
自作の蚊取り線香ホルダーを製作する際、真ちゅうトレイの中心は、4角に定規を当てて対角線を引いて見つけます。
真ちゅうトレイのサイズが普通の蚊取り線香よりも小さい場合は、100均の少し小さいサイズのものの使用がおすすめです。トチカンのネジがM3でうまくはまらない場合は、M6を使うと良いでしょう。
既製品の蚊取り線香ホルダーのリメイクもあり
リメイク①ステッカー
既製品の蚊取り線香ホルダーだと味気ないときには、ステッカーを貼ってリメイクする方法があります。ステッカーですと貼るだけなので、簡単にオリジナリティを出すことが可能です。凸凹がない素材の缶などに貼ると良いでしょう。
ステッカーは100均でも販売していますが、ホームセンターにある曲面にも貼りやすいタイプが良いです。貼りたい部分のホコリを取ってから貼るかドライヤーで温めておくとはがれにくいでしょう。自作のホルダーの仕上げにステッカーを貼るのもおすすめです。
リメイク②ペイント
既製品や自作の蚊取り線香ホルダーは、ペイントして色を変えるだけでもかなり雰囲気が変わります。自宅で使用していたホルダーにペイントをすることで、アウトドア向けにリメイクすることが可能です。
ペイントする前に錆びやホコリを落としてから塗るようにするとはがれにくいです。ペンキにはセメントなど粉状のものを混ぜると色が定着しやすく、きれいに塗ることが出来ます。ハケだけでなくスポンジも使うと濃淡ができ、味がでるでしょう。
リメイク③持ち手を装飾
100均のワイヤーなどを使って持ち手をリメイクするだけでも、印象がかなり違ってきます。ワイヤーは自由自在に形を変えられるので、好きなキャラクターを形どったりすることも可能です。
また、ワイヤーの持ち手にボンドを使用し麻紐を巻き付けると、おしゃれな上に丈夫になります。持ち手を自作で装飾するだけでも雰囲気ががらりと違うホルダーになるでしょう。
オリジナル蚊取り線香を自作してキャンプに持っていこう!
夏のキャンプには、蚊取り線香が必需品です。安全に蚊取り線香を使うためのホルダーは、100均のアイテムを使って簡単に自作することができます。また、材料によってさまざまな種類のホルダーの自作が可能です。
また、自作が難しい場合は、リメイクで自分好みのホルダーを製作することもできます。ぜひ、オリジナリティのあるおしゃれな自作の蚊取り線香ホルダーを持っていき、夏のキャンプを楽しんでください。

この記事のライター
御友 亜希子
関連記事

虫除けグッズ
パワー森林香の効果・威力は?専用ケースは100均アイテムでも代用可能?
パワー森林香と、専用ケースについて詳しく解説します。効果や威力についてはもちろんのこと、蚊取り線香との違いも紹介。また、パワー森林香専用のケースは、セリアなどの100均で売られている蚊取り線香ケースでも代用可能かどうかについても調査しました。

キャンプ道具
ハッカ油は虫除けに効果的!作り方を覚えて蚊やカメムシを駆除!
ハッカ油を使った虫除けスプレーや置型の作り方を解説します!肌に優しい成分を使った、エタノールなしタイプのハッカ油虫除けスプレーの作り方も紹介。材料が少なく、簡単に作れるので、キャンプの蚊対策や家庭での虫除けスプレーづくりの参考にしてください。

虫除けグッズ
蚊取り線香ホルダーを自作しよう!100均アイテムを使った作り方を紹介!
蚊取り線香ホルダーの自作方法を解説します。100均の受け皿を使う方法やワイヤーを使う方法、空き缶ケースを使用する方法などを詳しく説明!既製品の蚊取り線香ホルダーのリメイクの仕方も紹介します。参考にしてキャンプに自作の蚊取り線香ホルダーを持って行ってください。

虫除けグッズ
虫除けリングって効果あるの?100均から超音波タイプまで幅広い商品を紹介!
虫除けリングって効果があるのかについてまとめています。虫除けに効果がある、虫が好まない香りや成分など虫除けリングの選び方を解説。ダイソーなどのものから超音波効果タイプまで子供から大人が使えるおすすめの商品や使用する時の注意点を紹介します。

虫除けグッズ
ダイソーの蚊取り線香ケースがキュート!リメイクアイデアも紹介!
ダイソーの蚊取り線香ケースを紹介します。ダイソーの蚊取り線香ケースをリメイクして、キュートにするアイデアも紹介します。他の100均の蚊取り線香ケースや、リメイクする際に必要なもの、手順も解説!オリジナルの蚊取り線香ケースが欲しいという時に参考にしてください。
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。