スノーピックのコット「ハイテンション」を詳しく紹介!

キャンピングベッドとも呼ばれるコットは、地面の状態を気にせず設置でき、ベンチや小物置き場としても活躍します。中でもスノーピークのコット「ハイテンション」は安眠性を重視した設計で、気になっている人も多いでしょう。
そこでこの記事では、スノーピークのコット「ハイテンション」の特徴やメリット・デメリットを解説します。スノーピークと他メーカーのコットとの比較もまとめていますので、参考にしてみてください。
スノーピークのコット「ハイテンション」の魅力
■ハイテンション
使用時サイズ | 200×65×高さ32cm |
収納時サイズ | 125×16.5×14.5cm |
重量 | 6kg |
材質 | 生地:PVC加工600Dポリエステル、フレーム:アルミニウム合金・ステンレス |

適度な反発力で快適
評価:スノーピークのコットは、シートの張り具合が丁度よく、寝転ぶと適度な反発力があって安眠できます。ベンチとして座ったり一時的に物を置いたりキャンプ中ずっと便利に利用できます。
■魅力①簡単に設営できる
スノーピークの「ハイテンション」は4本の脚で本体を支えるシンプルな構造で、設営に手間取りません。
組み立てるときは、折り畳んだ脚を左右に広げ、スライド式のフレームを伸ばし、シートのスリーブに差し込むだけ。強い力で押し込むような作業がなく、キャンプ初心者でも短時間で組み立てられます。
■魅力②高さが丁度いい
スノーピークの「ハイテンション」は地上高32cmで、横になるときにも腰掛けるときにも丁度いい高さ。一般的にハイコットが40cm、ローコットが20cm前後ですから、おおよそ中間のサイズです。
テント内で仰向けになったときに天井が高く感じられる設計で、圧迫感がありません。コット下に靴や荷物が置けるスペースがあるのもポイントです。
■魅力③素材がしっかりしてる
スノーピークの「ハイテンション」はシート素材に600Dポリエステル使用で、しっかりした厚みの生地が体を支えます。PVC加工で撥水性があり、耐久性の高さにも注目です。
フレームはステンレスとアルマイト加工のアルミ製で錆びにくく、アウトドアで気兼ねなく使用できます。脚部分は2本のポールがX型に交差しており、安心して体重が預けられます。
■魅力④普段使いもOK
同じスノーピーク製品で別売りの床面保護カバーをプラスすれば、アウトドアだけでなく屋内での普段使いも可能です。フローリングやウッドデッキを傷つけないので、置く場所を選ばず、部屋キャンやベランピングが楽しめます。
スノーピークの「ハイテンション」は組み立てが簡単なので、ちょっとお昼寝したいときにさっと取り出して普段使いできます。
■魅力⑤布の張り替えサービスがある
スノーピークは製品のアフターサービスに力を入れており、著しい破損や製品の寿命でなければ、修理を依頼できます。経年劣化によるコットの布の張り替えは、およそ5,000円前後で、スノーピークのWebサイトから相談や見積もりが可能です。
スノーピークの製品は、愛着のある道具を修理しながら長く使用できる点がうれしいですね。
スノーピックコット「ハイテンション」のデメリット
■デメリット①作りがしっかりしているため重い
スノーピックのコット「ハイテンション」は重量6kgで、他メーカーのコットと比較しても重い方です。軽量化よりも快適な寝心地や耐久性を重視した構造であるため、車で出かけるキャンプや自宅での使用に適します。
ただし、スノーピークのコットは重量がある分、風で飛ばされにくく安定感があります。また、座ったときの傾きや衝撃もほとんど気になりません。
■デメリット②収納サイズが大きい
スノーピックのコット「ハイテンション」はケースに収納しても長さ125cmあり、コンパクトに収納したい場合には不向きです。テントやタープでも、収納すれば長さ100cm以下になる製品が多いですから、キャンプギアの中でも大型と言えるでしょう。
しかし、ケース収納時のサイズが大きい分、組み立てる際の手順が少なく、設置が簡単という特徴もあります。また、接合部分で起きやすいきしみなども抑えられ、快適性の向上につながります。
スノーピークコット「ハイテンション」のアクセサリー
■床面保護カバー
サイズ | 63×9.5cm |
材質 | ポリエステル |

外れにくいので安心できる
評価:スノーピーク純正品なので広げた脚にぴったりサイズで、使用中に外れる心配がありません。金属製の脚による摩擦が不安な床でも使用できますよ。
■キャンピングマット
サイズ | 198×77×6.2cm |
重量 | 1.9kg |
材質 | 75Dポリエステル |

設置や撤収が短時間でできる
評価:他のメーカーの製品に比べて、スノーピークのマットは寝心地の良さが抜群です。収納ケースを使ったエアの追加も簡単で、設置や撤収が素早く行えました。
他メーカーのコットとの比較
■比較商品①ヘリノックス タクティカルコット コンバーチブル
使用時サイズ | 190×68×高さ16cm |
収納時サイズ | 54×16.5cm |
重量 | 2.5kg |
材質 | 生地:ナイロン・ポリエステル、フレーム:アルミニウム合金 |

しっかりした反発力
評価:シート面はトランポリンのような張りがあり、横になったときに沈み込み過ぎず適度な弾力が気に入っています。
スノーピークコット「ハイテンション」との違い
高さ32cmのスノーピークに対して、こちらは16cmのローコットです。ただし、オプションパーツを導入してハイコットにもできます。携帯性を重視した設計で、重量・ケース収納時のサイズ共にスノーピークの半分以下です。
軽量なのでスノーピークよりも風で飛ばされる頻度が多めです。また、スノーピークよりパーツが多く、組み立て時にアームを押し込むなど力をかける作業があります。
■比較商品②WHATNOT 2WAYタクティカルコット
使用時サイズ | 190×70×高さ(37.5/16.5)cm |
収納時サイズ | 60×19×19cm |
重量 | 3kg |
材質 | 生地:600Dポリエステル、フレーム:アルミニウム合金 |

充実した機能でコスパに優れる
評価:リーズナブルな価格なのに海外の有名ブランドと同等の機能を備えていて、コストパフォーマンスの高いコットだと思います。
スノーピークコット「ハイテンション」との違い
WHATNOTのコットは、ケース収納時のサイズ60cm、重量3kgとスノーピークに比べて持運びに特化した作りです。また価格が2万円前後とスノーピークや他メーカーよりもかなりリーズナブル。
シートの張りはやや緩めで、スノーピークのコットよりも体の沈み込みが深く感じられます。
■比較商品③サーマレスト ラグジュアリーライトメッシュコット
使用時サイズ | 183×61cm(レギュラー) |
収納時サイズ | 46×18cm |
重量 | 1.62kg(レギュラー) |
材質 | 生地:500Dポリエステルメッシュ。フレーム:アルミニウム合金・プラスチック |

慣れれば組み立ても簡単
評価:とにかく軽量でコンパクトなのでツーリングにも気軽に持っていけます。当初、組み立てに手間取りましたが、何度か使っているうちにコツがつかめました。
スノーピークコット「ハイテンション」との違い
車で行くキャンプや自宅での普段使い向けのスノーピークに対して、登山やアウトドアでの携帯性に特化しています。軽量・コンパクトですが組み立てパーツが多く、スノーピークより設置に時間がかかります。
コット下にある程度の荷物が置けるスノーピークと異なり、高さ10cmのローコットです。スノーピークはワンサイズですが、サーマレストはレギュラーからエクストララージまでサイズ展開が豊富です。
スノーピークのコットを入手しよう!

スノーピークのコット「ハイテンション」は耐久性が高く丈夫な構造で、アウトドアの他、自宅での普段使いにもおすすめの品質です。一方で、やや重量があり、ケース収納時のサイズが大き目なので、携帯性や積載が気になる場合は要注意です。
スノーピークの「ハイテンション」は、アウトドア用品店の他、ネット通販でも入手できます。長く愛用できて快適に過ごせるコットを検討中なら、ぜひスノーピークをチェックしてみてはいかがでしょうか。
旅行とアウトドアが好きです。2匹の猫とゆったり過ごしています。