パラコードの使い道はアレンジ次第で豊富!ガイロープとの違いは?

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パラコードの特徴や使い道について徹底的に調査しました。キャンプに活かせるパラコードの使い道や、アレンジ方法についても詳しく解説しています。ロープワークの基本といわれる便利な結び方も紹介しているので、ぜひアウトドアで取り入れてみてください。

パラコードの使い道はアレンジ次第で豊富!ガイロープとの違いは?

目次

  1. パラコードの使い道やガイロープとの違いを徹底解説!
  2. パラコードの特徴とガイロープとの違い
  3. 特徴①使い方アレンジが無限大
  4. 特徴②コスパが良い
  5. 特徴③芯が入っている
  6. 特徴④種類が多い
  7. パラコードとガイロープの違い
  8. パラコードのキャンプでの使い道
  9. 使い道①テントの張り網・補強に使う
  10. 使い道②タープの設置・補強に使う
  11. 使い道③テントマットの連結に使う
  12. 使い道④物干し代わりにする
  13. 使い道⑤荷物をまとめる
  14. 使い道⑥ストラップ・ブレスレットにする
  15. 使い道⑦斧のネックガードにする
  16. 使い道⑧焚き火の着火剤として使う
  17. パラコードの主な結び方
  18. 結び方①もやい結び
  19. 結び方②自在結び
  20. 結び方③二重八の字結び
  21. 結び方④中間者結び
  22. パラコードの使い道に関するQ&A
  23. パラコードは使い方が無限大の便利アイテム!

パラコードの使い道やガイロープとの違いを徹底解説!

パラコードは「パラシュートコード」の略称です。もともとの使い道は、パラシュートに体を吊るすための道具として使用されていました。最近では丈夫で強度があることから、アウトドアで活用する人が増えています。
使い道は多くさまざまなアレンジが楽しめるため、1つ持っているだけで安心するとキャンパーの間でも人気です。キャンプでも活躍するパラコードの使い道やガイロープとの違いについて詳しく解説します。

パラコードの特徴とガイロープとの違い

特徴①使い方アレンジが無限大

パラコードの使い道はアウトドアだけではありません。ブレスレットや小物など、アクセサリー作りにも活用できると人気です。
パラコードは糸をほぐして使用できるため、好みのサイズに調整して靴紐として使うこともできます。バックルなど他のパーツと合わせれば、よりアレンジが楽しめますよ。

特徴②コスパが良い

パラコードは太さや長さによって価格が異なります。ホームセンターやネットショッピングで一般的に販売されるものだと、約1000円~1500円で購入できます。1束30mで販売されているものが多く、小物使い程度の使い道であれば十分な長さです。
コスパが良いため、気兼ねなく使えるのは嬉しいポイント。最近ではキャンプグッズが豊富に揃うダイソーでも販売されていますよ。

特徴③芯が入っている

パラコードの中には芯が入っているため、強度があり丈夫な作りです。主に5芯・7芯・9芯が販売されており、用途によって中の芯の本数が選択できます。強度は落ちてしまいますが、芯を抜いて太さを変えることもできますよ。

特徴④種類が多い

パラコードは種類が豊富で、販売店によって太さ・色・柄・芯の本数など細かく違いがあります。太いほど丈夫ではありますが、あまりに太すぎるとブレスレットや小物作りには向きません。
逆にキャンプなどアウトドアで使用する場合は、ある程度の太さが必要になります。パラコードは、用途に応じた使い道ができるのが魅力です。

パラコードとガイロープの違い

キャンプでは、パラコード・ガイロープという言葉をよく耳にします。ガイロープは、テントやタープを張る際に使用するロープのことです。素材やメーカーに関わらず、テントの張り網として使用すればガイロープと呼びます。
パラコードは、紐の種類のことです。2つの意味は異なりますが、パラコードをテントの張り網として使用すれば、ガイロープと呼べます。

パラコードのキャンプでの使い道

使い道①テントの張り網・補強に使う

キャンパーにとって最も便利な使い道は、テントの張り網をパラコードに変えて使うことです。パラコードが太すぎると結びにくいので、4mm幅がおすすめ。また風の強い日など、テントを補強したい時にもパラコードは使用できます。
テントや既存の張り網とは違うカラーのパラコードを使用すれば、いつもと違った気分でキャンプが楽しめますよ。

使い道②タープの設置・補強に使う

タープのせり上げを変更したい時にも、パラコードで代用がききます。ロープを紛失してしまったり、足りなくなった時にも便利です。キャンプに行く際は、使い道が決まっていなくても、バックに1本忍ばせておくと緊急時に役立ちますよ。

使い道③テントマットの連結に使う

テントマット

テント内に複数のマットを使用する時は、パラコードを使ってマット同士を連結させてしまいましょう。繋ぎ合わせることでマットがズレる心配がありません。連結させるためだけの使い道であれば、パラコードは細い方が使い勝手が良いので、2mm幅がおすすめです。

使い道④物干し代わりにする

パラコードを木と木の間に張れば、あっという間に簡易物干しの完成です。木以外にも、車やポールなど丈夫なものに結び付ければ簡単に物干しが作れます。
濡れたキャンプ用品をそのまま収納すると、カビが生えてしまう可能性があります。そのため使用したタオルや濡れたテントを乾かせる物干しは、とても便利な使い道です。

使い道⑤荷物をまとめる

キャンプに行くと、どうしても荷物が多くなってしまいます。荷物がバラバラになって持ち運びに不便を感じたら、パラコードを使って荷物をまとめる使い道がおすすめ。
まとめるだけであれば強度は必要としないため、2mm幅のパラコードで十分です。荷物がコンパクトになって、移動にかかる時間も短縮できますよ。

使い道⑥ストラップ・ブレスレットにする

パラコードは、ストラップやブレスレットなどアクセサリーとしての使い道が人気です。ストラップを作れば、小物を鞄に取り付けて手荷物を減らすことができます。ブレスレットは作り方も簡単で、好みのカラーを選んでオリジナル品が作れますよ。
パラコード自体がアウトドアの向きデザインなため、コーディネートにも合わせやすいです。また緊急時にはブレスレットをほどき、ロープとして活用する使い道もあります

使い道⑦斧のネックガードにする

薪割りの際に、薪が斧にあたっても傷つかないよう、パラコードでネックガードを作る使い道も人気です。パラコードを巻き付けるだけなのでとても簡単ですよ。
作り方は、まず巻き付けたい位置を確認し、輪っかを作ります。次に緩みが出ないよう、ネック部分にクルクルと巻き付けていきます。最後まで巻けたら、最初に作った輪の中にパラコードを通し引っ張ってください。仕上げにパラコードの端をライターで炙り、ほつれが出ないよう整えれば完成です。

使い道⑧焚き火の着火剤として使う

パラコードの芯は着火剤になっています。火起こしをしたい時は、パラコードをほぐして芯だけを取り出してください。ライターとパラコードさえあれば簡単に火起こしが可能になるので、まさにキャンプに持ってこいの使い道です。

パラコードの主な結び方

結び方①もやい結び

  1. 数字の6を描くように輪を作る
  2. ロープの先端を輪の下から通す
  3. ロープの先端を、反対側のロープの下にくぐらせる
  4. ロープ先端を輪の上から通す
  5. 引っ張って絞れば完成

もやい結びはロープワークの基本で、キャンプでも1番よく使う方法です。本来は船を繋いでおくために使われた結び方なので、丈夫でほどけにくい特徴があります。キャンプでは、テントの張り網をテント本体にくくりつける際に便利な結び方です。

結び方②自在結び

  1. ペグなどの対象物にロープをひっかける
  2. ロープを交差させ、できた輪の中に上から下に紐を通し結び目を作る
  3. 2でできた結びより離れた場所に、同様の結び目を作る
  4. 2と3の間にできた輪の中に、ロープ先端を上から下に通す
  5. 3の結び目より手前に結び目を作り完成

自在結びは、完成した結び目を動かすことでロープの張りが調整できます。そのため、テントやタープの設営に必要な自在金具の役割を果たしてくれます。使い道は豊富なので、知っておくと便利な結び方ですよ。

結び方③二重八の字結び

  1. ロープを2つ折りにする
  2. 折り返し部分が上になるよう輪を作る
  3. ロープの先端を本体の紐に巻きつけるよう下からくぐらせる
  4. 輪の中にロープ先端を上から通す
  5. ロープ両端を引っ張り完成

二重八の字結びは、もやい結びよりもさらに丈夫な輪っかが作れる結び方です。キャンプでは、テントを張る際にポールに引っ掛る輪っかとしての使い道が人気ですよ。

結び方④中間者結び

  1. 手のひらにロープを3回巻きつける
  2. 真ん中のロープを左側のロープの下に通す
  3. 1番左にきたロープを、上から右端にもっていく
  4. 右端にきたロープを左2本のロープの下をくぐらせ左端にもっていく
  5. 両側から引き締めていくと輪っかの完成

中間者結びは、ロープの中間に強度のある輪が作れる結び方です。ランタンかけとして使用したり、輪を連続して作れば、さまざまな小物を吊り下げることが可能。各自のキャンプスタイルによって、使い道は無限に広がります。

パラコードの使い道に関するQ&A

パラコードは伸縮性がありますか?
パラコードは、一般的にナイロン製・ポリエステル製・ポリプロピレン製の3種類が販売されています。
ポリエステル製とポリプロピレン製は伸縮性がないですが、ナイロン製であれば伸縮性は多少あります。伸縮性を必要とする場合は、素材を見てえらんでください。
芯の多さで強度に違いはありますか?

パラコードの内芯が多ければ多いほど、強度は上がります。よく目にする5芯・7芯・9芯の中では、9芯の強度が最も高いです。ただし芯の本数が多い分、多少太くなってしまうので、使用用途に合わせた強度・太さを選んでください。

防水性はありますか?

パラコードは、吸湿性が低く速乾性がある素材です。そのためアウトドアで使用する際も安心です。ナイロン製に比べると、ポリエステルやポリプロピレン製の方が、耐水性には優れていますよ。

パラコードは使い方が無限大の便利アイテム!

パラコードは種類が豊富で、自分好みにアレンジのきく便利なロープです。キャンプだけでなく、ブレスレットなどアクセサリーとしても人気で、使い道は豊富にあります。結び方をマスターすれば、アレンジを加えて世界に一つだけのオリジナル作品も作れますよ。
パラコードの使い道に決まりはありません。1つ持っておけば役立つことが多いので、ぜひ活用方法を参考にしてくださいね。
Emi

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