火打ち石を使った着火方法は?おすすめ商品や使い方をリサーチ
火打ち石を使った着火方法を解説します。初心者でも着火しやすいおすすめの火打ち石も紹介しています。キャンプの焚き火を火打ち石で着火するために、必要な道具の使い方もリサーチしました。マッチやライターを使わない原始的な着火方法に興味がある人は要チェックです。

目次
火打ち石を使った着火方法やおすすめ商品を紹介!

キャンプで薪や炭に着火するとき、マッチやライター、バーナーなどを使えば、初心者でも簡単に火が起こせます。しかし、せっかく非日常のキャンプを楽しむなら、火打ち石による着火に挑戦してみてはいかがでしょうか。
この記事では、火打ち石の使い方や、火花をうまく飛ばすコツをまとめました。ネット通販で購入できる本格的な火打ち石も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
火打ち石を使った着火方法とコツ
必要な材料
- 火打ち金
- 火打ち石
- 麻紐
- チャークロス
「火打ち石」という名称がよく知られていますが、実際の火花は火打ち金の金属片が発火して発生します。打ち付ける石は硬く角のある形状のものが使いやすいです。
麻紐は火花を移す火口としての役割があり、ナイフの刃でこすって細かくほぐしておきます。チャークロスは炭化した綿の布で、着火剤として使用します。
使い方
- 利き手でない方の手のひらの上に、ほぐした麻紐を置く
- 麻紐の上にちぎったチャークロスを乗せる
- チャークロスの上に火打ち石を乗せて指で押さえる
- 利き手に火打ち金を持ち、火打ち石を削るように素早く打ちつける
- チャークロスで火花を受け止め、火種を作る
- チャークロスから麻紐に引火した火種に息を吹きかけて空気を送り、燃焼を促す
火打ち石と麻紐の両方を手に持つのが難しい場合は、麻紐を地面に置き、火打ち金と火打ち石を近づけて火花を引火させます。火打ち金を打ちつけるときは、手を保護するため手袋を着用しましょう。
着火しやすくするコツ
火打ち金を火打ち石のとがった部分に打ち付けると火花が発生しやすいです。とがった部分が無い場合は、火打ち石を割って角を作ります。
チャークロスは手でちぎって使用すると、繊維が毛羽立った部分が露出するので容易に引火します。使い慣れないうちは、着火できない場合も想定して、ライターやマッチなど他の着火手段も用意しておきましょう。
火打ち石のおすすめ商品
宮忠/火打ち石お試しセット


伊勢の老舗祭具用品店である宮忠の製品で、火打ち金とお試し用の石がセットになっています。お試し用の石は、水晶、ローズクォーツ、アメジストの3種類。どれも火花が飛びやすいようとがった角ができやすく、実際に火起こしに使用できます。
サイズ | 100×56×12mm(火打鎌) |
重量 | 火打鎌:45g・石:40g |
セット内容 | 火打鎌・火打ち石3種 |

見た目もきれいな火打ち石セット
評価:火花が出やすいよう角がたくさんある状態で出荷されているので、使いやすいです。きれいな石で見た目も華やかです。
PSKOOK/火打ち石


火打ち石で火を起こすために必要な道具一式のセットです。火打ち金と火打ち石の他、焚き火の火種を維持するのに欠かせない火吹き棒が付属しています。セット内容のアイアンボックスと綿布でチャークロスが手作りできます。
サイズ | 9.5×5.3×0.4cm(火打鎌) |
重量 | 200g |
セット内容 | 火打ち金・火打ち石・火吹き棒・綿布・アイアンボックス |

持ったときに安定する形状
評価:打ち金が握りやすい形状で、打ち付けたときにぶれません。初めてでも数回練習すればすぐに火花を起こせました。
野宿の匠/切り火セット


伝統的なカスガイ型火打ち金と火打ち石のセットです。火打ち石にはパワーストーンとしても知られるメノウを使用しています。経年劣化加工が施された火打ち金は、焚き火の火起こしの他、出発前の安全祈願や厄除けの「切り火」にも使えます。
セット内容 | 火打ち金・火打ち石 |

経年劣化加工で味わいがある
評価:木製の持ち手に焼印が施されており、使い込まれたような雰囲気が気に入っています。
BushCraft/ 5in1フリントストライカー


ナスカンでチェーンに連結しており、ペンダントのように首からかけられる火打ち金です。火打ち金としてだけでなく、メタルマッチのストライカー、救援要請のためのシグナルミラーなど5つの機能が付随しています。
最低限の道具で活動するブッシュクラフトやサバイバル体験におすすめです。
サイズ | 70×30×3.5mm |
重量 | 47g |

実用的で見た目もおしゃれ
評価:ミニマルな見た目に加え、実用性も十分で、キャンプで焚き火をするときはいつも持って行っています。
火打ち石を使った着火方法をマスターしよう!

火打ち石で火を起こすには、鋼鉄の打ち金と火打ち石を接触させて火花を起こし、火口に引火させるという手順で行います。火打ち石を使った原始的な使い方を実践することで、マッチやライターが無い時代の火起こしを体験できます。
シンプルな道具である火打ち石は、ブッシュクラフトや子ども向けの体験学習にもおすすめです。慣れないうちは、着火できなかった場合に備えて、別の着火手段も用意しておくとよいでしょう。

この記事のライター
miyajimaworks
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