テントファクトリー「キャリーワゴン」の特徴と他社製品との比較まとめ
テントファクトリーの「キャリーワゴン」の特徴を解説します。比較されることの多いコールマンの「アウトドアワゴン」との違いについてもまとめました。テントファクトリーのキャリーワゴンについて、メリット・デメリットや口コミ、価格についても紹介します。
テントファクトリー「キャリーワゴン」の魅力を紹介!
アウトドア用のワゴンは、自動車が入れない場所へキャンプ用品を運ぶ際に大変重宝します。キャンプ場や野外フェスで見かけて、購入を検討している人も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめのアウトドア用ワゴンとして、テントファクトリーが手掛けるキャリーワゴンを紹介します。テントファクトリーのキャリーワゴンの特徴や口コミでの評判、比較されやすいコールマンの製品との違いについてもまとめました。
テントファクトリー「キャリーワゴン」の特徴
キャリーワゴンとは?
キャリーワゴンは、2012年に設立されたまだ新しいアウトドアブランド、テントファクトリーの製品です。
キャンプ道具の運搬が主な使用目的で、駐車場からキャンプサイトまで距離がある場合などに便利に利用できます。テントファクトリーのキャリーワゴンは、アウトドアで使いやすい形状で、テーブルとしても使えるなど便利な機能を多数備えています。
オールランドキャリーワゴン
出典: 楽天市場
TENT FACTORY(テントファクトリー)
オールランドキャリーワゴン グリーン
11,833円(税込)
これ一台でキャンプの荷物運びが楽々
アウトドアでの荷物運搬に便利な折りたたみ式のワゴンです。スチール製の丈夫なフレームで、80kgの荷重に耐えられます。
収納部分は容量約100リットルで、テントやチェアなどかさばりやすいキャンプ用品も余裕を持って乗せられます。 小回りの利くちょうどよいサイズで、まさにこんなキャリーが欲しかった!と口コミでも評価の高い製品です。
サイズ |
93×51×57cm |
収納サイズ |
53×21×75cm |
積載容量 |
約100リットル |
重量 |
9.8kg |
耐荷重 |
約80kg |
材質 |
本体:スチール(粉体塗装)、カバー:ポリエステル |
30代/女性
キャンプに必携の便利なワゴン
友人がキャンプで使っているのを見て自分も欲しくなり購入しました。購入前は、荷物は手で持って運ぶからとあまり必要性を感じず、価格も高いと思っていました。使ってみたら価格以上の便利さで、キャンプでは欠かせないアイテムです。
特徴①積載量が大きい
オールランドキャリーワゴンは丈夫なスチール製のフレームで支えているので、約80kgの荷重にまで耐えられます。また、容量は約100Lで、かさばるキャンプ用テーブルやチェア、クーラーボックスなどの運搬に便利です。
特徴②組み立てが簡単
オールランドキャリーワゴンは、折りたたんだ状態から、留め具を外して前後に広げるだけですぐに使用することができます。
特別な工具や強く押す力が必要なく、女性でも数秒で組み立てられます。収納するときも簡単で、中央部分を引っ張り上げて留め具をかけるだけでコンパクトな形状に戻ります。
特徴③専用バッグがついてくる
オールランドキャリーワゴンは、テントファクトリーのロゴが入った専用のキャリーバッグが付属しています。ポリエステル製なので汚れにくく、フルカバーでタイヤまですっぽり入れられます。使用後に自動車に乗せて持ち帰るときも、車内を汚すことがありません。
特徴④DタイプとWPタイプもある
オールランドキャリーワゴンのシリーズには、ノーマルタイプのほかDタイプとWPタイプがあります。D(Depth)タイプは、ノーマルタイプより深さが5cm深くなり、より多くの荷物が入れられます。
WP(Water Proof)タイプは、撥水性に優れた素材を底部に使用して、泥汚れなどもすぐに落とすことができます。DタイプとWPタイプを兼ね備えたオールランドワゴンDタイプWPという製品もあります。
特徴⑤カラーが選べる
オールランドキャリーワゴンはカラー展開が3種類あり、オリーブグリーン、パープル、テラコッタから選べます。さらにDタイプにはブラックとカモフラージュツリー、WPタイプはダークブラウンとオリーブグリーンとそれぞれ2種類展開です。
カラーが豊富なので、キャンプ場などで他の人と意図せずおそろいになってしまったということも少ないでしょう。
テントファクトリー「キャリーワゴン」のメリット
メリット①使いたい時にすぐに使える
テントファクトリーのキャリーワゴンは、折りたたんだ状態から数秒で広げられるのですぐに使うことができます。また、使わないときはコンパクトに収納できるので、玄関先や車の中に積んでも邪魔になりません。
メリット②サイズ感がちょうど良い
テントファクトリーのキャリーワゴンは、大き過ぎずちょうどよいサイズです。他のメーカーからは、もっと容量の大きな製品も販売されています。しかし、あまり大きすぎるとキャンプ中に邪魔になったり、積載したとき重すぎて運搬が大変だったりと扱いに困ります。
テントファクトリーのキャリーワゴンは、一般的なアウトドア用コンテナや折りたたみテーブルなどがぴったり収まります。使いやすいサイズは、口コミでも評判のポイントです。
メリット③走行が快適
テントファクトリーのキャリーワゴンは、キャスターの動きが滑らかで、舗装されていない場所でも無理なく走行できます。
持ち手の形も工夫されており、口コミでは子どもでもしっかりつかむことができるという記載がありました。方向転換もスムーズで、取り回しも楽にできます。
メリット④車輪の固定ができる
テントファクトリーのキャリーワゴンの取っ手がついている側の車輪は、ストッパーで固定することができます。キャリーワゴンが勝手に動くのを防止できるので、荷物の積み下ろしも安全です。また、森林のキャンプ場など傾斜の多いサイトでも便利に利用できます。
メリット⑤カバーの取り外しが可能
キャリーワゴンのフレームに取り付けられているポリエステルのカバーは、取り外すことができます。
取り外すときは、フレームとカバーを固定している側面4か所のバックルと、上部2か所、底1か所の面ファスナーを外します。取り外したカバーは水洗いできるので、清潔に保つことができます。
メリット⑥マンション住まいに便利
テントファクトリーのキャリーワゴンは、キャンプ場だけでなく自宅から自動車に荷物を積み込むときも活躍します。
特にエレベーターで昇り降りするマンション・アパート住まいの人におすすめです。荷物を抱えて何度も行き来しなくても、容量100Lのキャリーワゴンに乗せて運べば、一度の往復で大量の荷物を運搬できます。
メリット⑦テーブルとしても使用可能
テントファクトリーのキャリーワゴンに、オプションパーツのワゴンボードを置けばテーブルとして利用できます。運搬を終えたキャリーワゴンが有効活用できる上、別にテーブルを持って行く必要がないので荷物が減らせます。
テーブル用のワゴンボードはロール式なので、折りたたんでコンパクトに持ち運べます。また、キャリーワゴンは車輪の固定ができるので、テーブルとして使用したときも安定感があります。
ワゴンボードではなく、ちょうどよいサイズの板を渡して、オリジナルのテーブルにするのもよいでしょう。
メリット⑧色々なシーンで活躍
テントファクトリーのキャリーワゴンは、ちょうどよい積載量で取り回しも簡単なので、キャンプ以外にも様々なシーンで活躍します。
釣りや野外フェスなどアウトドアのレジャーの他、まとめ買いした品物を自宅に運ぶときにも重宝します。重い飲料のペットボトルが入ったダンボール箱や、かさばるトイレットペーパーも余裕で収まります。
メリット⑨価格がリーズナブル
テントファクトリーのキャリーワゴンは、丈夫で使いやすく口コミでも評判の良い製品ですが、価格も1万円前後とリーズナブルです。これからキャンプ用品を充実させたい初心者にも、おすすめできる価格です。
テントファクトリー「キャリーワゴン」のデメリット・注意点
デメリット①折りたたみ時のコンパクトさに欠ける
テントファクトリーのキャリーワゴンは、折りたたんでも幅53cm、高さ75cmあり、他のキャンプ用品と比べても大き目です。
自動車の積載に余裕がない場合は、もっとコンパクトに折りたためる他メーカーの製品のほうが適していると言えます。使用時だけでなく、オフシーズンの収納スペースも考慮して購入したほうがよいでしょう。
デメリット②自立しにくい
テントファクトリーのキャリーワゴンは、折りたたむと自立するようになっていますが、タイヤの向きによっては簡単に倒れてしまいます。しっかり自立させるためには、キャリーの軸を回転させて、タイヤの向きを一方向にそろえなければなりません。
片付けが忙しく、タイヤの向きを気にせずたたんでしまい、倒れたキャリーワゴンが人にぶつかったということがないよう注意しましょう。
デメリット③ハンドルロックが弱い
テントファクトリーのキャリーワゴンには、ハンドルを伸ばしたまま固定できるようハンドルロックがついています。
この部分に関して、ハンドルロックが弱く伸ばしたハンドルがすぐにストンと短くなってしまうといった口コミが、通販サイトなどで見られました。しかし、そのような不具合は起きていないという口コミもあり、製品によって差があると考えられます。
デメリット④収納バッグが使いにくい
テントファクトリーのキャリーワゴンには、専用のキャリーバッグが付属しています。バッグに収納するためには、まずカバーを広げて、折りたたんだキャリーワゴンに被せます。
そして、タイヤの上から蓋をするために、キャリーワゴンを持ち上げて寝かせるという手順が必要です。口コミでも収納に時間がかかるため、収納バッグは使っていないという意見が多いようです。
キャリーワゴンとコールマン「アウトドアワゴン」の比較
コールマン「アウトドアワゴン」とは?
出典: 楽天市場
Coleman(コールマン)
アウトドアワゴン
8,354円(税込)
愛用者の多い定番ワゴン
アウトドア用のワゴンと言えばこれ!と言えるほど口コミでも評判のよい定番製品です。
丈夫なフレームと大容量の収納部分が特徴で、キャンプだけでなくゴミ捨てや大型楽器の運搬など様々な場面で使用できます。しっかりした構造で耐久性が高く長く使用でき、1万円前後というリーズナブルな価格もポイントです。
サイズ |
106×53×100cm |
収納サイズ |
18×40×77cm |
荷台サイズ |
88×42×31cm |
重量 |
11kg |
耐荷重 |
約100kg |
付属品 |
フック付きラバーバンド、収納ケース |
40代/男性
信頼の老舗ブランド
他のメーカーの同価格帯の製品と迷いましたが、周囲で使用している人が多く、頑丈なフレームで信頼できそうなのでコールマンにしました。口コミの通り荷物がたくさん載せられて、Dカンでバンドがかけられる点も便利です。
コールマンのアウトドアワゴンは、荷重100kgまで耐えられる頑丈なつくりと115リットルの豊富な積載量が特徴です。
ワゴンの側面にはDカンがついており、付属のフック付きラバーバンドが引っ掛けられるようになっています。このバンドのおかげで、荷物を積み上げても荷崩れを防ぐことができます。
大容量のワゴンに荷崩れするほど荷物を載せて運ぶことを想定した、まさにアメリカの老舗アウトドアブランドらしいワゴンと言えます。
比較①サイズ感
アウトドアワゴンのほうがテントファクトリーのキャリーワゴンより一回り大きく、さらに多くの荷物を運搬できます。
ただ、サイズが大きい分、マンションのエレベーター内で邪魔になる、通路で曲がりにくいといった注意点もあります。キャリーワゴンと同様、オプションパーツを取り付ければ、長さ100m、幅55cmの広々したテーブルにもなります。
比較②組み立ての早さ
数秒で組み立てられるキャリーワゴンに対し、アウトドアワゴンはカバーを外して底板を入れる手順が必要です。このためアウトドアワゴンのほうが、数十秒程度組み立て時間が長くなります。
ただし、カバーに入れて収納するなら、キャリーワゴンは一度倒さなければならないので、アウトドアワゴンより時間がかかります。
比較③価格
アウトドアワゴンもテントファクトリーのキャリーワゴンも、1万円前後とほぼ同程度の価格です。ただ、アウトドアワゴンのほうが、ショップによっては価格が多少割高である傾向が高いようです。
比較④折りたたみ時のコンパクトさ
アウトドアワゴンのほうが折りたたんだときの高さ、幅がコンパクトになります。また、キャリーワゴンは折りたたむと倒れることがありますが、アウトドアワゴンはきちんと自立します。
積載に余裕がない場合や、オフシーズンの保管場所が十分でない場合は、コンパクトになるアウトドアワゴンのほうがおすすめです。
テントファクトリー「キャリーワゴン」についてのQ&A
- テントファクトリーのキャリーワゴン別売りオプションには、テーブル用ワゴンボードの他にどのようなパーツがありますか?
荷物が落ちないようカバーするハイメッシュカバー、インナーバッグとして使用するハイメッシュキャリーバッグがあります。この他に前輪のみですが交換用ホイールがあるので、長く使用してガタつきが気になったら交換できます。
- 箱から開封してすぐの新品は独得のにおいがあるという口コミがありますが、臭いはとれますか?
環境によりますが、ほとんどの場合、臭いがあっても使用しているうちに気にならなくなるようです。カバーは丸洗いできるので、気になる場合は洗濯して外に干すとよいでしょう。
- 雨の日用の専用レインカバーはありますか?
テントファクトリーのキャリーワゴンには専用のレインカバーがありません。コールマンのアウトドアワゴンには、オプションパーツのレインカバーがあります。
使用中の急な雨には手持ちのシートなどで対応しましょう。フレームがスチール製なので、雨などで濡れたら錆びないよう拭いておきましょう。
テントファクトリー「キャリーワゴン」の魅力まとめ
テントファクトリーのキャリーワゴンは、キャンプ用品の運搬にぴったりな、ほどよいサイズ感が魅力です。組み立てが簡単なので、アウトドアのレジャーだけでなく、まとめ買いした荷物の運搬など日常的に使用できます。
林道や砂利道でも快適に走行できるので、ぜひテントファクトリーのキャリーワゴンの便利さを実感してみてください。
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