テントコットを自作してみよう!高床式なので雨の日やソロキャンプでも快適
テントコットを自作する方法について紹介します。テントコットは高床式となるため、キャンプを快適にすることができる便利なアイテムです。テントコットを自分が好きなスタイルに自作する方法や、おすすめのアイテムなどをまとめてみました。ぜひチェックしてください。

目次
- テントコットを自作してみよう
- テントコットの自作の方法を紹介
- ①広めのコットを準備する
- ②自立式かポップアップテントを用意する
- テントコットの自作するときの3つのポイント
- コットは最低70cm以上にする
- テントは若干大きくても大丈夫
- フライシートがあれば雨天時でも安心
- 自作に使えるコットおすすめ3選
- おすすめコット①:DOD/ワイドキャンピングベッド
- おすすめコット②:オガワ/ハイ&ローコットワイド
- おすすめコット③:サーマレスト/LuxuryLite Mesh Cotエクストララージ
- 自作テントコットのコット部分【比較表】
- コットの上に乗せるのに最適なソロ用テント3選
- コットの上に乗せるテント①:フィールドア/ポップアップメッシュテント
- コットの上に乗せるテント②:テンマクデザイン/モノポールインナーテント
- コットの上に乗せるテント③:アルパインデザイン/ポップアップシェルターテント II
- 自作テントコットのテント部分【比較表】
- まとめ:テントコットの自作で組み合わせ自由にカスタマイズ
テントコットを自作してみよう
キャンパー達に話題の「テントコット」は、地面から離れているため冷気を防いだり、雨などで湿った地面からも守られます。また、地面のデコボコなども直接当たらないため、寝心地もよいこともメリットです。設営や撤収も簡単なのでとても便利なアイテムと言えます。
ただし、サイズが大きいというデメリットもあるため、自分に合うテントコットが欲しいと思っている方もいるのではないでしょうか。そんな方におすすめなのは、テントコットを自作することです。この記事では、テントコットを自作する方法やおすすめのアイテムについて紹介しています。
自分好みのテントコットが欲しいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
テントコットの自作の方法を紹介
テントコットの自作方法について紹介します。実際にどのような方法で作ればいいのか、何を準備したらいいのか知りたい方はチェックしてみましょう。
①広めのコットを準備する
テントコットを自作するために、まずは広めのコットを用意しましょう。コット選びは、自身に合うサイズを選ぶことが大事ですが、広めのコットの方が何かと便利で快適です。軽く横になる程度ならよいですが、睡眠をしっかり取るためにはやや広い方が安心だと言えます。
まだ、コットを持っていない方は選ぶ際にやや広めを意識しておくとよいでしょう。
②自立式かポップアップテントを用意する
用意するテントは、自立式かポップアップテントにします。コットと相性がいいと言われているフィールドコアの「ポップアップメッシュテント」などがおすすめです。コットの上にテントを張っていきますが、サイズ的には同じくらいかややテントが大きいくらいが目安となります。
サイズが大きく異なると設置が難しいので、サイズを確認してからテントを選ぶようにしましょう。
コットの上にテントを設置したら、四隅をベルトや紐で固定していきます。動画では、ミニサイズのテントコットを作っているので、非常にコンパクトなサイズです。ベルトを使って固定していますが、テントの形状によってベストな方法を選んでください。
テントコットを自作する方法は、さほど大変な作業はないので初心者でもチャレンジしやすいと言えるでしょう。
テントコットの自作するときの3つのポイント
テントコットを自作するときのポイントについて紹介します。せっかく自作のテントコットを作るなら、使いやすく仕上げたいですよね。テントコットを自作する場合に知っておきたいポイントについて、みていきましょう。
コットは最低70cm以上にする
テントコットに使用するコットは、最低でも横幅70㎝は必要となります。60㎝以下のものは、軽量でスリムなので便利ですが、幅に余裕がなくなるため使いやすいとは言えません。そのため、テントコットを自作する場合、コットを選ぶ際は横幅70㎝以上のものがおすすめです。
横幅70㎝以上のコットとなるとやや重量がかさみますが、寝心地を考えるとこれくらいの幅は必要となります。
テントは若干大きくても大丈夫
テントコットに使うテントは、少し大きめなサイズでも問題ありません。ジャストサイズであれば一番いいですが、自作の場合選ぶのがなかなか難しいものです。テント選びは、ややサイズが大きなものもチョイスに入れておくとよいでしょう。
小さいサイズのテントでは、コットがはみ出してしまうことになりますが、やや大きめなテントであれば調整することでテントコットに使うことが可能です。
フライシートがあれば雨天時でも安心
自作のテントコットで宿泊する場合、雨の心配もあります。雨などの悪天候に備える場合は、フライシートを用意しておくと便利です。テントにフライシートが付いていれば問題ありませんが、ついていないテントもあります。
フライシートがついていないテントの場合は、別途フライシートを用意しておくと安心です。
自作に使えるコットおすすめ3選
自作でコットテントを作るためのおすすめコットを紹介します。ポップアップテントや自立式テントに装着するためには、ワイドさが重要です。おすすめのコットを参考にしてください。
おすすめコット①:DOD/ワイドキャンピングベッド







テントコットにおすすめのDOD「ワイドキャンピングベッド」は、ワイドなサイズが特徴のロースタイルコットです。ワイドサイズなので、ゆったり快適な睡眠を取ることができます。幅77㎝で縦190㎝のサイズは、大柄な男性や高身長の男性でも安心して使うことが可能です。
また、ウサギマークがワンポイントのDODのデザインは、シンプルながらもおしゃれさが人気となっています。
サイズ | (約)W77×D190×H19cm |
重量 | (約)4.4kg |
静止耐荷重 | 100kg(目安) |

安くて快適
評価:リーズナブルで、幅もあり寝心地も快適です。ただ、組み立てがやや大変なことがネックになるかもしれません。
おすすめコット②:オガワ/ハイ&ローコットワイド






人気アウトドアブランドogawaの「ハイ&ローコットワイド」は、ゆったりサイズであるだけでなく高さ調節も可能なコットです。高さ調節は、脚の差込口を変えるだけなので、とても簡単に調節することができます。コットの幅は、71㎝とゆったりサイズで安定感ある作りが特徴です。
高さ調節できるため、キャンプ場の状態で高さを変えることができるのはメリットです。自作のテントコットにおすすめのタイプとなります。
サイズ | 191×71×高さ42/25cm |
重量 | 約5.2kg |
耐荷重 | 120kg |

大柄な自分でも安心
評価:値段は高いですが、幅や寝心地はバッチリです。大柄な自分でもきしむような音はしません。重さはありますが、車での移動であれば大丈夫でした。
おすすめコット③:サーマレスト/LuxuryLite Mesh Cotエクストララージ



サーマレストのメッシュコットは、通気性に優れたコットです。夏場のキャンプにおすすめのコットで、快適な寝心地となっています。また、強度に優れたアルミ素材をフレームに使用しているので、安定感もあることが特徴です。
サイズ展開がありますが、エクストララージはゆったりサイズなので余裕があるのでテントコットにおすすめのサイズとなります。
サイズ | 約76×196cm |
重量 | 約2008g |
耐荷重 | 約158.8kg |

3シーズン使用できる
評価:メッシュ素材なので3シーズン使っています。快適な寝心地ですが、組み立てだけ慣れるまで大変なのでコツが要ります。
自作テントコットのコット部分【比較表】
ブランド |
DOD |
オガワ |
サーマレスト |
---|---|---|---|
商品名 |
ワイドキャンピングベッド |
ハイ&ローコットワイド |
LuxuryLite Mesh Cotエクストララージ |
商品画像 |
![]() |
![]() |
![]() |
特徴 |
・リーズナブルな価格 |
・高さ調節可能 |
・メッシュ素材 |
商品リンク |
楽天市場(34,100円) | 楽天市場(21,800円) | 楽天市場(34,100円) |
コットの上に乗せるのに最適なソロ用テント3選
テントコットにおすすめのテントを紹介します。使いやすく簡単に設置できるタイプのテントをピックアップしました。自作のテントコットを検討している方は、ぜひチェックしてください。
コットの上に乗せるテント①:フィールドア/ポップアップメッシュテント








フィールドアの「メッシュ ワンタッチ ポップアップテント」は、メッシュ素材のソロ用テントです。ワンタッチで簡単に設営できるため、自作のテントコットにおすすめとなります。カンガルースタイルと言われるタイプで、コットとのサイズ感がいいタイプです。
ベルトを使ってコットに固定できるので、テントコットを自作する際に簡単という点もおすすめとなります。
サイズ | (約)230cm×70cm×70cm |
重量 | (約)1kg |
材質 | 生地 : ポリエステル フレーム : グラスファイバー |

コットにちょうどいいサイズ
評価:コットの上に乗せて使いました。夏だったのでちょうどよく、星空を眺めながら寝るという最高の体験ができました。ただ、夜露を防ぐ’ためにはタープがあった方がいいですね。
コットの上に乗せるテント②:テンマクデザイン/モノポールインナーテント





テンマクデザインの「モノポールテント」は、自立式のテントです。シェルターやタープの下での使用を目的に作られているため、フライシートはついていません。コンパクトで簡単な設営が魅力のテントです。テントコットとして使いたい場合は、やや安定性に注意して設置をしてください。
また、入口はメッシュにすることもできるので、通気性をよくすることもできます。
サイズ | 210×70×97(高さ)cm |
重量 | 1.28kg |
素材 | ウォール/ポリエステル68D、ポリエステルメッシュ、・フロア/ポリエステルタフタ68D(PUコーティング) |

コットのサイズを確認する必要あり
評価:コットの上で使用したかったのですが、自分のコットでははみだしてしまいました。テント自体は設営が簡単でよかったのですが、コットのサイズによるかもしれません。
コットの上に乗せるテント③:アルパインデザイン/ポップアップシェルターテント II










アルパインデザインの「ポップアップシェルターテントII 」は、コットに接続可能なタイプのポップアップテントです。設営も簡単で、フライをかぶせるだけで完了します。さらに、収納もコンパクトになるためソロキャンパーでも持ち運びしやすいことも特徴です。
また、ベンチレーションが2か所あるため、通気性もよく快適に過ごすことができます。
サイズ | 約253×203×80(h)cm |
重量 | 約2.6㎏ |
耐水圧 | 1,500mm |

ローコットにおすすめ
評価:ローコットに設置して使いました。サイズも高さもちょうどよく設置でき、快適に過ごすことができました。ハイコットだと少し設置が厳しい感じもしたので、ローコットにおすすめです。
自作テントコットのテント部分【比較表】
ブランド |
フィールドア |
テンマクデザイン |
アルパインデザイン |
---|---|---|---|
商品名 |
メッシュ ワンタッチ ポップアップテント |
モノポールインナーテント |
ポップアップシェルターテント II |
商品画像 |
![]() |
![]() |
![]() |
特徴 |
・メッシュ素材で通気性あり |
・自立式テント |
・簡単設営 |
商品リンク |
楽天市場(6,050円) | 楽天市場(4,748円) | 楽天市場(7,150円) |
まとめ:テントコットの自作で組み合わせ自由にカスタマイズ
テントコットを自作する方法やおすすめのアイテムを紹介しました。じわじわと人気となっているテントコットですが、少々値段が高いことがネックと言う方は、自作してみることをおすすめします。既製品のテントコットは重量があるため、ツーリングの方にとっては負担です。
そのため、ツーリングの方にもおすすめできます。コストを抑えて自分好みのテントコットを自作して快適なキャンプを満喫しましょう。

この記事のライター
minak1
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