メッシュ焚き火台は軽量&コンパクトで持ち運びが便利
キャンパーに人気のメッシュ製の焚き火台を知っているでしょうか?ソロキャンパーからファミリーでのキャンプまで使用できることから、多くの方が手に取っているキャンプグッズの一つです。
キャンプ場の多くは直火が禁止されている場所も多いため、焚き火台を持っていくという方も多いでしょう。焚き火台は大きさもあり、荷物になってしまうと悩んでいる方も少なくありません。
しかし、メッシュの焚き火台は軽量で持ち運びも便利な点に注目が集まっています!この記事では、メッシュの焚き火台のメリットとデメリット、おすすめの商品、自作ができるのか?という点まで紹介していきます!
メッシュ焚き火台のメリット
メッシュの焚き火台には、どのようなメリットがあるのか紹介していきましょう!キャンパーにとってメリットとなる理由を知ることで、活用できる幅も変わってきますよね。メッシュの焚き火台にはどのようなメリットがあるのか?についてのポイントを紹介!
■メリット①低価格で購入が可能
普通の焚き火台を購入しようと考えた場合、意外にも高額な価格に驚く方も多いですよね。普通の焚き火台は今でこそ安い価格のものも出ていますが、少々値を張る商品の方が使い勝手などを考えたときに得策です。
しかし、メッシュの焚き火台は価格が安いものが多いので、コスパで見るとメッシュの焚き火台の方がお得といえます。
初めてキャンプに行く方で焚き火台を探している方は、初めから高額な焚き火台を購入してしまうよりも、比較的価格の安いメッシュの焚き火台を候補に入れてみるのがおすすめです。
メッシュの焚き火台の価格目安は2,000~20,000円と幅が広いです。中でも2,000~5,000円ほどのコスパが良い焚き火台が多いので、コスパの面から見ると一つ手にしていても無駄ではないでしょう。
■メリット②設営と撤収が初心者でも簡単
キャンプ初心者にメッシュの焚き火台がおすすめの理由は、コスパが良い点だけではないんです。メッシュの焚き火台は普通の焚き火台に比べると、設営と撤収が遥かに簡単です。
設営と撤収が簡単に行なえるのは、アウトドアの重要事項ともいえるでしょう。ゆっくりとした時間を過ごしたいのに、設営に時間を取られていたら元も子もありません。
製品によって組み立ての時間は異なりますが、早いものであれば1分ほどで焚き火台を立ち上げることが可能です。
メッシュの焚き火台は撤収も無駄な作業を行なう必要がないので、即座にその場を片付けることができるでしょう。男性のみならず女性でも手軽に組み立てることができるので、女性キャンパーからの支持が熱いのも魅力ですね。
■メリット③軽量でかさばることがない
メッシュの焚き火台は比較的軽量化されており、持ち運びに便利な点が注目されています。通常の焚き火台は重量もあり、なおかつコンパクトに収納することが難しいです。そのため、コンパクトに収納ができるメッシュの焚き火台は、荷物が増えてしまいがちなアウトドアにおすすめです。
アウトドアでは少しでも荷物を減らしたいと思う反面、意外にも用意するものが多く荷物が増えてしまう方も多いでしょう。そのようなときに焚き火台だけでもコンパクトに収めることで、荷物の量を減らすことが可能!
近年流行っているソロキャンプでは、リュック一つで山に入る方も多いですよね。そのようなとき、普通の焚き火台はなかなか持って行きづらいです。ソロキャンプでは荷物の軽量化が重要視されており、メッシュの焚き火台もソロキャンパーから多く支持されています。
また、メッシュ焚き火台は「軽量化されているが故に耐久性はいかがなもの?」と思われがちですが、意外にも耐久性が期待できる製品が多いのも事実です。耐久性に不安を持っている方でも、安心して使用ができるでしょう。
メッシュ焚き火台のデメリット
■強風や五徳に注意が必要
メッシュの焚き火台の多くは、軽量でコンパクトを売りにしていることが多いです。そのため、強風の中でも焚き火の際は、軽く飛んでしまうことも頭に入れておきましょう。
対策方法としては足部分をしっかりと固めたり、薪で重さを出すことで強風でも安全に使用することができます。ただし、あまりにも風が強い場合には、軽量が魅力のメッシュ焚き火台は利点がデメリットになることも考えられるため、頭の中には入れておくべき内容といえます。
また、メッシュの焚き火台には五徳が付いていないものも多く存在します。五徳とは鍋などを乗せることができる台になり、安定化を図れることからアウトドアには必須品として挙げられるでしょう。
五徳がないことで、鍋を安定した状態で置くことができない点が大きなデメリットに感じる方も多いようです。しかし、最近ではコンパクトで軽量化の進んだ五徳も販売されているので、メッシュの焚き火台と併用するのもおすすめです。
アウトドアをしている方の中には、焚き火を使用して料理を作りたいという方も少なくありません。五徳は料理をする方には欠かせないアイテムになるので、料理をしたい方は五徳も合わせてチェックしてみましょう。
■耐久性を考慮する
メッシュの焚き火台は耐久性に優れている製品も多いですが、普通の焚き火台に比べると若干耐久性は落ちます。中でもポールで組み立てるタイプのメッシュ焚き火台は、先ほども述べたように強風が弱点になります。
また、ポールだけではなくメッシュ部分の耐久性も考慮する必要があるでしょう。メッシュ部分は製品により耐久性が異なり、劣化の状態によって交換が必要な時期が出てきます。使用頻度が高い場合には、劣化のスピードももちろん速いでしょう。
アウトドアを趣味にしていてメッシュの焚き火台を使用したい場合は、耐久性に優れているメッシュを使用した製品を選ぶのもポイントです。
■交換時期が早い?
メッシュの焚き火台は交換時期が早いのでは?と思う方も多いのではないでしょうか?普通の焚き火台であっても何度か使用して劣化が生じると、買い替えのタイミングになります。メッシュの焚き火台だから交換時期が早いというわけではなく、消耗品であることを頭に入れた上で購入を検討してください。
メッシュの焚き火台の交換時期が早いと言われる原因として、メッシュ部分の劣化するスピードが速いと感じるという意見があります。
メッシュの火底は火による劣化が生じます。メッシュ部分の交換時期は製品と使用頻度により左右され、数回の使用で交換が必要なものから50回以上の使用が可能なものまでさまざまです。
製品の公式サイトを見ると製品に使用されているメッシュの交換時期の目安が記載されていることも多く、参考にすると良いでしょう。
メッシュ部分の交換目安ポイントは、火底が変形している、ほつれているなどが挙げられます。劣化の目安を参考にして、交換時期を見極めると良いですね!
メッシュ焚き火台おすすめ10選
■メッシュ焚き火台:ユニフレーム ファイヤスタンド2
ファイアスタンド2
サイズ | 40cm 40cm 30cm |
重量 | 490g |
■メッシュ焚き火台:ロゴス メッシュファイヤーピット
メッシュファイヤーピット
¥4,770
人気アウトドアブランドのロゴスから販売されているメッシュファイヤーピットは、現在キャンパーから多くの支持を得ている製品の一つ。ロゴスのメッシュファイヤーピットの人気ポイントは、なんといっても設営が簡単な点にあります。軸となるパーツを広げて、メッシュの台を差し込むだけ。初心者でも簡単に素早く設営ができるので、組み立てに余計な時間を使うこともありません。足部分とメッシュ部分は折りたたむことで筒状に収納が可能です。おしゃれな専用収納ケースも付いているので、購入したその日から持ち運ぶことが可能。ロゴスでは交換用のメッシュ部分のみを販売しているので、メッシュ部分が劣化したら即座に交換ができます。
サイズ | 約43cm 43cm 25.5cm |
重量 | 約700g |
■メッシュ焚き火台:OutPort 分割式ファイアースタンド
サイズ | 約幅410mm 長さ410mm 高さ340mm |
重量 | 約770g |
■メッシュ焚き火台:モノラル 焚き火メッシュ2
サイズ | 36cm 36cm |
重量 | 440g |
■メッシュ焚き火台:ディーオーディー 秘密のグリルちゃん
サイズ | 34cm 34.5cm 19.5cm |
重量 | 約610g |
■メッシュ焚き火台:バンドック 焚き火スタンド
サイズ | 41cm 41cm 34.5cm |
重量 | 1.0kg |
■メッシュ焚き火台:パーゴワークス ニンジャファイヤースタンド
ニンジャファイヤースタンド
¥13,200
とことん軽量コンパクトにこだわったとされるメッシュ焚き火台が、パーゴワークスのニンジャファイヤースタンドです。メッシュ焚き火台の中でも最軽量クラスの280gになり、いつでも持ち出して火をおこすことができるでしょう。人力キャンパーの味方にもなるニンジャファイヤースタンドは、ソロキャンパーからも大人気!それぞれのパーツはシンプルイズベスト!五徳に火床がぶら下がるような構造になっており、五徳部分に鍋などを乗せて重量を与えることで安定感が生まれます。 価格は少々高くはなるものの、最軽量クラスかつシンプルなデザイン、機能性も十分なニンジャファイヤースタンドはキャンパーにおすすめの製品といえるでしょう。
サイズ | 36cm 36cm 30cm |
重量 | 280g |
■メッシュ焚き火台:ベルモント 焚き火台TOKOBI
サイズ | 41.5cm 46cm 32cm |
重量 | 約2.2kg |
■メッシュ焚き火台:ディーオーディー 秘密のグリルさん
サイズ | 47cm 47cm 25cm |
重量 | 約2.2kg |
メッシュ焚き火台の自作方法
メッシュの焚き火台は安価で購入できるため、既製品を購入しても良いですが中には自作したいという方も少なくありません。
メッシュの焚き火台を自作するには、どのような材料が要りどのような手順で行なうのが良いのか?簡単に作ることができる自作のメッシュ焚き火台について紹介します!
■準備するもの
- ステンレスメッシュ
- ペグもしくはステンレスポール
- S字フックもしくは丸カンかワイヤー
メッシュの焚き火台を自作する場合に用意するものは、メッシュシートとポール、この二つを一体化させるためのアイテムのみです。メッシュシートはホームセンターで購入が可能ですが、中には交換用のメッシュシートを用意してもOK!
初めて自作するという方は、交換用メッシュシートの方がハトメなどが付いているので、簡単に作業を進めることができます。
その他にもペンチやハサミ、怪我防止の軍手があると便利!脚が不安定になりそうな場合は、脚を固定する丸カンを用意しても良いですね!
■作り方
- ペグをメッシュシートの大きさに合わせて地面に差し込む
- ペグの輪にS字フックを引っ掛ける
- 交換用のメッシュシートの穴にS字フックを吊るしたら完成!
こちらの作り方はペグを使用した場合の自作焚き火台です。ポールを使用した自作焚き火台の場合は、ペグよりも少々手間がかかります。しかし、ペグの場合は現地に到着してから自作する必要がありますが、ポールの場合は自宅でも自作が可能。
自分にはどちらが合っているのかを考慮した上で、自作のメッシュ焚き火台を作ってみましょう!
メッシュ焚き火台のQ&A
- メッシュタイプの焚き火台は人気がないのですか?使い勝手が悪いのでしょうか?
囲いが無いので風で灰や火の粉が飛んでいくのが難点ですが、箱型の焚き火台に比べ軽くて設営が簡単なのがよいです。 火を熾したときの雰囲気は直火の焚き火の感覚に近いのではないでしょうか?熱を利用した料理の保温や、寒い時期のお燗が楽しめます。
- 四隅にボルトを通すためにステンレスメッシュに穴を開ける方法は?
網目に対して径の大きな穴を開ける場合は、線材をニッパーで切断していけば開けられます。網目の数個分くらいの穴なら、先の尖った錐やポンチのような物を網目に刺してグリグリ押し込んで目を広げればいいでしょう。
- メッシュの焚き火台が徐々にユーザー数増やしていますが、大きめの「ザル」でも問題無いですか?
Doの鉄製トライポッドに、店で使ってた古くなったステンレス大ざるに3本チェーンを取り付けて吊るして焚火をしたところ、良く燃えました。でも、火を調理や湯沸かしなどに有効利用しにくいのと嵩張るので、1回やったきりザルは廃棄処分しました。
メッシュ焚き火台は料理もできて身軽なキャンプの必須アイテム
メッシュ焚き火台は軽量でコンパクトな収納力が期待できる、アウトドア用品の一つ!キャンパーには欠かせないアイテムになりつつあり、注目している方も多いでしょう。
五徳などを使用することで料理も楽しめるため、普通の焚き火台と同じように使用することが可能!
できるだけ荷物を減らしてスマートなキャンプを楽しみたいという方は、メッシュ焚き火台をチェックしてみてはいかがでしょうか?
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。