ハンモックスタンドの自作方法まとめ!作り方を覚えてアウトドアを満喫
ハンモックスタンドを簡単に自作する方法を解説します!アウトドアにあると便利なハンモックスタンドを、丸棒や角材を使って自作する方法をまとめました。室内でも使える簡単な作り方から、実際に使う時に安定して自立させるポイントまでを紹介しています。

目次
ハンモックスタンドの自作方法を紹介!

ハンモックスタンドの自作法①チェア型
チェア型のハンモックスタンドの自作は、公園にあるブランコの外枠を造るイメージをしてください。左右両方の支柱に1本の梁となる材料を渡して、そこにハンモックを吊り下げるのがチェア型ハンモックスタンドです。
用意する材料と工具・作り方手順
- 角材 5本(160cm)
- ソーホースブラケット 2個
- フック 2本
- 2本の角材の上部にソーホースブラケットを取り付けます。
- もう2本の角材にも同様にソーホースブラケットを取り付けます。
- 残りの1本の角材に、ハンモックを吊り下げるフックを取り付けます。
- フックを取り付けた角材を梁のように、支柱の角材に渡して取り付けて出来上がりです。
特徴とポイント
ハンモックスタンドの自作法②一本足型
一本足のハンモックスタンドは、自作で最も簡単です。2本の樹木にハンモック渡して吊るすイメージで、木製材料が二本あれば作れ自作での作業も少ないハンモックスタンドの作り方になります。
用意する材料と工具・作り方手順

- 角材 2本(40~50mm角・100~150cm)
- 金具 アイボトル・アイナット・ワッシャー×2セット(ロープを通すため)
- ロープ 4本(5mほど)
- ペグ 8本
- 角材の先端にドリルで穴を開けます。
- 穴に金具をセットして、両方から締めます。
- 金具にロープの中央がくるように通します。(左右両側)
- 角材を地面に寝かせ、ロープを4本放射線状伸ばし、ペグでしっかりと止めます。
- ハンモックをひっかけ、角材を起こします。
- ハンモックを引っ張りながら、もう1本の角材もロープをペグで止めて出来上がりです。
特徴とポイント
ハンモックスタンドの自作法③二本足型
一本足のハンモックスタンドの次に簡単な作り方が、二本足ハンモックスタンドです。二本の丸棒をロープで縛る簡易な作り方もありますが、金具を使って固定する自作方法を紹介します。
用意する材料と工具・作り方手順
- 角材 4本(約40×50mm 150~200cm)
- 金具 アイボトル・アイナット・ワッシャー×2セット
- ロープ 4本(5mほど)
- ペグ 4本
- 角材の足元になる下部分を斜めにカットします。
- 角材の上部から10cmほどにドリルで穴を開けます。
- 角材2本に金具を通して、ワッシャーで固定します。
- アイナットの頭部分にロープを通します。
- 片方の角材を立て三角形に広げ、ロープを2方向に貼ってペグで地面に固定します。
- ハンモックをかけ、もう片方の角材も立ててロープを2方向に貼って固定します。
- ハンモックの中央に力をいれて、安定しているかを確認して出来上がりです。
安定して自立するハンモックスタンドにするため、足の長さとカットする部分の角度をそろえる点だけ気を付ければ、簡単に自作ができます。
特徴とポイント
ハンモックスタンドの自作法④スタンド型

チェア型、一本足、二本足とみてきましたが、自作の難易度が上がるのがスタンド型ハンモックスタンドです。それだけに、自作すれば好みのサイズになり、木製だけでもデザインの幅も広がります。
用意する材料と工具・作り方手順
- 土台部分角材 4本 (1000~1200cm)
- 土台をつなぐ角材 1本 (60cm)
- 足元部分用角材 2本 (80cm)
- 足部分角材 4本 (60cm)
- 支柱用角材 2本 (1100cm)
- 土台と足元をつなぐ角材 4つ (5~10cm)
- 金具(ボルト、ワッシャー、ナット) 10セット
- アイボトル 2本
- 角材を図面を確認しながらカットし、必要な部分に金具を通す穴を開けます。
- 土台となる部分、つなぐようの角材を挟むようとめて、長い土台から仮組みします。
- 足元部分と土台をつなげ、支柱と土台、足元になる部分を仮組します。
- 全体を見てバランスがよく組み立てられていれば、金具をきつくしめ固定します。
- 支柱の上部にアイボトルをつけ、ハンモックを吊るして出来上がりです。
木製ハンモックスタンドならではの、パーツをつなぐ部分の作業が重要になります。材料を必要な長さにカットしたら、不足がないか全体を並べて確認してから、つなぐ作業に入りましょう。
特徴とポイント
自作ハンモックQ&A

- 角材を使うと重くなるので、木製よりも軽く作れる材料は?
- 樹脂製パイプでハンモックスタンドを作る方法もあります。接続には専用のイレクターなどのパーツを使って組み立てます。軽いですが、強度の確認が大切になります。木製に比べて、上下よりも左右からの力に弱くなります。誤ってパイプを踏んでしまわないよう気を付けてください。
- 角材と丸棒、どちらを使った作り方が丈夫になりますか?
- どちらでも木製ハンモックスタンドになりますが、一般的には角材の方が強度があります。大人が使うハンモックであれば、角材が良いでしよう。丸棒でも同じように作れますが、2本をつなぐ部分では滑りやすく、金具で止めるのが難しいです。丸棒専用の金具も売られているのでそれを使うのがおすすめです。
- 色を付けたいけれど、おすすめの塗料は?
- 色を塗る場合は、ハンモックスタンドに使う角材や丸棒をカットして穴あけ加工などをしてから塗りましょう。木製材料に塗りやすく、アウトドアで使うなら耐水性のある塗料がおすすめです。塗料がはがれにくいように、木材の表面が荒れていたら、サンドペーパーで表面を磨いておくとよいでしょう。塗料をぬったらよく乾かしてから、組み立ててください。
ハンモックを自作して庭でもアウトドア気分!

アウトドアで使うハンモックは、とても気持ちが良いものです。自作の木製ハンモックスタンドを使えば、一層楽しく満足度も上がるでしょう。紹介した作り方を参考に、世界に一つだけのハンモックスタンドを作って、より心地よいハンモックを体感してみてください。

この記事のライター
ユキヤナギ
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