ミナミヌマエビの繁殖方法まとめ!卵発見・抱卵・孵化までの道のりは?

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ミナミヌマエビの繁殖方法について紹介しています。ミナミヌマエビ飼育で気をつけるポイント、抱卵に向けた準備、必要な道具、抱卵時の注意点などを解説。抱卵の舞についても説明していますので、ポイントを押さえて、かわいいヌマエビを繁殖させてみてください。

ミナミヌマエビの繁殖方法まとめ!卵発見・抱卵・孵化までの道のりは?

目次

  1. ミナミヌマエビの繁殖方法を解説!
  2. ミナミヌマエビとは?
  3. ミナミヌマエビの繁殖方法【交尾前】
  4. ミナミヌマエビの繁殖方法【抱卵・孵化】
  5. ミナミヌマエビの繁殖方法【稚エビの成長】
  6. ミナミヌマエビの繁殖方法まとめ

ミナミヌマエビの繁殖方法を解説!

ヌマエビ

半透明の小さな水槽の掃除屋さん、ミナミヌマエビの繁殖方法について徹底解説します!ミナミヌマエビは他のエビ類に比べて簡単に増やせるため、アクアリウム初心者にもオススメです。

オスメスの見分け方から抱卵する期間や時期の解説、繁殖の目印となる「抱卵の舞」や抱卵の舞の前兆についても説明します。読めばきっとミナミヌマエビを飼いたくなってきますよ。

ミナミヌマエビとは?

ミナミヌマエビは、十脚目ヌマエビ科に属する小型のエビで、一生を淡水で過ごす(陸封型の)ヌマエビです。日本、朝鮮半島、台湾、中国で生息が確認されており、水槽のコケ取り役としてヤマトヌマエビに並んで人気のエビです。

ヤマトヌマエビは水槽内では繁殖しないため、繁殖にも興味のある方はミナミヌマエビの飼育をしてみると楽しめるでしょう。

ミナミヌマエビ の特徴

ヌマエビ

オスは約2cm、メスは約3cmほどと小さいです。寿命は約1年で、春に生まれて数ヶ月で成熟し、メスには半透明な体に白い筋模様が現れます。水温が20℃を超える頃から産卵が始まり、翌春までには産卵を終えてその一生を終えることが多いです。

類似するヤマトヌマエビよりも小さいのが特徴です。川の中流から下流域、湖沼やため池などに生息します。雑食性で、野生の環境下ではコケや藻類の他、魚や小動物の死骸なども食べるようです。

体色には黒いような緑色が基本ですが、個体差が大きいです。赤いもの、白い半透明に見えるものなど地域や生息域により様々です。また外部の色の影響を受けやすく、黒い流木や枯葉の上では黒い色になります。反対に白いものの上では、透明度が増したり白い色に変わります。

小さな体のため、外敵に襲われることが多く、水草などの障害物の間で隠れるように生活しています。半透明の体色は敵から身を守るのに一役買っています。

繁殖の時期

春から夏が繁殖の時期となりますが、水槽での飼育環境下では、繁殖の時期以外でも水温を20℃程度に保てば抱卵・繁殖が可能です。水温が低い冬の時期にメスの体の中で卵が大きくなり、水温が20℃前後になると、産卵を始めます。

卵の大きさは1mm程度で、1匹のメスが38-130個ほど産卵します。卵は2週間〜1ヶ月の期間で孵化します。多くのエビは、ゾエアという幼生で生まれてきますが、ミナミヌマエビの場合は孵化直後からエビの形をしているのが特徴です。

といっても、非常に小さいため、目がよくない人には黒い点のように見えるかもしれません。

オスとメスの区別方法

水槽内にオスとメスが両方いて、初めて繁殖させることができます。一般的にオス(2cm程度)よりもメス(3cm程度)の方が大きいことが挙げられます。

その他にも、オスは腹部が直線的なのに対しメスは丸みを帯びている、メスは尻尾の裏のヒダが長いといった特徴があります。オスはメスの匂いを嗅ぎ分けるため、触角が発達しており、メスの1.5倍ほどの長さがあります。

ミナミヌマエビの繁殖方法【交尾前】

①必要な道具

アクアリウム
yamakazz
  • 水槽(45cm以上がオススメ)
  • ソイル(弱酸性の水質を保ちやすい)
  • ポンプ(酸素の供給)
  • 水草(エビの食料と隠れ家になる)
  • 照明(水草に光合成を促す)

飼育には特別な道具は必要ありません。一般に購入できる道具で繁殖させることができます以下の道具を用意してください。 屋外の場合はポンプは不要です。水温と水質が安定しやすいため、なるべく大きい水槽で飼育する方が良いでしょう。 

おすすめの水槽

出典: 楽天市場
コトブキ工芸
プログレ450
11,025円 (税込)
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45cm程度の水槽は扱いやすくオススメです。照明とセットになっているため、すぐに水槽を立ち上げられます。

水槽サイズ 幅46×奥行30×高さ34cm(水量:約42L) 
照明 フラットLED
40代/男性
40代/男性

リーズナブル、なのに透明度が高い

評価:

この価格帯の水槽ではアクリルの透明度が高くてオススメ。照明がLEDで明るいため、抱卵の舞もばっちり見える。卵の中で黒い目が動く様子まで見れて、子供も大喜びです。

②水質や温度を整える

温度計
geralt

道具は簡単なもので構いませんが、ミナミヌマエビは水質の変化には敏感です。しっかりと水質や温度を整えてからミナミヌマエビを入れることが大切です。

水槽を準備したら、光を当てて、コケを発生させましょう。水温は20~24℃に調整し、その後ミナミヌマエビを入れていくことで抱卵しやすい状態が維持できます。

③オスとメスを入れる

先に述べた通り、抱卵にはオスとメス両方いることが必須条件です。ショップでオスメスを選んで購入することは難しいので、まとまった数を購入し水槽に入れましょう。

成熟したミナミヌマエビを20匹以上入れるのがコツです。少ないとオスメスが偏ってしまう可能性があります。

環境づくりのコツは?

アクアリウム
huyphan2602 Unsplash
  • 魚類と混泳させないこと(卵や稚エビが食べられてしまう)
  • 水草を多めに入れ、稚エビが隠れられる環境を作る
  • 適度に光を当て、コケがなくならないように管理する
  • 適水温の20℃前後を保てるように日向日陰や水槽の置き場に注意する

適温を保ってやれば、自然と繁殖しますが、これらに注意すればよりスムーズに抱卵させられるでしょう。

ミナミヌマエビの繁殖方法【抱卵・孵化】

適切な温度で飼育すれば自然と抱卵

抱卵ミナミヌマエビ

適度な温度で飼育を続けていると、「抱卵の舞」が起こります。抱卵の舞とはオスがメスを追いかける求愛行動のことです。メスが脱皮をするとフェロモンが出てオスが水槽を泳ぎ回ってメスを探します。

この抱卵の舞の中でオスはメスを捕まえて交尾をします。抱卵の舞での交尾から数時間後にメスは卵を産んで、ヒダに抱えていきます。

卵の色の変化について

母エビのお腹についた卵は、最初は黄色や白い色をしていることが多いようです。お腹のヒダについた白い卵の中には何も見えませんが、日が過ぎるうちに稚エビが透けて黒い色に見えるようになってきます。

ミナミヌマエビが純血か混血かや、個体差によっても卵の色にも差があるようです。濁ったような白い卵になった場合は無精卵で腐っている場合があるので、水から取り出しましょう。最初から黒い卵を産むこともあるようなので、あまり色にこだわる必要はありません。

孵化するまでの期間

卵は孵化までにおおよそ2~4週間の期間が必要です。卵の生育には20〜28℃前後が適していると言われますが、水温を高めにキープするとミナミヌマエビが孵化するまでの期間を短くすることができます。

そのため、1年の寿命期間でたくさん抱卵させたい場合には、水温をやや高めにすることがポイントです。

抱卵期で注意すべきこと

水質が大きく変化すると、抱卵中の母エビが脱皮することがあります。白いエビがその前兆です。脱皮をしてしまうとお腹の卵も取れてしまうため、水質変化には注意しましょう。

またエサが十分でないと、孵化後の稚エビが捕食されることもあるので、コケや水草が十分あるか確認しましょう。

ミナミヌマエビの繁殖方法【稚エビの成長】

他の魚と一緒の場合は別に水槽を用意

魚と一緒に飼育していると格好のエサとなってしまうため、抱卵後は魚とミナミヌマエビを別の水槽に分けて飼育するのが良いでしょう。その場合、ミナミヌマエビを他の水槽に移すと水質が大きく変わることで、エビが死んでしまうことがあります。

魚を移動させる方が良いですが、ミナミヌマエビを移動する場合は、水と一緒に移すなど水質変化を抑える工夫をすると良いです。別水槽の用意が難しい場合は、透明な隔離ケースを使って、水槽内で分ける方法もあります。

分けるタイミングですが、抱卵しているうちに母エビごと分けるのがいいでしょう。孵化してからですと、黒い点のようになってしまうので、隔離が非常に難しくなります。

水草で環境を作る

水草水槽
G4GTi

孵化した直後の稚エビはわずか1mmほどの大きさで、敵から身を守ることもできません。そのため、水草などが繁茂している環境が必要となります。特にコケがたくさんある環境は、隠れ家とエサのどちらにもなるため、稚エビにとってはベストな環境となります。

エアレーションは使わない

卵が孵化してしばらくの期間は、エアレーションは使わないのが望ましいです。この時期の稚エビは非常に小さいため、フィルターに吸い込まれて死んでしまう危険性があります。

昼間にしっかりと水槽に日光を当ててやることで、光合成をさせることができます。それらから出る酸素でエアレーションなしでも十分に飼育できるため、できればこの時期は屋外え飼育するとより良いでしょう。

繁殖のさせすぎに注意

  • オスとメスを分けましょう
  • 水温を20℃以下にしましょう
  • 魚と一緒に飼育しましょう

繁殖をさせすぎると、水質の悪化や脱皮後の共食いにつながることもあるので、注意が必要です。これらの方法が増えすぎの防止につながります。

孵化から2ヶ月程度で稚エビも抱卵を始めるため、繁殖させることばかりに集中すると気付いた時にはミナミヌマエビだらけ…ということも起こります。

もし増えすぎてしまっても、近所の池に放すなどの行為は絶対にやめましょう。他種と交雑し生態系が壊れてしまうので、誰かに譲り渡すなど飼育してもらえる方法を探しましょう。

ミナミヌマエビの繁殖方法まとめ

ミナミヌマエビ

以上、ミナミヌマエビの繁殖方法を紹介しました。ミナミヌマエビの飼育は、アクアリウムの初心者向けとしても、他のエビを飼育する前のステップとしても最適です。

ツマツマとエサを食べる様子は毎日見ても癒されます。ポイントを押さえてたくさんミナミヌマエビを繁殖させてみてください。

じょにー

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